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ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にルカさんが現れました。 (10/07-20:16:04)
ルカ > (今日も今日とて模造剣を持ちだし、鍛錬に耽っている。 握る手に力が入り過ぎるのを押さえ、常に自分よりも長身である相手を想定し、懐に飛び込むことを考え。) (10/07-20:20:10)
ルカ > (実戦なら、もっとイニシアチブを取る手段もろう。でも今は基礎を固めるべきだ。 習ったことすべてを打ちこむように、剣を振るい続ける。) (10/07-20:24:20)
ルカ > (実戦なら、もっとイニシアチブを取る手段もあろう。でも今は基礎を固めるべきだ。 習ったことすべてを打ちこむように、剣を振るい続ける。) (10/07-20:25:39)
ルカ > (低身長ゆえ、重心の低い一撃が多い。明確な敵のイメージを持っている少年は闘志を燃やすのだ。) (10/07-20:30:45)
ルカ > (ヒュン、と風を斬る音だけは様になってきただろうか? 少年は考える。 こうして剣を振るうようになってから、まだ十日と少し程だろうか。 日々の積み重ねを実感するにはまだ短すぎる期間で、やはり少年は剣を振り続けるしかないのだ。) (10/07-20:36:12)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」に九郎さんが現れました。 (10/07-20:38:26)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にルカさんが現れました。 (10/07-20:38:26)
九郎 > ここ、か(昨晩のちょっとした飲みの席で聞いた場所に、約一日かけて到着した。鍛錬着代わりの作務衣と刀の借り出しに時間がかかっただけとも言うが) ふむ……(顎に手を当てて周囲を見渡す。広さは申し分無い) (10/07-20:40:09)
ルカ > (ふ、と剣を構えなおし。 幾度か直さないと手に力が入り過ぎるのは悪い癖だ。 誰かがやってくればん?と顔を向け。) ……こんばんは。貴方も修練に? (10/07-20:41:42)
九郎 > こんばんは……(挨拶には挨拶で返す。初対面での礼儀。かたかた、と手の中の刀に鍔が鳴った) ああ、剣を……少々、な(そう言って、左手に持った獲物を軽く持ち上げた) (10/07-20:44:51)
ルカ > ……少々、という感じではありませんね。(大分慣れていそうだ、と。軽く笑みを向け。 始めたばかりの自分が相手に誘うには失礼だろうと、少年は口を噤み、改めて剣を振るうようだ。) (10/07-20:46:56)
九郎 > 趣味みたいな物、だからな(相手が鍛錬に戻るなら、それを止める理由は無く。剣を振り始めた少年の姿を横目に、その辺りに転がっていた丸太を一本、地面に立たせた) (10/07-20:49:51)
ルカ > そうですか…。 (大分拙いので少々人がいると、恥ずかしいが、そんな心構えでは駄目だと自分を奮い立たせ。 ……思っていた以上に九郎さんの力が強くて戦慄したが、よく考えたら人のことを言えない怪力持ちなので黙っておいた。) (10/07-20:52:50)
九郎 > (立たせた丸太は、太い。長さは差ほどでは無いので、大分背が低い相手かさもなくば相手の足元を狙う為の物。鯉口を切り、腰を落とし、右手は柄に触れるか触れないか。静かに目を閉じて、精神を一つに纏める) (10/07-20:52:50)
九郎 > (立たせた丸太は、太い。長さは差ほどでは無いので、大分背が低い相手かさもなくば相手の足元を狙う為の物。鯉口を切り、腰を落とし、右手は柄に触れるか触れないか。静かに目を閉じて、精神を一つに纏める) ……ふっ!(一閃。戦作りの太い刃が高速で振り抜かれ、しばしの残心を残して刀が鞘に納まる。チン、と鍔が澄んだ音を立てそれが呼び水なのか丸太が切り倒れた) ……ああ、ニ十年ばかり、剣を振っている(何でもない様な声が返ってきた) (10/07-20:55:48)
ルカ > (相手の様子を観察し、思わず感嘆の声を上げる。男の子だもの、強い人は好きです。)…そう、なんですか。すごい…ですね、腕前も切れ味も。(そして一瞬見せた精神の収束。見たことの無い武器の扱い方だ。) (10/07-20:59:12)
九郎 > こいつに(鞘に収めた刀を掲げて見せる) 負けない腕になる為に鍛錬を続けてるから、な(かたり、とひとりでに鍔が鳴った。使い手の言葉に返事を返した様にも見える) まぁ、斬らなければ死ぬ様な場所に立ってたのも、ある (10/07-21:02:44)
ルカ > ……その剣に? 見たことの無い形をしています。(刀、というものを少年は知らない。よく探せば、武器庫に模造刀もあるだろうが。) ……それは気合が入りますね。魔剣…でしょうか?(僅かに不思議な気配を感じて。) (10/07-21:05:56)
九郎 > 刀、と言う(鞘から抜いて見せる。曲線を描く刃が星の光を跳ね返してぬめりと妖しく輝いた) 人を斬る事に特化した……一種の殺人芸術の一つ、だな。こいつは妖刀、と言われている物で……使い手の意志で切った物を燃やしたり、凍らせたり、雷を纏う事が出来る……もっとも、俺以外が使おうとすれば何も知れない鈍らになるが (10/07-21:09:14)
ルカ > カタナ、ですか。たしかに湾曲した刃は人を斬るのによく向いているといいますよね。(少し相手に近寄って、その輝きを見る。) 妖刀…それは素晴らしい逸品ですね…。 持ち主をえらぶのですか?(大体自分の知る魔剣の伝説と合致しているので納得した様子で。) (10/07-21:12:34)
