room42_20121211
ご案内:「とある迷い家」にカラスさんが現れました。 (12/11-20:42:15)
カラス > () (12/11-20:44:05)
カラス > (とある現代世界の、とある御山の、とある迷い家。誰そ彼そも迷い込む、そんな日本家屋では御座いますけれど、昨今は科学の進歩だなんだと迷い込む御仁も随分と姿を見なくなりました。そんな迷い家。 本日は任務を終えて、ゆったり黒の単衣と羽織り。神隠しの館へ帰ろうかとも考えながら、色々な整理も兼ねて本日は屋敷にて夜を過ごそうと、そんな心算。) (12/11-20:48:31)
ご案内:「とある迷い家」にクォールツさんが現れました。 (12/11-20:53:07)
カラス > (深、と静まる屋敷は仄かな灯籠に照らされているものの、長い廊下は奥は暗く、見通す事は些か困難でありましょう。立ち並ぶ障子の一つから溢れる灯りは一際、煌々としたもので、その一室で寛ぐ家主は幾つかの品々を並べて、少しばかりの思案顔。さて、如何したものかと竜の御仁から頂いた皮袋を前に、首を捻ってみたりして) (12/11-20:53:41)
クォールツ > (ヒラリと紅の羽織りを引っ掛け、黒の着流し姿で以前訪れたとある屋敷の前へ 不意に現れたのは藍色髪に真紅の瞳をした魔族。手に一つ風呂敷包みを持って、くす と微笑んで屋敷を見上げた。 コン、コンコン。とゆっくり3度、扉をノックする) (12/11-21:06:06)
カラス > (おや、迷い人とは随分と久しいような。なんて、思考に耽っていた紅い瞳がぱちりと瞬いた。 ふむ、少し考えてから、薄く障子を開いて) 小雲雀。(声を掛ければ、ぴょこんっと、不意に現れるのは白い犬の耳と尾を持つ五歳程度の少年。山伏衣装で、ちょっぴり気難しそうな顔をしているのだけれど、主人の意図をしっかりくんで、ととと、と玄関まで一直線。からり、玄関戸を開いて、見えた相手は初対面の筈なのに、きょとんと金色の瞳を瞬いてから) 『…奥へ、どうぞ。灯りの漏れる、七番目のお部屋です。』(しずしずとお辞儀をして、当然のように、お客人を迎え入れましょう。) (12/11-21:14:24)
クォールツ > こんばんは。(小さな少年が玄関先に現れれば、ニコ。と腰を折り、微笑んで。気配で悟っていたとは云え、思っていた方とは異なる姿に、これも一度パチ と瞬きをしながらも) ありがとうございます。(どうぞ、と迎え入れられればスルリと後に続く。足袋もきちんと履いた足元は草履。揃えて脱いで、案内された7つ目の部屋へスルスルと。 傍まで来れば、もしかすると気配で気付かれるか) (12/11-21:19:16)
カラス > (御丁寧なご挨拶に、ちょっぴり好奇心を隠し切れない上目状態で、少年はぺこりと会釈で応えた。お客人が部屋へ向かうのを見れば玄関戸を閉めて、何処かへ姿を消すようだ。 家主はと云えば、お遣いが戻って来ない事に首を傾いで、す、と後方の襖を見遣って、其処で漸く感じた馴染みの気配に紅い瞳を丸くするようで)…クォールツ? (12/11-21:24:35)
クォールツ > (キシ と床板の軋む音と共に、襖の向こうに現れる気配。それは違うことなく口に出したもののそれで。廊下に膝を着き、ス と襖に手を掛け、右。左と手を変え襖を半ばまで開く) こんばんは。お邪魔しております、カラスさん。(ニコリ。そこに居るのは一人の魔族。黒と、上から羽織る紅、その取り合わせは普段と変わらぬものですが、装いは正反対の和装で) (12/11-21:29:12)
カラス > (なんて完璧な所作だろうかと、洋装の印象が強い相手の和の装いも相俟って、驚いた様に繁々と眺めてしまったり。本日は自身の屋敷故、マフラーも巻いていない。 く、と思わず笑みに緩んだ口許も隠しようもなく) や、何重もの意味で驚いたさ。いらっしゃいませ、なんてね。(ふふり。す、と片手で机を挟む対面の位置へどうぞ、なんて仕草で促して) (12/11-21:36:53)
