room30_20121204
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にmistさんが現れました。 (12/04-19:25:58)
mist > (─小細工の幾つかを終える。 片手に銀色の竪琴を携えて、ふらりと足を踏み入れた先。 噴水から流れる水が月光に煌いて) (12/04-19:27:47)
mist > (ふ、と小さく笑みを浮かべれば、噴水の縁へと腰を降ろす。 軽く目を伏せれば、竪琴に指先を滑らせて) (12/04-19:28:46)
mist > (慌しさから、少し息を付けば、浮かぶのは記憶。 未だに自分は迷ってばかりだ。 時折こうして、記憶を辿る。 それは悲しみの為でも、過去を憂う為でも無い。 自分への『確認』。 何処か懐かしい、何処か物悲しい音色が流れる) (12/04-19:35:21)
mist > (過去の記憶の中。 自分を見失った事もある。 投げやりになった事もある。 八つ当たりをした事もある。 それらを傍観する。 ─『今の自分』なら、それをどう対処しただろう?) (12/04-19:37:30)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にアザミさんが現れました。 (12/04-19:40:16)
mist > (─自分の『答え』は? 過去の経験は、こういった日のために存在する。 同じ『悲しみ』を生まないために。 自分は、何が出来る? 自分は、どうする──?) (12/04-19:41:21)
アザミ > 『―――空を駆けた流れ星は 二人の願いも知って 運命も忘れるほど ただ 綺麗に輝いていた』 (透き通る歌声。その竪琴の音に合わせるように、優しい声が少し離れたところから紡がれる) (12/04-19:41:47)
mist > …。(ふ…。 伏せていた目を歌声へと向ける。その歌を引き立たせる様に、音色は少し、トーンを落とす。) (12/04-19:45:24)
アザミ > (音色のトーンが探る。それに目を細めて、微笑みながら) 『―あなたのため できること 祈るように数えながら 涙ごと引き換えても あの微笑戻るのなら なにも恐れない もう――』(そっと、迎えてあげるように、手を広げて、ミストの傍まで歩いてゆきながら) 『――なにも恐くない』 (ミストが本当はロネを赦してあげたかったことに対する悩みと、今の状況に悩み続けるミストへ、励ましになればいい。歌声で優しく包み込んであげるように) ……今回の大罪が許されることはないかもしれない。でも、本当はやりすぎだと思うの。夫の苦しむ姿を見て、耐えてる僕だって…本当は、許されぬほどの罪を犯し続けて、隠している。 …幾千の罪は、一瞬のものより、とても重いものなんだよ。(そっと、ミストに聞かせるようにではなく、独り言のように) (12/04-19:51:46)
mist > (静かに、竪琴は曲を奏で続ける。アザミの歌声が独り言の様なそれに変わっても、曲はその言葉の後ろで、その言葉さえ歌へ変えるように) (12/04-19:54:20)
mist > アザミは─ 僕が悩んでいると、そう思った? ─ロネの事、卍の事。(僅かに歌うような声音で) (12/04-19:58:08)
アザミ > …ミスト、神殿で泣いてたよね。 僕は、ミストの気持ちや、卍の気持ちは痛いほどわかるよ。 僕も…ロネと同じように、虐殺ばかりしてたから。 それすら、止めようとする人も、数多くこの手で殺めてきたの。 ロネは、そんな僕なのに、受け入れてくれた。 …すごくうれしかった。だから、この幸せをロネの生きてる間だけでも、大切にしたい。(ミストの続けられる言葉にも、頷いて) (12/04-20:00:10)
アザミ > ……だからこそ、僕は、皆を護りたい。ミストの為にも、ロネの為にも…僕の、為にもね。(表情は真剣なものへ変わり、ミストを見やって) (12/04-20:01:30)
mist > …(ゆるり。首を振って) もう、悩んではいないよ。 ─確認をしていたんだ。 自分の心を。(微笑を浮かべ、視線をアザミへと向けて) (12/04-20:02:39)
アザミ > ……教えて、ミストのその心を。(少女の周りには少女のものとは別の闇の力もある。支えがほかにできたようなものだろう。しっかり、その視線に紅い目を合わせて) (12/04-20:04:49)
mist > アザミもロネも、多分勘違いをしているよ。(目を伏せて)僕も卍も、虐殺しようが止めはしない。 もとより僕もアイツも殺戮の中を生きてきたしね。 (12/04-20:06:38)