九郎 > ああ……(静かに頷く) こいつは俺を選んだ様に、俺もこいつを選んだ。だから、俺はこいつを扱えるし、こいつは俺以外の手にある事を嫌がる。普段は寝てばかりいる怠け者だが、な(無表情ながら、ちょっとだけ冗談めかして言った。抗議するかの様にかたかたと鍔が鳴る) まぁ、ここ数年……こいつが血を吸った事は無いんだが、な (10/07-21:15:17)
ルカ > ……なるほど。 羨ましい話しです。 僕の刃となるものはただのギブアンドテイクの関係ですから。(厳密には武器ではないが…) ……あ、寝てばかりのなのは同じかもしれません。(薄く笑って。) ……いいこと、ではないんですか?それとも貴方は血に飢えていらっしゃるとか?(首を傾げ。) (10/07-21:19:20)
九郎 > 良い事だろう。別に俺は殺したくて溜まらん、等とは考えてないしな(刀を鞘に納める。出番を寄越せ、と刀が語っている様に思えるが黙殺する) 剣を振るう機会は無い方が良い。ここ数年は、平和だった。これからも平和なら良い。鍛錬は続けるが、な (10/07-21:23:10)
ルカ > ……そうなのなら、よかったです。 そう、平和が続けばそれに越したことはないです、よね。(深く頷き。) はい。貴方の鮮やかな剣捌きが血に染まるのは、なんだか心苦しい気がしますし。 (10/07-21:26:42)
九郎 > ……(少しだけ眉が動く。不快、では無く呆れ、でも無く。どちらかと言えば納得に近いか) 剣を握り始めたのは、最近の事なんだろうな。だったら、覚えておいた方が良い。剣術は……剣術に限らず武器の扱いを覚えると言う事はどこまで行っても、どんなに大層な事を言っても、結局は人を殺す為の手段だ(己が斬った丸太の近くへと足を進め、両断された丸太の片方を持ち上げた) 剣の腕を磨く事は殺す為の技術を磨く事。どんなに綺麗な事を並べても、本質的にそれは変わらない。俺の剣裁きが鮮やかと言うのなら、それは俺の殺す手並みが鮮やかだと言う事だ。心苦しく思うのは構わない、だが、これは本質的に刃を血に染める為の技術だ (10/07-21:33:52)
ルカ > (一度目を閉じて、開き。) …ええ。その辺りは心得ているつもりです。 いえ、本当は解ってはいるけど、割り切れてはいません。 …今の僕の剣はただただたった一匹の夢魔を倒すためにあります。大義もなにもない、ただの私怨で。(一度小さく息をつき。) 貴方の刃は、殺さずにきれいに勝つモノではないんですね?……確かに、あの切れ味では人を殺す剣以外の何ものでもないのでしょう。 (10/07-21:41:46)
九郎 > (私怨、と聞けばそれは自分には縁の無い事。その為に剣を握ると言うのは考えた事も無かった) 私怨で剣を握る、と言うのは俺には無い事だ。考え方は人それぞれだからな。俺はそれを否定はしない。肯定も、しない。ただ一つ言えるのは、剣の道を極める事が目的では無いのなら、必要な部分を必要な分だけ自分の身にする必要がある。それは、極める事よりも難しい(それも覚悟しているのだろうな、と頭のどこかで考えた) ……俺の剣は、いつか誰かを斬らなきゃいけない“かもしれない”。その“かもしれない”時の為に鍛錬し、覚悟を決めている。こう言う考え方は、もしかしたら珍しいのかもしれないな (10/07-21:48:02)
ルカ > ありがとうございます。(九郎から離れ、ヒュンと一つ剣を振って。) ……てっきり怒られるかと思いました。ええ、僕には真っ直ぐに剣を振るう理由がありません。(覚悟を胸に、葛藤もまた胸に。 ただい今はあの夢魔を斬り伏せたいという一心で、もう一度剣を振るう。) …そうですね。珍しいかもしれません。義務のようにとらえるのは。 (10/07-21:54:39)
九郎 > 剣の道に生きるからこそ、他人の道を否定はしない(する時は、死合いの時だけだ。小さく呟いた) 俺の故郷では……技術を一つの道に例えた。剣もそうだ(刀を抜き、幾つかの型をなぞり始める。一閃一閃にきちんと残心を残して) その道の上で、同じく剣に生きる者と出会うかもしれない。道と道が交わった時、命を賭けての戦いが始まる(振り下ろし。残心を残してから正眼の構えでぴたりと止まる。剣先が揺らぐ事は無い) その時、大切なのが斬る覚悟。そして、斬られる覚悟、だ。ある意味では、義務、だな (10/07-22:02:05)
ルカ > そう、ですか。(何故この人は頑なに剣の道を生きるのか、そこには何の淀みも無く、ただ斬るか斬られるかしか存在していないようだ。 問いかけようとして、口を噤む。名も知らぬ相手に聞いていい話ではないだろう。) 道…。(抜かれた刀の型の一つ一つの、なんと美しいことか。昼間よりよく見える目はそれらを観察する。)斬る覚悟と斬られる覚悟……。(ヒュンと一つ剣を振るい。) (10/07-22:08:28)
九郎 > 俺は……(ビュッ、と空を切って突きを放つ。そのまま引き戻して) 剣の時代には生まれなかった。その上で剣に生きる事に決めた。気づけば、それしかなかった(戻した突きの構えから、流れる様に横一線。両手で振るうそれは、風を起こさず空想上の相手を斬る) 態々こんな道に居るのは、それしか無い事と今を生きるだけのこの道が性にあったからだ。幸い、力があった。魔法と言う物に触れる機会があった。斬るべき相手が居た。今はそれらが遠くなったが、それでもこの生き方を変えられる程器用じゃなかった。 (10/07-22:15:06)
ルカ > (男の言葉に、少年は口を噤む。 少年には掛ける言葉が見つからないが、 他に生きる道がないということに、少しの親近感のようなものを感じる。) 僕も、勝ち続けることしか、生きていける道がありません。幸い強くなる術を磨く師が居て、今の自分が成り立っています。忌々しい衝動も、抑える術を得ました。完璧にとは、いかないけれど。 ……人らしく、生きていける道が見えかけているんです。 (10/07-22:21:56)
