room10_20121115
ご案内:「闇の集う場所」にルカさんが現れました。 (11/15-22:13:22)
ルカ > (しんしんと雪の降る中をゆっくりと歩いてくる。 冬は寒い場所の生まれなので足を取られることもなく。 寒さにうずくまっているのか、魔物の気配もない。静かに、雪に交じり、血の匂いと瘴気が漂っている。) (11/15-22:15:18)
ルカ > (こんな地であっても雪は平等に白い。 空を見上げて足を止め。 ぼう、と降り積もる雪を見つめている。) (11/15-22:17:25)
ルカ > (白い息を吐き。 こんな日にこんな場所にやってくる酔狂なヒトはいないか、とも考えるが。少年は何かを待つようにトランクに腰掛ける。 頭の中を様座な出来ことが掛け巡るが、この地はどこか落ちつくのだ。) (11/15-22:22:24)
ルカ > (す、と手を差し出して、雪を手に乗せようと。 冷え切った手の上で、雪はゆっくりと溶けていく。) (11/15-22:30:41)
ご案内:「闇の集う場所」に九郎さんが現れました。 (11/15-22:31:36)
九郎 > (酔狂、と言う訳ではないが単に歩いて居たら気づいたら居た。まぁ、何時もの事だから気にしない気にならない) ……瘴気と雪、か(死のイメージとしては近いものがあるか、何て呟いて) 寒くは無いのか?(と、語りかけた) (11/15-22:33:19)
ルカ > (昼間より良く見える少年の目は、ふらりと現れた相手の姿を見つけ。) ……クロウさん… そうですね、冬がきつい所の生まれなので、これぐらいならまだ寒くはありませんよ。(薄く笑い、返事を。) (11/15-22:35:25)
九郎 > そうか……(頷いた。こちらも似た様な場所に住んでいる分寒さに強い。同じ理由なら納得だ) あれから、腕は上がったか?(剣の事を言っている。共通する話題など、それしかない) (11/15-22:37:22)
ルカ > ええ。(小さく頷き。) ……鍛錬は続けています。カタナを持つ相手と、二回ほど試合をしました。……二回目は完全に負けてしまいましたが。冷静さが足りませんでした。(つい昨日の話だ。苦笑のようなものを浮かべ。) (11/15-22:39:36)
九郎 > ……そうか(目を閉じる。どうも、剣を握った頃を思い出した様だ) 良い経験を、積んだ様だな……(羨ましくもあり、また、眩しくもある。純粋さは自分には無い物だ) 冷静でいるには経験が必要だ。これからの、課題だろう (11/15-22:43:28)
ルカ > (相手の様子を少しだけ不思議そうに見つめる。 人の心の細やかな部分に、少年は鈍いのだ。) はい。本当に、色んな方々にお世話になってしまって。(照れ笑いのような表情になる。 素直に、少年は教えられたものをなんでも吸収していく。) ……そうですね。経験が足りません。…ただでさえ、僕の頭は常に雑念だらけだというのに。(深く頷いて。) (11/15-22:46:58)
九郎 > 雑念、雑念か……(何を持って雑念と言うのか、それは自分には解らない。だが、それを振り払う方法は一つだ。そして、それを言葉に出来るほど、己は出来た人間ではない) ふむ……機も良い、か(ふっ、と左手に刀が現れる) ……いつぞやの、約束を果たすには良い機会だと思う、が……ルカ、そちらはどうだ? (11/15-22:50:02)
ルカ > (笑顔を貼りつかせてはいるが、内面に大きな負の感情を抱いている。それに折り合いをつけながら、少年は生きているのだ。) ……ええ。問題ありません。(真面目な表情になり。 立ち上がり、トランクを開ければ、ごろりと矮躯の女が雪の上に転がり出る。) (11/15-22:53:06)
九郎 > (ちらり、と転がり出た女を一瞥し目を閉じる。ジャケットに手をかけ、脱ぎ捨てると服装が白一色の和服に変わる。解れる者が見れば、それは死に装束と言う死を覚悟した者が纏う服だ) 心刀鬼空流奥許……石神九郎。剣士として相手仕る(極々自然に、腰が落ち体を捻り、刀の柄に手がかかる) (11/15-22:56:52)
