room02_20120925
ご案内:「月の丘」にグランさんが現れました。 (09/25-21:03:10)
グラン > 《ガシャ ガシャ》(漆黒の騎士が、丘を上り来る) (09/25-21:03:49)
グラン > (丘を登りくれば、ヘルムが上向いた。 それは、眩しそうに月を見上げるそんな姿) (09/25-21:05:52)
グラン > 此処の月はやはり綺麗だ。(一度訪れて感じた気持ちは、もう一度訪れた今も変わらずに。空洞であるはずの鎧の胸あたりが、少し、苦しく感じられた) (09/25-21:10:18)
グラン > (日光浴よりも、こんな月光浴の方が ほぅ と穏やかになれるのは、やはり夜の闇が側に在るからなのだろう。 かしゃ。上向いていたヘルムが音を立てて居り、その奥から、くつと笑う声が漏れる) (09/25-21:13:42)
グラン > さっ て。(感傷的な気配から一転。 ぐるんと、右肩をまわせば、がっしゃがしゃと数歩進んで足裏で丘の地面をざかざかと大雑把にそして簡単に慣らすしはじめる) (09/25-21:17:26)
グラン > さっ て。(感傷的な気配から一転。 ぐるんと、右肩をまわせば、がっしゃがしゃと数歩進んで足裏で丘の地面をざかざかと大雑把にそして簡単に慣らしはじめる) (09/25-21:17:52)
グラン > 暗くなっても闇に引かれて、良い事など一つもない。此処は一つ建設的な事をスべし、と。(腰に佩いた剣を鞘ごと手にし、慣らした丘の地面にその鞘ごと突き立てた) (09/25-21:21:54)
グラン > ――我が剣よ、月光を浴びてその刀身を清め給え―― (キシ。柄を握り、そう小さく呟いて ひと息で、剣を鞘から抜き放つ) 《シャ ァ ァ ァ ン》(澄んだ鋼の音がわずかばかり響き、銀の輝きが弧を描いて切っ先が天を指す) (09/25-21:26:40)
グラン > (じっと、ヘルムの奥の二対の赤い光が月明かりを鈍く照り返す刀身を眺める) (09/25-21:30:42)
グラン > (しっかりとした重さのあるその剣を、軽々と一振り。ヒュッと空を斬り裂き、切っ先が大地に落ちるその寸前でピタリと止められた) (09/25-21:33:06)
グラン > (鞘に手を伸ばし、腰に戻し。そして、改めて、剣を持たぬ左手が前方へと伸ばされ) (09/25-21:34:53)
グラン > ちょっと疲れるが、一人で剣を振るよりも鍛錬にはなる。(それに、霧を操る鍛錬にもと意識を集中すれば、黒い霧がその手のひらの前にざああと集まり収束してゆく) (09/25-21:38:54)
グラン > (暫し、時間をかけ。黒い霧は人形を模した揺れる影へと) ――……制限は、五分。と言った所、か。《ざっ!》(左腕を払い、数歩交代。月明かりが注ぐ丘の上、漆黒の騎士と影が対峙した) (09/25-21:44:23)
グラン > ――――ふっ!!(呼吸する器官など持ち合わせては居ないが、それでも生きていた頃のように、呼気一つで流れを作る。踏み出された一歩、右手に静かに提げられていた剣が跳ね上がる) (09/25-21:48:59)
グラン > ギィンッ!! (影の持つ影の剣と、騎士の持つ剣とが触れ合え鋼の音が響き渡る。斬り上げられた剣が影の剣を弾き、そして同じ軌道を辿り戻りゆく。斬り下がりの刃が、影に迫る) (09/25-21:52:28)
グラン > (だが、切っ先が触れる前に影が後方に飛ぶ。刃は、虚しく空を切るのみ。振り切った其処に、すぐさま体勢を立て直した影が影の剣を振り上げ飛び込んでくる。振り切った後ゆえの動きの停滞が騎士に生まれる) (09/25-21:56:24)
グラン > (――はずだった。だが、騎士は振り切った剣の勢いを殺さず、それを利用して身体を反転させる。影に背を向ける形になるが、翻るマントが影の距離感を阻害した) (09/25-22:01:28)
グラン > (影に人のような狼狽える気配が生まれそれが隙になる) ――ッォ!!(ギシィっ!啼く程に剣の柄を力強く両手で握りしめながら、人であればその腕の力のみで強引に振り切った剣を引き戻す様に、剣を振るう。僅かな隙が、騎士に剣が届くその寸前に空へと跳ね飛ばされる結果に) (09/25-22:07:35)