九郎 > (この少年と出会ってから感じる気配、それは吸血鬼に似ている。探れる理由は、昔居た魔法関係の会社の上司が吸血鬼だったから。だがそれはあえて口に出さず) 俺からすれば、まだ引き返せる所に居ると思う。進む事を止める気は無いし、アドバイス出来るほど出来た人間じゃ無いが……その事は覚えておいた方が良い。人で無くなっても、人らしく生きる事はそう難しくは無いし、な(手慰みに、と久々に両手の全力で打ち下ろした。丸太に向けたそれは、豆腐の様にあっさりと立てに両断された) (10/07-22:27:03)
ルカ > (探られていることなど欠片程にも気がつかない未熟な吸血鬼。ただ、何か察されたことには気がついたらしく。) ……そうでしょうか…?確かにこの世界は優しいです。人も、場所も。 …失ったものは元には戻らないけれど、新たに作ることなら、確かにできます、よね?(少し自信のなさそうな声。 あさっさりと両断される丸太を見やり。自分も。未熟な剣を振るう。) (10/07-22:32:57)
九郎 > 俺も……(軽くを剣先を振って、鞘に収める) 人間じゃなくなったクチだ(そう呟いて、苦笑した) この世界じゃなくても、優しい場所はあるものだ。新しく作る、と言うのなら元の世界でもこの世界でも作れる事は変わらないさ (10/07-22:35:37)
ルカ > …そうですか。(ひとつ、目を閉じて、それからゆっくり開き。 剣を一薙ぎ。) ……そう、ですね。 僕には辛過ぎて、元の世界に戻ることは出来ませんが。(苦笑いを浮かべ。 頭の端に惨劇が浮かんでは消えた。) (10/07-22:41:03)
九郎 > 故郷を捨てるというのも、一つの選択だからな(居合いの構えを取る。剣を握る腕が霞む速度で一閃) 長くなってしまった人生だ、それも良い。まぁ、俺は中々故郷から離れられないんだが、な(呟いて、苦笑した) (10/07-22:44:28)
ルカ > 故郷は…もうありませんから。(拙い重心で、剣を振るう。)……ええ。健在なら何よりです。大切にしてください。(小さく笑って。) (10/07-22:46:39)
九郎 > それは……すまなかったな(流石に、悪い事を言ってしまったと謝った) もう少し……足を開いた方が良い。後は上半身を動かさないように、意識すると良い。上半身が泳ぐのは、あらゆる武術で悪手だからな。走る時でも、上半身が動かなくなるくらいが、理想だな(重心のブレが流石に気になった。余り指導は上手くないのだが、口を挟んでしまった) (10/07-22:49:38)
ルカ > …いえ。もう過ぎたことですから。(なるべく表情に出さないように、淡々と返し。)こんな感じ、ですか?(相手の指示に、足を開き、上半身を落ちつけ。) ……なるほど…わかりました。(素直に従い、その姿勢で一閃、振ってみる。ぶれが大分減ったようだ。) (10/07-22:53:31)
九郎 > 肩幅程度に開いて、こう(刀術で言う所の正眼の構えを取って見せる。流石に刀は鞘に収まったままだが) 開きすぎは良くないし、開かないと踏ん張りが利かない。臍と顎を一直線揃えてから、剣を振ればブレる事は直るはずだ (10/07-22:59:17)
ルカ > (指示通りに構えを直す。 足を曲げ伸ばしして、適度な幅を探る。 構えを臍、顎、と揃え、 今一度剣を振るう。 ぶれが軽減される。) (10/07-23:05:39)
九郎 > 後は、全体的に筋肉を増やして基礎をしっかり半数できれば……自分が望んだ通りに剣を振れるはずだ。背伸びさえしなければ、だが(相手のくらいの年齢で剣を学ぶと、基礎を疎かにしがちだと言う経験則からの言葉。この少年ならばそんな事は無いだろうが) (10/07-23:09:19)
九郎 > 後は、全体的に筋肉を増やして基礎をしっかり反復できれば……自分が望んだ通りに剣を振れるはずだ。背伸びさえしなければ、だが(相手のくらいの年齢で剣を学ぶと、基礎を疎かにしがちだと言う経験則からの言葉。この少年ならばそんな事は無いだろうが) (10/07-23:09:41)
ルカ > …多分、肉体はこれ以上成長しないかと思います。でも、身体で覚えることならできます。(故に少年は基礎を疎かにはできない。 少しずつ、少しずつ、色んな人物の指導のもと、少年の剣術は成り立っていく。)…身の丈にあったこと以外、しませんよ。(に、と小さく笑って、剣を振るう。 ブレは大分減ってきていて。) (10/07-23:13:28)
九郎 > なら、重心のしっかりした剣を探すと良い(訓練用の剣は量産品なのが常である) できれば特注で、自分に合わせた剣を作るのが良いだろう(身の丈にあったこと、と言われれば頷いた。それが一番なのだ) 基礎がしっかりすれば、後は道具の問題だろう。自分に合わせた剣で鍛錬すれば、もっと伸びる。俺が保障しよう (10/07-23:16:43)
ルカ > 特注、となると懐に大打撃ですね。(路銀が乏しいと。) ……いや、連れの能力を駆使すれば或いは…(何か少し考え込む様子。) ……ありがとうございます。(保障された。少年は無邪気に頷いた。) (10/07-23:21:14)
九郎 > 鍛冶屋に調整してもらう、と言う手もあるが……それでも結構かかるものか(金に関しては、貯金は大量にあるが流石にそこまでする気は無かった。夜も更けてきたな、と小さく呟いて) また、この場所で会う事もあるだろうな。俺は、九郎だ。また何かあったら聞いてくれ。答えられる範囲でアドバイスしよう (10/07-23:24:52)
ルカ > そうですね…結構かかりますよね…(もう一つ剣を振り、ため息をついて。) クロウさん、ですね。僕は、ルカ・ローレンと申します。 ……名も知らぬ仲で色々ありがとうございました。少し、胸がすっきりしました。(笑顔を向けて。)はい、またえたらご指導お願いします。 (10/07-23:28:04)