クォールツ > 急に来てしまって、申しわけありません。先日のお名残りが尽きなくて。(口調も普段とはまた異なる東方の言葉を選び口にして。微笑む瞳と同じ色のピアスはそのままと、変わらぬところもあるものの、着こなしもそれなりに板についたものでしょう。 こちらもまた、この屋敷に相応しい相手の装いを見つめながら、促しを受ければ床に手を付き、一礼して中へと。生憎正座は出来ないので、足を伸ばして座ることにはなってしまいそうですが) こちらにお邪魔するのは久方振りですね。 (12/11-21:43:44)
カラス > (常とは異なる相手の雰囲気を愉しむように視線を向けながら、此方も正座ではなく足を崩して胡座の姿勢。机上に広げていた数冊の書物と、強い聖の属性が籠もった皮袋を、いそいそ自分の傍らへ下ろして) 寧ろ、クォールツなら歓迎さ。確か前は…随分と久方振りに、館で逢って以来、かね?(に、と紅い瞳が笑む。 そんな間に、こそこそ、と先程の少年は二人の前に茶を置いて行くようで、机の端には急須。こそこそ退室。) (12/11-21:52:54)
クォールツ > (じっ と降ろされた皮袋に視線を向ける。そこから漏れる自分とは正反対の気に赤い瞳を細めて。 相手からの言葉には、ふっ と表情を和らげ微笑んだ) ありがとう、カラス。(先日のサロンで口にした呼称を、もう一度試みた。退室される背を眺めながら) (12/11-21:58:56)
カラス > (またもやな不意打ちに、ぱちり、っと一つの瞳を瞬いてから、徐々に顔は緩む。隠せる物もなく晒す笑みは、気恥かしさと嬉しさが混じったような、へらり。) どう致しまして。…何っと言うか、破壊力抜群さね。(なまじ整った顔の相手、効果は抜群だ。くく、と喉を鳴らしつつ、緩やかな角度で首を傾いで) 今日は約束通り、一杯いくかい? (12/11-22:04:49)
クォールツ > 皆の前では、お聞きできなかったこと……お話頂けたらと、思いまして。 (12/11-22:11:19)
クォールツ > 破壊力?(はて。と問いたげな瞳でこくりと首を傾げつつ、先日もお目に掛かった普段とはまた違う相手の笑みには、こちらも自然と微笑んだ。お可愛らしい、なんて10近く外見の離れた相手の年相応さを感じながら) 良いですね。手土産に一つ、持って参りました。(いかがでしょう?と持参した風呂敷包みを持ち上げて。細長い筒型のそれは、ハラリと解けば現れる一升瓶。どこから手に入れたのか、この国にもありそうなラベルの古酒で) (12/11-22:11:35)
カラス > (相手の疑問には、に、と悪戯っ子の笑顔。実年齢でもきっと年上だろう相手が、実はこれの眼から見ても何処か可愛らしく見えていたりはするのだけれど。取り出された瓶に、ぱっと一つの瞳を輝かせて) そっりゃぁ、素敵な手土産さ!クォールツが相手なら洋酒かと思ったものの、それじゃ今日は日本酒で。(ふふーり。すい、っと片手を動かせば掌中にしゅるりと風が集束して、ちょんっと乗ったお猪口が二つ。はい、と一つ差し出そう) (12/11-22:19:28)
クォールツ > ??(悪戯っぽい笑みを向けられれば、こちらはますます不思議そうに。そうしていると、確かに普段の澄ました顔に比べ、ずいぶん幼く見えることでしょう。相手の手の中に生まれた風と現れたお猪口に、きょとん。と瞳を丸くして) 便利な術ですねぇ。(それ自体は普通のものだろうお猪口をしげしげと眺め。では、とにこり 一旦それを置いて酒瓶を手にスルリとそちらへ、膝を着いた。どうぞ、と瓶を傾けお酌させて頂きませう) ワインも良い時期なのですけれどね。せっかくこちらにお邪魔するなら、と思いまして。(ワインの方は、宜しければまた、我が家に遊びにいらした時にでも。と片目を瞑る。口調はまた、普段のそれに戻して) (12/11-22:26:49)
カラス > (くくく、と、やっぱり楽しげに喉が鳴る。相手の声に笑みを深めて、手に残る一つのお猪口を素直に差し出しましょう。そ、ともう一方の手も添えて有り難く、杯が満たされるのを眺め) ワインは余り飲み慣れねェものの、そりゃ楽しみさね。…処で、もうこの間みたいな口調はしてくれねえんで?(にっこり。と、効果音が付きそうな笑顔で先日のやり取りを蒸し返し、ちょっとした羞恥プレイを御所望だ!) (12/11-22:33:47)