アザミ > (静かに話を聞く。表情は真剣なままで) (12/04-20:07:47)
mist > 卍本人も、多分気付いていない。 …あいつは、ロネに気付かせようとしていたんだよ。 『自分が繰り返される側に立たせる事』で、その繰り返しで苦しんだ者の気持ち。連鎖で悲しんだ者の気持ち。 終わりの無い恐怖と苦痛。 それを身を持って知れと、そう伝えようとしていたんだ。 (12/04-20:10:30)
mist > だから、アイツはあの場でロネに手を掛けなかった。 その連鎖を知らしめる役って言うのは、結構苦しいものなんだよ。 だから、アイツは自分がその役を買って出たんだ。汚れ役をね。 (12/04-20:12:41)
アザミ > ……ロネは、今も苦しんでる。時には、苦しみを僕に見せないために、わざわざ部屋から外へ出て、館の庭にいる時もあるの。 その傷を持って、さらに、足の振るい足枷でさえも身に刻んだまま、卍の「想い」を受け入れようとしてる。 ……でも、その苦しみで、さらに苦しみを生み出すことは、僕は見たくないの。(苦しみを知らしめる役でも、それを受ける側でもない。でも、苦しみを同じように感じている。だから) …ミストが敵にならなくてよかった。僕は、今もずっとそう思ってるの。 ミストが敵になって、ロネに同じ傷を負わせたときは…僕は、きっとここにいなかったかもしれないから。 (12/04-20:18:20)
mist > 『汚れ役を引き受ける』、その決意があるから、アイツはロネの言葉にも、君の言葉にも嘲笑をした。 『汚れ役となっても連鎖を止めるという覚悟』の上のもの。 ロネのそれとは、全く意味の異なるものだからね。 当然、卍にその言葉が響くわけが無い。『どの口がほざく?』 …そう思うだけ。 苦しんでいるのは、ロネだけではないでしょう? …卍も、ゴボウも。今も苦しんでいる。 心に傷を抱えているのは、アザミ。君もだよね。 …まだ、終わってはいないんだよ。 これからやってくる悲しみも、卍も僕も、受け止めなくちゃいけない。 (12/04-20:21:46)
mist > …卍が思い出せば、この戦いは終わるよ。 大事なものと引き換えにね。 卍がロネに掛けた呪いも解ける。 (12/04-20:23:05)
アザミ > ……流石、卍を弟として受け入れてるだけあって、ミストも同じ考えなんだね。 呪いに苦しむのは、本人だけじゃない。呪いをかけられた人の周りにも影響する。僕ももちろんだし…子供には、さらに荷が重すぎるから…。(こく、と小さくうなずいて) …昨日、ジオがこうなったのも自分のせいだって、謝りに来てくれたの。でも、誰のせい、という物じゃない気がする。 自分が、現実に向きなおるか、それとも、ただの幻想に溺れるか、の二つ。僕は、そう思ってる。 卍が掛けた呪いが1日でも早く収まってほしい…。(自分は祈るしかない。ロネの為にも傷つくわけにいかないから) (12/04-20:29:17)
mist > アザミを苦しめているのも、彼が今その苦痛を受けているのも、彼自身が撒いた種だから、ね。 自分の撒いた種は、自分にしか摘み取れない。 …でも、僕も悲しみを続けるつもりは無いよ。 無論、君のその責を負わせる気も無い。 勿論君の子にも、ね。 (12/04-20:32:58)
mist > …彼が知れば、知りさえすれば、それで終わる。 ──さっき、言ったでしょう?『汚れ役を買って出る事で知らしめようとしている』 と。 だから、卍を取り戻せば、必然的に消えるよ。 目的は繰り返す事では無いから。 (12/04-20:35:30)
アザミ > ……これが終わったら、皆、また笑いあえるよね。 僕は、ミストがロネに対して氷の仮面を見せ続けることが何より苦しいの。ミストが、我慢し続けて、何時か、ロネみたいに壊れてしまうんじゃないかって…。(何時までも苦しみを見ることをはなるべく無い方がいい。我儘かもしれないけども) ……うん、卍にも早く気づいてほしい。 誰も、失うことなく、終わってほしい…。 (12/04-20:37:18)
mist > (僅かに苦笑して) ──ロネと僕の事は、君が気に病む事はないよ。 もう、僕の答えは出たから。(目を伏せて) 壊れるほど、脆くは無いさ。 あの時無表情の仮面に徹したのは、ああしなければエレメントが砕けてしまったからね。 少しでも生き延びる可能性の為にそうしていたに過ぎないよ。 ─卍はゴボウを護る事で急いているんだ。だから道を誤った。 ちゃんとアイツも、本当は判ってる。だから、僕が投影したヴィジョンに苦しんだんだよ。 ・・・誰も失う事無く、と言うのは無理だろうけどね。 君の友人は失いはしないよ。きっと。 (12/04-20:42:58)
