room30_20121001
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にエルさんが現れました。 (10/01-16:49:55)
エル > (夕日が部屋の中を黄金色に染め上げる。 瞼に受けたその黄金色を少女は意識の底で眺めていた。 意識の底で、周囲の景色は変わる。 館のテラスへと。 見慣れた森も夕日に照らされ、黄金色に染まる。) (10/01-17:00:03)
エル > (テラスの手すりに腰を降ろし、建物の外へ足を投げ出す少女の傍らには、黒髪の女。同じ様に夕日に視線を向けていた) (10/01-17:02:12)
エル > (少女の顔は、落ち着いていた。 悟った様な、諦めた様な。『おかーさん。』 呼びかけても、女は此方を向かない。 うん。知っている。) (10/01-17:05:28)
エル > (『エル、好きな人居てるんよ。』 少女の言葉に、女は冷たく返答を返す。『―そう。身勝手ね。』 『―うん。せやね。』 少女も判りきった様に言葉を返した。) (10/01-17:09:10)
エル > (『ずーっと一緒に居ようねって約束をしててん。』 『―愚かね。』 お互い顔は見ないまま、淡々と、淡々と言葉を交わす。) (10/01-17:11:03)
エル > (『…傍に居てたいん。』 『―そう。そうしてその人まで、お前は苦しめようと言うのね?』 返事は、返せなかった。女は言葉を続ける。『――まさか気付かないなんて言わないわよね? 私からあの人を奪い、村を奪ったお前は、幸せになるなど許されないのよ? 全部お前のせいなのだから。』) (10/01-17:13:34)
エル > (『傍に居て貰えるなど、本気で思っていたなら、滑稽だわ。』 少女は静かな表情で少しずつ暮れて行く夕日を眺める。 『―せやね。クロガネん時に、おんなし事思ったん、忘れてたわ。』 薄く、薄く微笑をして。) (10/01-17:16:35)
エル > (『望んだらあかん、そう思ったんやけどね。 エジ君、お日様みたいなんよ。 力強くてね。真っ直ぐでね。 笑って引っ張ってくれるん。ぴかぴかやねん。』 『―そう。言い訳ね。』) (10/01-17:18:35)
エル > (『エジくんも、離れて行ってまうかなぁ…』 『当然だわ。』 ―僅かに少女の顔に否定的な表情が浮かぶ。 ―それでも、願いたい。 『―苦しめば良いのよ。苦しまなくては駄目。全ては、お前のせいなのだからね。』 『――』 隣へ視線を向ける。 女の姿は消えていた。 小さくため息。 繰り返す、繰り返す。 今度も――?) (10/01-17:23:28)
エル > (『…エジくーん。』 小さく甘く、名前を呼ぶ。『エジ、くーん。』    ふと、隣に気配を感じて、視線を向ける。 あの日と同じ様に、隣で手すりに肘をかけながら、にか、なんて笑う少年の姿。 お日様みたいに。 きっとあの日みたいに、お星様を取ってくれるだろう。 『約束しててんもんねー。』 えへへ、と笑う。くしゃくしゃと頭を撫でてくれる手。 ―ほら。大丈夫やん。) (10/01-17:28:22)
エル > (『ずぅーっと、一緒やもんねー。』 眠る少女の顔に、僅かに笑みが浮かぶ。寄り添って、頭をこつん、なんて合わせて。明日はご飯、何を作ろうか。 エジくん、ワッフル好き? フルーツいーっぱい乗っけてねー。 少年は、やった、なんて笑う。 ほら、いつも通りだ。 化け物でも、良いの。エジくんが居てくれたら。 少女は笑う。ふんわりふんわり、甘い夢の中で。 現実こそが夢となる、意識の底で――) (10/01-17:32:00)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からエルさんが去りました。 (10/01-17:32:20)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にエルさんが現れました。 (10/01-22:00:08)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にハイトさんが現れました。 (10/01-22:01:40)
エル > (―生死の境を彷徨っていた少女は、峠を越えて、その意識も少しずつ目覚めに向かっていた。) (10/01-22:03:32)
ハイト > (お粥を持ってお部屋へ入ってくる悪魔。まだ眠っていると思って、ノックは敢えてしなかったよ) (10/01-22:03:39)
ハイト > (テーブルにお粥を置いて、ここ数日と同じように枕元の席に腰を下ろせば、ふわふわ浮かぶ風船の様子を眺めて) (10/01-22:05:06)
エル > ((頭痛い…。 息苦し…))(喘ぐように息を付いて。)ん、ぅ…。 (10/01-22:05:07)
ハイト > (なにやら息苦しそうな声を聞けば、席から腰を浮かせてエルの顔を覗き込み) …エルさん… (その額に、そっと冷えた右手を乗せてみたり) (10/01-22:07:33)
エル > ん・・・。((気持ちぃ…。))(ひやりとした、額に触れた感触。瞼が揺れて)…エジ、くん…? (10/01-22:09:27)