クォールツ > (西方ではお酒は男子が注ぐもの。器が小さいのがやや危なっかしいが、トクトクと透明色のそれを注げばスィ と身を離そう――としたところで不意打ちの問い掛け。ぱち、と瞬き一つして、にっこりと向けられたその笑顔を見つめ) っ…!(その顔が、何とも表現し難い表情と共に朱に染まる。此方から不意打つのでさえ、実は相当の勇気が要ったというに、まさかそれをご所望されるなどとは思ってもいなくて) と、時々、不意に意地悪になる、ね。カラスは。(蹈鞴を踏むような、小さな声でぽつり。これでいいの?と口には出さず視線で問い掛け、ぷぃとその後逸らされる瞳。嗚呼やっぱり、まだ少し気恥ずかしくて) (12/11-22:43:06)
カラス > (白い肌が染まるのは見るも鮮やか。予想以上の反応に思わずと、まじまじ色付く顔を眺めて居れば、これまた珍しく幼い素振りを見せる相手に堪らず溢れる笑みで破顔して) っはは!そっりゃぁ、クォールツが可愛い反応するからさ!(ふっふっふー。含み笑いは納まらず、頂きます、とばかり手に持つ猪口を軽く掲げてから、くぃーっと呷って満足顔。それを机に置いて、にーやにや、瓶を求めて片手を差し伸べましょう。) ほら、今度は俺が注ぐさね。 (12/11-22:51:47)
クォールツ > かっ…!?(何処がですっ。と反射で口元に手を当て、顔の下半分を覆って。それでも目元まで染まった朱の色は、隠し切れるものではないのだけれど。 にやにや笑顔に「ぅぅ…」とこれまた珍しく弱った顔。本当に、ある種のじゃれ合いのようなこんなやり取りは慣れていないのでしょう。瓶を差し出し、そっ と言われるがままお猪口を向ける。あぁ頬の赤みが消えない。どうすれば、な心情で) ……まぁ、いいです。じゃ、なくて良かった。すぐには、お変わりないようで。(癖は抜け切らず、ともすればすぐに戻る口調を直しながら、こほんと誤魔化すように一つ咳払いをして。改めて、先程下へと降ろされた皮袋を見やる。そこから漏れる気に、ほんの少し眉を顰めながらも) 貴方の欠けた部分を補わんとするもの――でしょうか?(何処から手に入れたかは分からないが、視線でそれを指し示しながら) (12/11-22:57:30)
カラス > (これぞ眼福と呼ぶに相応しかろう。すっかり気の緩んだ笑みで相手から瓶を受け取ると、差し出される猪口を慣れた仕草で酒で満たして、ついでとばかり机に置いた自分の猪口にも。それから瓶を置いて、相手の視線を追いましょう) や、すっかり心配させちまって悪りィね。とは云え、本当に早急にどうにか、って訳じゃねェんさ。(戸惑いが残る口調に微笑ましさを誘われながら、問い掛けには緩やかな頷きを。つい、と皮袋を引き寄せて、口を広げて見せる中身は小さな箱が二つ。) ちっとばかしミストに頼んでね。翔の推測じゃぁ、これを加工して使う方がいいんじゃねェか、と。 (12/11-23:04:45)
クォールツ > (杯を満たして頂ければ、ぺこ と小さく礼をして。くぃ と一息に飲み干しましょう。未だ引かない頬の赤みは、これからはお酒の所為だと自身に言い訳しつつ。 袋の中身に目をやれば、二つ?と再び問うような視線を向けて) 当然で――だよ。(友人なのだから。その言葉は今は、気恥ずかしくて口には出来なかったけれど) ミストさんに。加工……ということは…このままでは少し、貴方の気とは異なると?(箱を見つめ、そこに込められた聖の力に意識を傾けて) (12/11-23:14:55)
カラス > (相手の視線を一つの瞳で受け留めると、もう一度頷いて肯定を) 俺の瘴気に合わせた分と、器としての分、二種類も作ってくれたらしいさ。もう頭が下がる想いさね。(ふふり。続いた言葉が秘めた意図を何処となく察しては自然と表情が緩むのは自覚しながら、皮袋をそっと机の上へ置こう。聖の力は純度が高い、良質の物でしょう。) ああ、憶測にはなっちまうものの、俺に必要なのは神気だとか、山の気みてェなモンじゃないか、とね。で、これだけ良いモンなら、そっち方面に力を加工にも堪え得ると思うんよ。 (12/11-23:20:44)
