room02_20121207
ご案内:「とある崖」にロネさんが現れました。 (12/07-21:35:52)
ロネ > (休み休み、よたよたと、この地に辿り着く。すっかり弱った己の身体を心配するアザミを振り払って此処まで来た)…………。(この世界が「静か」だった。同時に、己の傷は普段より強く疼いた。昨日のニコの様子を思い出す)……今、なのか。(ぽつりと呟いた。直感に等しいものだが、強く確信できた。今、なのだ。) (12/07-21:39:14)
ロネ > (崖からこの世界を見下ろす。ちっぽけな自分の存在。そのちっぽけな存在が、今、多くの者達を苦しめた。傷つけた。苦しめている。傷つけている。) (12/07-21:41:36)
ロネ > ――主よ、(空を見上げた。)救い給え。(祈りの言葉を、紡ぐ。教会でまともに祈ったことなんて無い。格式ばった祈りの言葉なんて覚えていない。ただ、己が紡ぐ拙い祈りの言葉)――この世界を、(ゆるゆると、)彼らを、(謡うように)彼らの心に、絆に、祝福を。 (12/07-21:44:49)
ロネ > (夜空の星々は痛いほどに煌き、欠けゆく月の光はどこか暖かい。冷風が吹く。目を細める。)…………。(世界が泣いた気がした) (12/07-21:47:52)
ロネ > (黒々とした森は清涼な空気をもたらす。目元の隈は色濃く、前よりやや痩せた顔の中で、琥珀色の双眸は穏やかな色を宿していた。確かな無力感。罪の意識。死ぬまで背負い続けるであろう、咎の数々。――それらは全て、己の魂となり、生きる糧となり戒めとなろう。) (12/07-21:54:19)
ロネ > (焼き尽くされ、荒れた大地。目元の隈は色濃く、前よりやや痩せた顔の中で、琥珀色の双眸は穏やかな色を宿していた。確かな無力感。罪の意識。死ぬまで背負い続けるであろう、咎の数々。――それらは全て、己の魂となり、生きる糧となり戒めとなろう。) (12/07-21:55:58)
ロネ > (『――下衆の本性に滑稽な紳士の皮を被せて粋がってるオマエとは、出来そのものが違うんだよ』)(激痛の中、脳裏に焼きついた言葉。確かに己の性には見るも耐えかねる、汚らしい貪欲なエゴイストがいる。だがそれと同時に、穏やかで誠実な紳士もいる。意地の悪い皮肉屋もいる。意気地なしな泣き虫もいる。それらは全て己の性であり、どれが本性だとか、どれが皮だとか、そんなものは無いのだろう。)……君達は、まっすぐすぎるよ……。(ぽつりと呟いた) (12/07-22:02:05)
ロネ > (人の性は万華鏡のよう。中身は同じでも、くるくるりと手の内で回せば、様々な模様を映し出す。)――“Tell me the tales that to me were so dear,Long long ago,long long ago”(『懐かしいあの話をしてくれないか、遠い遠い昔の』)“Sing me the songs I delighted to hear,Long long ago, long ago”(『喜んで聞いていたあの歌を歌ってくれないか、遠い遠い昔の』)(紡がれる歌。確か、十年ぐらい前に作られた歌だったか) (12/07-22:09:50)
ロネ > (彼の「毒気」が消えたことで、呪縛は解かれるのだろうか。下手くそな歌。)"Now you are come, all my grief is removed,Let me forget that so long you have rov'd;"(『君に会えば僕の全ての悲しみは消え去るよ、移り気な君は忘れよう)"Let me believe that you love as you lov'd,Long long ago, long ago――"(『昔の君を信じてみたいんだ、遠い遠い昔の――』)(君を信じてみたいんだ。ゆるゆると小声で囁くように) (12/07-22:14:42)
ロネ > (やがて謡い終わる。口を閉じる。ピシッ、と、体内で何かが消え去る感覚。重苦しい枷が、ひとつ、消えた。)…………、(嗚呼。)……卍、(呟いた。そっと、己の胸に手を当てた。そして誰にするともなく、崖から見渡せる荒野に、深々と一礼した) (12/07-22:19:38)
