room01_20130120
ご案内:「森の中の泉」にジオさんが現れました。 (01/20-22:04:51)
ジオ > (がさ、がささっ 茂みが揺れて、人が一人倒れ込むようにして出てくる。) っは・・・ っ!? (ばたた、と転んで地面に倒れ込んだ) …何に …引っかかったんだ…? (ぐ、と体を起こそうとするも、ぶるぶるぶる。生まれたての小鹿状態。) (01/20-22:07:30)
ご案内:「森の中の泉」にロネさんが現れました。 (01/20-22:07:42)
ロネ > (脚の赴くままに歩き、がさり、とジオとは泉を挟んだ反対側から出てくる)…………?(対岸で誰かが倒れている。目を細め、足早――といっても一般人よりやや遅いぐらい――でそちらに近づいていく)――ジオ君!?(誰何がわかれば、あわてて其方へと向かっていって) (01/20-22:09:33)
ジオ > …だ だれ… (顔をあげることもままならない状態。ぷるぷるぷるーっと顔を上げようとする。 地面についている革手袋、右手の甲部分は大きく穴が開いている。血で汚れているという事は無いが、ちょっと長い草がその穴からコンニチワしちゃってたりする。長い金髪は枯葉だの枯れ枝だのが絡み付いてモジャンコ。) (01/20-22:12:30)
ロネ > もう忘れたのかね。(はあ、と息をついてすとんと傍にしゃがみこんだ。)ロネ=リドリーだよ。人形師の。(果てさてこの青年にはどこまで自分のことを喋ったか判らなかったので、並み一通り名乗り直した。跪き、杖を傍らに置いて、とりあえずその身体を仰向けにさせようと手を伸ばし――ぽっかりと穴の開いた右手に、あからさまにぎょっと眉を上げた) (01/20-22:14:47)
ジオ > …あぁー キミかぁ… ……奥さん元気? (ボサボサの前髪の下から、情けない感じのへにゃり声で近況を尋ねた。) …人形 師、 だったんだ… (どこか安心したような声で。革手袋は何か刃物で手の甲から手のひらまで貫かれたような感じ。中身は…きちんと見ないと見えないようで。草がぴろっと出てる。) (01/20-22:18:44)
ロネ > おかげさまで元気だよ。(地面に腰を下ろす。よっこらせ、とできることなら抱えてあおむけにさせよう)酷いありさまじゃないか、一体何があったのかね。(そして右手を取って、とにかく傷口を見ようと覗き込むようで) (01/20-22:21:04)
ジオ > (力が変な風に入ってたり、逆に入ってなかったりな身体。なんとか仰向けにしてもらってゴロンと。) っく… …はっ… はぁ… …鎌をもった…女の子に追いかけられた… (えへへ。 仰向けになれば、服が斜めに斬り裂かれてピロピロパタパタしている。 右手は… 手の甲から、まず、革手袋、肌色の肌のような部分、それから赤いようなピンクのような人の肉の色に近い色のゼリーのような何かが詰まっていて、で、反対側の皮膚、革手袋。) (01/20-22:26:28)
ロネ > ……それは物騒だな。(ふと、あることを思い出した)それは――もしかして、矮躯の黒髪の女かね。(傷口を覗き込んだ。そしてその、まるで作り物のような、あまりにも“単純”で“適当”な断面に目を見開いた。しばらくあまりの衝撃の強さに押し黙る。そして、口を開き、やっと搾り出すような声で、)君、は、……“何”だ? (01/20-22:29:03)
ジオ > うわぁ… あははははぶっ げほっ がはっ ぐふぇ… …なに あの子…ここいらじゃ有名なの…? (思わず笑ってしまって咳き込んで追加ダメージ。) ボクは…ボクだよ? ……なんていう冗談で押し通す余裕は無いなぁ… …ごめんねぇ~… 一応人間出身の… 人形に入っちゃった人間なんだー… (えへへ) (01/20-22:33:04)