カラス > (相手の視線を一つの瞳で受け留めると、もう一度頷いて肯定を) 俺の瘴気に合わせた分と、器としての分、二種類も作ってくれたらしいさ。もう頭が下がる想いさね。(ふふり。続いた言葉が秘めた意図を何処となく察しては自然と表情が緩むのは自覚しながら、皮袋をそっと机の上へ置こう。聖の力は純度が高い、良質の物でしょう。) ああ、憶測にはなっちまうものの、俺に必要なのは神気だとか、山の気みてェなモンじゃないか、とね。で、これだけ良いモンなら、そっち方面に力を加工する際の負荷にも堪え得ると思うんよ。 (12/11-23:21:29)
クォールツ > それはまた、あの方らしい。(声を掛けたのはどちらかは知れないものの、人の手助けをする親切さは未だ健在なのだなと改めて思って。純粋な魔である自身とそれは、本来反発し合うモノ。ならば今は己は傍に寄らない方が良いだろうと、僅かに机から距離を置き) 神気……あぁ、そうか。貴方は天狗…東方の山を根城とする妖の一種、だったね。(成程と頷き、酒を包んでいた風呂敷からもう一つ、一冊の西洋の書を取り出して) あれから私も、自分なりに調べてみたのだけれど。失ったそれを元の形で復元できるのなら、確かに再びその身に馴染むことも可能かもしれない……けれど何故、そもそもその核を、失うことに?(最後の問いはしばしの間を置いて。あの日、時狭間では聞けなかったその理由を、教えてもらえるだろうかと) (12/11-23:29:22)
カラス > (正に、と同意を示すように小さく笑って。相手の気遣いを見て取ると、皮袋の口を結んで改めて脇の畳の上へ置いておこう。 その間に取り出される書物の存在には、緩く首を傾いだりしつつ) ちぃっとばかしイレギュラーではあるものの、一応は。(さらりと無意味に横文字も出るのが現代妖怪。少年との思い付きであったものの、友人からも可能性であれ同意を得れば安堵感に、ほっと息を吐いて) ん、ええと……核が無い、っつー話だけなら、実は前の館…幻想夢幻館に顔を出してた頃の時点で、もう俺には核が無かったんよ。俺が生きる為の核は、その頃の主人にやっちまったんさね。(へら、と軽い口調と笑みで、大した事では無かったとばかり。お答え致しましょう。) (12/11-23:39:28)
カラス > (正に、と同意を示すように小さく笑って。相手の気遣いを見て取ると、皮袋の口を結んで改めて脇の畳の上へ置いておこう。 その間に取り出される書物の存在には、緩く首を傾いだりしつつ) ちぃっとばかしイレギュラーではあるものの、一応は。(さらりと無意味に横文字も出るのが現代妖怪。少年との思い付きであったものの、友人からも可能性であれ同意を得れば安堵感に、ほっと息を吐いて) ん、ええと……核が無い、っつー話だけなら、実は前の館…幻想夢現館に顔を出してた頃の時点で、もう俺には核が無かったんよ。俺が生きる為の核は、その頃の主人にやっちまったんさね。(へら、と軽い口調と笑みで、大した事では無かったとばかり。お答え致しましょう。) (12/11-23:40:12)
クォールツ > (相手の配慮に一度瞳を閉じ、心の中で礼を述べて) 私はその存在そのものに詳しい訳ではないけれど……闇と聖、どちらの気も併せ持つというのは、妖に限らず稀有なものではあるだろうね。(そういった意味でのイレギュラー、かな?と問うて。相手の杯が空になっていれば、ス とまた一杯お注ぎしようと) ……あの頃、既に?しかしそれはまた――思い切ったことをしたね。(核、ともなればそれは心臓にも等しいと言える筈。その半分を、誰かに差し出したとは、と驚きを見せて) (12/11-23:45:43)
カラス > 天狗ってのは何かしら元が有る筈なものの、俺は瘴気から産まれたんでね。その意味では、それも必然だったのやもしれねェさ。(それ故であろうか。と、意味の到達地点はきっと同じ。 相手からの酌は嬉しげに受けて、ちら、と一舐めなんぞしつつ) そう、さねェ。核を射抜かれちまったモンで、俺が生きる為にゃ選択権は無かった…って言やぁそうやもしれねェものの、意外と抵抗は無かったさ。(核、の時には、ちょいと札で隠れた右目を示そう。以前の酒場では匂わせた程度だったそれを、改めて伝えるように) 言ってみりゃ、クォールツやエジになら、あっさり残りの核も差し出しちまえるのと同じかね。(ふふり。寧ろ、どちらからも怒られそうだけれど。) (12/11-23:54:20)
