room03_20121224
ご案内:「瘴気近く、森」にロネさんが現れました。 (12/24-21:18:56)
ロネ > ……成る程。(雪の降る中、どっかりと切り株に腰かける。周囲は森だ。だが、空気は濁り、あの瘴気の地ににた香りを発している。すべては必然があって招かれるのだと誰かが言っていた。となれば、今、己が心は瘴気に誘われつつあるのだろう。嘆息。) (12/24-21:21:09)
ロネ > (ここはおおかた、瘴気の地に近いどこかの森か。明日はクリスマスだと言うのにとんでもないことをしでかしたものだ。せっかくの雰囲気もぶち壊し、アザミは倒れ、そして自分は今、)ハンパ者、ね。(逃げている。) (12/24-21:22:42)
ロネ > なぁんだかねぇ。(何をするでもなくぼんやりと辺りを眺める。雪が恨めしい。雪はやっぱり嫌いだ、清く、冷たく、美しく、そして勝手に儚く溶け消える) (12/24-21:27:07)
ロネ > (もう一回り若い頃なら、ここらで熱い熱いジンでも一杯引っ掛けたいところだが、生憎そこまでの冒険をする気にはなれない。ふと気がつけばもうクリスマス。そしてふと気がつけば年が変わる。そしてふと気がつけば、もうすぐで歳をまた一つ、食ってしまう)…………。 (12/24-21:29:37)
ロネ > (ここ数年で三十歳ぐらい老け込んだ気がする。気がするだけ。甘い瘴気の香。己を安らかな死へと誘う。目を閉じ、それらのことを考えないようにする)アザミからのプレゼント、何かな。(ぽつり。何だろうか? 彼女のことだから、手作りの細工物とかかもしれない。) (12/24-21:31:35)
ロネ > (哀れだ、と思う。――それは彼女に対してとんでもなく失礼なことだと判りつつも。人間の身体を失い、魔物に成り果て、人間への殺意を糧に生きるも、その人間――よりによってこんな「人間」――の言葉によって生きる糧を変え、そしてその「人間」に殺され、生まれ変わり、「人間」を愛し、何度も拒絶され、幸せをやっと感じたと思うも束の間、苦しみ、子を宿し、何度も泣き、深い思いやりの心ゆえに幾度も傷つき――) (12/24-21:37:44)
ロネ > (全て打ち明けてしまいたい。本心を。君の深い思いやりが、その愛が嬉しい、けれど苦しい、そんな荷は背負えない、でも君は愛しい、自分だけのものでいてほしい、誰も見ないでほしい、嗚呼、どうか、この掌の上で――あの暖かい世界に――遠くに行かないで!!)……ばっかだねぇ。(あーあ。) (12/24-21:42:33)
ロネ > (まるで玩具をねだる幼子だ。) (12/24-21:43:11)
ロネ > (頭を冷やしに来たというのに、ますますごちゃごちゃしてしまった気がする。瘴気にあてられたかもしれない) (12/24-21:46:26)
ロネ > (自分を愛さないで。けれど愛させて。傍にいさせて、甘えさせて。自分だけを見て、遠くに行かないで。何て身勝手なんだろう! 恐るべきことは、これらの思考が、今までのように狂気に蝕まれた上ではなく、紛れも無く理性の統治の上で働いている、ということか) (12/24-21:49:21)
ロネ > (ふるふる、と軽く頭を横に振る。考えすぎてしまったかもしれない)……帰ろう。(杖をついてゆっくりと立ち上がれば、からり、と。コートのポケットで乾いた音。ポケットに手を突っ込めば、手袋越しにひんやりとした小瓶の感触) (12/24-21:51:37)
ロネ > アザミ、愛してるよ。心の底から。(ぽつり、ぽつり。彼女に願う身勝手な欲望は、もう一つだけ。雪降る空を見上げた) (12/24-21:53:21)
ロネ > ((どうか――アザミ、私の狭くて身勝手な欲望を、全て拒絶してくれないか。お前は、もっと、広い世界で、幸せになってくれ……)) (12/24-21:54:28)
ロネ > (“俺もお前も『独り』だ。間違えるなよ。”――数日前の青年の言葉が耳に焼き付いている)……間違えようがないさ。(今は前を向いて生きるしかないのだから。ざく、ざく、と杖をつき、夜闇の中へ、黒尽くめの人影は消えていく――) (12/24-21:56:50)
ご案内:「瘴気近く、森」からロネさんが去りました。 (12/24-21:56:55)
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