ハイト > (少女の言葉に反して覗いているのは青い瞳) …エルさん (今度はしかと、その名を呼んでみよう。少女がこれ以上、淡い期待を抱かぬように) (10/01-22:13:44)
エル > (のろり、瞼が上がる。薄く開いた瞳が一度彷徨い、声の主の方へ流れて)―(ぱく、ぱく。唇が揺れて)…ト、おねー、さ…。 (10/01-22:15:50)
ハイト > (おぼろげだが、確かに自分を呼んだのがわかった。こくりと頷いて柔らかい微笑を浮かべると) はい…私ですよ (額に当てていた手を退かす。 エルから出ていた闇色の糸は、もう姿も形もきっとない。役割を終えた風船も、その姿を消していることだろう) (10/01-22:19:05)
エル > (はぁ。呼吸は荒い。上手く息が出来ない。ぐたりと目をまた閉じて)ハイト、おねーさん…。 (10/01-22:21:02)
ハイト > …大丈夫ですよ。 落ち着いて、ゆっくり深呼吸しましょう… (失礼、と、そっと胸元に手を添えて、魔力の流れや渦巻いていた負念や闇など、不調を及ぼしているものがないか確認してみたい) (10/01-22:23:40)
エル > (魔力は相変わらず不安定ではあるものの、阻害される様子は無い。 負念や闇は無い変わりに、どこか虚ろな、諦めに近い、静かな凪いだ気が流れて)…ハイトおねーさ、   …ごめんな、さぃ…(何とかそれだけ声に出す。掠れて切れ切れの声で) (10/01-22:27:00)
ハイト > (どこか寂寥漂う気を感じれば、その表情を僅かばかりか翳らせる。しかし、目覚めても尚謝罪を告げる少女に悟らせはすまいと、変わらない笑みを浮かべ続け) …何故、ですか…? (この状態で言葉を紡がせる事は心苦しいが、理由を知りたかった。何となく、察してはいるが…それでも) (10/01-22:31:27)
エル > (瞼を閉じたまま、ゆっくり、言葉を紡ぐ。)…勝手に、館、 …出てもー、て…。(ハァ。息を付いて) (10/01-22:33:58)
ハイト > (相手の胸元から手を退かすと、また額にそっと乗せて) …はい。 (短く。そしてゆっくりと頷いて) (10/01-22:37:43)
エル > (ぜぇ、と息を切らし。ゆら、と手が彷徨う。上を指差すようにして)…書庫、 …本…、リワフ、の…。(ゆっくり瞼を開けると、視線を向けて) (10/01-22:39:25)
ハイト > (促されるままにこちらも上を見る。そして零れるキーワードから連想出来る一つの本の存在を、挙げた) …魔の伝承…ですか…? (エルに向き直りつつ) (10/01-22:41:59)
エル > (こく、と頷いて。 何とか笑みを浮かべて)…ハイトおねーさ、大好き、や、ねん、から…  災い、起こってまう…よって…。(ぱた。持ち上げてた手、限界。枕元へと落ちて。カチリと何かに触れた) (10/01-22:44:41)
ハイト > (かちりと触れた先を見遣る。そこにあったのは、枕元に残された彼のブローチ―― そして災いが起こるからとの言葉を聞けば、これは驚いたり怖がったりせずに、ただクスリと、楽しげに笑った) …ご心配には及びませんよ。寧ろ、私は…… (言いかけた言葉を呑み込んで) …刺激がある方が、楽しいと感じますから  (10/01-22:49:37)
エル > (手に触れた物をきゅぅ、と握る。手触りでそれが何かは直ぐに判った。ゆるりとまた目を閉じて。もう一度唇が動く。 ごめんなさい、と。 それでも、彼女の言葉が、とても嬉しくて。と、同時に浮かぶのは――)エルの、ボレロ…(どこ?と言う様に) (10/01-22:55:03)
ハイト > (ボレロは丁寧に畳んでベッド傍の棚に置いてある。が…) …どちらへ…? (もう一度謝罪を告げられても、咎める素振りは見せない。ただ柔らかな笑みを浮かべたまま、目的を問おう) (10/01-22:58:05)
エル > ―ブロー、チ。(それが欲しいと言う様に。ゆら、と手を彷徨わせて) (10/01-22:58:58)
ハイト > …承知しました (心中でちょっと安心しつつ返事をすれば、席を立ってボレロを取り、彼女の手が負担なく届く位置まで差し出そう) (10/01-23:00:55)
エル > (ボレロが触れると、もそもそとさぐる。 カチ、と指先に触れる、お揃いの自分のブローチ。)…エジ君…。(ゆっくり、視線をハイトへ向ける)…どっか、行ってもーたん、やね…。(悟った様な、静かな笑みを向けて) (10/01-23:03:32)
ハイト > ――。 ( 嗚呼。 どうしてこうも、残された側は )  …少しの間、錬金術を学ぶ旅に出ると仰られて (にこりと笑んで、エジのブローチを掬うように取ると、彼女へ差し出して) 必ずこれを取りに戻るから、待っていてほしいとの事ですよ ( 淡い期待すら捨てたような 優しい笑顔を浮かべるのか ) (10/01-23:09:42)
エル > ―(にこ。小さく儚い笑み。一度ゆるり、首を振ると瞼を閉じて、差し出されたブローチを握り)―エルのせい、やねん、の…。 (10/01-23:12:40)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にロネさんが現れました。 (10/01-23:14:09)
