room03_20120901
ご案内:「森の奥」にロネさんが現れました。 (09/01-23:29:17)
ロネ > (森の奥を杖をついて歩く、黒尽くめの男が一人)こ、これは、(奇妙な少女二人と別れてしばらく歩いていたが、だんだん冷や汗が滲み出てきて。ちょっと待ておいこれはもしかして)まい、ご……(きょろきょろ周りを見回しても、月夜の晩に広がるは木、木、木、木、木。本格的に迷ってしまったようだ) (09/01-23:30:56)
ロネ > (ずきり。右足が疲労で痛んだ。連続で歩きすぎたようだ。近くの大木の根元にはぁ、と息を吐いて腰掛ける。空を見上げればちょっぴり欠けた月が美しくて) (09/01-23:33:00)
ロネ > (先ほどのメアリ、と名乗った少女のことは思い出すだけでぞっとする。あの瞳、あの皮膚、あの全体から漂う死の香り。あの踊り子の少女――カサランサス、とか言ったか。彼女がいなかったら確実に)死神と同じことをしていたな……。(ぽつりと。『死』に対する恐怖) (09/01-23:36:29)
ロネ > (カサランサスといい、卍といい、あれだけ単純に明快に真っ直ぐに考えられたらどれほど楽だろうか。きっと真理と言う者は単純なのだ。単純ということは、それだけで強く、ぶれない)……はぁ。(自分には到底無理だろうと頭を抱える) (09/01-23:39:02)
ロネ > (ふと、杖を支えに立ち上がる。そして誰もいない夜闇の中で、かち、と杖の留め具を外す)…………。(留め具を外し杖の取っ手を持って、すっ、と剣を抜いた。鞘を支えに構える。ずしりと刃の重みが腕に伝わる) (09/01-23:42:31)
ロネ > (この世界に来てから、もうそろそろ数えるのが億劫になるぐらいの数の血をこの刃も吸ってきた)ただの人形師、ねぇ。(自嘲気味に呟く。そう言い張るのは、自分がそうでありたいからなのかもしれない。今はそうなのだ。今はただの人形師なのだ) (09/01-23:45:00)
ロネ > (細身の刃はあまりにもか弱く見えた。ぶぅん、と一匹の丸々太ったはちが、どこから迷い込んできたか目の前を飛んだ)…………。(切り捨ててやろうかと思った。今はそんな気分だった) (09/01-23:49:03)
ロネ > (とっとと逃げればいいものを、はちは不幸なことに数秒で男の傍を立ち去らず、その場をぐるぐる旋回し始める。男の琥珀色の瞳が、すい、と細くなった)<<ヒュッ――>>(軽く男が腕を振る。一閃) (09/01-23:51:52)
ロネ > (ぽたり。丸々太った大きなはちは、胴体を真っ二つにされて地に落ちた。男は無表情でそれを見下ろす。そして息をついてつまらなそうにその場に腰を降ろした。剣を鞘に納め、かちりと留め具をかける)……馬鹿だな。(何を小さな虫一匹に) (09/01-23:54:06)
ロネ > (無性に苛立ってきて立ち上がる。コートについた土を払い、杖をついてゆらりゆらりと男は森の奥へ再び歩く。そのうち、ひょんと元の世界に帰ってしまうようで) (09/01-23:56:43)
ご案内:「森の奥」からロネさんが去りました。 (09/01-23:56:46)
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