room41_20120912
ご案内:「とある街」にロネさんが現れました。 (09/12-22:23:43)
ご案内:「とある街」にアザミさんが現れました。 (09/12-22:24:07)
ロネ > (森のとある茂み――今不穏な空気になっているところとは少し離れたところにある――を抜ければ、そこは石畳の大通りに面していて)ほら、これでも着ていなさい。(この街の夜の気温はとっくに20度を切っている。何より、脚の大きく出たその格好で長く居させるのは色んな意味で危険なので、座ったまま自分のフロックコートを手渡す。大きく丈が長いので、アザミのふくらはぎ辺りまではすっぽり覆ってしまうだろう) (09/12-22:27:34)
ロネ > (空気は澱み、黒煙や馬糞などの悪臭も漂っている。ごたごたとしたれんがと石造りの街並みには明かりがちらほら灯っていて。時折馬車が通り過ぎるぐらいで、街は閑散としている。ガス灯の明かり。空には星も月も無い) (09/12-22:28:54)
アザミ > (森を抜ければ、そこは石畳の大通り。さすが外国である。ふと、渡されるコートをみて) あ、うん。ありがとう…ロネは寒くないの?(そういう自分こそ寒くないんだが、折角だから羽織らせてもらう。身を包むコートは温かく感じて、笑みを浮かべて) ……本当に、過去に潜った気分。(いや、実際過去の世界なんだろう。時代感覚としては中世なのかと想像して) (09/12-22:32:11)
ロネ > (中世ではなく近代。時は19世紀。だがその時代じゃない上に異世界の人間にとっては、近代も中世も似たようなものなのだろう)私はこれぐらい慣れている。ああ、この道をしばらくまっすぐ。(つい、と右を指さして。延々と街並みが続いている。馬車の御者が時折こちらにちらりと不思議そうな目を向ける)過去……アザミの世界はもっと時代が進んでいるのか。(くすり、と笑って) (09/12-22:35:59)
アザミ > (石畳で車椅子が大きく揺れないように気を付けつつ、押していく。ちらりと此方を見る御者に此方も不思議そうな顔を向けるだろう。きょとんとした顔。すぐにその顔をそむけることになるが) うん、車が走ってて、ビルって大きな建物がいっぱい並んでる。地面も、アスファルトって名前の黒い石を平らに敷き詰めた道になってるの。後は、電気を使った道具がいっぱいある…。(この世界に電気があるのかはわからないが、なんとなく通じはするだろうか。言われた通りの道を歩きながら、自分のいた現代の様子を教えて) (09/12-22:42:00)
ロネ > (自動車もアスファルトも存在している。しかしそれらはまだまだ発達していなくて。自動車なんて蒸気機関で動く、馬車に比べればとんでもなく不便な代物だ)もっと大きな通りに行けば舗装してあるけれど。この辺りはまだまだかな。(舗装、と言っても現代ほど洗練されているものではない)電気を使った道具? 電信とか……?(傍を通り過ぎた使い走りのどこかのボーイが、アザミの露出した脚にぎくりと歩みを一瞬止めて、顔を真っ赤にして走り去ってしまう) (09/12-22:48:02)
アザミ > へぇ、そうなんだ…。僕の世界に来ると、きっとロネはびっくりすると思う。ちょっとした島国なんだけど、その中でも一番文化が古くて、まだそういうところが広くとられてない感じかな…。(昔ながらの面影を残しているという感じだ) うん、それもあるよ。電話って分かる?あれも、僕の時代だと電気で動いてて、すぐに相手に電話が伝わるようになってるの。(ふと、走り去った男の子の視線に気づいた。やっぱり露出が多い服はこの時代には向かないのだろうか。これはちょっと考えようと思ってて) (09/12-22:53:06)
ロネ > 電話?(電話は無かった。もうちょっと待たないと発明されない)何だねそれは。(島国と聞けば目を細めて)なら同じだな。この国も島国なんだよ。(ふふ、と笑う。そして前方に見える酒樽の大きな看板を指さして)そこを右に曲がって。じきにつくから。 (09/12-22:55:50)