ハイト > …貴女が彼に、何かしたと…? (重なっていく、「あの時」と。しかし、まだ、呑み込める。 小首を傾げて、次の言葉を待とう) (10/01-23:14:33)
エル > (困ったような、複雑な笑みを浮かべ)―エルの、せいなん…。(繰り返すのは、その言葉のみで。)>ハイト (10/01-23:16:41)
ロネ > ホール:<<カツン――コツ、カツン――コツ、カツン――>>(静かなホールに響く足と杖の音。宿帳で名前と部屋を確かめる。「エルピー・エルン」――これが、もっとも「それらしい」名前だろう。息を呑む。そして、ゆっくりと階段に杖をついて歩いていく) (10/01-23:16:58)
エル > (幾度となく繰り返したその状況は、期待よりも『また』と言う諦めの感情が勝ってしまう。小さく息を吐いて)― 一緒に、居てたかった…。(口元には、静かな笑み。ぽろ、と1粒だけ涙が零れ落ちて) (10/01-23:20:12)
ハイト > (階段に響く音が、悪魔の耳に届かぬはずもなかろう。しかし今は、眼前の少女に集中) …貴女が、災いを齎す存在だから…ですか?(そっと問う声は柔らかだ。しかし表情は、ほんの僅かばかりか硬い) (10/01-23:20:38)
ロネ > 廊下:(その不規則とも取れる音は、杖の存在を明らかにしていて。だんだん、ゆっくりと、部屋へと近づく、足音。その足音は五号室の前でひた、と止まる) (10/01-23:22:52)
エル > (ゆるり。首を振り)エルが、阿呆、やねん、から。(目を伏せたままで。女の表情はその視界に入らずに)>ハイト (10/01-23:23:23)
ハイト > (それを聞けば、ふと表情は和らいだ。ブローチを握っているであろうお手にそっと触れようと) ……なら、貴女はどうなさいますか…? このまま、阿呆のままでいますか…? >エル (10/01-23:27:16)
ロネ > 廊下:…………。(ノックをしようとした手が、はた、と止まる。そして、手を降ろす。躊躇い。声はなにやら中からぼそぼそと聞こえてくるが、誰のものか判別なんてつくはずも無く。扉の向かいの壁に背を預ける) (10/01-23:28:49)
エル > (彼の過去も傷も、知っていたのだ。 なのに自分の軽率さが引き起こした事は、きっと彼を深く深く傷つけた筈。)…どない、するんが、ええねんやろ…。 (10/01-23:29:02)
ハイト > 貴女が何をしたいかは、貴女自身が決める事です…  しかし敢えて私に言わせて頂くなら…貴女が何であろうと、願った事を諦めるのは 助け起こしてくれた方々への裏切りにもなるのではないか、と…―― (その言葉は、ドアの外へも届こうか。柔らかい声調と共に悪魔の真意が届いたならば、これ以上言うことなんてないのだろう) (10/01-23:34:57)
エル > 願った、事…。(浮かぶのは、今は1つだけ。ただ、会いたい――)エジくーん…。(ぽすん。片腕を瞼に乗せて。ぽろぽろ、また涙が零れ落ちて) (10/01-23:37:40)
ロネ > 廊下:…………。(この愚かな男の頭は、果たして「真意」を汲み取れたか否か。ゆる、と扉へと歩み寄る。やはり、今。今逃げたら、恐らく、二度とこの館には来れない気がした)<<コン――>>(ノックを。拒絶されたら引き下がるまで) (10/01-23:38:35)
エル > (ノックの音が耳に届いた。 のろり、と視線を扉へ向けて)ぁ・・・。(ごし、と涙を擦り) (10/01-23:41:56)
ハイト > …とにかく今は、貴女ご自身の身を大切に… 願いを叶える時にそのような調子では、彼も悲しい顔をなさる事でしょう (またにこりと笑んで言うと、聞こえたのはノック音。エルに自分が出る旨を伝え踵を返すと、そっとドアを開いて)  ……おや…貴方は… (森で死に掛けていた人間。エルに対し浮かべていた笑みは、やや皮肉ったようなものへと変わる) (10/01-23:42:49)
エル > (こく、と頷いて。来客はハイトに任せ、ぼんやり天井を見上げる。 ―今、やるべき事―) (10/01-23:44:00)
ロネ > (帽子とコートは既に脱ぎ、コートは腕にかけている。皮肉めいたその笑みに、こちらもやや皮肉交じりの、どちらかというと自嘲するような微笑を浮かべて。思い出した。そう、きっと、彼女はあの「第三者」。)「幸いなことに」、死に損ないました。――彼女に、謝罪をしたいのですが。お会いすることを許していただけますか?(「エル」には届くか届かないかぐらいの潜めた声で)>ハイト (10/01-23:46:04)
ハイト > (幸いと聞けばクスリと笑む。ここで出会わなかったなら、きっと悪魔はただ不味いお菓子を生成するだけの存在だったに違いない。 謝罪をしたいと聞けば、視線だけエルの方へと一度やり、すぐに戻すと) ……。 (真っ直ぐに二つの琥珀を覗く。瞳の奥の奥、いつか覗いた黒いものを、見透かすが如く)>ロネ (10/01-23:49:42)