アザミ > …そう。なら、よかった…。(目を伏せて、ほっとした) ……もう、エレメントは大丈夫なんだよね? ミストが消えるのは、本当にいやだからね? …ゴボウさん、あのあと外に向かってしまったけど、大丈夫かな。(思い出して、少し心配そうに) …今回の戦いに、僕の仲間が参加するの?(心配を相談はしたが、ネロが参加するかもしれないことはまだ知らなくて) (12/04-20:47:03)
mist > ん。大丈夫。あの時は砕けかけていたから、心に負う傷がそのままエレメントを傷つけてしまう状態だっただけ。 ロネがあの状態だったからね。 僕が生き残る確立が極めて低かった。だから、覚悟を決めていただけ。 仮に死んでもやるべき事か否かを天秤に掛けて、命が消えてもすべきと思ったからしたまで。 ゴボウは芯の強い子。 決して僕や卍を裏切る真似はしないよ。 心配は要らない。 ネロが手を貸してくれると、そう言っていた。 (12/04-20:52:12)
アザミ > (それを聞いて、やっと微笑みが浮かんで) なら、いいけど…ゴボウさん、捕まらないといいけど。(うーん、とやっぱり心配なのは変わらない) ネロが? そうなんだ…無理をするかもしれないけど、あの人は本当に強い人だから。 ――どうか、夜が泣く日が早くなくなることを祈って…。(両手を胸の前で合わせて、祈る仕草。こうすることで、なんとなく安心できるから) (12/04-20:57:39)
mist > 捕まりそうになったら呼ぶよ。(くつり。笑って) あの子は賢い子だからね。 そうなったら、どうなるか。判らない子では無いから。 ─もうじき此方の準備も整う。 決戦までは、後僅か。 (12/04-20:59:23)
アザミ > …そうだね。僕は、今は皆が元気になれるように僕も頑張ってるの。 …あ。(思い出したように異次元の物入れから葉で出来た包みを呼び出す。それをミストへ差し出して) 昨日から作ってたの、ヨモギの団子とお餅。薬草で作ってあるものだけど、おやつだと思って。 …後僅か、ということは、もうすぐ大きな戦いが起こるんだね。 (12/04-21:04:35)
mist > 君は、成長したね。アザミ。(ふっと目を細め、片手を伸ばせばふわりと撫でようと。差し出される団子を受け取れば、ふふっと笑い)ん、ありがとう。後でリュウヤと頂くよ。 ── ん。近日中に、ね。 (12/04-21:06:35)
アザミ > …ふふ、ありがとう。(成長したね、と言われてうれしかった。自分が変われたことが実感できる言葉だから。撫でられてふんわりと微笑んで) うん、二人で食べてね。ちゃんと二人分入れてあるから。 …そう。無事に、皆と帰ってきてね。卍を連れて。 (12/04-21:09:04)
mist > (にこ。笑みを浮かべれば、お返し、と、ごそごそ懐を漁って。はいっと包みを1つ差し出そう)じゃ、アザミも。 元気になるお薬。 (12/04-21:10:53)
アザミ > (差し出される包みに、首をかしげて。元気になる薬だと聞いて、笑み浮かべて) ありがとう。あと少しなら、頑張って耐えるよ。 (12/04-21:12:45)
mist > リュウヤの作った菓子。その辺の菓子職人には引け取らないから。(くすくすっと人差し指立てて)おっかしいんだよ。リュウヤ。 それ作るのに割烹着着て作ってんの。(おどけるように言って) (12/04-21:13:58)
アザミ > へぇ、リュウヤさんもお菓子を作るんだ…意外。(ちょっとびっくりしたようで) あ、でも…僕のいた国だと割烹着は色んなお母さんたちが料理する時に着てるかなぁ。 …でも、一度見てみたい気がするなー。(くすくす笑って) (12/04-21:18:12)
mist > リュウヤ菓子作るの上手いんだよねー。で、作るとほぼ毎日?こうして渡される。(くすくすと笑って) いつも持ち歩いてるんだよね。クッキー。 今度城に遊びにおいで? みれるから。 (12/04-21:19:31)
アザミ > そうなんだ? えへへ、リュウヤさんと一緒にお菓子作ってみたいなぁ。(中々勝負になりそうだった。お菓子を作るのは少女も好きだった) うん、是非…。今は、ロネが呪いで苦しんでるからお城へ向かえないけど…。 (12/04-21:22:41)