ロネ > ――あの女は、君のことを私に尋ねたよ。咄嗟に君の名を言ってしまった……アムビエル、とかいう不愉快なガキに執着しているらしいな、あの女。(吐き捨てるように言った。そして笑う男に、人形師の抱きかかえる力は、心なしか強くなり)人間じゃないことは、なんとなく予想がついていたけれど……この“人形の身体”は、治るのかね。(ああ、人でないのなら説明がつく――あの金属音のような“声”だとか。) (01/20-22:36:49)
ジオ > ふゆっ っは!あははははがっ がへっ げふっ ぶはっ (またもや笑い出して) 不愉快!あはははばはっ ばっ ばふぇっ げはっ (どうした) っぶ… はぁっ…はぁ… んぐ… …直るっちゃー直るんだけど… 今はいつもの直す方法が取れなくて… (01/20-22:40:28)
ロネ > ?(不意に爆笑し始めたジオに呆気に取られた)お、おい、あまり笑うな。(咳き込む様子に慌てる)おい、じゃあ“いつもの”以外に治す方法はないのかね。このままじゃ君、どう見ても大丈夫そうじゃないし。 (01/20-22:43:16)
ジオ > なんて… 言えばいいのか… うぅ とりあえず、穴空いてるとこ…塞いで。 そ、れから…えぇと。動力炉に魔力を…送らないといけなく、て… 今、これ動いてるの 魔法の力…ね。 ……人形師って… こんな デッカイ人形、直せたり、する? (へへ、と苦笑して) (01/20-22:48:18)
ロネ > 塞ぐのかい? ええ、でもこれ……粘土で塞ぐわけにもいかないし……、(明らかに自分の知らない――否、自分の生きている世界にあるのかも疑わしい、ジオの人形の身体の素材)私の世界には魔法は無いんだ。それに私は陶器の人形を作っているんだよ。(申し訳なさと困惑の入り混じった表情) (01/20-22:50:54)
ジオ > 表面… 皮膚のトコ… 縫い合わせる、とか。 中身は…いいんだ 魔法が…使えるようになれば… ふさがる、し (それと、と左手で胸部の裂けた服をペロリとめくる。) この欠けちゃったところの… 隙間を埋める何か、無いかな… (胸部、埋め込まれた赤い透明な石。その石は割れる寸前、大きく縦に欠けている。その向こう側…何か、丸い水晶玉のようなものが、手の中身のゼリーに似た物体に囲まれているのが見える。) (01/20-22:56:55)
ロネ > 革を縫うための縫い糸なら、私の店にある。(こっくりと頷いた。そしてその胸部を見れば、一瞬、半ば生物的な反射で眉をしかめるも、頑張って凝視して。得体の知れないその“何か”に、)……粘土か石膏でいいなら、いくらでも。(丁度原型を作るために、店に持ち帰っていた) (01/20-22:59:22)
ジオ > …それ で、いい (頷いて。) このまま終われない…から …お願い… (01/20-23:04:03)
ロネ > 動けそうにないな……運べないし。(苦虫を噛んだような表情になり、杖をついて立ち上がった。帽子を被り直し、)小一時間――いや、三十分待ってろ、道具を持ってくる。(言うが早いか、一旦ざくざくとその場から立ち去っていく。必死に脚を動かして、人並みぐらいの歩調で) (01/20-23:06:14)
ジオ > …ありがとう…! (嬉しそうに微笑んで。 待ってろ、の言葉には素直に頷いて、そこでそのままの格好で待っているようで) (01/20-23:08:54)
ロネ > (結局小一時間ぐらい経ってしまっただろう。息せききって、ひどく重そうに足を動かす音が聞こえてくるだろう)((畜生、私のお節介もたいがいだな……))(男の左手には杖。右手にはボストンバッグ。ぜえぜえと息を切らし、何とか整え、倒れるジオの傍へどっかりと腰掛けた)ほら、まず右手出せ。(ボストンバッグを開き、そこから木製の両手に持てる程度の箱を取り出した。それを開けば、ずらりと太めの針が蓋の裏に並んでいて。箱の中には丈夫な、革用の糸が幾巻きも収められている) (01/20-23:13:42)