エル > (声が聞こえる。ぼんやりとその良く聞き取れない声に意識の端を向けながら。 ―怪我を治して―。呪いは、どうなっただろう。 それから、それから―。謝りたい。せめて、もう一度だけでも会いたい。きゅ、とブローチを握り締めて)エジ君…。(届くはずの無い人の名を、小さく小さく呼んで) (10/01-23:52:55)
ロネ > (相手に瞳を覗かれれば、覗かれるがままにして。人間の根本などそう易々とは変わらない――だが、その黒い感情は、今は奥の奥の方、深遠に沈むどす黒い感情の泥沼、そこまで沈みきっていて)>ハイト (10/01-23:53:02)
ハイト > (男を見詰める事寸刻。ぱっと視線を伏せると) 少々お待ちを。 (今まで泣いていた女性をすぐに晒すなんて真似はしない。一礼すると扉を閉め――)>ロネ (10/01-23:55:31)
ハイト > …エルさん。 貴女に謝罪したいという男性がいらっしゃいましたが… (お通ししますか?と、彼女の前まで来て軽く屈みつ問い掛けて)>エル (10/01-23:56:56)
ロネ > 廊下:(扉を閉められれば、ほう、とため息。あれは拒絶か許可なのか。額の冷や汗を少しシャツの袖でぬぐって)…………。(ふと、コートを着ていないせいで、己がリボルバーをむき出しで腰に吊っていることに気づく。少し考え、がちゃ、とリボルバーをガンベルトごと外して) (10/01-23:57:32)
エル > …?(聞こえた声にはっとする。謝罪?きょと、とするも頷いて)ど、ぞ…。>ハイト (10/01-23:58:21)
ハイト > (了承の言葉を聞けば、承知しましたと小首を傾げつにこりと笑んで、再びドアへと向かって、開く。今度は、大きめに) どうぞ (右手の平にて室内へ入るよう促す。その表情は、取り立てた感情はないようにも見える) (10/02-00:01:21)
エル > (ごしごし、と顔を擦る。 きっと今凄くみっともない顔してる。シーツを少し引き上げて) (10/02-00:01:29)
ロネ > ……これを。(じゃら、と相手に差し出すはリボルバーの差されたガンベルト)預かってください。そして、できれば、お嬢さん、貴女にはご退席していただきたい。……何か起こりそうになったら、すぐに追い出して構いませんから。(自分が信用されていないのは百も承知)>ハイト (10/02-00:03:41)
ハイト > ……では (男からガンベルトを受け取ってそれを後ろ手に隠しつつ) 何かございましたら、すぐにお呼びください (主にエルへ告げると、そのまま部屋を出るようです) (10/02-00:06:30)
ハイト > (さて部屋を出た悪魔は、ドア横にて控えませう。室内に少しでも殺気が感じられたら、飛び込めるように…) (10/02-00:08:01)
エル > (ハイトが出て行くのを見送って、誰だろうとその向こうに居る人物へ視線を向けようと。) (10/02-00:08:22)
ロネ > お願いします。(ガンベルトを渡した相手を見送って。そして、杖をつき、少女のいるであろうベッドまで歩み寄る。失礼、と穏やかに声をかけ、ベッドの傍にある椅子を持って、ベッドから少し離れた位置に、少女と向かい合うように椅子を置く。そして、腰掛ける。杖を足元に置く。その姿は、まさに、少女を刺した、長身の男の姿だろう) (10/02-00:11:22)
エル > (男の姿が見えれば、一瞬怯えたように目を見開き、身体を起こそうとして――が、力が足りるはずもなく、僅かに頭が持ち上がるのみで、直ぐにぽすん、と横たわり。ハァ、と息を付くと目を閉じて) …ごめんな、さい。 (10/02-00:12:58)
ロネ > …………。(ゆる、と杖が無いゆえ、ゆっくりと立ち上がる。そして――跪いた。頭を垂れた)……お嬢さん、貴女が謝る必要はまったくない。――本当に、申し訳ない。(穏やかに。優しく。そしてどこか、寂しさが、微かに混じった声で) (10/02-00:16:50)
エル > (ゆっくり、瞼を開ける。 ゆるり、と首を振り) …怪我、大丈夫、なん?(暴走した呪いに引きずられた事も、自分がしてしまった事も覚えていた。 眉を下げて) (10/02-00:18:55)
ロネ > (怯えられることは覚悟していた。そして、何をされても、耐えるつもりでいた。それ故――かけられた言葉は予想外のもので。頭を垂れたまま、目を見開く)……大したことはありません。(そして唇を噛んで、搾り出すように)許しは乞いません。私が己が感情に引きずられた結果ですから。 (10/02-00:22:54)
エル > えかったぁ…。(心底ほっとしたように、笑みを向けて) おにーさんが、謝ること、あらへん、よって…。エルも、一緒やねん、し…。 (10/02-00:24:34)
ロネ > (首をゆる、と振って)私が一方的にお嬢さんを傷つけようとしたゆえ、でしょう?(「いっしょ」というのは。彼女の中にいる、何かを、目覚めさせたのは。結局は、己が、あの場で、あの言葉を吐きかけたせいなのだ) (10/02-00:26:31)
エル > ちゃぅ、よ…。(眉を下げて)呪い、解けてへんかったのに、勝手な事してもーたから、やねんの…。(ゆるゆると首を振って) (10/02-00:28:44)
