room02_20121111
ご案内:「泉のほとり」にShadowさんが現れました。 (11/11-21:09:16)
Shadow > (周囲は漆黒の闇に包まれていた。風に乗って流れ来るのは、ツンと鼻を突くような血の匂い。 風が揺れたかの様に、僅かに茂みが揺れ、音を立てる) (11/11-21:11:17)
ご案内:「泉のほとり」にロネさんが現れました。 (11/11-21:13:06)
Shadow > (風に揺れる茂みにあわせる様に、足音も無く、月光に僅かに照らされた泉の畔へ、影より滲み出るかのように歩みを進めた男は、泉の手前で足を止める。 月光に、腕に装着した刃が鈍く光った) (11/11-21:13:43)
ロネ > (今日は境目から大人しく帰ろう、そう思った矢先)……ん、(微かに鼻につく血の臭いに目を細める)…………。(ざく、ざく、と杖をついて歩くと、泉に出た。ちょうど位置としてはアサシンの対岸か。細い月の下、人影がある、ということには辛うじて気づくが、その黒尽くめの姿をはっきりと視認することはできず) (11/11-21:16:07)
Shadow > …。(泉の向こう。人の気配を感じるや否や、腰を落としかけた男の影がゆらりと揺れる。そのままスゥ…っと影に溶け込むように身を隠し。 後には気配すら残さず) (11/11-21:17:38)
ロネ > ……あれ。(目をごし、と思わず袖で擦った)おかしいな。(確かに人影を見た気がする。疲れているのかな、と呟いて、でも疑わしくて。杖をついて泉の周囲をぐるりと回って、そちら側の畔へ行こうと、ゆら、ゆら、と歩き出す) (11/11-21:20:10)
Shadow > (サワ…っと草が鳴る。風の動きに合わせて。先ほどの男の姿は見えず、ただ鼻を突く様な血の匂いだけが漂い) (11/11-21:21:49)
ロネ > ……何か嫌だな。(甘く漂う血の芳香に眉をしかめる。いる。確実に、何かが。そう思わせるような匂い。ぴり、と男の神経と警戒が張り詰められる。ざく、ざくり。先ほど人影が見えた位置まであるいていく。ざく、ざくり。無意識のうちに、杖の留め金に指が伸ばされ、いつでも刃を抜けるような格好に) (11/11-21:23:46)
Shadow > <サワ…>(木の梢が揺れ、ロネの居る辺りを影が包む。 不意に目の前に風が流れたように見えるだろうか。 猫そのものの瞬発力で闇に紛れて男へと接近し、ピタリと首、動脈部分へジャマハダルを当てようと)…。 (11/11-21:27:44)
ロネ > っ。(立ち止まった。首筋に当てられる、ひやりとした感覚)……こんばんは。(目だけを動かして相手の姿を捉えようと。静かな、押し殺すような声) (11/11-21:32:34)
Shadow > …。(暫らく冷たい夜行性の獣特有の光る目が男の目を見据える。       ──少しの間の後、宛がわれた刃をゆっくりと退けて) …追手、と言うわけでは無さそうだな。 すまん。(一歩下がると刃を振って) (11/11-21:34:30)
ロネ > (相手の光る目に、人間じゃ無さそうだな、と心の片隅で思いつつ。刃をあてがわれた首筋をそっと右手で撫でて、下ろして)えぇ、貴方のことはまったく存じませんよ。(謝罪の言葉に目を細めて)いえ。疑うのはよいことです。特に貴方のようなご職業であれば。(闇にまぎれるその服と、その刃。まぁ堅気ではないことは確かだろう) (11/11-21:38:01)
Shadow > (ふ、と目を細めて) …時折あんたの様ななりをした者が死角として来る事があるもんでね。 まぁ、声を発した時点で此処に来た連中の1人かとも思いはしたんだが。(泉の傍へ移動をすれば、血塗れた刃を水に浸す。一瞬刃が触れた水の周囲が赤く染まり、直ぐに元の透明度を戻して) (11/11-21:41:56)
ロネ > …………。(紅く染まる泉の水を静かに見やって)……殺しを?(特に侮蔑するわけでもない、ただ純粋に尋ねた) (11/11-21:44:13)
Shadow > ああ。 これが俺の仕事なんでね。(淡々と答え。 血で汚れた手を洗い) (11/11-21:45:43)
