room03_20130129
ご案内:「とある丘」にロネさんが現れました。 (01/29-20:36:17)
ロネ > ……何だこれ。(男は目の前の惨状に目を見張った。ぼこぼこと大地が抉られている。ここだけ隕石が大量に落ちてきたかのようだ) (01/29-20:37:29)
ロネ > (月光に火傷の残る顔を晒すのは憚られた。帽子のつばを下げなおし、ぐるりと周囲を見渡す。一つ一つ、足を滑らせたら骨折は避けられないような、そんな大穴達。一体ここで何が起こったのか。かつ、かつ、とそんな穴の一つの縁へと歩み寄る) (01/29-20:39:36)
ロネ > (すと、とその場に腰を下ろした。無論用心して、脚は穴へ降ろさず、膝立ちするような格好に。穴の様子に目を細める)……最近だな。(土はごく最近掘り起こされたかのようだ。穴の奥底を慎重に覗き込めば、奥深くに巨大な隕石が鎮座しているのが、黒々とした影の塊として見て取れた) (01/29-20:42:17)
ご案内:「とある丘」にmistさんが現れました。 (01/29-20:42:26)
mist > <ヒュゥ…>(上空を照らす月光を遮り、大地に空いた無数の穴と、男の上に影を落とす。 キラリと鱗を煌かせて旋回すれば、降りてくるのは硝子細工の様な竜1匹) (01/29-20:44:08)
ロネ > (しばらく興味深そうに穴を見下ろしていたが、月光が消えたのにはたと顔を上げた)…………。(月明かりに照らし出された鱗、しなやかで強かな、玻璃のようで瑠璃のような、そのドラゴンがかの霧の竜だと気づくのには、たっぷり十数秒かかった)っ、(あわてて帽子を被り直し、顔を隠した。) (01/29-20:47:36)
mist > <ヴァサ…ッ>(数度翼を打てば男の前方、クレーターの様な穴の上で向き合うような位置で空中停止し、ザァ、と霧散すれば、霧は男の背後へと流れて人の姿を象る) …や。ロネ。妙な場所で会うね。 (01/29-20:50:37)
ロネ > ……こんばんは、ミスト。(あくまで顔は上げなかった。背中も向けたままだった。――いや、向けられなかった。無性に情けなくて。口調だけはいつもどおりの、そっけない調子) (01/29-20:52:37)
mist > (くす、と小さく笑う。 僅かな声音に含まれる感情を読み取るのは、少々得意としていた。) 相変わらず? 隠さなくても良いよ。血の匂いに気付かないほど鈍感では無いから。(無造作に歩み寄れば、隣へと移動。徐にぽっかりと開いた穴へ足を投げ出すようにして腰を降ろし) (01/29-20:55:13)
ロネ > ……そ。(こいつ相手に誤魔化そうとするほうが愚かだった。隠す気はすっかり霧散してしまった)相変わらず。びっくりするぐらい。(安堵か苦笑か、ふ、と息をつき、こちらも穴に足を下ろすように腰かけた) (01/29-20:58:02)
mist > 苦労性だね。(ふっと笑みを浮かべて) …きついんじゃない? 自分の本音偽ってるのって。 …しかしまぁ、暇なヤツも居たもんだ。(穴のそこを覗き見て) (01/29-21:00:19)
ロネ > …………。(問いかけには、ただ静かに、ゆるゆると首を横に振った)……私の選んだ道だから。転んでばかりだけど。(穴の底を覗き込むミストの言には、はは、と軽く笑って首肯した) (01/29-21:03:18)
mist > 思考では、でしょう? 選んだ、ではなく、『選ばなくてはいけなかった』の間違いじゃないの?(小さく首を傾けて) …君と出会って、君と接して、少しずつだけど。見えてきた事があるよ。 (01/29-21:05:48)
ロネ > (強制する事のない問いかけに、ぎり、と。無意識のうちにコートの裾を強く両手で握り締めた。続きを促すように黙する。) (01/29-21:07:59)
mist > …襲い掛かってくる者を憎んだり、恐れたり。 …裏返しなのかなってね。 …襲われて、闘って、そうして生き残って。 …命がけで足掻く時に、生きていることを実感してるのかな、ってね。 …それを無くして、生きていることを実感出来てるのかな、って。(ゆるりと目を伏せて) (01/29-21:11:09)