ロネ > (「呪い」。嗚呼、それがあの、少女を豹変させた代物なのだろうか)……その、「呪い」は、今。(どうなっているのか。己のせいで何か悪化でもしていないか、酷く不安で。まだ顔は上げられなくて) (10/02-00:30:26)
エル > (自分の胸元を確認してみる。闇色の糸は見当たらない)…ぁー…。多分、解けたんと、ちゃうかなぁ…。(安堵の息を漏らして) (10/02-00:32:25)
ロネ > ……よかった。(正直、身勝手な安堵のため息を小さくつく)……私の申し上げられることは以上です。どうか、ご自愛ください。(謝罪の気持ちは伝えた。杖を手に持ち、地に杖の先端をつけて、ゆる、と立ち上がる)二度と会うことはないでしょう。(この館にはもう、訪れない。彼女とは接さないほうがいい) (10/02-00:36:02)
エル > わざわざ、おーきに。(小さく笑みを向け。二度と、の言葉に目を伏せて―)おにーさんも、お元気で…。 (10/02-00:37:53)
ロネ > (そしてコートと帽子を手に持って、そこで、はた、と動きが止まる)……お嬢さん。(其方に顔を向けないまま)マスクと手枷をつけた青年をご存知ですか? (10/02-00:39:44)
エル > …エジ、君…?(どきん。鼓動が跳ね上がった。) (10/02-00:40:51)
ロネ > やはり、ご存知ですか。(目を伏せる)彼の所在は分かりますか? (10/02-00:41:48)
エル > おにーさん、エジくん知ってはるん・・・?(どきどきと鼓動が騒ぎ) …何処に、居てるの…?(知らない、と首を振り。震えながら、身体を起こそうとして) (10/02-00:43:07)
ロネ > ……エジ、というのですね。彼は。(己に向けられた激しい憎悪)ええ、一度だけ、昨夜お会いしました。ですが私も、彼が何処にいるかは存じません。 (10/02-00:44:53)
エル > 昨日…。(自分の腹に触れる。巻かれた包帯。残されたブローチ。導き出せるのは――)…。 (10/02-00:46:16)
ロネ > …………。(初めて、ゆる、と振り向いた。琥珀色の瞳。穏やかで、それでいて真摯な眼差しを)……お心当たりでも? (10/02-00:47:36)
エル > (ゆるり。首を振って)―エルの事で、会うたん、でしょ・・・? (10/02-00:48:41)
ロネ > ……ええ。(立ったまま少女に向き直った。少女の問いに、静かに頷く) (10/02-00:50:07)
エル > ――!(はっと顔を上げる。 強引に身体を起こし、床に足を下ろす。そのまま崩れそうになるのを踏ん張って) …エジ君…怪我は…? (10/02-00:50:29)
ロネ > (崩れそうになれば、もしも許されるのなら、ほぼ反射的に歩み寄ってその身体を支えてベッドに腰掛けさせたい。不安定なその姿と、かの魔物の少女の姿がダブって。そして、怪我、と問われれば)……私が傷つけました。かなりの深手を。(この際、全てを吐こう。隠し通すのはそれこそこの少女への侮辱であろう)――彼が並みの人間として、もしあの傷を手当てもせずに放置していれば、今頃、命は……。(まず、生存は不可能であろう) (10/02-00:53:55)
エル > いや・・・っ・・・(ぎゅ!支えられれば腕にしがみ付いて。がたがたと震えだすと、無理やりに身体を起こそうと)嫌ーーーーーッ!!!エジ君ッ!!! どいて・・・ッ!!! (10/02-00:56:17)
ロネ > (少女の叫び声は外にいる女性にも聞こえるだろうか。何も言えない。間違いなく、彼女の大切な人を傷つけたのは己なのだから)……全ては、仮定です。(こんなこと、己が言うなんて反吐が出る)貴女が信じなければ、そこまででしょう。(ただ、それだけ、告げて。しがみつかれれば左手に持った杖で踏ん張る) (10/02-00:58:22)
エル > いかな・・・っ・・また、間に合わなくなるんは嫌…ッ!!! エジ君…ッ!!!(男から手を離せば、兎に角彼の元に走ろうと。走れるはずなど無いのに) (10/02-01:00:57)
ハイト > (室内から悲鳴が聞こえれば、勢い良くドアを開いて中へ。何事かと室内を見遣れば、今にも飛び出さんとするエルと、それを止めるように支える男の姿――) …エルさん (男を振り切ったならば、次に立ちはだかるのはこの悪魔となろう。これは表へ出すことを、そう簡単には許しはしない) (10/02-01:02:11)
ロネ > (走り出そうとすれば、その身体をやや強引でも支えて引き止めて。杖を手放し、歯を食いしばって抱え上げたい。右足に激痛)今無理をすれば、貴女まで命が危うい。おやめなさい。 (10/02-01:02:47)
エル > (よろけてそのままハイトへとあたる事になるかもしれない。結果2人に止められて。塞がったばかりの傷口が開き、血が滲む)嫌あぁぁッ!!!(狂ったように泣きじゃくり、必死に扉に手を伸ばして)またや・・・ッ!!!クロガネもエジくんも・・・!!!エルが…好きになってもーたりしたから・・・ッ・・・(ずるり。意識が途切れそうになり、膝が落ちて) (10/02-01:06:01)
