room30_20121017
ご案内:「神隠しの森の館 -ツイン3号室-」にルカさんが現れました。 (10/17-20:44:19)
ルカ > (部屋のすみのベッドのすみ。膝を抱えて震えている。 するべきことは沢山あるはずなのに、何も、手に付かない。) (10/17-20:45:29)
ルカ > (二日前、扉が叩かれたとき無視してしまった。 人に会うのが怖かったからだ。 訪ねてくる相手と言えば、レンさんかセフィードさんぐらいだろう。悪いことをした。) (10/17-20:49:01)
ルカ > (名無しさんならノックなんてしない。 いつ帰ってきてもいいように鍵は空いている。 名無しの魔女は今日も帰らない。 もう、戻ってこないのかもしれない。 ……戻ってこなかったら、この身はどうなるのだろうか。 魔女は一蓮托生、と言っていたが…。) (10/17-20:52:08)
ルカ > (飲まず食わずでずっとそうしているが、血に渇く以外不自由はない。 試したことは無かったが、この身は本当に化け物のそれなのだと思い知らされる。 未だ自分は人であることに縋りついているのか、と考えると自嘲気味な笑みが漏れる。) (10/17-21:01:37)
ルカ > (あまりここを訪れる相手はいないが、次に誰かきたら、絶対に出よう。 ここでこうしていても何も変わらない。 膝を抱えた腕を伸ばす。関節がやや固まって、動きが鈍い。) (10/17-21:07:25)
ご案内:「神隠しの森の館 -ツイン3号室-」にレンさんが現れました。 (10/17-21:15:05)
レン > (時は少しだけ遡り―――自室の小さなテーブルには部屋の主でもある青年が佇む‥‥と言うよりは、椅子に腰掛けたまま延々と思考の堂々巡りを続けていた。 一応、済ませなければいけない用事の為に自分の街にも行ってきたのだが、そこから戻ってきたのはいつからだったか、そんな事も忘れたまま‥‥‥今はただひとつの問いかけだけが今の自分を占めている) (10/17-21:15:38)
レン > (たった一つの選択。それさえ確定すれば‥‥後はそれに合わせて関連する事柄が動き出すだろう。 ‥‥と、そんな事はずっと以前から判っているし、何を選ぶのかも決まりきった事、の筈)((そう、判ってる‥‥のに))(深く、眉を寄せると目を伏せ) (10/17-21:16:06)
レン > ‥‥‥‥、‥‥。(ふと、意識が遠くなるような気配に頭を振った。 ここ数日寝食を疎かにしてしまっている所為か、不規則に訪れるソレは今の自分にとっては邪魔でしかない。 何も出来ないまま過ごす時間なんて無駄以外のなんでもなかった。)‥‥‥ァ。(灯りも付け忘れた室内をゆるりと見渡す事で気を紛れさせようかと試みて、目に映ったのは小さな包みの輪郭。) (10/17-21:16:22)
レン > ((そういや、貰ってきたんだったな‥‥))(もらったと言うよりは半ば強引に渡された品。料理屋だけあって腕は確かなのだが、街で開催中の祭りが影響してその外見、どうしても食べる気にはなれず‥‥かといって捨てるのもさすがに悪いと思ったり)‥‥‥‥持って行ったら、食べるかな。(同じ屋根の下に住む二人組の顔がふとよぎる。 時計を一度眺め、ゆっくりとした動きで椅子から立つと―――その包み片手に部屋の外へ。) (10/17-21:16:56)
ルカ > (足を伸ばす。 身体をぐりぐりと動かす。ベッドから降りて折れたカソックの裾を正す。 だが、どうにも出かける気にはなれない。ぽす、とベッドに腰掛け。) (10/17-21:17:05)
レン > (そして時は今に至り、立っているのはツインルーム3号室前。戸口で一端立ち止まると軽く身なりと表情を整えて―――《トン トン、トン》 控えめなノック音が室内まで届くだろう) (10/17-21:17:12)