グラン > ――――ィィン! (弾き飛ばされた音が人であれば不愉快な音を奏でた。 銀の刃が月を映す) ゾン――ッ!(振り下ろされる刃が影を斬り裂き、そして霧散させた) (09/25-22:12:31)
グラン > (くるくると飛んでいた影の剣も又、風に流され霧となり消えて) ――む。(一連の流れを確認する間を置いてから、騎士は剣を血振りするように軽くふるってそれを鞘へと静かに戻す) (09/25-22:16:01)
グラン > 可もなく不可もなし (ということにしておこう。と、小さく頷くと、かしゃと鎧が小さく音を立てた) (09/25-22:18:21)
グラン > (ばさり、マントを翻し。歩き出す) もう少し、眩しくない所で素振りでもしよう。(今夜はもう少し動きたいと、もう一度眩しげに月を見あげ。そして最後、くつと喉を鳴らして小さく笑うと漆黒の騎士は丘を去って行った) (09/25-22:23:24)
ご案内:「月の丘」からグランさんが去りました。 (09/25-22:23:43)
ご案内:「とある荒地」にジオさんが現れました。 (09/25-22:34:30)
ジオ > (おうたのれんしゅう。 そんな風に表せば、なんか簡単そうで、良いかもしれない。なんて自分で自分を励ましつつ、今日も男は新たな「武器」を会得するために頑張るわけです。) (09/25-22:36:59)
ジオ > …。 (魔法を発動させる為に詠唱を、「うた」にするときに… 思っていたのと違う風になってしまうならば、それを正す術を追加すればいい。元から魔法陣を描いておくとか、自身に刻んでおくとか。そんな方法で。) (09/25-22:44:09)
ジオ > …はあ (考えれば考えるほど…抜け出せなくなる底なし沼。思わずため息が出てしまう) (09/25-22:44:53)
ジオ > …リズ。 早く…早く見つけてあげないと… (09/25-22:48:52)
ジオ > (チョークで地面に魔法陣を描きはじめる。) …。 (チョークの減りが早い。無意識に随分と筆圧が高くなってしまって、削るようにして描いているようだ) (09/25-22:52:27)
ジオ > (チョークが手で持てなくなる頃に丁度書き終える。) …。 (手袋についたチョークの粉を払うこともせず魔法陣の中心に立って) (09/25-22:58:20)
ジオ > (深呼吸をゆっくりと数回。 自分の娘は…いったいどこへ? ) …。 (09/25-23:02:34)
ジオ > (謡う「うた」、つまり 使う魔法の重ねる順番と、折り重ねる回数と… アステルにも見つけられない場所? ) …。 (09/25-23:04:37)
ジオ > (魔法陣をどのタイミングで発動させるか。 まさか、もう? ) (09/25-23:05:24)
ジオ > ( 深く深く息を吐きだして ) (09/25-23:06:42)
ジオ > ( 大きく大きく吸い込んで ) (09/25-23:06:59)
ジオ > 【【【【 】】】】 (09/25-23:08:15)
ジオ > ( 魔法陣が赤く輝き、魔力が巡る。 小さな娘を探し出すために必要な21の魔法と、その魔法を支えて維持するための5の魔法、アステルへと「うた」を引き継いでもらう為に必要な2の魔法。それらを微調整するための1つの魔法。 ……が、失敗した。見事に失敗した。ちょっと焦りすぎたんだろうなぁ、なんて。思った瞬間には、辺り一面火の海になっていた。) (09/25-23:13:12)
ジオ > (周囲の草や木に引火して、それでも足りなくて、燃えるものなんてないのに大地が明々と燃える。 自分は、自分の体はそこそこの熱さまで耐えられるが、まぁ、限度もある。) (09/25-23:18:38)
ジオ > 〔〔【 】〕〕 (09/25-23:23:18)
ジオ > (前回と「同じ」になってしまうのだろうか。 自ら制御できない「うた」へと変わってしまうのだろうか。 元は自分が編み出した魔法達なのに。 ) (09/25-23:24:42)
ご案内:「とある荒地」にキメラ龍さんが現れました。 (09/25-23:31:19)