mist > ん。 一応アルヴァダールにも家を用意したけど、此処の方が良さそうだしね。 館の中なら安全だし、仮に外に出たとしたら自力でどうにかするでしょ。 (12/04-21:24:20)
アザミ > …そうだけど、今もどこかに苦しみを見せないために行ってるかもしれない。それがわかったら、卍が来た時にすぐに皆に知らせられるけど…。(そういう力がない自分にはどうしようもないことだが) (12/04-21:28:30)
mist > 見せないために飛び出した挙句に大怪我負えば悲しませるだけ。 それが判らないようならそれまでかな。(軽く肩を竦める。 明らかに以前と違う反応で) (12/04-21:30:04)
アザミ > ……無事でありますように、そう祈るしか、僕にはできない。だからこそ、護ってあげたいのに。(小さくうなだれて。今、まさにどこにいるかわからない状況。とても心配) (12/04-21:33:28)
mist > 本人が勝手にそうしたいのならそうさせるしかないさ。 …僕も頻繁に心配掛けちゃう側だけど、その時は色々覚悟して行くしね。 …アザミが悲しむのは、見たく無いけど。(小さくため息) (12/04-21:36:52)
アザミ > …うん。僕も、無理にロネは止めない。でも、それでロネが消えてしまうなら、話は別。 今、僕たちを残して死ぬなんてこと、あってほしくないもの。(正直、今起きてることすべてが少女にとって悲しみだ。傷つき、永遠の苦痛、それに何もできず見ているだけしかできない自分) ……ロネが今、死んでしまったら僕は、何のために頑張ったのかわからなくなる。それだけは、嫌なの。 (12/04-21:40:00)
mist > うん。(目を細めて) …そういうの判ってれば良いんだけどね。(こんなに悲しませていることを、当の本人は果たして気付いているのやら。 痛々しい。 ツィ、と手を伸ばせば、ゆるゆると髪を撫でようと) (12/04-21:41:43)
アザミ > ……わかってると思う。もし、そうじゃなくても僕は信じてあげたい。 …ロネがね、必ず僕の元へ必ず帰るって、言ってくれたから。(彼が残した手紙にも書いてあった言葉。その言葉の通り、ちゃんと戻ってきてくれている。だからこそ信じる。ふわ、と癖のある髪がミストの手に撫でられて揺れる) (12/04-21:44:46)
mist > ─僕自身も、君を悲しませる一端を担っているのは判っているよ。 でも、自分を偽る事は、僕には出来ないから。 その代わり、卍は止めてみせる。必ず。(自分がしてあげられるのはそれだけ。 目を細めて) (12/04-21:46:16)
アザミ > ……うん。 必ず、生きて帰ってきて。お帰りって、言わせてね。(そっと手を伸ばして、ミストに抱き着きたい。きっとみんな帰ってくると思うから、信じる。自分が出来るのは、こうやって応援することだけだから) (12/04-21:48:34)
mist > (そっと抱きとめ、ゆるりと背を撫でる。少しでも、不安が和らぐように。ゆっくり、ゆっくり。)うん。 (12/04-21:50:19)
アザミ > (背を撫でてくれる手に不安が少しずつ、全てではないけど消えていく。泣くことはないけど、こうすることで酷く安心できる) …頑張って、卍を連れて帰ってきてね。待ってるから。 (12/04-21:53:46)
mist > うん。 約束。(こつん。おでこを合わせて) (12/04-21:55:08)
アザミ > (おでここつん、とされてふふ、と笑って) やっぱり、ミストはお母さんみたい。 すごく、安心できる。(素直に感じたことを、微笑みながら。これ以上ミストを止めてしまうのは申し訳ないだろう。ゆっくり離れようか) (12/04-21:58:43)
mist > (にこり。笑みを浮かべ。 そのままアザミを見送ろう) (12/04-21:59:17)
アザミ > …それじゃ、僕は部屋にいくね。 ミスト、頑張って…。(ふわり、笑み向けて。部屋の方へ戻りに行こうか。薬の補充もしておかなければ――) (12/04-22:01:15)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からアザミさんが去りました。 (12/04-22:01:18)
mist > …ん。(微笑を向け、見送れば、止めていた竪琴を持ち直す。 流れ出す音色。 何処か物悲しい、異国の曲。 小さく歌を紡いで─)『Meu coracao que quebrou como copo.──』 (12/04-22:04:11)