ルカ > …ぁ。(ノックの音に、ぴくりと顔を上げる。 今日こそはちゃんと出なければ。襟元を正して、鏡…なんて置いていないが、少年の顔は酷い寝不足そうな隈が出ている。 扉に近づき、ゆっくりと戸を開く。) ……こん、ばんは。(レンの顔を見れば上目気味に相手を見上げ。) (10/17-21:21:27)
レン > (ドアが開くと、平常時と変わらぬようにといつも通りの顔を見せ)こんばんは、ルカ‥‥‥‥ちょっといいか?(と、声をかける。 顔の隈には気がつくものの口にはしないようで) (10/17-21:25:21)
ルカ > ……はい、丁度、今日は出かける気がしなかったところですから。(どうぞ、と小さく笑う。 たかが二日三日だが、人と話すのが妙に久しぶりに感じられて、自然と薄く、笑みが浮かぶ。) (10/17-21:27:34)
レン > (中に促されるとコチラは一瞬、動きが止まり)ェ?‥‥あ、別に(渡す物を渡したら戻ろうと思っていた自分には意外な展開。断ろうと口が開きかけた所で、ふと思い出した事柄が喉の動きを止める)((そういえば、薬を飲むようになったとか聞いたな))(今の顔つきを見ても不安要素はあることだし、と結局は1歩中へと踏み込んで)‥‥‥ン、それじゃあ少しだけ、邪魔させてもらうよ。 (10/17-21:35:06)
ルカ > はい。何のお構いもできませんけど。(ちょっと悪いことをしたかな…と考えるが、 少し、心寂しいかったのだ。 相手の心配する様子には気がつかぬまま。) (10/17-21:37:14)
レン > いいや、それこそ『お構いなく』。(軽い口調で返すとまずは本題、と手にした包みを差し出し)貰い物で悪いけど、ちょっと今は食べたい気分じゃなかったから‥‥(良ければ、と反応待ち) (10/17-21:41:38)
ルカ > ……ぁ、頂いていいんですか?ありがとうございます。 …すぐに開けてもいいものですか?(自室の扉を開き、どうぞ。とレンを促しながら。 中身が何か、相当気になるらしいが、すぐに開けてもよいものかと。) (10/17-21:43:51)
レン > (お邪魔します、と改めて一言挟むとルカの個室へと足を運ぶ。 問われた言葉には何故か、少し気不味そうに苦笑を浮かべて)‥‥ぁ‥‥ああ、構わないけど。 先に謝っとくよ。実はソレ、地元の祭で振舞われたものなんだけど‥‥見た目が、その‥‥‥まあ見れば判るから。(『味はいい筈』とフォローは入れつつも何故か遠い目線は窓の外に逃がしている) (10/17-21:50:13)
ルカ > (どうぞ、とソファーに座ることを促して、自分はベッドに腰掛ける。) …? ……なんだろう。(レンの様子に首を傾げ、するすると包みを開いていく。 動くまで気が付かなかったが、お腹も相当減っていて。 さて、どんな見た目をした何が出てくるのか。) (10/17-21:53:00)
レン > (包みの中には背の低いケーキ箱がひとつ。 そしてその箱の中から出てきたのは手のひらサイズのプチタルトが4つ。クランベリーソースがたっぷり乗ったような‥‥と言えば聞こえはいいが、表面を彩る紅よりも朱よりも深い赤はまるで鮮血を連想させるほどかもしれない―――ただし、食べれば全く普通に美味しいパンプキンタルトだったりする。)‥‥なんでもかんでも赤く作る祭だから、俺はその、慣れてなくて。(無理そうなら引き取るから―――と言った後、ゴメン。と申し訳無さそうな詫びがひとつ付いてきたとか) (10/17-21:58:25)
ルカ > (ぎら、と一瞬少年の瞳がクランベリーソースと同じ色に光る。) ……なんでもかんでも紅く作る祭り? レンさんの世界でのことですか?(この数日まともに出かけていないから、世相には弱いと。) いえ、大丈夫です。 ……お腹が空いているので…いただきます。(何も謝ることはないですよ、と告げてから、美味しそうにタルトを口にする。 まあ、その様子は相手には見えないかもしれないが。とても空腹だったのだ。) (10/17-22:02:21)
