room02_20120927
ご案内:「とある湖畔」にハイトさんが現れました。 (09/27-15:36:44)
ハイト > (風に揺れる水面を前に、大樹に身を寄せ腰を下ろしている悪魔が一匹。その傍らには、魔導書だの呪術書だの、分厚い本が数冊も重ねて詰まれていた。 膝元に広げた本に視線を落としながら、悪魔は小さく欠伸を漏らす) …仮にあの方法を用いるとしても……肝心の「器」がなければ、やりようがないのですよねぇ… (気怠げに首を回し) (09/27-15:42:36)
ご案内:「とある湖畔」にアルビノさんが現れました。 (09/27-15:43:46)
アルビノ > (欠伸を漏らす悪魔よりやや離れた位置に突如突き刺さる一筋の光柱。それは鋭く地に立ちながらも決して地を抉る事はなく、やがて人の形に成ると蛍のようにフッと散り、消えていった) ……。 (現れたのは白銀の髪の女。先程地に突き刺さった光柱の如く鋭い視線を、その場から悪魔へと向けている) (09/27-15:49:01)
ハイト > …おや…これはこれは… (眼前に現れた人物に驚いたような素振りを見せると、膝元の本を積んでいた本の上に乗せて立ち上がり、胸元に手を添えて一礼) こんにちは、アルビノさん …何か、御用ですか? (頭を上げて浮かべるのはいつもと変わらぬ悠然とした微笑。何の用かは検討が付いているが、言おうとはせずただ白い女の言葉を待った) (09/27-15:53:26)
アルビノ > (堂々と白を切る態度に眉間の皺を深めると、右手に使い魔を変化させた槍を持ち、その切っ先を悪魔へ向けて) 問わずとも解っているだろう。 次は一体何をしでかす心算だ? (凛とした声で槍を向けた相手へ問い返す。意識か無意識か、張り詰めた空気は冷気を纏い、周囲の気温を徐々に下げてゆく――) (09/27-15:59:56)
ハイト > (怒気と冷気を纏う様子に肩を竦め、両手をひらり) さて…私には、何の事やら―― (解り兼ねますが。その言葉を発するまでに、果たして首が繋がっていようか) (09/27-16:02:42)
アルビノ > (再び知らぬ様子を見せる悪魔を見た刹那の出来事。 右手に握った槍の射程範囲内まで残像残す程の素早さで迫り、その喉を貫かんと一直線に矛を突く――!) (09/27-16:05:56)
ハイト > (突き出された槍の矛先を右手に喚び出した愛剣でいなし、受け太刀を。金属音が重なり合う中白い女に向け、悪魔は口角を にやり と、吊り上げた) …そもそも貴女には関係のない事の筈…私を止める責も義も、ないと思いますが…ねえ…? (嫌らしく浮かべた笑みは悪魔本来のものであった。ヒトと接する際の愛想も、虚飾も、最早ない) (09/27-16:10:49)
アルビノ > 痴れた事を…!! (ぎりっと奥歯を噛み、槍を押し返して悪魔の剣を突き放す。一歩大きく退くと、ヒュンッと槍を一薙ぎして) 人間は彼奴のように丈夫ではない。況して貴様のように幾度となく転生できる訳でもない。それを理解していない奴を、好きにさせると思うか! (忌々しげに怒声を浴びせる。その真紅の瞳の奥には、僅かながらに暗い感情が灯っていた) (09/27-16:18:17)
ハイト > (愛剣ごと突き返されればこちらも一歩大きく退き、体勢を立て直しては空を薙ぐ。双眸伏せ、笑みを消し、相手の言葉をただ淡々と――聞き流しているようにさえ見える程に――黙って聞いていた。 そして怒声が一時止んだ頃合に、漸く口を開く) …理解していないと、本当にお思いですか?(開いた瞼の先に覗く深紅の瞳は、自らと相対する相手へと真っ直ぐ向けられた。 光と闇、白と黒、ぶつかり合う、真紅と深紅――) (09/27-16:27:46)
アルビノ > (真っ直ぐに向けられた瞳に、僅かばかりか表情を硬くした。…と言っても、元々怒りで硬かったが。 しかしこの悪魔から真っ直ぐな視線を受けるなどという そうない状況に、一瞬だが怯んだのは事実だ。歯噛み止まず、ただその深紅を受けながら) …どう云う意味だ…。(「そんな事は理解している」と言わんばかりの言葉に、真意を問う) (09/27-16:34:54)