mist > 『Nao devolve, ate mesmo se junta e coleciona. Por favor contenha um braco morno──』 (目を伏せて、思いを馳せる。 歌を口ずさみながら) (12/04-22:06:55)
mist > 『Porem, bem voce e nem todo mais longos─』(ゆるり。瞼を開ける。 少しだけ、嘲笑じみた笑みを浮かべ) (12/04-22:11:13)
mist > 『O coracao que foi danificado Isto esta estando congelado atraves de resfriado. De meu coracao nao desaparece Esta racha─』 嗚呼、何て戯言。 (ハ、っと笑えば竪琴を奏でる手を止める) (12/04-22:13:23)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にルイさんが現れました。 (12/04-22:16:41)
mist > 『Uma lagrima se torna o mar logo. Se comeca a puxar um remo atraves de Lata de Kofune isto va para sua origem─?』(竪琴の手は止めたまま、頬杖を付いて歌だけを口ずさむ。 感情の篭らないやる気のなさげな歌声で) (12/04-22:19:15)
ルイ > (キィ と微かな音を立て、館の扉から顔を出す。歌声につられたのだろう。裏庭にミストの姿を見止めれば、気配でそうだろうとは思っていたようだが、そろりとそちらへ足を向ける。歌を邪魔しないように) (12/04-22:20:07)
mist > 『Se puder ir para sua origem, por favor me de um abraco apertado com o braco─』(噴水の縁から立ち上がれば、草の上に寝そべる。 直ぐに気配に気付けば、にこ、と笑み)─や。ルイ。 (12/04-22:21:47)
ルイ > (と言っても気配を隠すという芸当が出来る訳でもないこれ。終わっ――た?と歌が止むのに小首を傾げるのと、彼女がこちらを見やるのは同時だった。 ぁ。と何となく、ちょっと遠慮がちに視線を彷徨わせて) こんばんは、ミスト。(そっち行って、いい?と問いながらもサク と草の上を伝って、お隣りへと参りたい) (12/04-22:25:31)
mist > (寝そべった身体を起こす。 どうぞ?っと隣を指して。 いつもどおりの笑みを浮かべ) (12/04-22:26:30)
ルイ > (その笑みに、ほっ としたようにようやく笑みを浮かべる。いつもは止める間もなく笑顔で抱き付きにいくというのに。ぺふ と長いローブを敷くようにして隣に腰を降ろした。その留め具には、先日おみやげにと頂いたミスリル細工のブローチが使われていて) ミスト、も……大丈夫そう、だね。(竜の神殿で再会した日の彼女と今の彼女。感じる雰囲気も力も、回復しているのがわかるだろうか。問うのではなく、確認するように話し掛けて) (12/04-22:30:53)
mist > ルイには、礼を言わなくちゃと、思ってたんだ。 先だっては助かったよ。 君が居たお陰でくたばらずに済んだ。今はもう大丈夫。 新しいエレメントが揃ったから、もう砕ける心配も無いしね。 ─ウン。 お説教は甘んじて受ける。(ホールドアップして見せて。) (12/04-22:31:50)
mist > (魔力はすっかり元通り。 寧ろ以前よりもパワーアップしてるくらいだろう。 弱った様子は強がるでもなく隠すでもなく、微塵も見えないかもしれない) (12/04-22:36:01)
ルイ > …ボク、何もできてないよ?(あの日、リュウヤが言ってくれた言葉を思い出す――も、へにょ。と笑みを浮かべたまま眉を下げて) でも、良かった。皆無事で。(あの夜、待っているだけだった自分が願ってたのは、ただそれだけだった。そのことだけは、すごく嬉しい) (12/04-22:36:12)
mist > (ゆるり。首を振って)ルイが心配をしてくれたから。 そうして信じてくれたから。 その想いが、僕を繋ぎ止めてくれた。(ス。胸元に手を置いて)…竜の核は、ヒールの類じゃ治らないんだよ。『心に負った傷』だから。 傷を癒す術は1つだけ。 『想い』だけが、エレメントの傷を癒せるんだ。 あの時、ルイの顔が、皆の顔が浮かんだから、首の皮1枚で何とか持ちこたえられただけ。(ふふ、っと笑って) (12/04-22:39:04)