ルカ > (転がり出た女の腕を掴んで持ち上げる。腰の剣を抜き、胸部に深々と、鍔まで血に染まるよう貫いた。ゆっくりと剣を抜けば、女の血を纏った剣は一回り大きく、鋭い刃を持つものとなった。抜いた剣の切っ先を相手に向け、それから右肩に乗せるように剣を構える。)口上を語る程のものではありませんが、魔女の血を受けた吸血鬼として、お相手いたします。(貫かれた女から手を離し。) (11/15-23:02:38)
九郎 > (居合いの構えを維持したまま、女が貫かれる様を見た。血が剣に変わるのを見届けると、それが自分の武器を作る為に必要と見て納得した) なるほど。それがお前の剣か(呟く。と、同時にルカの丁度右側に“出現”した) 本気で来い。出なければ斬る(普段と変わらぬ、しかし声に込められた殺気を表に出した言葉と共に、鞘が鈍器の様に横に振るわれた) (11/15-23:06:40)
ルカ > …はい。 彼女が僕の剣です。 っ…!(本気でなければ死ぬのは承知、 相手を正面に捉えるように足を動かし、横に振るわれた剣を叩き割らんとする勢いで、自分の右肩から左下へ、剣を振るう。 力だけは強い一撃。) (11/15-23:11:58)
九郎 > (振るわれた鞘が蛇の様に軌道を変える。元より刀は打ち合う為の武器に非ず。振るわれた剣の腹に軽く触れる様に動き、叩き割られる事を防いだ) 打ち合う武器では無いのでな(刀が抜かれる。変則的な位置からの抜刀。その抜く動作はそのまま無駄なく攻撃へと転じる。ぐるり、と身体ごと回転し、胴を凪ぐ様に刃が踊る。その刃、軽く重々しさは無いのに、骨すらも立つ様な剛の強さを秘めている) (11/15-23:17:27)
ルカ > (大きく空振る。 早い。いつ、刀を戻した?やはり相手はただものではない。集中を切れば死につながる。 後ろに飛び、胴への一撃を回避しようと。 左下に構えた刃で、後ろ脚を前に滑らせ、相手の左腕を狙い、斬り上げる。) (11/15-23:24:05)
九郎 > (思いの他、相手の反応が早かった。左腕、つまり鞘を保持する腕を浅く切られたのは予想外だった。しかも己の刃は避けられている。置き土産まで残して退避されたのは、相手を低く見ていた証拠だろう)……うむ、見事(素直な賞賛。白装束の袖ごと、左腕が斬られた事に対するそれは素直に口から出た) だが……手は休めん(一足で彼我の距離を刀を振るうのに適した距離まで詰める。いつの間にか鞘の中に戻った刀に手をかければ、強烈な殺気で出来た幻の刃が首を狙うように振るわれる。されど、実体の刃は鞘の中。威嚇に近い、騙し技。騙されれば、刃が抜かれるだろう) (11/15-23:30:17)
ルカ > (少しだけ切り裂くことが出来た。 手を休めてはいけない。師と仰ぐ相手の言葉を思い出し、九郎の言葉が重なり。 眼は闇の中にあって、良く見える。 幻の刃に迷わず飛びこみ、振るわれる姿を幻視したまま、青い瞳を赤く燃やし、斬り上げたままの剣を振りおろし、逆に相手の首を斬り裂こうという剣撃。) (11/15-23:39:47)
九郎 > (良く見えている。そう内心で吐露し、振るわれた剣を紙一重で後ろに下がって避ける。しかし、剣先が触れたのか、喉仏近くが浅く切れられた。ならば) ……ふっ(鋭い呼気が吐き出され、右手が振るわれる。お手本の様な居合いの構えから、美しい円軌道を描いて横凪ぎに刀が抜かれる。斬心までも完璧にしてみせた) (11/15-23:44:38)
ルカ > (空ぶる覚悟でいた。本気で首を狙っても良いのだろうか?という迷いもある。 だが相手の覚悟に応えるためにはどちらかが死ななければならないだろう、と思う。 素早く後ろに飛ぶが、引き戻していた途中の右腕に、剣先が触れる。美しい軌道が、腕を斬り裂いた。じんわりと熱が広がる。 当然振るった後の隙等見せないだろうから、振りきる前に動く。刃が通り抜ける瞬間に、足場の悪い中、滑るように踏み込み、相手の右肩を突こうという動作。) (11/15-23:51:35)