九郎 > ああ。それなら、良かった(少し眉尻が下がる。機嫌が良いらしい) では、ルカ。また、機会があったら……それじゃあ(そう言って、背を向けて歩き出す。暗がりに消えるといつの間にか気配まで完全に消えて……) (10/07-23:29:49)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」から九郎さんが去りました。 (10/07-23:29:55)
ルカ > (相手の姿をみえなくなるまで見送ろうとするが、不意に異世界に消えていくらしい。 少年は剣を再び構え、空を斬る。) (10/07-23:34:02)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にクルスさんが現れました。 (10/07-23:37:48)
ルカ > (剣の指導をしてくれた人物は3人。それぞれ拙い自分に基礎を教えてくれた。 この世界は時に無慈悲だが、ひどく優しい。 だから今は剣を振ろう。少しでも期待に応えよう。無論、私怨もあるが、人の好意には報いたい、と。) (10/07-23:40:40)
クルス > (九朗が去ったしばらくの後、不意にコツ、と覚えのあるヒール音が修練所に響く。真紅の髪に黒尽くめの、いつもと同じストールを纏った夢魔が館の方からフラリと歩いてくる。 今宵はその歩に目的はないのか、普段店へ足を運ぶ時よりは、幾分ゆっくりとした歩調で) (10/07-23:43:04)
ルカ > (響くヒールの音。 …最早慣れてきた。慣れてきたが、鳴るたびに、心臓が跳ねる。クルスの方に背を向けた姿勢で、森の方向いている。) (10/07-23:45:22)
クルス > (そんな行く先の少年のことなど知る由もなく。足を踏み入れたここが広く、遮るものもなく、そして端に模擬刀やらが集められたスペースがあるのに気付けば) ほぉ……(修練場――だろうか。血生臭い感も瘴気も感じない。館の裏手でさすがにそれはないだろうし、恐らくそうなのだろう。少し、興を惹かれたのか愉しげにぐるりと辺りを見渡して。そこでやっと、剣を手に立つ身知った背恰好の少年に気が付いて) ルカ?(短く、疑問形ではあるがそれは相手を確認するのではなく、こんな所に?という意の込められた呼び掛けだった) (10/07-23:52:31)
ルカ > (来そうで、中々こない。足音だけが響いて、少年は少しもやもやとする。 来るなら来い。 来ないなら帰れ…と祈りながら。 …だが足音は近づき、ふと名前を呼ばれる。) ……。(ゆっくりと振り返る。)……こんなところに居る理由は一つか二つぐらいしかないと思いますけど。(模造剣の切っ先をクルスに向けて。) (10/07-23:57:53)
クルス > (尚ももの珍しげに、そして愉しげに辺りを見回しながら、少年が振り返ればス、と視線をそちらへ合わせて。切っ先を向けられても、唇に浮かぶ笑みはむしろ深くなるばかりで) 少なくとも餌が通り掛かるのを待っているのではないだろうな。しかし吸血鬼が剣の修練をするというのも、そう見ない――(言い掛けて、いや。と自分の中で何やら否定した。結構、心当たりはあったからだ) (10/08-00:04:14)
ルカ > (凄んでも効果はないだろう。 これ以上近づくな、という意味合いが強いか、先日ので学んだらしい。)ここで餌を待っていても勝てませんよ。(殺傷沙汰は御法度です、と。)……そうでしょうね。(滑稽にも見えよう自分の姿。だが相手に心当たりはあったか、軽く睨みつける。) (10/08-00:08:07)
クルス > (相手の牽制を知りながら、スィ、と向けられた切っ先などないようにそちらへ一歩踏み出す。コツ、とヒールの音が、何もない広場にやけに大きく響いて) 急にどうした?剣などそう扱ったこともないだろうに。(相手が振るっているのを見た訳ではない。なのに確信を持った口調でそう問うた。 先日自身が提案した、賭けの内容を忘れている訳ではないのだが) (10/08-00:13:08)
ルカ > (一歩踏み出されれば一歩下がる。 剣を下ろし、ため息一つ。) ……急に、ではないですよ。少し前からです。 教えてくれる人も、いくらか、います。(見透かされているようで、ちょっとむっとした顔。ただ、本心から剣を振るう理由にはまだ気付かれていないか?と考える。) (10/08-00:16:54)
クルス > へぇ。(確かに、ここには剣の扱いに長けた感の人物も幾らか見てきた。中にはそういったことを進んでする者もいるだろう、と納得し) ――目的は?(唐突に、相手の目を身ながら尋ねた。コツ、コツ、と更に二歩。手を伸ばせば、とまではいかないが、一足で相手へと届く距離へと間を詰めようと。じゎ、と嫌な圧力を感じるかもしれない) (10/08-00:22:57)
ルカ > (キッと相手を見上げたまま。 一足で距離を縮められれば、後ろに下がることをせずに。)……貴方を倒すことですよ、クルス。(圧力は、女性のような扱いを受けることに比べれば大したことではない。…背に嫌な汗はかくが。) (10/08-00:26:21)
クルス > (自分を見上げてくる瞳に、眼差しに。引くことなく口にした言葉に、ほんの一瞬、猫が驚いた時にするように金の瞳を丸くして) それは、賭けの話か?(それとも、もっと根本的なことだろうか。消え掛けていた笑みを再び唇に乗せ、) それとも殺すためにか。(自分を殺す。そんなことをあっさりと口にして) (10/08-00:32:21)
ルカ > (目を丸くすれば一瞬驚くが、顔には出さず、きっと、多分。) …両方ですよ。……ただ、殺すつもりはありません。…それで渇きが癒えるとは限りませんから。(こちらもあっさりと口にして、ふ、と小さく笑う。) (10/08-00:35:35)