ジオ > (ぜぇぜぇと息切らしながら自分の横に座り込む様子を見れば申し訳ない気持ちになり) あー…なんかごめん… でも今、キミしかいないんだよー (と、言いつつ右手の革手袋を取り、相手の方へと差し出して。 手の皮膚は、なんか古くなった革のようにひび割れているような部分があったり、指先は変色していたり。で、ナイフをぶさっと刺した跡そのままっていう形に穴が開いている。) (01/20-23:17:11)
ロネ > いや、構わんよ。(自分の両手袋を脱いだ。そしてちょいとジオの手の皮膚を指先で触り、針と糸を選んで、鋏で糸を適当な長さで切った。糸を針に通して、小さな結び目を作って針から糸が抜けないようにする)……じっとしてろよ。(果たして痛覚というものが彼にあるのか判らなかった。アヘンチンキかモルヒネでも持ってこれば良かったな、と思いつつ、その皮膚にぷすりと針を突き刺した) (01/20-23:20:51)
ジオ > …がんばるっ。 (じっとしてろよ、の言葉に、ぐっと目をつぶった…かと思えば、まるで注射される子どものように「やっぱり見る」ようで、自分の右手を怖そうに見ている。 そして… 針が皮膚に刺さる。) ッぎゅ―――――!! (ぎくんっ。 眉間にしわ寄せ、左手が宙をあわわあわわと彷徨う。) (01/20-23:24:46)
ロネ > うわ、痛み止め持ってこれば良かったな、す、すまないっ、我慢してくれ、(その声にこちらが取りみだし気味。とりあえず左手でがっしりと相手の右手首を固定して、とにかく手早く終わらせようと、針を迅速に動かす。こういった手当ての知識はある上、針仕事は本職だ。時計の秒針が五周回るか回らないうちに、何とか縫い合わせ終わるだろう) (01/20-23:28:11)
ジオ > んだだだ だいっ だだだいじょ ぎょ―――ッッ ぎょぼっ だいじょうぶ―――ッッ いたくな――――い!! いたくな――――い!! (ばんばんと左手は地面叩いたりしながら。 意外とあっという間の処置にいろいろ大変な状態だけどびっくりして) っはー…はーっ はーっ… うぅ… うぐぅ… さすが…早かった… (自分の手を裏と表とひっくり返して見て) すごいね…(ひっく) 綺麗な… (すんっ) 縫い目ー (へへへ) (01/20-23:34:13)
ロネ > (最後のひと針を縫い終わったときは、悲鳴を聞きすぎて聴力が若干麻痺していた)一応皮革用だから、大丈夫だとは思うけど。(早くも手首が痛い。針と糸を木箱にしまえば、次に取り出したのは)はい、埋めるから。見せる見せる。(両手に抱えられるぐらいの布袋だった。布袋から、油紙に包まれた直方体を取り出した) (01/20-23:37:37)
ジオ > うぅ… (なんかお医者さんと子ども。) わわわわ (慌てて左手と、縫い合わせたばかりの右手を不器用に使いつつ、胸部を見せた。欠けた石の向こう側の丸い水晶玉は、人間の心臓とそう変わりない大きさ。よーく見ると、微弱な光が明滅してたりするけど、本当によく見ないと解らないレベル。 で、かけちゃっている表面の石の方は、直径で言うと7、8cmほど。縦にがっつりすっぱり欠けちゃっている。) (01/20-23:43:12)
ロネ > 色が全然違うけど、我慢してくれよ。(油紙をべりべり剥がせば、薄い灰色の粘土が一塊、鎮座していた。夜闇の中では、その僅かな光の点滅も、否応なしに目についた。粘土を指先で摘み取り、その割れ目にそっと塗りこめていく) (01/20-23:45:46)
ジオ > 隙間を埋めてくれれば…なんとかなるから… (またもや注射を待つ子どものように、ロネの動きを見逃すものかとじーっと見ている。で。) ぎゃあッッ!! (手の時とは比べ物にならない痛がりようで。) あ がが ががががッッ ぐ ぎぎぎぃッッ ぐぅぅぅぅぅッッッ (歯を噛み締め、左手が地面の土をぐしゃーと掴んで。右手はぶるぶるぶる。) (01/20-23:50:49)
