room03_20120929
ご案内:「どこかの枯野」にレンさんが現れました。 (09/29-20:54:39)
レン > (黒狼の背に腰掛け、秋の気配が見え始める林の中を駆けて来る。 横に流れる景色をただぼんやり眺めていると、ある地点からあからさまに草木の姿が減ってきて―――)((‥‥そろそろ、か)) (09/29-20:58:11)
レン > (更に進めば花や青葉は全く見られなくなり、あるのはかろうじて育っていたものの成れの果て。ポツリポツリ残る木々も枯れ木状態に近い。)‥‥‥。(微かに眉を寄せたままさらに進み、もう1分も走れば大気に瘴気が混じるであろう地で狼の足は静かに止まる) (09/29-21:04:09)
レン > (黒い毛並に手を添えながら、ゆっくり立ち上がると目の前に伸びる木を静かに見上げて)‥‥こんな所まで見に来ていたとはな‥‥いや、探して欲しいと頼んだのは確かに俺だが。(散策範囲の広さに感心する反面、緩めすぎでは?とも思えて気分は微妙。 それでもその木の先で光るものを目にすると―――ま、いいかと息ひとつ付くのみで済ませてしまい) (09/29-21:14:39)
レン > (以前と同じように腰の短剣を引き抜くと、その剣先を使って幹にできた紅琥珀を採取する。 不思議な事に、木の高さに差はあってもそれが出来るのは己の身長でも容易く取れるような低所ばかり。今回も軽く腰を屈めた所で見つかった石を軽く手に中で転がし)‥‥できるだけ早く出そうとしている、とか? まぁそうしたい気があるなら納得もできるけどな。 (09/29-21:26:12)
レン > (そう呟いて、琥珀は長衣のポケットへと入れようか。 滑り込ませた途端、中では硬質なものとかち合った音が小さく響いて)‥‥‥‥。(再び手を入れると琥珀ではない方を掴み出す。緩やかな動きで指を広げると、そこには指輪がひとつ乗っている様で) (09/29-21:33:50)
レン > (ゆるりと見上げる空は雲天、そのちょうど切れ間から見える月はあと一欠けの姿を闇に隠して静かに佇んでいた。) ‥‥あと少し‥‥あと‥‥‥1つ。(それで終わり。 だがその1つが―――あの月の様に遠い。 視線は相変わらず空を仰ぎ、指輪を乗せた手は無意識のまま強く握り締められているだろう) (09/29-21:46:57)
レン > (忘れたままだと爪まで立てそうな拳を黒狼がツィ、と鼻先でつつく。そこで我に返ると小さく苦笑して)‥‥ああ、ゴメンな。 まだ先の事なのに‥‥。 (09/29-21:58:00)
レン > (と、気休めの言葉を口にしながらも心の奥底では疑問符も浮かぶ)((まだ先‥‥本当に、そうだろうか?)) (確かについ先日まではそう思っていたのは確か。 だが、立て続けに見た異形の姿はその思いを崩すには充分すぎるほどで――) (09/29-22:08:06)
レン > (焦りは無い、ただ 先へと馳せる思いと、現状に留まる願い、そして過去に残したままの気持ちが時にバランスを崩すと‥‥どうすればいいのか、何が最善なのかを見失いそうにもなっている様で)‥‥‥‥。(もう一度、指を開くと手のひらに乗る指輪を見遣る。)‥‥いつか‥‥必ず。(誓うように、一言だけを口にするとソレはまた琥珀と同じ位置へと戻して) (09/29-22:23:03)
レン > ‥‥‥ありがとう、ユークレース‥‥‥行こうか。(今は姿を見せていない存在に礼を告げ、黒狼の背にまた腰掛ける。風と景色が流れ始めると‥‥帰りは目も伏せ、館へ―――) (09/29-22:30:24)
ご案内:「どこかの枯野」からレンさんが去りました。 (09/29-22:30:27)
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