レン > (クランベリーソース色、ってだけで中身は100%カボチャ。しかしご丁寧に中までしっかり真っ赤に仕上げられており、タルト生地のみ本来の色を残している。ソレが箱かれら取り出されると、ソファーに腰掛ける動きと共にそっと目を逸らして)そう、俺の住んでる街の祭。 本当はもう少し意味の違うものだったんだけど‥‥(何故か今はそうなってる、と小さく溜息をついて) (10/17-22:09:55)
ルカ > (もくもく、と一つ平らげ。)確かに、見事に赤かったですね…。 ……レンさんはそのお祭り、嫌いなんですか?(相手の様子にそんな問いかけを。それからタルトをもう一つ頬張る。) (10/17-22:12:30)
レン > そう、だな‥‥(ゆる、と首を傾け)‥‥嫌い、と言うか苦手。 赤く染まった街の中は‥‥歓喜と共に、狂気みたいなものまで濃くなっているようで‥‥あの色は、ウン。(最後の辺りはいくらか独り言めいたものになる。 数拍後には我に返ると改めて、少年を見上げ口を開く)ルカは、最近どうしてる? ここでの暮らしも少しは慣れたか。 (10/17-22:21:30)
ルカ > (二つ目のタルトを平らげ、はこの中のタルトとレンを見る。 赤い色が嫌いなんだろうか、と考えるが、吸血鬼となった自分も想像するに赤く染まった街なんてものは自分を狂わせそうだなと考える。) ……なるほど。(一つ頷いて、この話はおしまいにしよう。 最近、という言葉に少し眉を動かし。) …ええ、ここでの生活には慣れました。 ……最近は、そうですね。名無しさんが帰ってこないことと、お薬が無くなってしまって少し困っていた所… ……です。(ほぼ、正直に話すようだ。) (10/17-22:25:43)
レン > (柔らかなソファーに身を沈めている事もあって、どこかぼんやりしながら話を聞く。意外とアッサリ出た単語に数度瞬きすると、『ソレ』と出た言葉の一つを強調させて)そのナナシサンからも聞いた。 ルカが薬を飲むようになったって―――辛い、のか?(『何が』と示しはしないが“無くなって困る”というなら良い状況とはいえないのだろう。 視線も自然と目の下に残る隈に向けられて) (10/17-22:36:14)
ルカ > ………。(言葉を詰まらせる。 タルトの箱を横に置いて、膝に手をおく。 服を掴み。) ……つらい、ですね。 あれば、普通の人間と同じように、過ごせるんですが……(レンと目は会わせず、褐色の首筋をじっと見ている。 ひどい寝不足なのだ。暗いことばかり考えて縮こまっていたから、酷く疲弊している。) (10/17-22:40:44)
レン > ‥‥そう か。(状況はなんとなく理解できるが次の言葉が出てこない。同情どころか想像もできない状況なのだから、軽々しい事を言えばかえって傷つけることになるだろう)‥‥それだけ辛くなるなら、服用するなとは言えないが‥‥‥(キシッと微かな音を響かせてソファーから立ち上がるとルカの隣へと腰を下ろして)せめて、少しは眠れ‥‥誰かいた方が落ち着くなら、ここにいるから。(自分の事は完全に棚の上だが・・・それはあえて無視か。片手を後方から彼の頭に乗せると力を入れずにクシャ、と撫でようかと) (10/17-22:54:34)
ルカ > ……はい。 …薬を作ってくれた方と会えなくて… 今も、渇いて、飢えてしまっているんです。 ……本当は招き入れるのも少し怖かったんですけど、なんだか心細くて、それに、その…(視線は相手の首筋。 こくりと喉が鳴る。) …ぇ。(隣に座られれば少しびっくりして。 くしゃ、と撫でられれば少し安心したような顔をして。) ……すみません、気を使わせてしまっていますね。 …あ、 あの… 面倒ついでにお願いしても、いいですか? できれば、その、血を…(言いにくそうにもぞり口にする。) (10/17-23:01:56)