ロネ > …………。(嗚呼。何て自分は、残酷で、最低で。その場に立ち尽くすことしか出来ない) (10/02-01:07:34)
エル > (10/02-01:08:43)
ロネ > …………。(嗚呼。何て自分は、残酷で、最低で。逃げ出されれば少女を抱えることは出来ない。その場に立ち尽くすばかり) (10/02-01:08:52)
エル > ごめんなさいッ!!もぉ、望んだりせぇへんからッ!!奪わんといてぇぇ・・・・ッ!!!(血を吐くように悲鳴を上げて。彷徨う手は、扉にむいて) (10/02-01:09:24)
ロネ > ……恨むなら、私を恨みなさい。間違いなく、理不尽に貴女を傷つけ、そしてそのことに怒った彼を傷つけたのは、私なのだから……貴女は、悪くない。(淡、と、悲鳴を上げる少女に言って。言葉が届くかは分からないが) (10/02-01:11:18)
ハイト > (崩れ落ちんとするエルを支えつつも、その表情は冷たく――) …エルさん… (それ以上の抵抗を許さんとする力は彼女の両腕を掴もうとするだろう) いい加減になさい!(放つ、怒号) (10/02-01:12:11)
エル > …ハイト、おねーさ…(涙で顔を歪め、両肩を掴まれれば、そのままその場に崩れ落ちて) (10/02-01:13:47)
ロネ > …………。(すっ、と壁際に移動して、壁にもたれかかって、杖で身体を支え。静かに。影の様に。沈黙して) (10/02-01:14:48)
ハイト > 貴女がどのように生き、どのように死ぬかは勝手です。 ですが… (エルを見下ろし、ぴしゃりと言い放った。 ――そう、どうでもいい) 何をも自分の目で確かめもせずに絶望する事は、始めから信じていないのと同じです!  …貴女が欲したのは、貴女が願ったのは、そんな程度のものだったんですか…?! (10/02-01:17:44)
エル > …ッ。探さな…。確かめな…。(ぼそ。小さく呟いて。周囲を見渡し) (10/02-01:19:40)
ロネ > (嗚呼――彼女と同じだ。ただ黙する男の脳裏に過ぎるは、かの魔物の少女の姿。絶望し、狂い、そして、傷つける。傷つける対象は己か他者か。逃げてゆく側のかくも罪深きさまよ) (10/02-01:20:30)
エル > ハイトおねーさん、本っ。エルの本…!(ぎゅ!縋りついて) (10/02-01:21:38)
ハイト > (周囲を見渡す様子にエルの両腕を掴む力を緩めて) …本…? (どの本か。縋られればこちらもきょろりとして) (10/02-01:22:23)
ロネ > ?(こちらも「エジ」に会いたいのは同様である。今度こそ、「ケリ」をつけてもらわなければならない。黙りつつも聴覚は鋭敏で) (10/02-01:24:01)
エル > 赤い表紙の…っ!!!(ゼェ、と息を吐いて。ああ、散らかしたままだった自分を呪いたいが、そんな暇、無くて) (10/02-01:24:16)
ハイト > (では代わりに赤い表紙の本を探そう。可能ならエルを抱えベッドに座らせてから、あっちこっちがさがさ) (10/02-01:25:45)
エル > 怪我治す!んで、エジ君探すんやっ!!(無茶振り承知で。ベッドに座らされれば、それでも極度の貧血で倒れこみそうになる。身体を支えて)はぁ・・・っ (10/02-01:27:12)
ロネ > …………。(壁にもたれかかり、影のように潜んだまま、男はそのさまをじっと眺めている) (10/02-01:27:26)
ハイト > (殿方にレディのお部屋探させるわけにもいくまいて。ベッド脇の棚とか探してみるけど、さて赤い本はあるかな) (10/02-01:29:06)
エル > (どこぞ山積みにされた本の中に埋まってそうです) (10/02-01:29:33)
ハイト > (では山積みにされた本を掻き分け、赤い表紙の本を手に取りませう。エルの前に差し出して) こちら、ですか? (本当はお勧めできないが、多分止めても聞きはすまい) (10/02-01:31:29)
エル > あ、それ、やっ…!(こくこくっと頷くと、ばさばさばさーっと本を捲って)>ハイト (10/02-01:32:52)
ハイト > (その様子を黙って眺めよう。 今は、男へ視線を遣ることなく) (10/02-01:34:33)
ロネ > (慌しい。だが、必死だ。エルの真剣さが伝わってきて、嗚呼、こんなにも愛し合っていたのか、と――そして己への罪悪感が強まるばかり) (10/02-01:35:06)
エル > (思い立つと無茶ぶり万歳、息絶え絶えで本の最後の方のページで手を止めて)っはぁ・・・っ・・・(何とか呼吸を整えようと) (10/02-01:36:09)
ハイト > (呪いが解けた今なら、きっとそれもうまくいくことだろう。しかして浮かべる表情は、無) (10/02-01:37:43)
ロネ > ……どうか、ご冷静に。(ぽつりと、それだけ、少女に静かに言って。ここでショックか何かで本当に死なれたら、今度こそ、自分は――) (10/02-01:38:23)
エル > (ぶつぶつぶつ。本に視線を落とすと、ん、と意識集中。 ポ、と胸の中心、明りが灯る。) (10/02-01:39:19)
