room40_20120930
ご案内:「館付近の森」にハイトさんが現れました。 (09/30-21:42:20)
ハイト > <さく…さく…さく…> (草を踏む小気味良い音が、宵闇に一つ、響く)  (09/30-21:43:16)
ハイト > <さく…さく……さく……> (ふと歩みを止めて空を見上げれば、満月が輝いていた) (09/30-21:44:30)
ハイト > <……> (草の音が止み、秋の虫の鳴き声と、夜風に木の葉が揺れる音が響く) (09/30-21:45:22)
ハイト > (日常的に虚ろな瞳であるが、名月を見上げる今の瞳は更に虚ろなものだった。男を見詰めた紅は失せ、妙に落ち着き払った青が、見える) (09/30-21:50:07)
ハイト > () (09/30-21:53:02)
ハイト > (やがて近くの樹に身を寄せると、そっと瞳を閉じて身の内に響く喧騒へ耳を傾け始めた) (09/30-21:58:19)
ハイト > ( 銃声 染まる 私の 白く 焼ける 焼ける 彼女 彼の 笑顔 言葉 『僕は――』 )  (喧騒は続く。悪魔を取り巻いて、ひたすらに) (09/30-22:03:21)
ハイト > (そのうちそれらの事が――寧ろ今この時こそが無意味であると悟ると、じりっと立ち上がって埃を払い、館の中へと戻ってゆくのだろう。 ヒトにとって必要なものは、悪魔にとって、不要なものばかり。それなのに、嗚呼、こうも月は美しく、太陽は暖かい――) (09/30-22:06:33)
ご案内:「館付近の森」からハイトさんが去りました。 (09/30-22:06:37)
ご案内:「※監獄島」にエジさんが現れました。 (09/30-22:49:40)
エジ > (無意味な争いより数時間後、深夜。男は船に乗り、ある場所を目指していた。『兄さん…本当に行くのかい?あの島はおっかながってこの辺じゃ誰も近付きたがらんでな…』)…金は払うよ…悪いね。(ただでさえ不気味な場所にマスク姿に囚人服。オマケに血まみれと来た。船頭の表情は暗い。) (09/30-22:51:53)
エジ > ((もうこの世界には戻らない、そう決めたのに――))(世界は同じだが、故郷からは遥か遠い、絶海の孤島。監獄島。血塗られた時代の忘れ形見、罪無き人々を拷問の末処刑のオマケ付きで数多く収監した、島丸ごとが血ナマ臭い廃墟だ。) (09/30-22:54:37)
エジ > (船頭にはありったけの金を払い、男は上陸する。ゴロツキや宿無しさえ忌み嫌うこの地なら、何時までだって一人だ。更に奥へ、奥へ。男は鎖つきの独房を発見する。) (09/30-22:56:00)
エジ > (血液痕、拷問器具。あらゆる負の歴史がそのまま転がる部屋の真ん中で、男は大の字に寝転がる。この部屋で暖かいのは、開きっぱなしの傷口から溢れる己の血液だけだ。)…((牢獄に、自分で帰る日が来るなんてな。)) (09/30-22:58:08)
エジ > …((でも。怖くも寂しくも無ェンだ。思い出してシアワセになれる、夢みたいな思い出が、今は沢山ある。))(あの世界を訪れてからは、刺激と楽しみの毎日だった。良い夢だったってことにしたって、十分おつりが来る。) (09/30-23:00:05)
エジ > ((目を閉じて。少し眠れば、今日の出来事が夢だったかの様に―――))(いや。止めよう。「これまで」が夢だったのだ。独り。7年間ずっとそうして来た筈だ。何も怖くは無い、何も―) (09/30-23:01:28)
エジ > 楽しかったなァ…。(にぃっと浮かぶ笑みは、数日前の自分そのまま。なのに、涙だけが止まらない。もう帰れない。帰る資格は、自ら捨てたのだ。) (09/30-23:02:53)
エジ > …((眠ィ。))(ふわりと浮かぶ様な、感覚がした。目の前がかすんで、真綿に包まれた様に暖かい。)…((起きるよ、ちゃんと起きる。朝弱ェけど、あの子の朝食超美味ェンだ、カラスも一緒にどうよ?な?エルちゃん、良いだろ?―――――。)) (09/30-23:04:46)
ご案内:「※監獄島」からエジさんが去りました。 (09/30-23:05:12)
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