クルス > (ルカの驚きには、どうやら気が付かなかった様子。両方、か。とこちらも愉しげに、丸くなった瞳を今度はゆっくりと三日月の形にして) 殺さずに倒すとは、見縊られたものだな。と、いうことは――お前が俺を負かすことが出来れば、お前に従い血の提供者になれば良いのか?(敢えて餌とは言わず、クスクスと口元に手を当てながら問う) (10/08-00:43:44)
ルカ > (相手が再び笑う様子にはもう、見慣れたもので。) ……別に甘く見ているつもりはありませんよ。そのために鍛錬と方法を考えているんですから。 ……妙に素直ですね?そういうことですよ。……どれだけかかってでも絶対に倒して見せます。(目を細め、じ、とクスクス笑う相手を見つめ。) (10/08-00:48:51)
クルス > 俺のためにわざわざ、か。悪くない。(倒すため、であるのにむしろ喜色の色を宿している。感情には素直なこれのこと、きっと嬉しく喜ばしいのだろう。 スルリと肩に掛けたストールを羽織り直し) 俺の育った世界では、勝者は絶対だ。お前が俺を、完膚無きまでに倒すことが出来れば従おう。(クスクスと、やはり愉しげ――と云うよりは嬉しそうに笑いながらもう一歩、距離を詰めた。腕を伸ばし、先日したようにツ、とルカの顎に手を掛け、上を向かせようとして) (10/08-00:55:16)
ルカ > ……そういう言い方をするならそうなりますね。(嬉しそうな様子にはやはり腹が立つ。苦虫かみつぶしたような顔で。 続く言葉にはほう、と声をもらし。)……ならば、完膚無きまでに倒してやりましょう。(薄めで相手を睨みつけ、タイミング的に下がるわけにはいかず、むしろ一歩踏み出して、無抵抗に触れられるだろう。) (10/08-00:59:50)
クルス > そう嫌そうな顔をするな。自分で決めたことだろう?(なぁ。とそこまで露骨にされれば嫌でも分かる。そんな表情をされても、こちらは不快そうな素振りも見せないが) ……ぅん、楽しみだ。当分先のことになりそうだが。(ツ…と滑るような仕草で白い顎から頬へと指を這わせ。ぞゎりとするような触れ方は、払わなければ頬の辺りで、その指先から何か、吸い上げられていくものを感じるでしょう。初めて会った時にされたように) (10/08-01:07:08)
ルカ > ……そうですけど… (言い方が悪い、とまだ不満げな顔。) 精々楽しみにしていてください。絶対に買って見せます。(瞳に紅い光が宿り。 吸い上げられるのを感じれば、犬歯が伸び、瞳は完全に紅く染まり、獣のように後ろへ飛ぶ。 近づけば噛む、と言った様子で。) (10/08-01:12:44)
ルカ > ……そうですけど… (言い方が悪い、とまだ不満げな顔。) 精々楽しみにしていてください。絶対に勝って見せます。(瞳に紅い光が宿り。 吸い上げられるのを感じれば、犬歯が伸び、瞳は完全に紅く染まり、獣のように後ろへ飛ぶ。 近づけば噛む、と言った様子で。) (10/08-01:13:47)
クルス > じゃ、他に何かあるのか?(餌を捕えやすくするため、もしくは手に職(?)を持つ、とか。と小首を傾げ) ――ははっ! 油断大敵。(僅かであれ、指先から精気を奪うことに成功すれば、声高にそう宣言して) まぁ、単なる修練なら、剣だけで相手してやるがな。(本気の戦いなら、こんなこともするぞ。と暗に伝えて) (10/08-01:17:21)
ルカ > くっ…(言葉を詰まらせる。ぐるる、と獣のように喉を鳴らし。 記憶をかすめ取ればルカと同じ年頃の少女の姿がちらりと見えたかもしれない。) 実践なら、僕だって切り札がないわけじゃありませんよ。(一人で倒す。とは言っていない。あの矮躯の女と自分とは一蓮托生なのだ。) (10/08-01:23:27)
クルス > (指先から得た精気が、スゥ…と己の内に糧となり染み渡る瞬間、フッ と少女の姿が垣間見えた。その姿は初めて「視る」。あの青年とはまた異なる思い出だろうか) ほぉ。(そうか、と一言返す。無論それをここで問うつもりはない。切り札はいくらあってもいい。それが実践では、生死に直結することも儘あるのだから) ――ルカ。(そしてふと、じっ。と少年を見つめ、その名を口にする) (10/08-01:29:27)
ルカ > (もう戻らない姿が夢魔に垣間見られたことを考える余裕の無い少年。詳しく能力を聞いたわけではないし、確信はないのだろう。)ええ。(ぎり、と引き絞るように目を細め。) ……なんですか、クルス。(真っ直ぐ見据えたまま、こちらも相手の名を呼び。) (10/08-01:32:53)
クルス > (今視たことを口にするか否か。少し考えたが止めた。その意図はこれにしか分からない) 答えたくないなら答えなくていい。 お前、人を殺したことはあるか?吸血鬼として。(前置いた言葉は、これをよく知るものが聞けば驚いたことだろう。どんな問い掛けであれ、そして返答のあるなしなど構わずに、聞きたいことは遠慮なく口にする男だから) (10/08-01:37:22)
ルカ > (一度目を閉じ、開き。紅く、ほんやりとした瞳で。) …いいえ。相手が傷を負っていればそのまま死ぬこともあるでしょうが、僕は一度に人が死ぬ程血を吸うことは出来ませんから。 それ以外なら、結果的に沢山殺してしまいましたけどね。(はっと自嘲気味に笑って。) (10/08-01:44:30)
ルカ > (一度目を閉じ、開き。紅く、ぼんやりとした瞳で。) …いいえ。相手が傷を負っていればそのまま死ぬこともあるでしょうが、僕は一度に人が死ぬ程血を吸うことは出来ませんから。 それ以外なら、結果的に沢山殺してしまいましたけどね。(はっと自嘲気味に笑って。) (10/08-01:46:46)
クルス > 村を焼いたと言った、あの時か。(一度に、の言葉にはそうか。と短く呟きながら。己に向けて嗤う相手に、金の瞳を細め、コツ。と一歩踏み出す。何かをする様子はない。けれどいつの間にか、口元からも表情からも、笑みは消えていた) じゃあもう一つ。 人間に戻れるとしたら、戻りたいか?(更に唐突に、そんなことを尋ねる) (10/08-01:51:50)