ロネ > (あくまで静かに語られるその言葉が、怜悧な刃となり、そっと己の心を抉り、削り、中身を曝け出していく)……笑って、くれよ。(情けない言葉が零れ落ちた。微かに震える声色と、涙に少し潤んだ瞳と、それを隠蔽するように下げた帽子のつばが、答えだった。) (01/29-21:16:08)
mist > 笑う?何故?…僕も同じだよ。 だから、判る。 …ただ、僕よりも君の方が、心情的にはきついだろうね。 …何故か君が気になって仕方がなかったけど、その理由が最近になってわかった気がするよ。 君は、僕や卍に似てる。 (01/29-21:17:58)
ロネ > …………。(何も言い返せなかった。血肉を、命の削り合いを欲する手が、同時に命の模型を創り出さんとするなんて――ナンセンス。実に滑稽だった。) (01/29-21:22:03)
mist > …僕は元々魔物だからね。文字通りバケモノだから。 卍は自ら鬼になったんだと思うし。…でも、ロネは人間だから。 …あまりにもニンゲンすぎるから、受け入れるのも、難しいんでしょう?自分で。 …アザミは、人から魔物にされた子だから、きっとこの感覚は理解出来ないだろうと思う。 …僕でさえ、この手の地に腰を落ち着けて何年も経つけど、同じ血を感じたのは、あの卍ただ1人だったし、ね。 それだけ理解されにくいものだから。(小石を1つ手に取れば、軽く穴の底へと投げ落として) (01/29-21:25:23)
ロネ > (からん、こん、と。小石が落ちゆく音さえ虚しく聞こえる)……ただの人形師、だと。(むきさえなって言い張った、この言葉。)あんなに、言い聞かせたのに……。(誰に? ――自分に。掠れた声で呻いた。) (01/29-21:29:34)
mist > 人形師、でしょ。(目を細めて) ─僕よりは良いんじゃない?守護者を名乗り、もう片方で血肉に飢えている僕よりは、さ。 …卍は兎も角、僕は恵まれているんだ。 理解は出来なくても、これが僕だと認めてくれる者が大勢居るから。 …でも、ロネのそれは僕のそれ以上に理解されにくいものだと思うから、気になったんだ。 (01/29-21:33:04)
ご案内:「とある丘」に卍さんが現れました。 (01/29-21:35:55)
卍 > () (01/29-21:35:58)
ロネ > (半ばぼんやりとした表情で、真っ暗な穴の底を見やる)――放っておいてくれよ。いつもの、ことだろ。こういうの。(そう、いつものこと。散々周囲を巻き込んで悩んだ挙句、結局大して前進していない。それどころか、悪化したりする)私も、私を、理解しちゃいないんだから。 (01/29-21:36:22)
卍 > 何だアレ。(結局気になって。頭上通るだけ、通るだけ、と思っていたのが視線下方のみょうちくりんな窪みに思わず空中で急ブレーキ。) (01/29-21:36:52)
mist > 君が何処で何をしようが放っておくよ。(くつりと笑えば、頭上を通過中の見知った気配に顔を上げて。片手をぴらぴらとさせて) …僕がね。嬉しかったから。 『こういう自分』を『それがミストだ』って受け入れてくれた者の存在に、救われたからさ。・・・だから、伝えておこうと思ってね。(ふっと目を細めて笑み)『それがロネなんじゃないの?』。>ロネ (01/29-21:38:58)
ロネ > …………。(自分は、自分。)……ありがとう、なのかな。(正直なところ、自分で自分の感情が整理しきれなかった。曖昧な微笑を浮かべ)>ミスト(そしてミストにつられて顔を上げ――あからさまにうげ、といった表情になってまた伏せた)>卍 (01/29-21:41:44)
卍 > ―何だ、コブ付きか。(用法が違う。ゆるり、ゆるりと下降していく。) (01/29-21:43:34)
mist > 最初は、誰かに助けてもらえると思ってるのかと思ったんだよ。(くす、と笑って) でも、裏返しなのが判ったしね。それが君なら、どうして僕にそれを批難など出来る? ま、死にそうになってたら怪我の治療くらいはしてあげるけどね。>ロネ (01/29-21:44:18)