ご案内:「とある崖」にアザミさんが現れました。 (12/07-22:24:03)
ロネ > (毒気の呪縛が解かれたことによって、上書きされていたジオの印も意味を為さなくなる。魔力によって維持をせず、ほうっておけばそれもじきに消えるのだろう。だが、この鬼の傷は、二度と繰り返さぬようにと。戒めのために。) (12/07-22:24:14)
アザミ > (部屋にいなかったので心配で探しに来た。あの時のままの丘へ、ふらりとやってくる) ……ここにいたんだ。(ロネの背中が見える。そちらへ近づいて) (12/07-22:25:50)
ロネ > ……っ、(かけられる声。一瞬目を見開いて、だがそのとき全ての緊張の糸が解けてしまったのか、ぐらり、と崖際で崩れ落ちそうになるその身体) (12/07-22:27:17)
アザミ > ……っあ!(落ちかける身体。慌てて竜化し、大きな手でロネの体を支えて落ちるのを防ごうか) (12/07-22:28:56)
ロネ > (どさり、とその手に受け止められるのだろう。薄っすらと力なく目を開いて――あは、と。その口から零れ落ちた、笑い声)アザミ。……帰ろう?(緩やかに微笑んだ。その身体から、毒気の呪縛が失せているのが、アザミにも判るかもしれない。ただ男の体力はすっかり衰えていて) (12/07-22:31:20)
アザミ > …クルルゥ。(大きな手でロネを持ち上げて、崖から少し離れたところまで連れて来れば、そこでシュルリ、と姿を戻して) …うん。 よかった…。(ロネに刻まれた呪いが消えているのが見て取れた。きっと足取りもおぼつかないだろう、ロネの体を労わるように、そっと抱きつくように支えになろう) (12/07-22:34:36)
ロネ > (この崖まで一人で来るのがやっとだったようで、ほとんど彼女に支えてもらっているような状態で、杖をついて何とか立つ。そして己を支えている彼女に、そっと屈んで、その額に優しい口付けを落とそうか。愛しげに目を細め)んー、館の部屋を片付けないといけないなぁ。それから帰ろうか?(くすくすと笑った)眠いよ。とても眠いんだ。(目を指先で擦って) (12/07-22:38:28)
アザミ > …えへへ。 じゃあ、本来の僕の姿に、乗っていく?竜に、乗ったことなんてないでしょ?(一時的にだけど、目が覚めるかもしれない。館まで行くならその姿の方が楽でもあるし、何より、疲れてる彼を連れ歩くにはその姿が一番。まあ、しゃべれなくなるけど) (12/07-22:40:55)
アザミ > (口付を額に落とされ、嬉しそうに笑って) …えへへ。 じゃあ、本来の僕の姿に、乗っていく?竜に、乗ったことなんてないでしょ?(一時的にだけど、目が覚めるかもしれない。館まで行くならその姿の方が楽でもあるし、何より、疲れてる彼を連れ歩くにはその姿が一番。まあ、しゃべれなくなるけど) (12/07-22:41:21)
ロネ > (びく、と。その言葉に一瞬固まった。だがすぐに表情を崩して、)や、歩いて行こう? それぐらい大丈夫だよ。アザミと色々喋りたいし。――この子のこととか。(つん、とアザミの腹をつついた)((……竜に乗るのは二度とゴメンだ。))(うっすらそんなことを思いつつ、行こう、とアザミを促して、ひどく遅い足取りで歩き始めようか) (12/07-22:43:59)
アザミ > …?(一瞬固まった様子に、竜にやっぱりいい思い出がないのかなぁ、と改めて思って) …そう? …くす、そうだね。色々、ゆっくりとお話ししたい。(腹をつつかれて、くすぐったげに笑って。ロネの歩行のサポートをしてあげながら、館へと向かうんだろう。ゆっくりゆっくり、歩いていく (12/07-22:47:11)
ロネ > (穏やかな、「普通」のお喋りをしつつ、館へ戻れば、色々片付けて、およそ五日ぶりに元の世界へと帰っていくのだろう。あとは泥のように眠ってしまうようで――) (12/07-22:48:42)
ご案内:「とある崖」からロネさんが去りました。 (12/07-22:48:46)
ご案内:「とある崖」からアザミさんが去りました。 (12/07-22:49:24)
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