ルカ > ……ええ。無関係な人間も一緒に燃えたことでしょう。(心当たりはあるが、口にはせずに。)それは…戻りたいですよ…? ……何故、そんなことを聞くんです?(首を傾げ。紅い瞳が僅かに淀んだ。) (10/08-01:55:01)
クルス > あぁ。襲われず無事だった奴も、まとめて焼き払ったということか。そうまでする必要、あったのか?(攻めるでもなく非難するでもなく、唯事実を確認するように言葉を口にして) ……戻りたい、か。世の中には進んで、永劫の命を手に入れるために魔へと変わる人間もいるが。(まぁ、目の前の少年は元より、そんなことを望むタイプではないだろう。少年の生い立ちなど預かり知るところではないが、不思議とそれは確信出来て) ――方法が、あるかもしれないと言ったら?(ここでやっと、緩く、微笑む。冗談を言っている感はない) (10/08-02:03:00)
ルカ > …小さな村でしたから。 放っておいても」感染者が増えるだけでしたし、『魔女の炎』でしかまとめて吸血鬼を倒す手段はありませんでしたから。(紅い目を細め。) …っ ……何故、そんな話を?(笑ってはいるが、そこに嘘も見えない。 何故そんな話をされるのかが、理解出来なくて、思考が、止まる。) (10/08-02:07:54)
ルカ > …小さな村でしたから。 放っておいても感染者が増えるだけでしたし、『魔女の炎』でしかまとめて吸血鬼を倒す手段はありませんでしたから。(紅い目を細め。) …っ ……何故、そんな話を?(笑ってはいるが、そこに嘘も見えない。 何故そんな話をされるのかが、理解出来なくて、思考が、止まる。) (10/08-02:08:20)
クルス > 炎は平等だからな。人も魔も関係なく、焼き尽くす。(ルカの話に成程な、と納得はしたらしい。極めて合法だ、とでも言わんばかりに) 魔女……あいつか?(思い当たるのは、先日はぐはぐと中々の食欲を見せていた、彼の隣にいる矮躯の女。以前聞いた話の中にも、女との出会いは出ていた記憶がある。 ルカの問い掛けには、こくりと静かに首を傾げて) 他意はない。唯、尋ねているだけだ。(その表情から、真意は伺えない。けれどほんの数回の邂逅とは云え、この男は人をからかうことは好いても、嘘を付いたことはない――ということに、少年は気付くだろうか) (10/08-02:18:06)
ルカ > ……いえ、吸血鬼を作りだしたもう一人の魔女の方です。おそらく計画が失敗した時の為の予防策だったのでしょう。 名無しさんには物理的吸血鬼を殺す力しかありません。(は、っと一つ息を吐き。) ……そうですか。(クルスの真意が、少年には見えない。 相手が酷く遠く感じた。考えが読めない。何故、そんな話をするのか、自分に何を求めているのか。何故好意を歪曲するのか。) (10/08-02:24:34)
クルス > 計画。小さな村一つ相手に、ずいぶん手の込んだことだな。(出来ごとの全貌を知る訳ではない故、何とも言えないものではあるが。例えば、小さな村と言ってもそれは、何か特別な場所だった…とか) ……分からない、と言った顔。(だな、と僅かに眉を下げる。素直なものだと、そして同時にそれを表に出そうとしない、内に籠るような姿勢を見て取って) (10/08-02:31:41)
ルカ > 真相は最後まで喋べりませんでしたから、解らず仕舞いです。魔女も、自分の炎で燃え死にました。(全貌はこちらでも分からずに終わり、もう少し冷静に対処していたなら、或いは…と思わずには居られない少年。) ……ええ、クルス。貴方と言う人がわかりませんよ。(正直な言葉が口をついて出る。) (10/08-02:36:39)
クルス > 自業自得か。しかしそれなら少しも溜飲は下がったか。(或いは逆に、自らの手で滅ぼすことが出来ず、無念の意を抱いたか。果たして少年はどちらだったのだろう。 自身ならきっと後者だが) よく言われる。(フッ、と笑って) 困惑させたなら謝るが、しかしあくまで「かもしれない」だ。最も、戻りたいと言うお前にとっては――戸惑う言葉だったろうが。(スル、と纏ったストールに視線を落とし、ルカから顔を逸らす) (10/08-02:47:09)
ルカ > まあ、もっと出来ることはあったような気もしますがね…。(少年は自嘲気味に笑う。) ……貴方は僕に何を望んでいるのですか?(紅い瞳を揺らめかせ、問う。) ……よしんば人間に戻れたとしても、一人生き残った罪悪感は消えないでしょうね。戸惑いますよ、そりゃあ。(相手から目を逸らし。) (10/08-02:52:45)
クルス > 例えば?(いやに珍しく、相手に問い続ける。断片であれ知ったが故、単に全貌が気になるだけなのか、それとも) 言わなかったか?気に入ったと。 お前に何かを望んではいない。お前のことを知りたいだけだ。(気に入った相手のことは、知りたいと思うものではないか?そう尋ね、ス…とストールからルカへと視線を戻す。彼が目を逸らすまでの刹那、金と紅の瞳は見つめ合っただろうか) それくらい背負って然るべきだろう。お前は生き残ることを選んだのだから。 全て終えたかったのなら、一緒に焼かれれば良かっただけの話だ。(正論、かもしれないが言葉程簡単に割り切れないだろうことを呟く。自分が思うことを口にしただけだ。受け流されようとそれは気にしない) (10/08-03:05:23)
ルカ > ……あまり思い出したい話しではありませんが…兄のように慕っていた相手の異変にもっと早く気が付いていれば、ああはなた¥らなかったでしょう…。或いは、名無しさんの誘惑にのらずに、吸血鬼にならずに死んでいれば…(口を噤み。)僕はそんな大それた人間ではありませんよ。底の浅い、ただの子供です。(目があった。相変わらず淀んだ紅い瞳をして。) ……ええ。僕はすべてから逃げたんです。名無しさんをつれて、一人生き延びるために。(思えあず饒舌になっている。時間のせいか、少年にはあまり自覚はなく。)ええ、一緒に焼かれてしまえば、どんなに楽だったか。 (10/08-03:12:55)
