room10_20121209
ご案内:「闇の集う場所」にハイトさんが現れました。 (12/09-08:20:52)
ハイト > (魔界にも似た瘴気が漂う彼の地にて、不自然に落ちる影が一つ。それは空から大地に近付く程に形状を変え、やがてある女の姿を形作ると 音も無く 緩やかに 乾いた土を踏み締めた) (12/09-08:25:22)
ハイト > (深紅の瞳にて女が見上げえた朝方の空は、暗雲が立ち込めるでもないのに薄暗い。否、雲量4程度の雲は流れてはいるが、陽光や青空などといった普遍的な景色は、そこにはなかった。 次に深紅が捉えたるは荒れ果てた大地。荒野に疎らに立つ枯れ木も本来の姿を忘れ、草花が生える余地も無し、生きとし生けるもの全てをじわじわと喰らう不可視の魔物――所謂瘴気や毒気といったものが何処からともなく滾々と湧き出ているという事は、最早誰しもが見て判る事象だろう) (12/09-08:38:34)
ハイト > (何者かの断末魔にも似た音を立てながら、冷たく乾いた風が 女の深緑の髪を浚う。女はそれを そ、と右手にて抑えると、二つの深紅を静かに一度伏せ じゃりっと大地を踏み進めた。 往く宛てなどはない。元より、与えられた責務を果たす最中の休憩のつもりで此処へ来た。 ――つまり、サボりだ) (12/09-08:44:47)
ハイト > (先程までの緊張感や何処、気だるげな様子で首を回し、肩を回し、伸びーっ) …ふう…… …まったく…今度こそは大人しく、執務の椅子に着いて頂けると思ったのですがねぇ… (進路上特に障害物は見受けられなかった。目を閉じていても躓く心配はなしと、遠慮なく目頭をぐいぐいマッサージ。 ぼやきながら脳内に浮かべるのは、相変わらず執務嫌いの魔界責任者の顔だ) (12/09-08:56:45)
ハイト > (ふと、目頭を押さえる手が止まる。 …2時の方向に、やや大きな気配。殺意、飢餓、憎悪、その他諸々を惜しげもなく放ちながら此方へ近付いてきているのを、悪魔は察知した) ………。 (力が欲しいこれにとって、それは魔力の源と成り得る「物」。 目頭を押さえる手を下ろし、ゆるり尻尾を靡かせて踵を返すと、向かい来る巨大な気配の方へと進路を変更した) (12/09-09:09:21)
ハイト > (繰り返してはならない。「あの時」を。 鳴り止まない警鐘は、大切なものが増えれば増える程に、大きく、大きく――) (12/09-09:14:17)
ご案内:「闇の集う場所」からハイトさんが去りました。 (12/09-09:14:20)
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