room40_20121207
ご案内:「怪物庵」に卍さんが現れました。 (12/07-23:04:34)
ご案内:「怪物庵」にmistさんが現れました。 (12/07-23:04:38)
mist > (庵へ運び込み、卍を布団へと転がし、此方は少し離れた縁側に。 竪琴を手に、曲を奏でて) (12/07-23:05:49)
卍 > ――。(薄く。瞳を開く。長い、悪夢を見ていた様な気分。無論夢で終わらせる気など毛頭無いが。) (12/07-23:06:44)
mist > (背には鬼の羽織が風に揺れて。目覚めた弟に背を向けるようにして。 聞きなれているだろうその音色) (12/07-23:08:00)
卍 > (記憶は全て在る。己が死んでいた間の出来事は、夢の中で六郎から聞いた。まだ呆けた様な表情で、背中の鬼を見つめ。) (12/07-23:09:00)
mist > ─(ふ。手を止めれば振り返り。 目を細めれば、ゆるりと部屋へと上がりこむ。 傍らへと移動し) (12/07-23:09:50)
卍 > ――。(言葉が、見つからずに居た。歯に衣着せぬ男の唇から、言葉は蓋をした様に出ない。ただただ、ぼうっと天井を見つめ。) (12/07-23:10:59)
mist > (どっかり傍らに胡坐をかけば、そのままその額目掛けて頭突きかました) (12/07-23:11:41)
卍 > ――ッ!!!!(星が舞った。傷は完治、体力も元通りとは言え、色々疲れ的な物が残っているのだ。)―何しやがる!!(思わず飛び起きた。) (12/07-23:12:51)
mist > 正気に戻ったかこの愚弟ッ!!!(わしっと両手でほっぱた掴んで思いっきり引っ張ろうと) (12/07-23:13:55)
卍 > みゃわひゃんだろこのヴォケ。(見りゃわかんだろこのボケ。って言ってる。眉寄せて見つめ。) (12/07-23:14:58)
mist > 全くもう。(くす。目を細めて笑みを浮かべれば、頬から手を離して、ぐぃっと抱き寄せようと) お帰り?卍。 (12/07-23:15:44)
卍 > ――。(今は。抵抗もしないで居た。相手の心労は、自分が原因ながらも解るから。いちいち人の揉め事に首を突っ込んでは傷付くこの姉の事だ。今回の事は―) ―応。帰ったぞ。 (12/07-23:16:55)
mist > ゴボウ今頃多分どっかでお百度でも踏んでるかもね? …お前を待つと、そう言っていたから。(ゆるり。抱きしめたまま、頭を撫でて。 コイツの中に、今は皆『生きている』。 だから、『百鬼ごと』抱きしめる。) (12/07-23:19:40)
卍 > 勘弁しろよ。…マフラー、買ってやんねェと。(最後の一撃で完全に燃え尽きてしまった。) …後悔は、してねェ。 …俺が選んで、やった事だから。(ぐい、少し俯き加減に、相手の肩へ額を当て。) (12/07-23:21:42)
mist > ─判っているよ。 でも、お前は『僕』を、『百鬼』を『呼んだ』でしょう? 『止めてくれ』と。(微笑を向けて) (12/07-23:23:53)
卍 > 俺が他人に自分の命なんか預けるかよ。勝手に来て、勝手に節介焼いて、話もせずに勝手に消えやがって。 誰が、命を捨ててまで助けてくれなんて言った…!?(ロク。夢の中では出会えど、現実の世界じゃ最後まで言葉一つ掛けてはやれなかった。) (12/07-23:25:50)
mist > ─お前も、僕も、あいつらも…。 兄弟だからね。 考える事はほんっと嫌になるくらいに似てる。 卍?(少しだけ身体を離して覗き込む) …良く見て? (12/07-23:28:05)
卍 > …。(ぐぐ。何故か一度相手の肩口へ顔面押し付けてから、見つめる相手。) (12/07-23:29:09)
mist > お前の中にあいつらは居るよ。 お前と共に生きている。 此処に、ね。(トン。卍の胸の中心に指先を当てて) ─気付かない筈は、無いでしょう? 僕が。 あいつらが。 お前の心の中の呼び声に。(目を伏せて) 出来うる限りの手を、僕もあいつらも考えた。 当然だ。 お前は、僕らの『兄弟』なんだから。 (12/07-23:31:09)
卍 > ソレが、余計だって言ってンだ。(人の暖かみが、男にとっては慣れない、何か大きな物に思えて。自分の様な者の為に、何故存在を賭ける必要が在った。何故兄弟達は、こんな辛い気持ちを、己に身を持って教えた。 ありったけの暖かさが、男の心には酷く痛い。) (12/07-23:33:28)
mist > ─お前も、本当は気付いていたんでしょう? ─だから、だよ。 僕や百鬼だけじゃない。 エルトも、店主殿も、ソウジも…。 あの場に居た皆の想いがあった。 (ぎゅ。もう一度抱き寄せる。相手の頭、自分の肩へ寄せるようにして) (12/07-23:36:10)
