room42_20121222
ご案内:「キャラバンガード」にルカさんが現れました。 (12/22-19:17:47)
ご案内:「キャラバンガード」に状況さんが現れました。 (12/22-19:18:25)
状況 > 「メェェェェェ。」
「ウンメェェェェェェェッ。」

昼間になる頃には、シャーフランの街に入る事が出来る。

広い長いアーチ型の天井の街門の前で、キャラバンは荷物の検査を受ける事になる。

「一定以上の荷物の所持者にはその分だけ税金がかかるんだ。」

「メケケケケケッ。」
「メェェェエェェェェーーッ。」

バレンチノンは君に話をする。異世界の住人であることを知らされているわけではないのだが、君のことを旅なれていないと感じているのか、日常的なことも含めて色々な事をバレンチノンは君に求められなくとも説明する。 (12/22-19:19:06)
ルカ > (ふむ、と頷きバレンチノンの話を聞く。細々と色々説明してくれるのが非常にありがたい。こんな頼りなさげな自分に。) (12/22-19:20:32)
状況 > 「メケケケケッ。」
「メェェェーッ。」

どこからともなく羊の鳴き声が聞こえてくるのだが、バレンチノンは意に介さず話を続ける。

「基本的には背負い荷物を持っていれば、荷物検査があって税金がかかる。冒険者や俺らのような護衛は重さまで検査されることはないから、大体似たり寄ったりの金額なんだが、行商人とかは重さとか手持ちの品物に応じた金を払うことになるから、ちと大変かもな。」

そういうわけで、君がバックパックなどの背負い荷物を持っていない限りは素通りできるのだが、持っている場合は簡単に荷物を改められる。 (12/22-19:21:13)
ルカ > (持っているのは腰にくくりつけた袋ぐらいで、トランクも今はもっていない。荷物を改められることはないようだ。) (12/22-19:22:30)
状況 > 「メケケケケッ、メケケケッ。」
「クシシシッ、クシシシッ。」

「お、似てるねえ。」
ジャコモが口をにたにたしながら笑い声を上げてみせる。
マグナースは面白そうに隣でその様子を見下ろした。


君は門での手続きをするキャラバンの横を通り、護衛チーム
と共にシャーフランの街に入って行く…。 (12/22-19:24:42)
状況 > シャーフランの町並みはアミブルの町並みと似ている。
街の建物は3階建てから4階建てくらいのものが多く、その中にいくつかの家族が暮らしているらしく、まるで大家族のように女たちが洗濯物を運んだり、井戸端に持って行く姿や、その後ろをついて歩くボロ布を着た小さな子供たちの姿を君は目にする。

この辺りもガラス窓がまだまだ珍しいらしく、紙の窓や、木板を下ろしたり閉じたりするような窓が目に付く。 (12/22-19:25:13)
状況 > アミブルとの違いと言えば、大通りは石畳だが、それ以外は土を踏み固めたような道しかないと言う所だろうか。
舗装されている道は限られており、少し通りを外れると、田舎道と言わんばかりに踏み固めただけの道が続いていて、そこらに雑草が生えていたりする。

大通りの合間の脇道を除くと、そんな景色が目に飛び込んでくるのだ。

アミブルは木造家屋が多かったが、シャーフランも同じようなものだが、石造りで築かれている建物もいくつか見られ、そんな家には色つき硝子で出来た窓だとか、花が咲き乱れる優雅な中庭などが見られたりする。

「この次に行く街のハルトブルグって場所の辺りに採石場があるから、この辺りには石工とかいるんだよな。」

君が眺めている景色を意識してなのか、バレンチノンが口を開く。 (12/22-19:25:54)
ルカ > (そんな田舎道をどこか懐かしげな眼差しで見つめている。 バレンチノンの言葉にへぇ、と頷いて。) (12/22-19:27:19)
状況 > 「羊毛とかでもうけてるヤツは…まあ、商売人とか職人とかかね。そんなヤツ等の中にはしっかりとした家に住みたいってわけで、家を建て替えたりしてるらしい。」

横で聞いていたジグムンドが会話に混ざるように、バレンチノンの話を引き継ぐように語りだす。

「先祖から受け継ぐケースもあるな。ハルトブルグで採石場が見つかってから200年以上経っている。この辺りでの石工業の普及はまだまだ始まったばかりだが、以前から細々と石造りの家屋は建てられていた。大聖堂や教会を石造りにしようとする運動の流れに乗った人々がそうしたんだろうな。」 (12/22-19:27:51)
ルカ > (なるほど、とジグムンドの話を聞く。 難しいことはよく分からないが。) (12/22-19:29:57)
状況 > <カラーーン、カラーーン、カラーーン>