エル > (がっ。 この娘は忘れていた事が1つ。 魔法発動。 回復魔法に伴って掛かるのは、陽の持つ癒しの力。 所謂セロトニンの増幅を伴い―― 部屋一面に安眠効果発動) (10/02-01:43:16)
ロネ > ……んっ。(ふわ、と脳がもろに酩酊する。ま、まずい。この少女、何をしたかは知らないが――)お、お嬢さん……(杖をつき、よろよろっとガンベルトを預けた女性の方へ。この男、魔法への耐性もへったくれもあったものじゃない)>ハイト (10/02-01:44:45)
エル > …ぁぅ…。(安眠効果プラス精神安定効果の陽の光は、掛けた本人にある意味一番効果絶大になったりする。そのままぺふりと突っ伏して) (10/02-01:46:15)
ハイト > (治癒魔法が無事発動し傷が癒えたなら、眠らせてしまおう。そう考えていた矢先の出来事だった) …! (急激に襲い来る眠気が少女の放つそれだとわかれば、軽くよろめきつつ) …貴方はそこで寝ていれば良い…(この男に気遣いする気はないらしい。片膝を付き、エルを見遣れば、ああ、寝てしまったよ) (10/02-01:46:49)
エル > (そもそもまだ動ける身体でも無し、傷は塞がり疲労も取れる。その分眠りは深く―爆睡)すぅ・・・・。 (10/02-01:48:26)
ハイト > (陽の力は悪魔にとって都合の良いものではない。通常の睡眠魔法なら抵抗できたろうが、数日間の疲れがあったお陰もあって) …エ、ル……―― (起きたら説教してやる。無様にも床に伏し、深い、深い、まどろみの中へ…) (10/02-01:49:06)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からハイトさんが去りました。 (10/02-01:49:28)
ロネ > さすがに、女性の部屋で寝れるほど、肝は座っていませんゆえ……(もしも女性が後ろでに持っているであろうガンベルトを取り返す。そして眠そうにまぶたを擦り、扉のほうへ杖をついて歩みつつ――ふと、歩みを止めて) (10/02-01:50:04)
ロネ > (ポケットから拳大のノートを取り出す。新品である。そして、そのノートの紙を一枚ちぎって、鉛筆でさらさらと)『エジ、という青年には私も用がありますゆえ、所在が分かり次第お教えください。ロネ=リドリー』(メモを机の上にたん、と置く。そしてよろめきながら扉を開けて、部屋を後に。今日は館のホールのソファで一夜を明かしてしまうつもりで――) (10/02-01:52:20)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からロネさんが去りました。 (10/02-01:52:25)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からエルさんが去りました。 (10/02-01:52:59)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にハイトさんが現れました。 (10/02-07:53:52)
ハイト > ……、…ぅ… (窓から差し込んだ朝日に、意識は徐々に現実へと引き戻され) …っ!! (ガバーッ! エルの姿は、目の前にあった。しかし男と、持っていたガンベルトの姿はなく――) (10/02-07:56:51)
ハイト > (未だぼんやりする頭を軽く押さえながらも、立ち上がってエルの元へと。 突っ伏して眠る少女を抱えお布団にきちんと寝かせると、室内にまた結界を張った。昨夜のように宛てもないのに逃げ出されては困るのだ) (10/02-08:00:45)
ハイト > (そして、彼女を引き留めるからにはその責任を。少女の傍らにあるブローチの持ち主の行方を識る為に、悪魔は部屋を出て情報を集めようとするだろう。  どうでもいいと、思っていながら。これの中には、壊しきれない鏡があった ) (10/02-08:04:16)
ハイト > (その鏡はいつでも曇る事なく、鮮明に映し出している。「あの時」を 決して忘れ去ってはならない。同じ轍を踏んではならない。  全ては 「彼ら」 への贖罪の為――  ) (10/02-08:06:52)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にエルさんが現れました。 (10/02-08:14:23)
ハイト > (館を出る最中、悪魔はホールで眠る男を見るだろう。エジに用がある旨を書置きしていたが―― この男こそ、悪魔となるべきであったであろうに。 魔界へ堕ち、同族となるかも知れない男の面を一瞥しながらも、心中ではそんなの願い下げ、と、視線を外してその場を後に。 静かに静かに、扉は閉まり…) (10/02-08:15:03)
エル > (がばっ!)エジ君ッ!!!(女より遅れること数分、同じ様に飛び起きる) (10/02-08:15:10)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からハイトさんが去りました。 (10/02-08:15:48)