ロネ > 残念だったねぇコブ付きで。(はっ、と。半ば自嘲、半ば嘲笑、数滴の自棄をこめて言った。どっちがコブだかなんて一瞬で判ることで)>卍 (01/29-21:45:31)
mist > ─や。卍。(ふふっと笑って) …なんだ。1発喰らった?(自分の口の端を軽くちょぃちょぃっと指差して)>卍 (01/29-21:46:25)
卍 > 随分男前になったじゃねェか。(二人より数m離れた後方で腕組みし。)>ロネ (01/29-21:46:47)
卍 > ―っ。(軽く目を丸く。ぐしぐしと乱暴に口元拭い。)軽く遊んでやったンだよ。>mist (01/29-21:47:48)
ロネ > それよりアザミの方行ってくれ、ガキ抱えた腹で無茶をする。(自分の棚上げはいつものことだった)>ミスト(卍の言葉に、もはや火傷を負った顔を隠すことなく振り返る)褒め言葉として受け取っておくよ。(いけしゃあしゃあと言った)>卍 (01/29-21:48:58)
mist > (卍とロネ、交互に眺めて。ゆるり。軽く首を傾け)ふぅん。 さっき向こうで暴れてたあれか。なんかもさもさしたデカイの。(上空からだと良く見える)>卍 (01/29-21:49:21)
mist > 僕も身ごもってた時に暴れてたけど子供は2人とも丈夫に生まれてきてるし大丈夫でしょ。(他人事)>ロネ (01/29-21:50:26)
卍 > あァ、生命力だけはゴキブリ並だ。(褒め言葉を上乗せしてケラリと笑った。)>ロネ (01/29-21:50:47)
卍 > 耳年増って呼んで良いか。(何でも見てやがる、と不服そうに皮肉を一つ。)>mist (01/29-21:52:04)
ロネ > アザミと君とじゃ根本的に構造が違うんだよ、構造が。私はどうせ勝手に生きてるから安心しろ。(卍が来てから若干口調が荒んでいた)>ミスト(その言葉に、下卑た笑みを口の端に浮かべた。――そして、“耳年増”に不覚にも少し吹いた。口を手で押さえ、顔を伏せた。少し肩が震えている)>卍 (01/29-21:54:13)
mist > …ぁ、やっぱり卍も気に入ったか。(ケラリ、笑う様子にボソっとロネを見やり) 偶々だよ。偶々。(くすくす笑って)>卍 (01/29-21:54:23)
mist > 何言ってるのさ。 僕は体の構造上は君と同じ人のソレに近いんだよ。 死なないアザミより僕の方がか弱いの。(んび。)・・・なんだよ。(笑う様子に目を細めて、むぅーっと)>ロネ (01/29-21:55:37)
卍 > 何が。(語気強。何か威圧的。)>mist (01/29-21:56:37)
ロネ > 死ななくてもアザミのが心配だよ。それに腹のガキがどうなるかも判らん。 え、言いえて妙だなと。お節介で耳敏いのはご婦人方の共通項だろ。(ずけずけと言った)>ミスト (01/29-21:57:33)
mist > お前がそういう風に饒舌になる時はそこはかとなく気に入ってる相手でしょ。(フフリ) 少なくとも興味を持ったんじゃない?彼に。(ちらりと視線をロネへ向けて)>卍 (01/29-21:58:31)
ロネ > やめろ。興味だなんて、気色悪い。(眉をしかめ、舌打ち。そっぽを向いた)>ミスト (01/29-22:00:10)
卍 > …。(ちらとロネを見遣り。)―アホらしい。(視線逸らしてあからさまに眉を寄せた。)>mist (01/29-22:00:20)
mist > そこは僕にもお手上げ。 そもそも君だって止められないでしょ? …止めたくても。 アザミが君の『そういう一面』を受け入れてゴボウくらいどどんと構えて居られたら大人しくもしているんだろうけど。アザミは『ああいう子』なんでしょ。きっと。>ロネ (01/29-22:00:28)
mist > ハイハイ。(しっかり似たもの同士じゃないか、とは口にせずに。くすくすと笑って)>卍・ロネ (01/29-22:01:16)
ロネ > ……そういう娘に何だって惚れたんだろうねえ。(独り言。小声でぼそり。)私にも無理だ。お節介がヘンに君から移ったかな。(堂々と責任転嫁)>ミスト (01/29-22:04:04)