ルカ > ……あまり思い出したい話しではありませんが…兄のように慕っていた相手の異変にもっと早く気が付いていれば、ああはならなかったでしょう…。或いは、名無しさんの誘惑にのらずに、吸血鬼にならずに死んでいれば…(口を噤み。)僕はそんな大それた人間ではありませんよ。底の浅い、ただの子供です。(目があった。相変わらず淀んだ紅い瞳をして。) ……ええ。僕はすべてから逃げたんです。名無しさんをつれて、一人生き延びるために。(思えあず饒舌になっている。時間のせいか、少年にはあまり自覚はなく。)ええ、一緒に焼かれてしまえば、どんなに楽だったか。 ( (10/08-03:15:24)
ルカ > ……あまり思い出したい話しではありませんが…兄のように慕っていた相手の異変にもっと早く気が付いていれば、ああはならなかったでしょう…。或いは、名無しさんの誘惑にのらずに、吸血鬼にならずに死んでいれば…(口を噤み。)僕はそんな大それた人間ではありませんよ。底の浅い、ただの子供です。(目があった。相変わらず淀んだ紅い瞳をして。) ……ええ。僕はすべてから逃げたんです。名無しさんをつれて、一人生き延びるために。(思えわず饒舌になっている。時間のせいか、少年にはあまり自覚はなく。)ええ、一緒に焼かれてしまえば、どんなに楽だったか。 (10/08-03:22:00)
クルス > (自分で子供だと言ったのは初めてな気がする。皮肉や冗談でなく、ぽつりとそう言ったのは) 後悔出来るのも、弱音を吐けるのも生きているが故だが。今の言葉、お前に焼き殺された者が聞けば、何と言われるだろうな。(けれど死人に口なし。死者は言葉を語らない。 淀んだ瞳に反し、これの瞳の光は揺らがない。もしこうだったら、ああしてしまえたら――そんな言葉はきっと、これの口から漏れることはないのだろう。けれど、だからと言って相手の言葉を否定することはしない。 尋ねたのは自分だが、饒舌になる少年に僅かに苦笑するような表情を浮かべるが) (10/08-03:24:23)
ルカ > (しばし黙り込み。)罪もなく死した者たちはきっと天国に行けることでしょう。僕には天国も地獄も遠い存在かもしれませんが。(ふぅ、と息をつき。)少し、喋りすぎました。 …僕はそろそろ部屋に戻ります。眠れるかどうかは解りませんが。 ……クルス、何故貴方は僕を気に入ったのです?(短く問い。模造剣を軽く握り。) (10/08-03:29:46)
クルス > (天国と地獄。どこかの書物で読んだ覚えのある言葉だった。よくは覚えていないが、宗教的な話しだった気がする。その程度の認識だが) あぁ、部屋を取ってるんだったか。(そう言えば、と館の方を見上げれば、かなり傾いた月と共にその明りに照らされた建物が見える。さすがに明かりの付いている部屋はないようだ。今は自分達のような者の時間だからかもしれない。 コツ、コツ。とそちらへ足を向け、帯刀する相手にも躊躇うことなくすぐ傍へと歩む。先程と違って、妙なプレッシャーは感じさせないが) ……尊いと思ったからかな。お前の純粋さが。(まるで独り言のように、誰に向けるでもなく言うように呟いた。これが口にするには、どちらも酷く似合わない言葉に思えたが。 ピッ、と右の手袋に歯を掛け、そちらへと差し出す。青白い血管が覗く手首には、微かに何かの跡のようなものがある。例えるなら鎖のような跡が) (10/08-03:49:29)
ルカ > ……ええ。路銀も乏しかったですから。(頷き。相手が近づいてくれば、少し警戒して。)……尊い?(自分とは無縁の言葉に思える。) …なんですか?その痕…(昼間よりもよく見える目はその痕をはっきりと見据えて。) (10/08-03:55:02)
クルス > ここではそう、稼ぐ手段もないだろうからな。(しかし宿なら、寝床は無償で確保できると聞いた。人ならば食料も。賢明な判断だろうと頷いて) 自分では分からんだろうがな。――ん?(痕、と言われれば、初めてそれに気付いたように手首を見やって) あぁ。昔色々された時のだな。繋がれていた時のだと思うが。(そんなことをサラリと言って。すぐにどうでも良さげにルカへと視線を戻す) それより、要らないのか?(痛くするつもりなら、要るとしても手を引くが。と首を傾げた。 問い掛けの回答への見返りつもりなのかは分からないが、血を。との意で手首を差し出していたらしい。前にチラと、薬が云々言っていたし、必要ないなら。と腕を引き掛けるが) (10/08-04:04:45)
ルカ > ええ、名無しさんの魔女の血が売れて、やっと懐が温まったところです。(苦笑を浮かべ。) ……まあ、自分で自分を尊いと思うヒトはまず居ないでしょうね… (いぶかしげな表情をして。) …要ります!(急悦衝動を抑制する薬も、クルスの中毒性にはあまり聞き目がないのだ。 相手の手を取り。無遠慮に、だた少しだけ痛くないように配慮して、死の手首に口をつけよう。ゆっくりと犬歯が伸びて、血を吸いこんでいく。) (10/08-04:11:00)
ルカ > ええ、名無しさんの魔女の血が売れて、やっと懐が温まったところです。(苦笑を浮かべ。) ……まあ、自分で自分を尊いと思うヒトはまず居ないでしょうね… (いぶかしげな表情をして。) …要ります!(吸血衝動を抑制する薬も、クルスの中毒性にはあまり聞き目がないのだ。 相手の手を取り。無遠慮に、だた少しだけ痛くないように配慮して、死の手首に口をつけよう。ゆっくりと犬歯が伸びて、血を吸いこんでいく。) (10/08-04:11:43)