キメラ龍 > (歪められた生命が、歪められた土地から吹き上げた瘴気と共に空を舞う。) <<バサッ バサッ>> (打ち下ろしの風はキメラ森由来の瘴気をジオが居る大地へと吹き付けさせ、胞子が僅かしかない草に木に、大地に、そしてジオに降り注いでいく。) (09/25-23:34:13)
ジオ > (暴走しかけた「うた」を、何とかしようとしている最中。何かが近づいてくるのを感じて、空を見上げる。 そこには緑色で四足の龍が浮かんでいた。 あの土地にも似た瘴気が漂い始めて… …眉間にしわが寄る。 こちらは今、それどころではないというのに! ) (09/25-23:39:23)
ジオ > 【【 ≪ ≫ 】】 (09/25-23:39:38)
ジオ > (苛立ちは「うた」にも混ざる。ところが、暴走しかけた「うた」は、そのまま暴走することなく一度、終わりを迎えた。 周囲の炎はそのままだったが、歌い手は一度口を閉じることができた) (09/25-23:41:05)
キメラ龍 > (その瘴気は花粉の様に宙に漂う。気の早いものは既に木々に大地に着床し、地面奥深くへと沈んでいく。やがて地中深くで種になり、融合して株となり、新たなキメラ森を生み出すことだろう。 放置したなら、ここが闇が集う場所と同じく瘴気に呑まれる時も近い。 そして、それとは別にキメラ流もジオに気づいた。 生命の塊は見えないが、あれは魔力の塊だ。喰らえば、己はもっと──。キメラ龍は多量の空気を肺に溜め、大音声の吼撃を放った。) <<キシャァァァァアアアアアアアアアアアッ!!>> (その咆哮は爆弾が破裂するような衝撃波を伴ってジオの居る大地を叩く! 途中にあった瘴気を巻き込み、粉塵の礫と化してジオを襲った。) (09/25-23:47:08)
ジオ > ( 自分は… 娘 を 探 さ な き ゃ い け な い の に ! !) (09/25-23:49:44)
ジオ > (空色と明るい黄緑の視線は、この男にしては珍しく、鋭く鋭く、上空の龍へと向けられた。 長い金髪がふわりと浮かび上がる。先ほどまで赤く光っていた魔法陣は、今度は青白い光を放ち始める) (09/25-23:52:06)
ジオ > 『『『 』』』 (09/25-23:52:28)
ジオ > (魔法使いが口を開く。 同時に、キメラ龍が放った咆哮撃が襲い掛かる。砂埃と、瘴気と、衝撃波と。ごたごたになって、周囲に満ちる。 男の姿が一旦見えなくなる) (09/25-23:55:26)
キメラ龍 > (瘴気の仕様はキメラ森の通りだ。付着した部分を強力な麻薬の如き麻酔で麻痺させ、溶かし、内部へと侵入して着床。その後潜伏するものもあれば、芽を生やし根を生やして光合成を始めようとするものもある。花粉と同じく、対策が無ければ服や髪は言うに及ばず、目、鼻、口、舌、喉へと付着し、自分の勢力を伸ばしていくだろう。ただし(生物的な)痛みはない。胞子が放つ成分が、痛覚の伝達を阻害する。 叩きつけた咆撃がジオの動きを止めたとみて、キメラ龍は翼を折りたたみ、ジオへと一直線に落ちてくる。落ちながら、キメラ龍は吼えた。場の空気がビリビリと鳴り響き、人間が直接聞いたなら鼓膜が一瞬で破れるほどの大音声が、龍に先だって大地を叩く。)<<キシャァアアアアアアアアアッ!!!!>> (09/26-00:07:29)
ジオ > 「「「 」」」 (09/26-00:10:49)
ジオ > (龍の咆哮は確かに大地には届いている。その証拠に周囲の地面は崩壊し、ぐずぐずになり、かつ、キメラ森へと変貌し始めている。 …しかし。龍が咆哮を向けたその中心部。 二撃目により、一撃目で舞い上がった土煙が一瞬晴れる。 そこには、青白いドーム状の薄い膜に覆われて、まったく無傷で冒されていない地面に真っ直ぐに立っている魔法使いの姿があった。) 『『 』』 (魔法使いは「うた」う。眼前に迫る龍へ。 周囲の、この場に在るべきではない物達へ。 左手を上へと掲げると、握った拳から魔力が光の粒となって溢れだして零れて消えて。龍の周囲や、瘴気の中で、聖なる光の弾丸となって再び姿を現し、縦横無尽に駆け抜けていく。) (09/26-00:23:46)