mist > なら、後はアザミ次第さ。 あの子は君のそういう面に対し、絶対死なせない、護るって道をあの子自身が選んだなら、後はあの子が自分でどうにかするでしょ。 腹の子も護って、君も護ってって方法を探すだろうさ。>ロネ (01/29-22:08:24)
卍 > ((護る力ってのも色々だね。))(周囲の景色をぼんやり見つつ耳だけで何となく聞いていた。) (01/29-22:09:38)
ロネ > ……なら、尚更。(くつ、と笑い、杖を支えにゆっくりと立ち上がった)尚更、殺すさ。(――己を。)……弱いなあ。(ゆるゆると紡ぐように、そう、ぽつりと呟いた)>ミスト (01/29-22:11:31)
mist > …こう、さ。(視線を自分の掌に落として) 戦う時って、ただ相手を切り刻みたいってだけじゃないんだよね。 自分の身も血に染まって、相手の血を浴びて。 命ギリギリのやり取りをしていると、生きているって実感する。(唐突に独り言の様に言葉を紡いで) (01/29-22:11:39)
卍 > 立派な変態だな。(ほぼ即答に近い反応で。)>mist (01/29-22:12:42)
ロネ > まったくだ。(卍の言葉にほぼ即答した)>卍・ミスト (01/29-22:13:32)
mist > 何を今更。(くすくすと笑って)卍もロネも同じ変態でしょ。(きっぱり)>卍・ロネ (01/29-22:14:03)
卍 > 根幹が違う。いまさらクドクド言わねェよ。(恐らくは共に名を呼ばれた男も。)>mist (01/29-22:15:19)
ロネ > (淡く苦い笑いと、嘲笑交じりのため息を吐いた)>ミスト (01/29-22:16:12)
mist > お前は良いんだよ。 僕とお前は『認めてる』んだから。(くすくすと笑って)血に飢えたケダモノさ。お前も僕もね。>卍 (01/29-22:17:14)
卍 > ま、否定はしねェよ。(間違っては居ない、と言って良いだろう。肩を竦めて。)>mist (01/29-22:18:23)
ロネ > ――じゃ、私はこの辺でお暇するさ。(火種が飛ぶ前にくるり、と踵を返した)>ALL (01/29-22:19:33)
mist > ──だけど、そう言うのも『一面』。 …ロネ?君も、ね。(目を細めて見やり) 良いんじゃない?認めても。>ロネ (01/29-22:19:33)
mist > オヤスミ、ロネ。(くつり。小さく笑って)>ロネ (01/29-22:20:23)
mist > ─ロネも同じ、血に飢えたケダモノの血が流れてたんだね。 …だから、僕は彼が気になったんだと思う。(ロネを見送りつつ、小さくぼそりと)>卍 (01/29-22:22:00)
ロネ > ……判りたくもないよ。そんな、“化け物の感覚”。>ミスト(つまりそれが答えだった。帽子を軽く上げて会釈をし、目深にまた被り直す。杖をつき、右脚を引き摺り気味に、その丘から去っていく) (01/29-22:22:48)
ご案内:「とある丘」からロネさんが去りました。 (01/29-22:22:53)
卍 > まァそう「型」にハメてやるなよ、テメーの肩書きぐれェテメーで決めりゃァ良い。(同じ。同じだろうか。ケダモノは迷わない。彼はまだきっと「マトモ」に戻れるのだ、今なら。)―なんにせよ、難儀な男だな、アレは。 (01/29-22:23:32)
mist > うん。 ──何だかさ。昔の自分と重ね合わせてたかも。 覚えがあるんだよ。彼のあの姿。 (01/29-22:25:29)
卍 > ふぅン?(外面は興味アリマセンって顔。顎をしゃくって続きを促し。) (01/29-22:26:48)
mist > 昔、友人を手に掛けて喰らった時。 とても気に入っていた娘を喰らいたくなった時。 仲間が僕を守護竜と呼んだ時。 血に飢える魔物の血を、無理やり押さえ込もうとしたことがあってね。 (01/29-22:28:23)
卍 > ―オマエらしいっちゃらしい話だ。(獣性を押さえ込んだ事など無い男としては。クスリと鼻で笑いつつ。) (01/29-22:30:11)