アザミ > あ、えっとね…離れていても話したい相手に言葉と声を届けられるものなの。そっか、ロネの世界にはまだないんだ…きっと、開発されたらとても便利だと思うよ。(笑み浮かべて) え、そうなの?うーん、外国で島国っていっぱいあるからなぁ…どこだろう。(首をかしげて。イギリスと知ったら、まず服を見直すところから始まり、それから料理について調べそうだ) あ、うん。結構森の方から離れてるんだね…。(じきにつくなら、それまで頑張って押して行こう) (09/12-23:00:26)
ロネ > (同じ国や大陸が存在する世界でも、そもそも世界が違うため、まさか違う世界に同じような国が存在するだなんて思っていない。なのでどうせ国名言ったって分からないだろうなと思っている。あちこちの看板の言葉は全て英語だが)それは随分すごい道具だね。(相手の説明にちょっと驚いて。信じられない)どうだろう、今この国は猛烈な勢いで発展しているから――発明される日も遠くないかもしれないな。(くすりと笑う)すまないね。こんなんじゃなかったら馬車を使うんだけれど。(安定して繋がっている場所はあの場所しか知らなかった) (09/12-23:04:43)
アザミ > (周りを見れば、英語がいっぱい。どうやら、英語圏なのは間違いない様だ。アメリカという雰囲気ではないので、あちらとは違う場所なのだろう) ふふ、そうだね。あ、ロネ。その道具を作るようになったきっかけの不思議な遊びがあるんだけど、今度教えてあげよっか?(糸と紙コップ(もしくは空き缶)があればできる物なので、この時代でも用意できるかもしれない。ロネにだったら教えても大丈夫かな、と思って) ううん、平気。道中で変な人に絡まれたら、ロネをしっかり守るからね。(ふわ、と笑み浮かべて。もうすぐ店につくだろうか) (09/12-23:11:07)
ロネ > じゃ、次にあの世界に赴いたときにでも。(ふふ、と微笑んで。看板を曲がれば裏通りに入る。しばらく進めば、)……ここだよ。(れんが造りの小さな二階建ての建物の前で、声をかけた。1階部分が店舗のようで、「リドリー人形店」と無論英語で看板が出ている。ガラスのショーウィンドウには人形が並び、鍵のかかったガラス戸の向こう側には、天井まで届く四方を囲む棚に、所狭しと置かれた人形。床にも大量に大型の人形やらなんやらが据えられており、ガラスの数多の瞳が店内を交差している)…………。(しばらく店を見上げて――とてもその琥珀色の瞳は優しくて。恐らくアザミに向ける優しさとは、また違う、郷愁の念さえ含んだ優しさで) (09/12-23:14:11)
アザミ > うん。用意しておくね。(つられるように笑みを浮かべよう、しっかり用意しておかねば) …ここ?   わぁ……。(ショーウィンドウに並ぶ人形を見て、まるで子供のように目を輝かせる。そして、ロネの様子に気づけば、やはり我が家に戻ったことによる安心なのかと思って) …中、入ろっか。(そう、声を掛けよう) (09/12-23:18:19)
ロネ > …………。(するり、とベストのポケットから鍵を取り出す。ずっとなくさないよう執心していた、この店の扉の鍵。そこで振り返って、)……アザミはここで帰りなさい。(拒絶ではない。ひとときの別れの言葉を)なに、心配しなくてもいい。それよりも、うちの従業員が君を見たら何事かと思ってしまうから。うちのは、異世界の存在を知らないからね。(くすくす笑って) (09/12-23:20:45)
アザミ > …。(別れの言葉を告げられ、すこし寂しく感じたが、この世界では自分の存在は大きすぎるのは自分でもわかっている。車椅子の持ち手を離して) ……とても素敵な世界なのに、残念。いつか、また来れるときがあったら、来てもいい…?(この世界でいろいろ勉強もできそうだ。一度、この街並みを頭に記憶しておいて、後で調べてみようと) (09/12-23:25:46)