ロネ > じ、じっとしててくれ!(思わず想像する。これは心臓をいじくられているような気分なのだろうか、と。デリケートそうな部分なだけに、慎重にならざるを得ない。粘土を塗りこめ塗りこめ、表面をならして、また塗りこめた。びっちりと隙間なく埋め終えたときには、時計の秒針は十回回っており、男の聴力はもっと麻痺していた) (01/20-23:53:03)
ジオ > はー…っ はー…っ (あんだけ叫べばそりゃぐったりもするさってな感じでぐったり。) あ… あり… (お礼を言うのもままならない状態で。) (01/20-23:56:46)
ロネ > (薄っすらとにじみ出ていた汗を袖でぬぐった。道具を全てボストンバッグに押し込め、粘土のこびりついた手に手袋はめた)一日二日ほうっておけば、勝手にその粘土固まるから。もっと乾燥を早くしたければ暖炉にでも当たりたまえ。(こちらもぐったり気味)……家、帰れるかね?(その様子に心配するような調子で) (01/20-23:58:42)
ジオ > …だ、だい じょうぶ… (ぐ、と身体を起こす。多少ヨロヨロ感はあるものの、先ほどの弱りっぷりからは考えられない動きで。) 欠けている状態じゃなければ… …うん、すごい楽になった… ほんと、ありがとう… 「命」の恩人だよう! (ぺこーっと頭下げて) (01/21-00:02:07)
ロネ > いや、そっ、それほどでも。ろくな治療できなくてすまないね。(頭を下げられればわたたっとこちらも杖を支えに立ち上がり)でも……なんとかなったようで、良かった。(緩やかに微笑んだ) (01/21-00:04:07)
ジオ > 今度…困ったらなんでも言って! (ふんすっ) 何か、こう…ボクにできそうなことなら何でもする。 できないことは…か、考えるから。 (穴の開いた革手袋を拾い上げてはめて) 穴、空いてる (苦笑して) …「いろいろ」驚かせて…ごめん。 でも、本当に助かったんだ (01/21-00:07:31)
ロネ > はは、じゃあ「何か」あったら、頼むよ。(ボストンバッグを手に持った。謝られれば、しばらく黙った後、)……君の“声”を瘴気の地で聞いたときから、薄々感づいていたから。人間じゃないだろうな、って。(淡い苦い笑み)ま、深くは突っ込まないさ。矮躯のあの女には気をつけなよ――相当、君を殺したいらしいから。(そう言って、帽子を軽く上げて会釈し、)じゃあ、私はそろそろ。お休みなさい。(踵を返した) (01/21-00:11:04)
ジオ > そっか (人間じゃないだろうな、と苦笑を浮かべる相手を見て、微笑んだ) …気を付ける。すごく気を付ける。もうこんなのイヤだからね… (穴の開いた手袋から、縫い合わせた手を覗き見て) うん ありがとう、ロネ。 気を付けてね! (01/21-00:13:43)
ロネ > (もう一度背を向けたまま帽子を上げて会釈し、男はゆらり、ゆらりと森の奥、夜闇の中へと去っていき――) (01/21-00:15:15)
ご案内:「森の中の泉」からロネさんが去りました。 (01/21-00:15:18)
ジオ > (見えなくなるまでその場で立ったまま見送って) …本当に… 助かった… (ほう、と息を吐いて自分の胸元を見下ろして) (01/21-00:16:24)
ジオ > …よしっ (ゆっくりと歩き出す。慎重に、慎重に。森の中でうっかり転ばないように、と願いながら再び森の中へと消えていった) (01/21-00:18:53)
ご案内:「森の中の泉」からジオさんが去りました。 (01/21-00:18:55)
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