レン > ああ、なるほど‥‥店を頼っているわけではないんだな。(この世界では珍しくのないのだろうけど、さすがに今回は眉を寄せる。 辛さゆえか、それとも彼の性分か、あまりに素直に現状を語る姿にいつもならば己の血も躊躇うこと無く譲っていたのだろうけど)‥‥‥‥。(今彼に血を吸われれば、不摂生だったツケも重なって数日は思考もままならなくなるだろう。 その間が惜しい、と考えて―――暫し、答えのない空白ができる。) (10/17-23:11:33)
ルカ > …ええ、個人です。 マティアスさん、という竜族の方です。(こう、壺を抱えた…と簡単に相手の姿を説明しておく。) ………ぅ。… そうですよね。 ……毎回毎回無理、言ってますよね。 この前なんか、倒れちゃいましたし…。(少しだけうなだれる。が、少年の考えはひどく顔に出やすい。 有り体に言って、しょぼくれている。 しゅん、と。) (10/17-23:19:48)
レン > 竜族?‥‥‥ァ。(壷、と言う辺りで記憶とつながったらしい。渋面になりながらも天井に視線を向けて)あった事‥‥ある。 もし見かけたら、ルカの薬の事‥‥伝えておくよ。(そのくらいならできるだろうかと‥‥そんな事を思う間も時間は過ぎ、間を置いて隣でしょげる少年にやっと気がついた。)‥‥?‥‥ルカ?(沈黙が否定を示したと気付いていないようで。怪訝そうな顔つきになると項垂れる顔を軽く覗き込む) (10/17-23:34:26)
ルカ > (どうやら知っている様子にでも何か引っかかる様子に、少し首を傾げる。 レンにもそんな風に影のあるところもあるのか、と改めて考える。) …ええ、それじゃあ、お願いします。(迷惑ばかりかけているな、と穴掘って埋まりたいような気分になるが、考えていることは顔に出る。 顔を覗きこめば、しきりに目を瞬いて、眉を下げている。) (10/17-23:39:22)
レン > ああ‥‥判った。(コクリと頷き、窺った顔はやはりいつもと違うそれ。もう一度頭を撫でると手を離して)‥‥やっぱり、少し休んだ方が良い。(そのままベッドに入ってしまえと、自分は立ち上がりながら促そうか) (10/17-23:49:14)
ルカ > (撫でられれば頷いて。) ……そう、ですね。(タルトの箱を机に置いて、靴とコートを脱いでベッドに入いるようで。) ……しばらく、一緒に居てくれますか?(寝転んだまま、首を少し、動かして。) (10/17-23:52:41)
レン > (支度を済ませる間は立っていたが、請われる言葉にベッドの傍ら、フローリングの床へと座り直して)ああ、いるから‥‥‥‥オヤスミ。 (10/17-23:59:34)
ルカ > ……おやすみなさい。(少年はゆっくりと目を閉じる。 すぐに吐息はゆったりとした寝息に変わるだろう。 疲弊した身体を休めるように、深い深い眠りに落ちていく。) (10/18-00:01:38)
レン > (目蓋が閉じるのを待ってから、一度立ち上がって室内の灯りを落としていく。 暫くの間だけ、とそこで考え事の続きをするつもりが‥‥時々は浅い眠りに飲まれるようで。もしも部屋主が夜中に目を覚ましたならば、ベッドの端に突っ伏している姿が夜明け前まで見られたかもしれない) (10/18-00:04:40)
ご案内:「神隠しの森の館 -ツイン3号室-」からレンさんが去りました。 (10/18-00:06:42)
ルカ > (昼まで起きることなく、昏々と眠り続けることだろう。 寝息は何処までも穏やかで、今日は悪夢にさいなまれることは、無いようだ。) (10/18-00:07:00)
ご案内:「神隠しの森の館 -ツイン3号室-」からルカさんが去りました。 (10/18-00:07:07)
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