ロネ > 成る程。(穏やかな微笑を口に描く。だが、目はまったく笑わず、冷淡としたまま)その割には、随分とお優しい。(なんとなく。なんとなく、そう思った) (11/11-21:48:06)
Shadow > (目を細めれば、ふっと笑みを向けて) …面白いな。あんたは。(ゆるり。小さく首を傾げるようにして見やり) …自分に刃を向けた者をそう判断するとは…。 人が良いんだな。 (11/11-21:49:39)
ロネ > いえ。(琥珀色の冷たい双眸で、その光る目を見やる)私なら、相手の誰何を問うことなく斬ってしまうでしょうから。(口元にはなおも笑みを浮かべたまま)己の命がかかっていれば、尚更。(追っ手、と言っていたから) (11/11-21:53:00)
Shadow > 身を守る為なら、それも道理だろうさ。 俺は必要の無い命まで奪いたいとは思わない。 それだけだ。(刃を振って水気を払えば腰へとジャマハダルを納め) (11/11-21:55:01)
ロネ > ……そうですか。貴方はやはりお優しい。――その優しさも、強さ所以でしょう。(静かに、淡々と) (11/11-21:57:57)
Shadow > 優しさ故では無いさ。 臆病なんだよ。 俺は。(泉へ視線を向けて。双眸に浮かぶ色は穏やかに) (11/11-21:59:56)
ロネ > おや。(少々的が外れたような顔に)何に怯えていらっしゃるのですか?(こういう職の者でも、こんな色の瞳をするのだな、と思いつつ) (11/11-22:00:55)
Shadow > 何人殺めても慣れはしない。 殺した数だけ『背負う』。 様々な想いを。 自分で選んだ道だからな。後悔は無いが、一つ命を消す度にそいつを背負う。 ── 無関係な者のそれまで背負う度胸は無い。(静かに目を伏せて) (11/11-22:03:45)
ロネ > (良く見れば相手の外見は自分よりも幾分若い。否、この世界で、外見ほど当てにならないものはないのだが)……沢山、背負っているようですね。(静かな湖畔のような口調で)いえ、安心しました。それは人間として当然の想いでしょう。 (11/11-22:07:39)
Shadow > そういう生業だからな。 相手も然りだ。 お互いにそれなりのリスクは覚悟の上での仕事だ。 止むをえんさ。 …安心?(ゆるり。首を傾け、其方へと視線を向けて) …何か憂いでもありそうだな。 (11/11-22:09:48)
ロネ > (不意に視線を向けられて、虚を突かれたような表情になり)ああ、いえ。憂い、というほどでは。(ふふ、と貼り付けたような口元の微笑)殺せば罪悪感を背負うのは当然でしょう。何とも思わなくなったら、それはきっと――(と、そこで言葉に詰まる。言い辛そうになって、決まりが悪くなり、帽子をちょっと直して誤魔化す) (11/11-22:13:24)
Shadow > ──…そうだな。(僅かの沈黙の後、静かに頷いて。何かを感じ取りはしたものの、それを問う事はしない。 相手が誤魔化すような仕草をすれば、気付かないふりをするように視線を泉へと向けて) (11/11-22:16:55)
ロネ > (相手が視線を泉に向ければ、決まり悪そうな様子になって)……詮無きことをお尋ねしますが、(思わず、くだらないことを)貴方は人間ではありますまい。 (11/11-22:19:29)
Shadow > ──…ああ。(頷いて) 今は夜だからな。 気付かれるのも無理は無いか。(自分の瞼に指を当てて) (11/11-22:20:50)
ロネ > (琥珀色の双眸は泉の水面を映していて)……貴方の世界の人間は、貴方のような人あらざる方に対してどうしていましたか?(淡、と) (11/11-22:22:18)
Shadow > 俺の世界では、亜人の類は珍しくは無い。 此処とそう変わらんさ。 (11/11-22:25:06)
ロネ > ……そう、ですか。(それきり、沈黙して、さらさらと流れる泉を何の気なしに見やって。どことなく男の表情はぼうっとしている) (11/11-22:26:15)
Shadow > (静かに視線を一度向けて) ──悩みごとか?(ぽつり。呟くように声を掛けて) (11/11-22:28:50)
