room42_20121026
ご案内:「リドリー人形店」にロネさんが現れました。 (10/27-01:06:56)
ロネ > (異世界から時狭間世界へと帰り着き、そしてさらに数刻後)…………。(部屋にはコートや鞘に納まったナイフやリボルバーが散乱し、男は机に突っ伏していた) (10/27-01:08:18)
ロネ > (気だるい。けれど、寝られない。明後日には再び動かねばならないというのに。動きすぎて身体の節々が痛い。屋根裏部屋は薄暗く、寒く、男は普段着るコートを羽織っていた。) (10/27-01:10:20)
ロネ > (不安になる。今日でよく分かった、自分は戦場において足手まといだ。) (10/27-01:11:22)
ロネ > (そもそもろくに走れも出来ないのだから、武力の無い非戦闘員よりもよほどか足手まといである。動けない戦闘員ほど役に立たないものは無い) (10/27-01:13:43)
ロネ > ……――、ヴィア……。(呟く。右脚の旧い傷がじくじくと疼く)オリヴィア……ァ、(何かに縋りたい。何でもよかった、それこそエジが自分を責め立てるのならばそれに縋りたかった、黒髪の女も、マフラーの青年も、そしてエルも、誰も自分を責めなかった)……お前は、(震える声で)私を、恨むかい……?(嗚呼、この「振り出し」には戻ってはいけないのに。) (10/27-01:19:18)
ロネ > (あの二人は幸せになれるだろう。脳裏を掠めるは魔物の少女の姿)…………。(駄目だ。彼女に縋ってはいけないのだ。彼女と共に心の臓物の泥沼で心中するわけにはいかない) (10/27-01:21:43)
ロネ > (結局過去にしか縋れないのだ、自分は。霧の竜の「裏」の嘲笑が聞こえる。何て自分勝手で、何て自己中心的で。悲劇の主人公を気取る。悲劇? いや、これは喜劇かもしれない。観客は己の無様なさまを見て笑い転げるのだろうか) (10/27-01:23:47)
ロネ > (寒い。この部屋は寒い。寒いのは嫌だ。しとしとと外では雨が降っている。じきに雪も降り始めるのだろう。あの世界にも雪は降るのだろうか。そして、あの国、あの峠は既に雪に覆われているのだろうか。雪は嫌いだ。寒いのも嫌いだ。冬は嫌いだ。クリスマスもニューイヤーも十六夜も嫌いだ。――己が生まれた日は、もっと嫌いだ) (10/27-01:27:33)
ロネ > (そしてむくりと杖をついて立ち上がれば、寝るために階下へと降りていくようで) (10/27-01:28:23)
ご案内:「リドリー人形店」からロネさんが去りました。 (10/27-01:28:30)
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