mist > だから、お前は戻ってこれたんでしょう? …なら、学べ。 お前が今回得たものを。 学んだそれが、お前の求める『本当の強さ』に通じているんだから。 (12/07-23:37:14)
卍 > …何で。 …俺なんかの為に。 死ぬんだぞ?二度と帰れねェかも知れねェンだぞ? …お人よしにも程があるンだよ、馬鹿共…。(本当の強さ。そんなものは、とっくの昔に掴みつつあった。ただ精神の未熟が。敗北への焦りが、己を破壊へ導いたのだ。そんな自分の為に。男がコレより歩く道は、今までよりもずっと厳しい。) (12/07-23:38:40)
mist > それはお前も良く知っているものだよ。卍。 ─決意と信念。 心に刻む、自らの意思で選んだが故。(目を細めて) ─皆が、お前を助け出そうと決めた。 (12/07-23:41:05)
卍 > ――っ。(軽く見開いた瞳。そうか。別に己の為なんかじゃない。皆が皆、己の信念に基づいて、あの場に居た。―勝てないわけだ。如何に強大な力があれど、あんな自分では。) クソ。一番弱ェのは、俺じゃねェか。 (12/07-23:42:50)
mist > 皆、死ぬ覚悟をしてきた。 同時に生き抜いて帰る決意をしてきた。 確固たる信念は何物にも揺らがない。 ─でしょう?(ふふっと笑い) (12/07-23:43:54)
卍 > …その中で人知れず一人、死ぬ覚悟をしたんだ、ロクは。(くしゃ。己の前髪をかき上げて、きゅっと目を瞑り。) …馬鹿ヤロウが…! (12/07-23:45:37)
mist > ─知ってたけどね。僕は。 お前を取り戻す為に、あらゆる方法を考えた結果だよ。(極。 本当に極最近。 自分も、六郎と同じ考えに行き着いたばかりだ。 だから余計にその覚悟が判る。 判るからこそ、止められようはずが無かった。) (12/07-23:47:41)
卍 > (姉を責める筈など無い。死せる覚悟を止めるのは愚行を超えた愚行だ。彼が決め、実行した。何も文句などあるはずが無い。しかし。) …こんな気持ち知らなきゃ良かった。 …なんてのは、弱ェヤツのする事だな? (12/07-23:49:53)
mist > …痛いよね。 人の命は、とてつもなく重いよ。 山ほどある岩よりも、ずっと重い。 特に、自らが原因となって失われた命の重さは、消えることが無いんだよね。 …その、知らなきゃ良かったと思う気持ちを大事にしないとね? 知ったお前は、それを生かす事が出来るんだから。(静かに髪を撫でて) (12/07-23:52:30)
卍 > 命なら山ほど蹴散らしてきた。罪の無い命もある命も、そんな事を後悔した事は一度も無ェ。俺は俺を貫くことで全部背負ってきたんだ、一人で…!(なのに。なのに何故こんなに心が痛い。一人の男の覚悟がどうしてこんなにも己の心を叩くのか。今は理解できずに居た。) (12/07-23:54:49)
mist > 良く、心の中を覗いてご覧? お前は1人では無かったはずだよ。 百鬼が居た。 ゴボウが居た。 僕が、エルトが─ 沢山、お前の心の中に居る筈。 (12/07-23:56:04)
卍 > お前は、ずっとこんなモンと戦ってきたんだな?(護ると言う事。結果的に娯暮雨は助かり、護れなかった相手をもう一度護る機会を得た。しかし手の平からは、18の命が零れていった。こんな事を、mistはずっと背負ってきたのか。勝てぬ訳だ、幾ら肉体を強化しようと。) (12/07-23:58:09)
mist > ─壊すのは、容易いんだよ。 あっけなく命は散る。 ─でもね?大事な者を失わない為に、戦うのは結構難しいんだ。 その痛みを知るから、失いたくない想いが、『強く』する。 僕はそう思ってる。(微笑を向けて) (12/08-00:00:21)
卍 > 俺には、出来そうも無ェ。が、俺は俺なりの『護る強さ』を手に入れて見せる。どんなモンだって一人で手に入れてきたんだ。『最強』は諦めねェ、もしその強さが最強の武に繋がるなら、俺は必ずソレを手に入れる。俺の中に眠った連中が望む様に、俺は俺で居続けてやる。(拳を握る。生きている。どれだけの命が散ろうと己は生きている。生きている限りは、戦い抜く。そう決めたのだから。) (12/08-00:02:55)
mist > お前の道は、お前にしか決める事は出来ないから。(ふふっと笑い) お前には、お前にしか出来ない『護り方』が、きっと有ると思うよ? また道を違えそうになったら、また殴り飛ばしてあげる。(きっと、そんな事はもう起こらないだろうが) (12/08-00:05:04)