エル > (ほんの少しだけ、遅かった。階下で扉が閉まったことなど気付くはずもなく、見渡せば女の姿も男の姿もなく、自分はベッドの中に居て)…っはぁ…っ。(傷は、もう痛まない。 が、失った血が戻る筈もなく、クラリと眩暈。) (10/02-08:18:08)
エル > (ぎゅ。シーツを握る。考える。考える。脳裏に黒髪の女の声が響く。『もう判ったでしょう?お前のせいなのよ?』) (10/02-08:22:34)
エル > …それがなんやねん…。(ぼそ。きつく目を瞑ったまま、女の声に、声を出して答える。) (10/02-08:23:24)
エル > エルのせいやって泣いててもなんもかわらへんやんッ!!!待ってても何もかわらへんやんッ!!!…エジ君は約束してくれててんッ!エジ君がエルの傍に居てるのが嫌かどうかはエジ君に聞くよって、おかあさんは黙っててッ!!!!!(振り切った。ばっと顔を上げる。 よろける足で扉に向かい) (10/02-08:25:54)
エル > (ドアノブに手を掛ける。ガチャガチャと回す。 扉は、開かない。)…っ。あかへん…。何で…っ? (10/02-08:27:17)
エル > (ああ、と思い当たる。 きっとこれは、彼女が勝手に自分がココを出て行かないように、守ってくれているもの。 自分にとって理想とする母像である彼女がしたことなら――)   <…ぎゅ!>(扉に当てた手を握りこむ。 強引に出るのは、すべきではない。 『繰り返し』たのは、そのせいなのだから。 もう、間違わない。 きょろきょろと部屋の中を見渡す。 今、自分に出来ること――) (10/02-08:30:46)
エル > (テーブルに置かれた、冷えたお粥とおにぎり。 食欲は無いが、今は血を増やさないと。テーブルに移動をすると、冷え切ったそれに手を付ける。スプーンで粥を掬い、ぱくっと口に運んで) (10/02-08:32:42)
エル > Σ!(ぅえっっぷ!!!!) (形容しがたい味に思わずげろんぱな顔になる。 はしっと口を押さえ。     ―が! 幸いと言うか、不幸と言うべきか。 ごっくんっと飲み込むと、涙目になりつつも、少女はそれを喉にがすがすと流し込んだ。 3つほど、彼女にはそれに耐えうる要素があったりして。 1つは幼少期からの経歴。 この地に来るまでは、食べ物と言えない様なものしか食べてきていない。不味さに対する抵抗力は並みではなかった。 2つ目、良薬口に苦し、単純で単細胞な少女は、きっとこれは彼女が何かの薬的なものを入れてくれたのだろうと思い込んだ。何気に彼女に対し、絶対の信頼を置いたからこそ、食えた。 3つ目は、何が何でも治さないとと言う気持ち。既にブースターのスイッチが全開に入っている彼女にとって、胃袋を満たすのも気合で乗り越える。   完食!) (10/02-08:39:40)
エル > (生臭く、苦く、激すっぱくて妙な食感+甘さも加わった謎のお粥を完食し、置かれたおにぎりを頬張る。テーブルにメモ2つ。 1つは亮からのもの。もう一つは昨日の男の物の様。)((亮くん…。ありがとっ))(おにぎりを水で流し込み、まだこみ上げそうになる吐き気を飲み込み、山の様に詰まれた本の前に飛びつくと、次々に本のページを開く。) (10/02-08:43:20)
エル > (表に出られないのであれば、この部屋の中で出来ることを探すしかない。 彼女が自分を此処から出ぬようにと施した術の意味を、軽いおつむで必死に考える。)ハイトおねーさんは意地悪なんてせぇへん…。エルがまだ治ってへんのと、まだ何しでかすかわからへんから、やねんな…。(なら、身体をまず治す。此処から出られるくらいに。 書庫と、薬草を取りに行くのを認めてもらおう。今度は勝手に行かない。ハーブ園になら、薬草があるかもしれない。 なかったら、誰かについて来て貰って。) (10/02-08:46:55)
エル > (血を増やす魔法は、自分の持っている本にはなかった筈。 なので、食物から取る方法と薬で補う方法。 次々本を手に取ると、がりがりがりーーーっとノートに書き始める。) (10/02-08:50:33)
エル > (ノート1面びっちり書き込むと2枚目に突入。表情は真剣そのもの。 ガッツリノートに書き写すと、次に入る。 今手にしていた本を放り、別の本を引っ張り出す。 そうだ、っと窓を開けて、外の空気とお日様を部屋の中へいっぱいに入れ込んで) (10/02-08:54:36)
エル > (本に描かれた術を、1から順に完璧に使いこなせるまで練習をする。 最初は覚束ない術の発動も、呪が解けた事により、引っ張られる感覚が無くなりスムーズに発動を始めた。1の術、2の術。無詠唱の術から入り―) (10/02-08:56:45)
エル > (尤も初歩の無詠唱の術を一通り使いこなせるようになるまで、延々とブースター全開の少女の練習はこの後件の女が戻るまで続けられるようで――) (10/02-08:58:32)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からエルさんが去りました。 (10/02-08:58:49)
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