ハイト > (言葉の意味を問われるが、すぐに答える様子は見せない。 やがてふっと鼻から笑みを漏らすと、愛剣を握る右手を払い、炎と成して手元から消し去り) …そのままの意味、ですよ。 (また両手をひらりとさせて、飄々とした、道化のような態度を取った) 貴女がそこまでお止めになるのでしたら、他に良い方法があると捉えて宜しいのでしょうね? (まぁ当然だよねって顔。先程までの緊張感は、もう持ってはいないようだ) (09/27-16:39:39)
アルビノ > (そのままの意味。解らないから訊いたのに、相変わらずの答えが返ってきて更に忌々しげな表情を浮かべた。 そして他の方法を問われれば、フンと顔を逸らして) 魔剣はどうした。あれを抜けば、呪いなど一太刀だろう (鋭い視線だけを向け、槍を握る手の力を緩めた) (09/27-16:43:18)
ハイト > 今あれを抜いてしまったら、誰かを斬らねばならなくなりますが… (意地の悪い笑みを浮かべ) 宜しいのですか…?(何が良いのか、色々な意味を含めてこれは更に問うだろう) (09/27-16:47:59)
アルビノ > …ふん……貴様は目的の為なら、手段を選ばない奴だと思っていたがな (腰に手を当て、吐き捨てるように言う。 問えば否定が返ってくることを、悪魔は知らぬ訳ではあるまい。敢えてそれをしたのは、止められるべき事だからだと、普通の人間相手なら思いたいところだ) (09/27-16:52:40)
ハイト > さて…どうでしょうか… (曖昧な答えは、ゆるりと小首を傾げながらお返しして) (09/27-17:00:08)
アルビノ > …飼い犬さえ犠牲にしておいて よく言えたものだな。人間ごっこのお陰で以前よりそれらしい考えが出来るようになったお陰か? (はぐらかされた答えとのらりくらりとした態度がカンに触った。高圧的に言い放つと、槍の矛先を再び向けて) (09/27-17:04:41)
アルビノ > …飼い犬さえ犠牲にしておいて よく言えたものだな。人間ごっこのお陰で以前よりそれらしい考えが出来るようになったか (はぐらかされた答えとのらりくらりとした態度がカンに触った。高圧的に言い放つと、槍の矛先を再び向けて) (09/27-17:05:56)
ハイト > (相手が言い終えるが早いか否か、悪魔の姿は黄昏の闇に溶け、直後白い女の背後へと姿を現した。音もなく、風もなく、ただ、そこに――) 彼を犬と呼んで良いのは、私だけです… (女の耳元で囁く声は深く、低く、深淵とすら思わせる程の闇を、内包している) (09/27-17:11:28)
アルビノ > (視界から消えた標的、そして背後から囁かれる声に、咄嗟に槍を薙ぎ払いながら振り返り、後ろへと退く) ……っ…貴様…!(やる気かと睨み槍を構え直して) (09/27-17:16:17)
ハイト > (女が振り返る頃には、悪魔は普段と変わらぬ笑みを湛えていることだろう。薙ぎ払われた刃は悪魔の胴を見事に一閃するが、その姿は陽炎のようにふわりと消えて) 『貴女の出る幕はありませんよ…今回は早々に、お引取りください――』 (残された火の粉が舞う中、何処からともなく悪魔の声だけが響く。クスクスと微笑だけが木霊する湖畔からは、積んでいた本すらも残ってはおらず、それがいたという痕跡は一切消えてしまっていた…) (09/27-17:20:52)
ご案内:「とある湖畔」からハイトさんが去りました。 (09/27-17:20:56)
アルビノ > (悪魔の姿が揺らぎ、完全に消え去った事を魔力感知にて確認すると、構えを解いて深く息を吐く。 ――そうだ。理解していない筈などないのだ。だからこそあれはその場で事を成さず、人間と同じ手順を踏んで、私に問うた。 それでも、恐らく今奴が考えているであろう方法を取るしかないと結論付けるのは――) ――……。 (小さく吐いた言葉は虚しく冷たい夜風に流され、消えてゆく。白銀の髪を攫って駈ける秋の空気は、白い使い魔に跨った女に連れられ、空高くへと舞い上がる) (09/27-17:31:10)
ご案内:「とある湖畔」からアルビノさんが去りました。 (09/27-17:31:12)
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