ルイ > あの日、外傷はなさそうだったのに、何か…すごくミストが弱ってるように思えたのって……その、エレメント?が、傷付いてたから だったんだ。(そんな風に、「傷を負う」姿は今まで見たことがなく、今やっと理解した感で。 そして最後に何か、サラッとすごいことが聞こえた気がした) ……くびのかわいちまい…?(思わず聞き返す。片言のような発音で) (12/04-22:44:28)
mist > うん。(苦笑を浮かべ。聞き返されれば、珍しく正座なんぞして、ペコリ。 素直に土下座) ─ゴメンナサイ。 (12/04-22:46:33)
ルイ > (まさかの正座、からの謝罪に一瞬 ぎょっ とするものの、むむむむむ…!と両腕を伸ばし。がしっ!とその肩を掴んで引き起こそうとして) いっつも無茶ばっかりすると思ってたけど、ほんっとにそこまで無茶してたのっ!!??(これにしては非常に珍しく、牙まで見せて文字通り咬み付くかのように) (12/04-22:51:32)
mist > (うわぁーーー。 ホールドアップしたままで) や、無茶しようとは思ってなかったんだよ。 ただ状況的に無理せざるを得なくなっちゃってっ! ─あ、いや、元を正せば自業自得なんだけど!!!(きゃー) (12/04-22:53:13)
ルイ > そんなの分かってるよ!! ミストだけの所為じゃないだろうし、いっぱい色々あってそうなっちゃったんだろうって!分かるよ!?ミストはそうゆう子だもんっ。 でも、でもさぁっ…!(本当に珍しく、がーっ!と一気に捲し立てて。 最後にふっ、と力を抜いて) 死んじゃったら、全部、終わりなんだよ…?(声が、微かに震えた。そんなこと、言われなくても分かっているだろうけれど、言わずにはいられなくて) (12/04-23:00:29)
mist > (ちーーーさくなって、お説教、しっかり受け止める。 少なくとも今回のは完全に自分が悪い。 もう何でも甘んじて受けるつもり。 声が小さくなれば、そっと覗き込んで)…うん。ごめん、ルイ。ほんっと、完璧に僕が悪かったよ。 ルイが悲しむのも、判ってた。 ─ごめんね? (12/04-23:04:45)
ルイ > (覗き込んだ顔は、憤りと悔しさと悲しさと、それでいて何とも言えないような感情が入り交じった表情で。唇を結び、じっ とミストを見つめる瞳は蒼く潤んでいる) (12/04-23:09:20)
mist > (ぅ”っ。 まぁ、ルイのお怒りはご尤も。反論の余地など何処にあろう。 ちょーんっとまた正座して。だくだくだく。) ゴ…ゴメンナサイ。 もうしません。(しょぼっ) (12/04-23:12:30)
ルイ > ……ごめんじゃなくて、反論してよ。(ミストらしくない、と今にも零れそうな涙を湛えた目でそちらを見上げて) じゃないと、勝手なことばっか言って、責めちゃいそうだもん。(何があったのか、そうまで至るまでに彼女がどんな思いで、どんな決断をしたのかも知らずに。自分だけの思いをぶつけてしまう。と) (12/04-23:16:04)
mist > …多分、これからも無茶はしちゃうと思うんだ。 …でも、無理はしない。 約束する。(今回のは、自分で無理しまくってる自覚あったし。 自分の馬鹿さ加減もよぉぉく自覚してる。 同じ事だけは繰り返さない。 そう誓って。 宣誓、と言う様に小さく片手を上げて) (12/04-23:16:28)
mist > 少なくとも、今回の事は完璧に僕の落ち度だったんだよ。(苦笑して。)叱る権利も責める権利も、ルイにはあるしさ。心配掛け捲っちゃったから。 (12/04-23:19:05)
ルイ > ……もーちょっと、無茶も控えて。 それこそ無理かもだけど。(涙目のまま、ぷく。と頬を膨らませて) ――あの時、上にいたのって……ボクにくれたお人形、作ったお兄さんだよね。(あの時は、一度お会いしただけの気配では分からなかったけれど。時狭間で会った彼は、とても温厚で優しそうな人に思えた。 二人の間に、何があったのかまでは聞くことは出来ないけれど) (12/04-23:22:33)
mist > うん。 …あの人形は、僕が買いつけた物でね。 ロネから好きにして良いと言われて、真っ先に君にプレゼントしようって、そう思ってた物なんだ。 (12/04-23:24:17)
