room42_20121202
ご案内:「神隠しの森の館 -27号室-」にサガミさんが現れました。 (12/02-23:16:33)
サガミ > (何やら下階が賑やかしい。が、お行儀悪く庭木を伝い、屋根を跳び、窓から侵入を果たす幼狼にはさして関係の無い事だった。器用に鼻先で窓を開いて、たん、と降り立つ廊下。) (12/02-23:20:52)
サガミ > (ふるる、っと身震い一つ。銀の毛並みがふわん、と揺れて、て、って、って、っと肉球と短い爪が、硬い木の床を食む。) (12/02-23:25:14)
サガミ > (辿り着いたる一つの扉の前、銀の幼狼はゆるりと首を傾けた。兄貴分の部屋の扉に掛かる袋は、間違い無く部屋の主へ向けられた物なのだろう。すんすん、鼻を鳴らして匂い確認。) (12/02-23:28:15)
サガミ > ……!(鋭敏な嗅覚が捉えた香りは、知人の物に違い無かった。この、神隠しの森の館の、あの人、しかし何故だろう、微妙に違って感じるのは、何かが…ぷつん、と思考が途絶えた。) (12/02-23:33:13)
サガミ > ……?(何を、悩んでいたのだったか。何を、考えていたのだったか。幼狼は先程とは反対側へと首を傾ける。 何か、大切な事だったのかもしれないけれど、取り敢えずは、この革袋からはミストさんの香りがする。それならば当然、安全な物だ。なのに、一体、何を悩んだのだろう。尖った耳を、ぴこぴこ動かして、時間の相違を知らぬ鳶色の瞳が宙を見る。) (12/02-23:36:11)
サガミ > ……(ゆうるりと、獣の視線が革袋へ戻る。今度、暮れる思案は、獣の姿の儘での回収は不可能だろうか、という点だ。うーん、うーん。 ヒトの姿に戻れば容易かろうが、万が一に部屋の中に兄貴分が居たら面倒だ。うーん、うーん。) (12/02-23:40:28)
サガミ > !!(ぴーん!尖った耳が立った。そう、回収してから、獣へ戻れば良いのだ。 そうと決まれば、銀の幼狼は瞬く間に少年へと姿を変えた。はふ、と一息。) (12/02-23:43:33)
サガミ > (ほっくほく顔で革袋を取って、ちょいっと中を覗き込む) ……箱?(きょとん。しかも、漂うのは聖の属性の強い香り。くしゅん!と、思わずくしゃみが出たり。) (12/02-23:44:37)
サガミ > ((…何か、兄主様にあったんすかね?)) (うーん、やっぱり首を傾げながらも、ふわん、と吹く一陣の風に捲かれて少年の姿は掻き消えた。後に残るのは、口に革袋を咥える一匹の幼い銀狼。) (12/02-23:49:44)
サガミ > (器用にも獣の足で扉を開いて、銀の尻尾はするりと中へ入り込んだ。そうして、暗い部屋に灯りが点る。) (12/02-23:51:37)
ご案内:「神隠しの森の館 -27号室-」からサガミさんが去りました。 (12/02-23:51:42)
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