話をしながら大通りを歩いていると教会の鐘が鳴り響く。
大通りには、木造や石造りの建物の合間を、馬車が行き交い、旅人が行き交い、家の前では玄関掃除をする女たちや、椅子に座って腰を下ろして街の通りを眺め続ける老人などの姿が見られる。
雲ひとつない青空、降り注ぐ冬の日差し。

<カラーーン、カラーーン、カラーーン>

鐘が鳴り続けている。

「お~、昼飯のカネじゃないか。」

バレンチノンがのんびりと軽口風に笑みながら言った。

マグマースがすかさず反応して口を開いた。

「ラム肉を食うぞ。子羊のステーキでもいいな。羊肉のパイとかもいいな。ホットミルクもたまには飲んでもいいな。酒ばっかりだからな、いつも。」

マグナースは次々と食べ物の名を口にして、また黙るのだが、その目はあっちこっちに向けられていて、まるで狩りの獲物を探している狩人か肉食獣のように目が光っている。 (12/22-19:31:15)
ルカ > (言われてみればお腹が空いてきた。もうそんな時間か、と。マグマーズさんの言葉は空きっ腹に堪えるなぁ、等と考えつつ。) (12/22-19:33:06)
状況 > 「クシシシッ、生肉はねえのかよ。」

ジャコモはやはり血が好みらしい。その眼差しはマグマースとは別の意味で光り輝いている。

「…生肉はさすがにねえだろ。」

マグマースはやや気味悪そうにジャコモに答えた。

「やっぱ屠殺場に行くしかねえな。クシシシッ。」

「そこまでするのか!」

マグマースが突っ込みを入れている。 (12/22-19:33:36)
ルカ > (ジャコモさんの話もまた時々喉の渇きに堪える。自分は人型をしたものの血以外には惹かれないのだが。) (12/22-19:35:08)
状況 > 「ぬううう。猛る、猛る、猛る、猛る……。」

ディランはぶつぶつと独り言を言っている。何かに耐えているようだ。抑えきれぬ何かが彼の中に渦巻いているようだ。


「うひひひ。」

クーパーが不意に君の横を駆け抜けて、何処かに行こうとしたが、物凄い圧力を放つ手が伸びてきて、その首元の服を掴む。

「うひゃぁーっ。」

クーパーは子供じみた悲鳴をあげる。 (12/22-19:35:56)
ルカ > (また盗られたか!?とびくりとする。とっ捕まったクーパーさんを見つつ。) (12/22-19:36:51)
状況 > 「……。クーパー。盗みは駄目だ。」

ジグムンドは無表情に淡々と言って、クーパーを引き戻した。

「そんなことしないよ!」

「おまえが無目的に走り出すわけがない。」

確信に満ちた声で言いながら、クーパーに鋭い眼差しで一瞥してから、そのまま真っ直ぐを見て、クーパーを連行する。

「はなせーはなせー!おいらは悪い事なんかしないんだぞー!」

クーパーは暴れ始めた、じたばたじたばた。まるで子供が大人に連れてゆかれるようだが、彼は子供ではない。 (12/22-19:37:13)
ルカ > (仕方なくジグムンドに付いて行く。 じたばたするクーパーさんは子供のようだが聞けばジグムントさんより年上だと言うじゃないか。) (12/22-19:38:52)
状況 > 「ジグムンドさんの体罰のお時間はまだですかー。」

バレンチノンは笑いながら言う。

「おお。ジグムンドの勇姿が今、ここに降臨する!」

ディランはくわっと目を見開いて、力の篭った声でその話に乗る。
マグマースはにやにやとしている。
ジャコモはにたにた笑っている。

「やだー!なぐられたくないぃぃぃ!」

「貴様が行儀良くしていれば殴りはしないッ!」

ジグムンドはカッと目を見開いて、クーパーの方を見下ろして叱責した。

そんなこんなで騒がしく一行は宿屋に向かうのだった…。 (12/22-19:38:59)
ご案内:「キャラバンガード」からルカさんが去りました。 (12/22-19:39:53)
ご案内:「キャラバンガード」から状況さんが去りました。 (12/22-19:40:05)
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