ルイ > (ロネ。そう、ロネさんだった。自世界の人を思わせるような服装をしていたから、よく覚えている。 きゅ と腕に付けた、一緒に頂いた聖印のレプリカのブレスレットを、もう片方の手で包むようにして) それは、すっごく嬉しかった、けど。 形見分けみたいに言いながら、渡される方の身にもなってよ。(これも、これも。と手の中のそれとローブに付けたミスリルのブローチを示して) (12/04-23:29:27)
mist > (苦笑を浮かべ) …本当に、あの時は覚悟せざるを得なかったんだ。 あのまま何もしないで居れば、確実に数名、命を落とすか消しようの無い深い傷を残して手遅れになる、そう思ったから。(スル、と腰からダガーを1本抜いて。) (12/04-23:32:44)
ルイ > そんなに……だったんだ。(ブレスレットから手を外し、呟く。彼女が自分の命を覚悟する程なのだから、ある意味驚きはしなかったけれど) ――そこで、自分が命懸けで何とかしようとする辺り、ミストらしいけど。(ほんの少し、苦笑する。涙は未だ、蒼い目に溜まったままだったが) (12/04-23:37:26)
mist > 自分の命を掛けないと、無理だと思ったんだ。 状況的に、何もしないで居る事は『僕』には出来ないことだったし、かといってそれに出向けば高確率でエレメントが砕ける。 だから、賭けだったんだよね。 …賭けには負けたけど、君やヌコ、リュウヤって切り札のお陰で何とか脱せた。 (12/04-23:40:02)
ルイ > 大切な人に、なってたんだね。ミストにとって、ロネさんが。(眉を下げ、きっとそうだったんだろうな。と 同時に少し、納得できてしまう自分もいた。本当に、ミストらしい。と 抜かれたダガーを見つめて) (12/04-23:45:13)
mist > (大切な人、の言葉には答えられなかった。 ダガーへ視線を落として)…このダガーは、遺品でね。ルイは覚えてるかな…。シャイラって子。 ごっつい人魚の。彼女が僕に残したものなんだ。 ほら。(ダガーに彫られた文字を見せる。『決して倒れることなき竜に誉れあれ』) …この言葉が、今でも僕を支えてくれるものの1つになって居てね。 あの時、自分の状況を把握した時に、このダガーの様に、何かを残したいと思ったのは事実だよ。 (12/04-23:49:58)
ルイ > (ぱち、と瞬きを一つして。遺品、の言葉とそこに刻まれた文字に。不意に、もう一つ口を突く言葉があった) 守護竜……(あの日彼女が、決意を胸に去り際に口にした言葉) (12/04-23:55:46)
mist > 守護竜の名は、ベイクスが。 彼は余り深い意味で言った言葉じゃなかったみたいだけど、『此処にはお前と言う守護竜が居るから安心だな』って。(くす、と笑って) それ以来、自分でそう在りたいと思ったんだ。 だから、自らそう名乗るようにしてる。 そう思ってもらえるのなら、僕は守護竜で在りたいと、そう望んだから。 (12/04-23:58:05)
ルイ > (懐かしい、名前。蒼い瞳を細め、きゅ と手の平を握って) ――ぅん。そうだと、思う。 キミがいるだけで……この世界は優しいものになってると思うから。(何処から来た人にも、何処へ向かう人にも。 それは、今はもう行くことのできないあの世界でも同じだったと思う) (12/05-00:03:12)
mist > (ふわり。笑みを浮かべて。 ──まだ、もう1つ無茶をしなくちゃならないけど、約束する。 今度は絶対に生きて戻ってくるから。 ─1つ、お願い、しても良い?(覗き込むように見やり) (12/05-00:04:48)
mist > (ふわり。笑みを浮かべて。) ──まだ、もう1つ無茶をしなくちゃならないけど、約束する。 今度は絶対に生きて戻ってくるから。 ─1つ、お願い、しても良い?(覗き込むように見やり) (12/05-00:05:10)
ルイ > ……無理じゃなくて、無茶 だよね?(その違いって、ないようで実はとても大きい。だからそれを、きちんと確認して) ほんとは、無事に、って言って欲しいとこだけど――何? (12/05-00:07:27)
mist > うん。『無理』はしない。そのための準備も整えているから。 (今度は、死ぬ覚悟はしていない。生きて戻る覚悟だけ。) …抱きしめさせて? 君の事を思えば、何が何でも生き延びて戻ってこれるから。(軽く手を広げて見せて) (12/05-00:09:29)
ルイ > ん、ならよし。(偉そうかもしれないが、友達だもの。これくらい言わせて欲しかった。 お願い、には一瞬、きょとん とした顔を見せるけれど) ――いいよ。ミストがそう言ってくれるなら、ボクは『帰る場所』になって、待ってるから。(リュウヤさんが言ってくれた言葉――だよ。そう言って微笑む。ぽす とその胸に抱き付こう) (12/05-00:13:08)