卍 > いやもう、お前のゲンコツは、必要無ェみてェだ。(己の胸元へ触れる。きゅっと唇を結んで、誓った。)((もう、見失わない。ロク、一緒に頂から見ようぜ、最強って山から広がる消しきってのをよ。)) (12/08-00:06:58)
卍 > いやもう、お前のゲンコツは、必要無ェみてェだ。(己の胸元へ触れる。きゅっと唇を結んで、誓った。)((もう、見失わない。ロク、一緒に頂から見ようぜ、最強って山から広がる景色ってのをよ。)) (12/08-00:07:21)
mist > (ふふっと笑い) うん。 もう大丈夫だね?(相手の瞳に本来の色が戻っている。 その目に迷いはもう見えない。ぽんぽん。軽く頭を撫でて) (12/08-00:08:45)
卍 > …何時までも、お前によっかかっても居られねェよ。 …此処から先は、俺の戦いだ。(この先も何度も大きな衝撃は訪れよう。しかし。己の中に眠った百鬼の面々の為にも。もう己は見失うまい、固く誓う。身を切る心の痛みもまた、最強の言葉の為に超えねばならぬものの一つだ。) (12/08-00:11:37)
mist > 卍。1個、教えてあげる。 何かをする際、戦うのは自分。 決めるのも自分。 でもね? お前を支えている者は、沢山居るんだ。(微笑を向けて) 例えばなんだけどさ。(シュリン。腰のダガーを抜いてみせる) (12/08-00:13:34)
卍 > ――?(何度か目にし、少しだけ事情を聞いた事のあるダガー。目を丸くし。) (12/08-00:14:20)
mist > これはお前にとっての百鬼と同じ。友の遺品。 此処にはこう刻まれている。『決して倒れることなき竜に誉れあれ』ってね。 彼女は今でも僕を支えてくれているものの1つ。 (耳に下がるピアスへと触れて)これはコノハと言う子がくれたもの。 お守りだと言ってね。 僕の無事を祈ってくれたもの。 (12/08-00:16:28)
mist > お前を案じる者が居る。 お前の為に命がけで助けに来る仲間が居る。 お前を信じる者が居る。 そういう想いがお前を支える。 (12/08-00:18:02)
卍 > ――。(むむむ。がし、がし、頭を掻いては。まだ良く理解出来ていないと言う顔。それでも、「馬鹿らしい」と一笑に付した過去よりも、少しは前進したと言う事だろうか。) (12/08-00:18:56)
mist > 逆を思えば判りやすいと思うよ。(くすくすと笑って)例えば。 僕が何らかの事情で狂ったら。 お前は捨て置ける?(にっこり←) (12/08-00:19:45)
卍 > ――。(言葉にするのが何だか嫌だ。相手の表情も何だかムカつく。ほっとけない、とは言えず。) ―誰ぞに取られる前に俺がお前を殺すさ。 (12/08-00:21:10)
mist > (くすくすくすっと笑い)お前は僕を殴りに来る筈さ。 放っては置けずにね。 それと同じ『想い』だよ。 そういう思いに支えられるから、真っ直ぐに信じた道を進める。 お前だってそうでしょう?ゴボウが必ず待っている。 だからお前は此処へ戻ってくる。 (12/08-00:22:55)
卍 > (己が道は一人で行く。誰の力も借りぬ。その信念は今だ揺るがない、揺るがないが己も知らぬ内にそんな思いが―――) ぁーーーーーややこしい!寝る!(キャパシティオーバー。男の言う護る力は、意外と直ぐ傍にあるのかもしれない。ごろりとその場に横になり。) mist。 (12/08-00:25:11)
mist > はははっ。(頭じゃ判らなくても、きっと心で気付いてる。可笑しそうに笑い)うん?(見下ろして) (12/08-00:25:51)
卍 > ―今晩だけ、其処に居ろ。(ごそり、背中を向けると、ぽつり。) (12/08-00:26:50)
mist > ─うん。(微笑を浮かべれば、ふわり。卍の頭に手をやって。) (12/08-00:27:59)
卍 > (大事な者が居なくなる怖さ。違う。孤独に対する恐怖。違う。 ―もう現世には現れることの無い兄弟達。その寂しさを分かち合える兄弟の存在。そんな所だろうか。相手の手が触れている安堵の内に、男は寝息を立て始め―) (12/08-00:29:39)
ご案内:「怪物庵」から卍さんが去りました。 (12/08-00:29:55)
mist > (目を伏せて、ゆっくりと髪を撫でる。 同じ寂しさを感じながら── 朝までそうして傍についているようで─) (12/08-00:32:14)
ご案内:「怪物庵」からmistさんが去りました。 (12/08-00:32:23)
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