九郎 > ……そこで(肉を絶ち、骨まで食い込む感触が帰って来るだろう) (11/15-23:52:53)
九郎 > ……そこで(肉を絶ち、骨まで食い込む感触が帰って来るだろう。痛みが右肩から伝わってくる) 反撃するとは、な(以外だった、とは続けない。その代わり、左手に握った鞘が顔に向けて振るわれる。そこに容赦は無い。頭蓋骨を叩き割る程の力を込めている。右腕は、動かない。骨まで食い込んだのだ。当然だろう) (11/15-23:55:50)
ルカ > っ!!(首を逸らし、トップスピードでの直撃は避けるが、それでも鞘が当たり、脳が揺れる。 二、三歩と後ろに下がり。それから踏ん張り、右肩に剣を構え。手応えはあった。 ここで終わるならただの試合、終わらぬのなら死合いである。 青い瞳を紅くそめ、少年は相手の出方を見ている。 攻撃する隙を、かけらほども見落とさないように。) (11/16-00:01:51)
九郎 > (鞘を口で咥え、刀を右から左に持ち帰る。片手で振るう為の訓練はしている。その程度できずに何が奥許か) ……っ!(片手打ち大上段。柄頭近くで刀を握り、大きく振り上げてから振り下ろす。意識しているのか無意識なのか、心臓ががら空きになる) (11/16-00:04:22)
ルカ > (続けるのか…。 ならば殺さなければならない、生き残るために。 ……相手の動きが隙が大きい、横に剣を構えたまま、相手から見て右に走り抜け、罠か?と問いかけるも、横から、右胸部を薙ぎ払う。) (11/16-00:10:39)
ルカ > (続けるのか…。 ならば殺さなければならない、生き残るために。 ……相手の動きが隙が大きい、横に剣を構えたまま、相手から見て左に走り抜け、罠か?と問いかけるも、横から、左胸部を薙ぎ払う。) (11/16-00:14:42)
九郎 > (誘ったが、乗っては来ないか。そう内心で考えながら、体を捻り斬られる部分を最小にする。血の花が咲くが知った事では無い。胸元は喉近くの出血で赤く染まっている。振り下ろした刃を即座に引き戻し、身体を捻る勢いを利用して突きを放つ。隙が大きくなる事を即座に引き戻す事で、威力が小さくなる事を連続で突く事で補う。どちらかと言えばフェンシングの様な、連続技だ) (11/16-00:15:09)
ルカ > (斬り抜けば足を相手に向け、突きの剣撃は刀を打ちすえるように力任せに払いのけようと。 右腕が熱くて冷たい。 小手先の小細工は、もう出来ないだろう。 いつの間にか止んだ雪。 積もるそれに血は滴るも、踏み出し、相手の腹部を狙い、斬り上げる。) (11/16-00:27:56)
九郎 > (打ち据えられては溜まらない。払われる瞬間に力を抜き、払われる方向に自ら刀を動かす事で破損を免れる。粘経と呼ばれる技法だが、さておき) ぬぐっ……(小細工を弄した結果、腹部をざっくりと切り上げられる。十分に致命傷だ。その証拠に臓物がはみ出ている。普段なら此処で自殺し、蘇生する事で完全に回復して追い詰める。だが……それは剣士の戦い方では無い。口から鞘が落ちた)……見事。手心を加えたとは言え、良く斬った……(ごふ、と喉の奥から血の塊を吐き出す。内臓にダメージを追った証拠だ) (11/16-00:32:18)
ルカ > (確かな手ごたえ。……これが、人を斬るということか。 昼間より良く見える眼は斬り裂いた臓腑を見る。それを目に焼き付けるかのように。)……クロウさん… ……これでよかったのでしょうか?(目を伏せる。 開き、相手の顔をじっと見る。 魔女の血に彩られた剣は更に男の血を吸い。 それが酷く重たく感じるのだ。) (11/16-00:35:59)