ルカ > ええ、名無しさんの魔女の血が売れて、やっと懐が温まったところです。(苦笑を浮かべ。) ……まあ、自分で自分を尊いと思うヒトはまず居ないでしょうね… (いぶかしげな表情をして。) …要ります!(吸血衝動を抑制する薬も、クルスの中毒性にはあまり聞き目がないのだ。 相手の手を取り。無遠慮に、だた少しだけ痛くないように配慮して、相手の手首に口をつけよう。ゆっくりと犬歯が伸びて、血を吸いこんでいく。) (10/08-04:12:21)
クルス > ……売れるのか、そんなの。(誰が買ったんだか、と明らかに ぇー。って目をした。魔女の血、と銘打ったものなら分からなくもない気がするが、一体何に使うものなのかと) そうか?結構いる気もするが。(などと言いつつ、元気な返事にクス、と笑った。年下の子供、弟でも見るようなあの目で) んっ……(相手の配慮の甲斐あって、この度は悲鳴を上げることはなく。しかしそれでも痛みは完全には取り除かれなかったのだろう。眉を寄せ、声を漏らして手首に咬み付く少年を見やる。血を啜られる度、ピクと肩を震わせながら) ……あまり飲むと、それはそれで眠れなくなるぞ。(寝る前に重い食事を取ろうとする人間へ向けるように、そんなことを言って) (10/08-04:20:54)
ルカ > (吸えるだけ吸い終わると顔を上げて。) …その場に居なかったので、何とも。相手は錬金術師だとか。(口に付いた血を舐めとり。) ……そう、なんですか?(あまり都会のことは知らないのだ。 それからくす、と小さく笑って。)やっぱり、痛いの苦手なんですね。これ手間加減したんですよ?(相手の言葉にはうーんと首を捻り。)心配事が減った方が寝やすいですよ、僕は。 (10/08-04:26:56)
ルカ > (吸えるだけ吸い終わると顔を上げて。) …その場に居なかったので、何とも。相手は錬金術師だとか。(口に付いた血を舐めとり。) ……そう、なんですか?(あまり都会のことは知らないのだ。 それからくす、と小さく笑って。)やっぱり、痛いの苦手なんですね。これでも加減したんですよ?(相手の言葉にはうーんと首を捻り。)心配事が減った方が寝やすいですよ、僕は。 (10/08-04:27:52)
クルス > 錬金術師に魔女の血か。金に変われば大したものだが。(結び付くような付かないような。そして指摘を受ければ、むぅ。と憮然とした表情を見せて) 喧しい。痛いのが好きな奴などいないだろ。(まだ血の流れる手首を、止血するように一度ギュ、と傷口を握って。ぅ゛っ、とその拍子にまた顔を歪めるが、そのまま元あったように手袋を嵌め直した。黒いから、血が滲んでも構わないと思って) 心配事?(ス、と腕を引き問い返し) (10/08-04:33:14)
ルカ > まあ、彼女の血は鉄のようなものなので、金に変わってもおかしくはないのかもしれません。(クルスの珍しい表情を見た、と一瞬ぽかんとする。) ……名無しさんは、痛いの好きですよ?(もう慣れてしまっているのか、平然と。) 貴方の血の禁断症状のことです。(心配事。と答え。) (10/08-04:37:10)
クルス > 鉄と金は違うだろ。(これに錬金術の詳しい知識などないが、相手のぽかん。とした表情には、「何だ?」と視線を返しつつ) ……奇特な奴だな。変な奴と言うべきか。(ぅぇ、と信じられないものを見る目で、ここにはいない彼女を浮かべて言った) あぁ、それか。(心配事、にカウントされる程なのかと思えば、血の契りの話は強ち唯の伝承でもないかもしれない、と思って) ……俺のモノになれば、飢えることはなくなるかもしれないぞ?(クス、といつもの調子で腕を伸ばし――一度だけくしゃ、と柔らかな髪を撫でようと。それが済めば踵を返し……ふと、立ち止って館を見上げる。確か部屋は、十分に余っていた筈、と考えて) (10/08-04:45:54)
ルカ > 鉄を金に変えるからこその錬金術でしょう?(首を傾げ。)…名無しさんはへんてこな人なので細かいことは考えない方がいいです。(部屋でくしゃみを二回程していそうだが。)……クルスのものって…それってどうなってしまうんですか…(わからん。とツッコンだところで、くしゃと撫でられる。) …では僕はこれで。おやすみなさい。 ………どうしたんですか? (10/08-04:52:05)
ルカ > 鉄を金に変えるからこその錬金術でしょう?(首を傾げ。)…名無しさんはへんてこな人なので細かいことは考えない方がいいです。(部屋でくしゃみを二回程していそうだが。)……クルスのものって…それってどうなってしまうんですか…(わからん。とツッコンだところで、くしゃと撫でられる。) …では僕はこれで。おやすみなさい。(相手の考えに気づくことなく、自室へと戻っていくようです。) (10/08-04:54:29)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からルカさんが去りました。 (10/08-04:57:40)
クルス > それはそうだろうが。(間の辺りにはしたことがない故、何とも言えず。相手の問い掛けには、ニィィ。と悪そうな笑みを浮かべるのみ。取り合えず、良くないことが起こるのは確信できるだろう。 ルカが去って行くのを見送った後、ぽつ。と) 今から戻るのも面倒だな、と。(去ってから問い掛けへの答えを口にした。泊まっていくか、と少年が残っていれば、ぇ゛っ!?と思われそうなことを。 そして決めてしまえばこれは行動が早い。カツコツと早々に館へ続く扉へ足を向ける。明日館内で会うかもしれませんね、運が悪ければ) (10/08-04:58:58)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からクルスさんが去りました。 (10/08-04:59:02)
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