ロネ > この、世界はね。(ぽすん、とアザミの頭に手を乗せて撫でようか)君をきっと傷つけてしまう。(穏やかに静かに)人々は闇を、魔を恐れ、忌み嫌い、時に崇拝し、軽蔑する。(この世界は大きく彼女を傷つけてしまいそうで)人々がおかしいんじゃない。それが、普通で、当たり前のことなんだよ。 (09/12-23:29:31)
アザミ > (頭を撫でられ、少し目を細めて) …でも、そういう世界は僕にとって理想なのかも。たった18年だけど、人間でいた頃が忘れられなくて…そういう世界をうらやましく思ってしまう。(でも、彼が一番に心配するなら、今は深くは入らないでおこう。彼の心配が、とても嬉しかった) …もし、僕が人間だったら、ここまで来れなかったかもしれないの。あの時の僕は、両足が動かなくて、ずっと座っている生活…僕にできたことは、音を奏でることと、座ったまま外の世界を窓から眺めることだけだったの。(今は、魔物の力でここまで歩ける。思えば、人間の時はロネのように杖さえあれば歩ける足がうらやましかったのだ) (09/12-23:35:26)
ロネ > …………。(アザミの言葉をじっと聞いて。そして、急に目の前の少女が愛しくなって――おもむろに、そっと抱きしめようと。こちらは座っている姿勢だから、相手が撫でられていて屈んでいる姿勢なら、そのまま肩から抱きかかえるように)……また、な。(少女の過去に何もいえず、口をついて出るのは、再会の約束で) (09/12-23:40:39)
アザミ > (抱きしめられるなら、こっちも細い腕をロネの背へ回して、ギュッと優しく抱く。屈んでいるので、相手の腕は肩へまわされてるんだろう) …うん。 あ、コート、ありがとね…。(抱かれたまま、ゆっくり脱げばそれを丁寧にたたみ、ロネの膝へとおいてあげよう。帰る道の道中は、影に溶け込んで帰ればいいのだから。そうすれば、森まで姿を現さずに抜けることができる。今が夜であり、一人だからできること。周りに人がいないか確認も一応しておいて) (09/12-23:47:32)
ロネ > (そしてつい、と身体を離して、ちょっと名残惜しそうに相手を見やり、)それじゃ、帰り道気をつけて。(ひらり、と手を振って見送ろうか) (09/12-23:49:03)
アザミ > (手が離され、此方も立ち上がって抱いていた手をゆっくり引いた) うん。ロネも、体を壊さないように気を付けてね。(ふわ、と笑みを浮かべて、頷いて。目を閉じれば、少女の姿が漆黒へと染まり、霧のようになって消えるだろう。夜の闇に溶けて、森へと帰って行った―――) (09/12-23:51:50)
ご案内:「とある街」からアザミさんが去りました。 (09/12-23:52:01)
ロネ > (霧のように消えた相手を見やって――ほう、と息をついて。そして次の瞬間)…………!!(顔面真っ赤。何をしているんだろう自分は。愛しい? アザミが? 友人として好きなのは前からだった――途中で奇妙にもつれたりはしたが。だが、これは、友人というよりはあまりにも)……駄目だ。(危険だ。この感情は消さないといけない。きっと、彼女を不幸にしてしまうから) (09/12-23:54:44)
ロネ > (さて、と息をついて、扉のに鍵を差し込む。がちゃり。錠が開く。ガラス戸を開き、)帰ったぞー。(店内に向かって大声で言った。すぐにがったーん、と何かを蹴っ飛ばす音、そしてどたどたどたどたっと階段を駆け下りる騒がしい足音――――その夜、叫び声に説教怒鳴り声、警察もすっ飛んできて喧嘩の罵声やなんやらかんやらでここいら一帯がしばしお祭り騒ぎになったというのは、まあ、言うまでも無い) (09/12-23:58:33)
ご案内:「とある街」からロネさんが去りました。 (09/12-23:58:44)
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