mist > (ふふっと笑えば、ぎゅぅっと抱きしめて。 ─大丈夫。 腕の中の小さい体が、自分に力を与えてくれる。) うん。待っていて?(軽くその金色の髪に顔を埋めるようにして。 その存在そのものが、自分を奮い立たせてくれる。愛しげに髪を撫でて)─これで百人力。(ふふっと悪戯めいて笑い) (12/05-00:18:11)
ルイ > (瞳を閉じ、手を組まずに心の中だけで祈る。彼女が無事でありますようにと。そして恐らくきっと、彼女と共に向かうだろう人達の無事も。ミストが無茶をする程の時は、いつも自然と皆、手を貸そうとすることを知っているから。 触れた瞬間、ふゎりと柔らかな何かがその身を包むように感じるかもしれません。まるで彼女の伴侶が授ける聖印のような) ぅん。 そうだな、もし今回みたいにぼろぼろになっちゃってたら――(ス と不意に身体を離し、唐突にその肩頬をむにーん。としようとして) これじゃ済まないから。(ね?と成功すれば、こちらも悪戯っぽく笑う) (12/05-00:23:32)
mist > (自分を包み込む感覚。 何度目かの自覚。 自分は、『守られて』居る。 だから、『自分』で居られている。 きゅ、っともう一度抱きしめて、ゆるりと手を解こうとしたら─)んにーー。(ほっぺ引っ張られた。 みょぃーん。)ふぁぃ。(引っ張られたままホールドアップして) (12/05-00:28:41)
ルイ > (ふふり。してやったり、といつになく悪い顔をして。頬からはすぐに手を離すでしょう。軽くローブを払い、すくっと立ち上がった。 その時不意に、上階の宿泊室が目に入る。その内の一つ、明かりの灯らない一室を見つめて) そうだ。戻ってきたら、ちょっと、相談に乗って欲しいな。(ふと思い出し、お願いごとを口にして) (12/05-00:31:17)
mist > (つられたように上を見上げる。 ふ、っと一瞬真顔になり) …急ぎの場合は直ぐに言うんだよ? 君の相談なら随時受け付け。(視線を戻せば笑みを向けて) (12/05-00:32:54)
ルイ > んーと……急ぎ、じゃない。危ないことでもないよ。 ……でも、戻ってきたら、お願いします。(彼女の心配とは別に思っていたのは、ある吸血鬼の少年のこと。 待ってる、そう彼は言ってくれたが、逸る気持ちはある。すでに結構待たせてる自覚はあるので) その、大したことだけど、そうじゃない……かもだから。(ミストみたいに、結婚してるお姉さんの意見を聞きたくて。と そそっと囁くように言った。頬をほんのり染めながら。 勘のいい人なら、それでピンとくるかもしれない) (12/05-00:39:44)
mist > ・・・・・・・・・・。(ァ。なるほど。 ふふっと笑みを浮かべて) ん、了解。(可愛いなー、なんて。)じゃ、ちゃちゃっと終わらせちゃうから。(任せておいて、なんて。 戻ってくる楽しみが出来た) (12/05-00:42:28)
ルイ > ぅ゛。(何やらもう悟られた気がする。いや余計な心配掛けるよりいいんだけどっ。と心の中で弁明しつつ。頬の熱を冷ますように両手を当てて) ぁ、ありがとっ。じゃあボク、そろそろ戻るね。 ―――気を付けて。本当に。(最後にもう一度、待ってるから。そう言って微笑んだ) (12/05-00:45:15)
mist > うん。ああ、ルイ。そこまで送って行くよ。(くすくすと笑えば、お姫様をエスコートしたい所。 楽しみは後に残して、他愛も無い話などしながら─) (12/05-00:46:16)
ルイ > (送っていく、のお言葉には、じゃあ。とありがたくお受けするのでしょう。出来たら手とか繋いで、帰りはのんびり穏やかに迎えたらいいな、とか) (12/05-00:47:59)
ルイ > (送っていく、のお言葉には、じゃあ。とありがたくお受けするのでしょう。出来たら手とか繋いで、帰りはのんびり穏やかに行けたらいいな、とか) (12/05-00:48:24)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からルイさんが去りました。 (12/05-00:48:29)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からmistさんが去りました。 (12/05-00:49:02)
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