クォールツ > で、しょうね。少なくとも私の世界にある文献が示す天狗は前者だ。……その頃から、今のような身体であったということ、だよね。(射抜かれた。それはつまり、外部から攻撃を受けたということか。 出会ってからつい最近まで、そんな素振り見たことも聞いたこともなかったなと、考え、短い沈黙を生みながら) ――カラス。そんなこと、口にしないで。(エジという名が誰を指すのかは分からない。それはきっと、彼の友人なのだろうと予想はついたけれど、続く言葉にはじとっ とした目を向ける。口調は静かながら、年上らしく嗜めるようなもので。隠れた右目。そこにある札に、そっと触れ、できることなら外そうと試みて) (12/12-00:03:19)
カラス > 産まれながらにって意味なら、そうさね。俺の身体は瘴気で出来てるものの、それを固定してたのが神気じゃねェか、ってのが翔の推測さ。(思えば数十年、しっかりと身の上話なんてした事が無かった。故に、妙な感覚に陥りながらも、相手の言葉に、眼に、自分を案じる色が見て取れて思わず表情が緩んで) うん、悪かったさ。クォールツ。(伸びる手には僅かに考えたものの、此処では剥がしていても問題は無い。それ故に何ら身動ぎもせず、驚く程あっさりと札は外れるでしょう。隠れていたのは、黒い瞳。 さて、それが妖のものでなく人間の瞳であることは、魔族である相手には感じ取れるやもしれませぬ。) (12/12-00:13:07)
クォールツ > それが、特殊とは云え貴方が天狗である故ではないか、と。 成程ね、同じ東方の方ならではの発想かもしれない。(彼と目の前の彼。顔の造作や雰囲気は、同じ文化のそれを感じさせる。西方で闇と聖、どちらも持ち得る存在といえば、堕天使くらいしか知り得ない自身では、思い付かないことだったろうと感心して) 今度そんなこと言ったら……そうですね、耳元で延々と、お名前を呼んで差し上げます。(勿論敬称なんて付けずに、と前回の反応を見れば結構効きそうな気がする謎の罰を口にした。 外れた下にあるのは、いつぞや拝見したことはある黒い瞳。しかし改めてこうして近くでそれを目の当たりにすれば、違和感は明確に感じられて) これ……人の、人間のもの、ですよね? 色だけじゃない。モノが違う。 (12/12-00:21:31)
カラス > こっちじゃ陰陽道ってのが有る事を考えると、意外に混ざってんのは固定出来るモンやも……(東方、と改めて聞けば成る程と此方も妙な納得を、する直後、まさかの罰則に異なる色の瞳を丸くして。じわじわ、と仄かに目許が色付いた) ……クォールツも充分に、いい性格してるさ。(そっと猪口を運んで、視線を傍らへ逃がして、誤魔化すようにちびちびと酒に口を付け。相手の指摘に、やっとこ其方へ向き直ろう) 件の主人の眼を、借り受けたんさ。本来は回路として主人に渡した俺の眼と繋がってたって訳で……今は、もう切れちまったんだけどね。 (12/12-00:31:05)
クォールツ > 陰陽道……(言葉そのものは理解できるらしい。あぁ、と頷くまでには至らぬものの、鸚鵡返しに呟いて。 じゎ と相手の目元が僅かに朱を帯びるのを見やれば、久々ににっこりと、素敵な笑顔で胸に手を当てて) いつでも準備は出来てるからね。(ふふ、とある意味正しく魔族の笑みを浮かべ、小首を傾けた。が、その先の言葉に、先程彼が口にした言葉の意味を理解し、その笑みが掻き消える。核を渡した。その相手は話にある主人にだろうかと。そしてそれが既に、切れてしまっていると云うことは――) そう。それで……何だか、出会ってから、それなりに久しい仲だと云うのに……こういったことを聞くのは、ほんとに初めてだね。(それは、深く他人と関わることの少ない自分の性格に依るところが大なのだろうけれど。 何だかふと、苦笑のようなものが込み上げてきて。眉を下げ、笑ってしまう) (12/12-00:41:32)