ロネ > 世界による見解の違い、ってやつですよ。どの方も感じていらっしゃるでしょう、ある程度は。(だから大したことじゃありません、と、穏やかに続けた) (11/11-22:30:23)
Shadow > まぁな。だが些細なことと言いきれることでもあるまい?(ゆるり。首を傾けて) (11/11-22:32:28)
ロネ > …………。(そうですねぇ、と世間話でもするような調子で)……ただ人と違うだけで迫害される、というのは、どんな気持ちなんでしょうねぇ。(ぼんやりとした口調) (11/11-22:35:21)
Shadow > …悲しみ、怒り、憎しみ、恨み…。そう言った感情を抱く者が多いだろうな。(静かな口調で答えて) (11/11-22:37:46)
ロネ > ……そうですよね。(ふふ、と力無く笑んで)あまりにも理不尽ですからねぇ。――貴方は?(迫害されたことは、と小さく付け足して) (11/11-22:39:37)
Shadow > …俺の種族は特殊でね。(目を細め) 俺の世界においても極秘とされているんだ。 普段は偽りの姿で生活をしている。 真実を知る者は一部を除いてこの世界で出会った者だけだ。 (11/11-22:41:49)
Shadow > (故に迫害は無い、と。 ゆるりと首を振って) (11/11-22:43:19)
ロネ > おやおや。姿を隠さねばならぬ理由でも。(首をゆる、とかしげ) (11/11-22:44:11)
Shadow > 諸事情でね。(くつり。人差し指を口に当てて) 普段は異なる姿で生活をしているんだ。 俺がこの姿を取るのは、仕事の時と仕事の後のみ。 (11/11-22:45:44)
ロネ > ん、ということは、そちらが「本物」でございましょうか。(冷たい双眸を細めて) (11/11-22:47:13)
Shadow > そういうことになるな。(目を細め) …どちらの姿も生まれ持って備わっているものだが。 (11/11-22:48:11)
ロネ > ……例えば、ですが。(やはり、世間話でも始める口調で)「人でないけれど、人のように思考し、人のように喋る」という理由だけで、その者たちを害する人間がいたら、(ゆる、と視線を。その目はどこか優しく)貴方はどう思いますか? (11/11-22:50:51)
Shadow > ── 昔の俺なら、腹を立てて仕置きに行っただろうな。 …今は、憂いはするがそれもまた人なのだと思う。(静かに目を伏せて) …悲しい事だとは思う。 …俺の手の届くことであれば、追われる者を守りたいと、そう思う。 (11/11-22:54:08)
ロネ > (相手の返答に、ふぅ、と息をついて)ありがとうございます。えぇ、少しは気が楽になりました。(会釈をして、ゆるり、と踵を返して)また会えることを願っていますよ。(暗に、死ぬなよ、と) (11/11-22:56:56)
Shadow > (目を細めて微笑をし)──あんたもな。(どことなく危うさが漂う相手に、少しだけ案じるような声音を含ませて) (11/11-22:58:19)
ロネ > 私は、(一瞬躊躇って)――ただの人形師ですから。死にはしませんよ。(では、と言い残して、杖をつき、ゆるり、ゆらりと夜闇の中へ消えていく) (11/11-22:59:49)
ご案内:「泉のほとり」からロネさんが去りました。 (11/11-22:59:54)
Shadow > ─それならば良いんだけどな。 (男の姿が消えれば、ぽつりと呟いて。 冷たい目と、妙に亜人等を気にする様な会話。)…どうにも危うく見えるんだがな。(ゆらり。立ち上がって) (11/11-23:02:28)
Shadow > (縁があれば、また会うこともあるだろう。僅かに気にするように今一度男の去っていった方へ視線を向け。 マントを翻し、此方も森の奥へと、闇に溶け込むように消えて行く様で──) (11/11-23:04:01)
ご案内:「泉のほとり」からShadowさんが去りました。 (11/11-23:04:12)
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