九郎 > ……俺は(斬られた部分から血が流れている。体温の熱さなのか、ゆらゆらと湯気が立っている。その上で、この男は普段と変わらぬ調子で言う) 開放の手段だと思っている。虚しいと言う奴も居るだろう。良く無い事だと言う奴も居るだろう。俺の考えは異端かもしれん。だが、それも一つの見解でしかない。真実は、己の中にある。良かったか、と決めるのはルカ……お前だ(顔色が悪くなってゆく。青白いを通り越して土気色だ。だが、それでも男は調子を崩さない) 俺の命は、誰よりも安い。何せ、俺は命を四つ、持っているから、な (11/16-00:40:48)
九郎 > ……俺は(斬られた部分から血が流れている。体温の熱さなのか、ゆらゆらと湯気が立っている。その上で、この男は普段と変わらぬ調子で言う) 復讐は開放の手段だと思っている。虚しいと言う奴も居るだろう。良く無い事だと言う奴も居るだろう。俺の考えは異端かもしれん。だが、それも一つの見解でしかない。真実は、己の中にある。良かったか、と決めるのはルカ……お前だ(顔色が悪くなってゆく。青白いを通り越して土気色だ。だが、それでも男は調子を崩さない) 俺の命は、誰よりも安い。何せ、俺は命を四つ、持っているから、な (11/16-00:44:10)
ルカ > (その生々しさを目に焼き付ける。じ、と相手を見つめ。)……僕が、決めること…。 少なくとも率先して人を殺めたいとは思いません。……いえ、安くなど…。 (目の端に矮躯の女を見る。あれと同じような仕組みだろうか。 確かにそんな感覚では、命の重みを無くしてしまうのかもしれない、と少年は考える。)……それで、いつかは貴方の望む答えにも辿り着けるのでしょうか…?(首を横に倒し、相手を見上げたまま。) (11/16-00:46:12)
九郎 > 俺が斬られたのは……(咳き込む。紅い物が口から垂れる。それを拭って) 人を斬れば、初段の腕前だと俺の流派伝えているから、だ……俺の望む答えなど、もしかしたら何処にもないのかもしれんし。だが、自分が納得できる答えは、見つかる(心臓の力が弱くなってゆくのが解る。こうやって、斬られるのは久しぶりだな。マゾヒストでは無いが、この死に向かう感覚は悪くない) 俺は納得して、お前に斬られた。今は、それで十分だ。 (11/16-00:50:13)
ルカ > ……初段の腕前…(剣を握る左手に力が籠る。)…ええ。あります、きっと。 答えは、どこかに。(キッと一度唇を結び。) ……そうですか。僕は、少しは強くなれたのでしょうか。(問うようにでもなく、呟いて。) (11/16-00:53:11)
九郎 > 復讐を終えても……身に付けた力は、必ずお前を助ける……答えを見つける為にも、強くなって損は無い(目を閉じる。流石に、血を流しすぎた。呼吸も、弱くなってきた) 悪いが、俺は少し眠る。強さの質を、間違える……な(呼吸が止まる。立ったまま、死んだ。その後、瘴気の中に消える様に元の世界に戻るだろう。そして、朝になれば何事も無く起き上がってくる) (11/16-00:57:04)
ご案内:「闇の集う場所」から九郎さんが去りました。 (11/16-00:57:16)
ルカ > ……はい。…はい。(言葉の一つ一つに頷き。その重みを受け入れよう。)……はい。 ……おやすみなさい…。(強さの質、という言葉に深く頷き、そして、相手は息を引き取った。 そして消えていく相手の姿を目に焼き付け。完全に消えれば目を閉じる。) (11/16-01:02:25)
ルカ > (矮躯の女はトランクに腰掛けて、見ていた。少年の少しの成長を見守るかのように。……本人にそんな気は全くないが。 胸の傷は完全にふさがって、破れた服に面影を残すのみだ。)……帰りましょう、名無しさん。(ああ、と女は頷き。少年の剣が元に戻り、魔女の血が流れる。 血振るいをして、剣を鞘に納め。 女はトランクに納まる。 少年はトランクに留め金を掛け。) ……。(何かを感じさせる目をして、館へと帰って行った。) (11/16-01:11:51)
ご案内:「闇の集う場所」からルカさんが去りました。 (11/16-01:12:00)
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