カラス > (なんて素敵な笑顔!なんて、悔しさ半分、恥ずかしさ半分。けれど、くく、と小さな笑みが漏れて) それじゃ、俺も何時でもクォールツに呼ばれる心の準備はしとくさ。俺は無意識にヒトと壁を作る癖が抜けねェようでね、切っ掛けはアレなものの…改めて、クォールツに話せたのは、何か嬉しい事な気がするさ。(ふふーり。何故だろう、なんだか相手も、以前の自分と同じような心境になったのではないだろうかと、そう思ったりして。ふ、と片手を伸ばして、よしよし頭を撫でようと) (12/12-00:49:45)
クォールツ > カラス……(相手の言葉に、まるで心の内を読まれたかのような心地で瞳を丸くした。ふっ と瞳を伏せ、下げた眉はそのままながら、じんゎりと沁み入るような言葉に笑む口元を深くした。頭を撫でられれば、ぱち。ぱち。と数度瞬きをして) は……恥ずかしいよ、カラス。(カァ と分かりやすく染まる白い頬。けれども嫌でないことは、逃げないその態度からも明らかでしょう。それどころがむしろ心地良さそうに、赤い瞳がとろりと細められる。 両親には、こんなことされた記憶がないからかもしれない) 似た者同士、と言ったら失礼かな。(ふふ、と笑ってそんなことを。でも自分は、彼のことなら聞きたいと思った。それは今の奥様と出会った時の気持ちに、少し似ているのかもしれない) でも……私も。話してもらえて嬉しかった。だから役に、立てたらと思う。 (12/12-00:59:25)
カラス > (心の準備はしておく、とは言ったものの、敬称も無く呼ばれればやっぱり表情は緩むもの。珍しい相手の反応の微笑ましさに、くすくすと淡い笑みを零して、触り心地の良さそうな髪をちょっと整えてから手を離そう) 似た物同士、大歓迎さね。…有り難うさん、クォールツ。(じわりじわりと温かに胸に落ちるお言葉に、そっと瞳を綻ばせて。きっと自分も、彼の事で知らない部分は多々有りましょう。何れ、それも聞いてみたいものだとは思いながら、さて、と腰を上げて手を差し伸べよう) 続きは、寝物語といくかね。取り敢えず、奥方の魅力について小一時間でも。(ふふーり。冗談めかして、お泊まりのお誘いを。 開いた後ろの襖の向こうでは、ぱたぱたと白と茶色の尻尾が駆けている姿が見えるかもしれない。どうやら、準備は万端のようです。) (12/12-01:09:22)
クォールツ > こちらこそ。(お礼に、ふっと微笑んで) 加工……の方は、魔である私では、何も出来ないかもしれないけれど……それを貴方の身に定着させることなら、出来るかもしれない。(似たようなことを、したことがあるから。そう呟き、撫でられた髪にそっ と触れた。そこに残る彼の温かさを、確かめるように) ――そうだね。ぉや、それは小一時間で済ませられるか……あぁ。なら私も、以前チラとお聞きした想い人のことを聞きたいね。いいだろう?(ふふっ。企み顔で小首を傾げた。有無を言わさない笑顔だ!← 忙しく準備に動いて下さるお子さまを見れば、あぁ、と柔らかに瞳を細めて) 先程の子といい、可愛い子たちだねぇ。今度お出でになる時は、ぜひあの子達もお招きしたいな。(娘に似た年頃のかわゆい子の姿にメロんとしつつ、差し出されたその手を取ってこちらも腰を上げる) (12/12-01:22:05)
カラス > (相手の申し出には少し驚いたように紅黒の瞳を瞬いたものの、それは力強いと柔らかに綻んで。和らいだ表情が予想外の仕返しに、ピターっと停止したものの、じわぁりと耳の先を紅くして) ……ああ、山犬の子らなんさ。お誘いにゃ喜んで、尻尾振ったお子達とお邪魔するさ。(これは良いとばかり話を逸らしたものの、並んで布団に入る頃には恋の話に花が咲いたのやもしれませぬ。しかと握った手を引いて、隣の部屋へエスコートしたのだそうな。) (12/12-01:30:00)
ご案内:「とある迷い家」からカラスさんが去りました。 (12/12-01:31:44)
ご案内:「とある迷い家」からクォールツさんが去りました。 (12/12-01:31:55)
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