room31_20121106
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」にクォールツさんが現れました。 (11/06-22:39:21)
クォールツ > (時狭間より、足早にこちらへと移動してきて。 こちらへ寄る前には、先日お世話になった少年と名のない女性の部屋へも立ち寄ってきた。留守だった(ということにさせて頂きたいっ)ようなので、扉前にもう一つ、持ってきた包みを置いてくる形になったが) (11/06-22:43:53)
クォールツ > (こちらも直接のお礼は、改めて申し上げることになりそうだが、名も居住地も分かっている分、こちらはきっとすぐ顔を合わせられるだろうと考えて。 こちらは宛名も書いた手紙を添えて来たから、すぐに気付いてくれるだろう。お世話になったお礼とお詫びにと、イングリッシュブレックファーストの紅茶とクローバーの蜂蜜、それに合わせたチョコレートを包んでおいた。これが淹れたお茶を飲まれていたし、あの女性に至っては自らマロングラッセを作っていたくらいだ、甘味は好まれるのだろうと) (11/06-22:57:17)
クォールツ > ルカさん……でしたね。(名のない女性から、月の丘で聞いていたそのイメージと、実際会った少年はずいぶん異なるように感じられた。行き摺りの自分を、部屋にまで運ぼうとしてくれた優しい心の持ち主だった――あの運び方は、さすがに遠慮してしまったが) (11/06-23:06:42)
クォールツ > (機会があれば、一度ゆっくりと話してみたいと思った。 名のない彼女は彼女で、さっぱりしていて個人的に好きだが。彼はまた違った方面での興味を抱かせたようで)  ――さて。(そこまで考えたところで、不意に懐から先程預かった封筒を取り出す。ここなら少なくとも、人が来たとしても静かに読めるだろうと踏んだから) (11/06-23:16:02)
クォールツ > (壁に背を預け、懐からペーパーナイフを取り出し、封を切って中身を手に取る。職業柄、ペンやこういったものは持ち歩くようにしているのだ。家や店にいる時は特に)  ………(カサ と手紙を開く。シンプルで簡潔な文、不器用で、手紙を書くことなど慣れていないのだろうことが伝わってきて。けれどそれより何よりも、)  ………。 (11/06-23:30:56)
クォールツ > (自分を気遣う、少年の精一杯だろう言葉が綴られた一行に赤い瞳が開かれる。驚きと戸惑いを交えた表情で、その後ろの「話がしたい」という言葉を指でなぞり) (11/06-23:36:23)
クォールツ > ………(丸く、開かれた瞳は次第に寄せられた眉と共に細められていく。唇を結び、青白い頬に睫毛の陰を落として)  ……情けないばかりだ、本当に。(ぽつり。そもそもが自我を抑制出来なかったことの結末だと云うのに、こんな、自分より遥かに年下の、それも己が殺し掛けた少年にまで、気を遣わせてしまうだなんて) (11/06-23:41:15)
クォールツ > (最後にもう一度文に目を通し、カサ と畳んで封筒に戻す。口元に浮かぶのはいつもの人形のような笑みとは違う、自嘲のそれ。 最も自らが犯した行為を、そのように思えるようになったことは、成長かもしれないが。 少なくともそう、あの頃よりは) (11/06-23:49:54)
クォールツ > …… …。(ぽつ、と小さな、とても小さな声で誰かの名を呟いた。フッ と和らぐ表情。それからゆっくりと目を閉じて) (11/06-23:59:39)
クォールツ > ……返事を。(書かなくては。そうして叶うのならば、己も彼と話をしたい。そう思った。 手紙を再び懐に仕舞う。コツコツと入口へ向かい、扉に手を掛ける。その向こうは、館の廊下ではなくどこかの屋敷の一室で) (11/07-00:04:53)
クォールツ > (薄明かりが灯るその部屋へ、躊躇いなくス と足を踏み入れる。 背後でパタンと閉まる扉。次に開かれる時は、もうそれはいつもの扉に戻っている) (11/07-00:07:55)
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」からクォールツさんが去りました。 (11/07-00:08:00)
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