キメラ龍 > (聖なる光、破邪なる光がキメラ龍の周囲を囲って乱れ貫く。幾度も、幾度も、幾度も貫くが、龍の落下は止まらない。砲弾の如き速さでジオへと迫り、穴の開いた2対4翼のうち一対の翼を開いて宙に停止する。落下の運動量は翼を支点として振り回される尾へと全て伝わり、鞭の様にしなった尾がジオの居るポイントを正確に撃ち、撃ち、撃ち、撃った。テイルクラッシュ。 本来ならば一撃に集約される筈のそれは、ジオの放った光弾で穴だらけになった翼では姿勢を支えきれず、それでも有り余った運動量が龍を大地の上で引き摺り回す。岩を粉砕し木木を薙ぎ払い、ジオの結界へと巨体が何度もぶつかりながら、巨龍が吼える。)<<ギギャアアアアアアアアアアアアアッ!!>> (09/26-00:38:56)
ジオ > 『『 』』 (防御のみに徹するなら、長い詠唱はいらない。短く「うた」うと、青白い防御壁の輝きは一層増していく。龍の尾が防御壁にぶつかるたびに、光が弾け飛び、それすらも龍の体を蝕む「光」となって襲い掛かるだろう) 『『 【 汝 縛られし魂 】 』』 (ここへきて、初めて「うた」が形になった。目の前に、明確な目標が存在する為だった。 防御壁の為の「うた」も謡いながら、それでいて更に相手を攻撃するための「うた」も乗せた。) 『<『【 清き流れに乗りて その傷を癒したまえ 】』>』 (また魔法を継ぎ足していく。今度は周囲のキメラ森の浄化のための「うた」だ。両方同時に滅さなければならないと感じ、一気に叩くために。) 『<『【 汝 在る場所は天上なり 】』>』 (聖なる光の弾丸も、防御壁も、相手を討つための準備も、平行線で、減衰させることなく、 全てを統べる「うた」を謡う。 ) 『<『【 望むは浄化 安息よ来たれ 】』>』 (音すらも吸い込むような光が、周囲を真っ白に染め上げた) (09/26-00:56:50)
キメラ龍 > (清浄な光に包まれて、のたうちまわる龍の結合が解けていく。皮膚が剥がれ、筋が焼き切れ、骨が露出して、ボロボロに崩れながら、龍が暴れる。先刻までは捕食のために。今は身を焼く光から逃れるために。既に目は見えない。焼け落ち、ただれて糸を引いて大地へと還った。既に被膜はない。空から落ちる間に光弾に貫かれ、テイルクラッシュでジオの結界に触れるうちに空気へと還っていった。既に筋肉はない。溶け落ちて、大地と一体になった。既に骨はない。崩れ崩れて塵となった。歪められた命が、正しき流れへと乗っていく。 荒れ果てた大地がキメラ龍を糧に緑の息吹を蘇らせた。) (09/26-01:06:50)
ご案内:「とある荒地」からキメラ龍さんが去りました。 (09/26-01:07:11)
ジオ > (足元に一輪の小さな花が咲いた。) ・・・・・ ( ひゅ ) (謡いきって、息を吸い込み。 その場に膝をついて倒れ込んだ。革手袋の指の間からは、芽生えたばかりの緑の草が見えた。) (09/26-01:13:46)
ジオ > (いくらこの場に、既に敵となるものが存在していなくても、この場で倒れ込んでしまうのはまずい。まずいけれど…かなり限界がきている。自分を保つのもキツイ。) (薄れゆく意識の中、唇だけが僅かに動く。 気が付いてくれたならば…きっと近いうちに駆けつけてくれるであろう。 そんな期待をしつつ… 緑のじゅうたんの上に倒れ込んだ) (09/26-01:20:48)
ご案内:「とある荒地」からジオさんが去りました。 (09/26-01:20:56)
ご案内:「とある場所 -2-」にアステル☆さんが現れました。 (09/26-01:26:05)
アステル☆ > (かつて荒地だった場所。今は新たな息吹が咲き誇る場所。野原の中央に倒れている男を祝福する様に、星の光が静かに降り注ぐ。) (09/26-01:28:58)
アステル☆ > (柔らかな光の帯が男の背中を撫でゆっくりと包み込むと、夜空へ繋がれた光の柱は静かに瞬き、光は散乱して消えて行った。) (09/26-01:31:39)
アステル☆ > (後にはただ、鮮やかな萌黄色の小さな芽が、風に揺られて空を見上げるばかり。) (09/26-01:33:26)
ご案内:「とある場所 -2-」からアステル☆さんが去りました。 (09/26-01:33:36)
:::: PbsChat v2.5.1 ::::