mist > 人を喰らわずとも良い様にと、自らの器を変えてみたりもしたけど、駄目だった。 自分を否定する自分と、否定しても乾く喉の狭間でさ。 随分悩んだ事があるんだ。 僕にはリュウヤが、仲間が居てくれて、彼らが『そういう僕』も受け入れてくれた。 だから、僕は僕で居られたんだと思う。 …でも、ロネは違うんだよね。 (01/29-22:31:11)
卍 > 仲間を喰らう位ならてめェで腹を切ろうとは思わなかったのか。生に食らい付くようなタマだったか?(問答を楽しむようにいやらしい笑みを浮かべ。) (01/29-22:32:55)
mist > お前も僕も、血に飢えても、暴れても、死に掛けても、それでも見守ってくれる者が居るけど、彼は否定されているから。 …ああ、琥珀は自分の意思で喰らったからね。後悔はしていない。仲間を餌として見た時はどうだったかな…。(ゆるり。首を傾けて)…ただ、何か方法を探しはしたよ。 腹を切ろうとは思わなかったかな。 (01/29-22:35:57)
卍 > ふゥん…。(まぁ自身が聖人君子で無い事は本人も認めている所だし、咎める気は更々無い。) 否定されたら何だ。結局はテメーの生き方をテメーで選べねェから悪ぃんだろうが。(妻が戦う事を止めろと、止めねば死ぬと言った時、自分ならどうするだろう。恐らくは―)>mist (01/29-22:38:36)
mist > 多分だけど、僕やお前は、誰が否定しようが止めようが、『自分の意思』で化物の道を選んでたと思うんだ。 それが自分だからね。 彼の場合は、それを彼自身選べない。選べないのに血に飢える。難儀だと思うよ。(ロネが歩き去った方角を眺めて) (01/29-22:41:39)
卍 > 選べばいい、簡単だ。ソレが出来ずに気が狂うほど悩むのならいっそ死んだ方が楽になれるってモンだぜ。(実際問題ソレしかないのだ。最後に選ぶのは、彼自身。) (01/29-22:43:37)
mist > 僕やお前だったら、きっと相手が止めても、多分説得をしたか、寧ろ興味すら抱かなかったかもね。そういう相手には。 ─結局さ。自分の道は自分にしか選べないけれど、認めてくれる者の存在が、僕にとってはとても救いになったんだよね。 (01/29-22:46:41)
卍 > 俺が娯暮雨を娶ったのもお前とこうして話すのも、別に俺を認めているからってワケじゃねェゾ。ましてあの男の嫁はあいつ自身の生き方を認めてねェンじゃねェのか。(うろ覚えだがそんな記憶がある。) (01/29-22:49:12)
mist > 知ってるよ。(ふふっと笑って)何ていうのかなぁ。 僕がお前に興味を抱いたのも、お前を愛しく思うようになったのも、『そういうお前』を気に入ったから、なんだよね。 ゴボウもそう。『そういうお前』を愛したでしょう? お前も同じじゃない?『ああいうゴボウ』だったから、愛したんじゃない? (01/29-22:52:01)
mist > でも、アザミが愛したのは、『ああいうロネ』じゃなかったのかも。 ロネ自身も、『ああいうロネ』を認めて居ないんだと思う。 (01/29-22:54:19)
卍 > アイツは俺のやる事為す事を「ほぼ」否定はしねェが、琴線に触れれば相手が俺でも食って掛かるだろうよ、芯の強い女だ。 ―俺から言わせりゃ、傷の舐め合いだ。互いが『必要としてる互い』しか必要無ェンだろうな。―まァ。(そこまで言って一息。) ―そもそも相手が納得しないから自分を殺す、なんてのは、てめェに酔った奴の不毛な戯言だ。 (01/29-22:56:54)
mist > うん。 ─僕やお前なら、『これが自分だ、誰にも指図は受けない』って思うじゃない? ゴボウやリュウヤも同じ。 自分に嘘は言わないって言うのかな。 自分の道を自分で選んでその道を進むよね。 …でも、何ていうかさ。 ロネは本能と選んだ道が違ってるって言うか。頭では『ただの人形師として生きる道』を選んだけど、本能は命のやり取りに飢えている感じで。 (01/29-23:01:01)
卍 > そりゃ違うわな。(基本的に相手の言う事に真っ向否定はしない男だが、やけにハッキリと。) 本能を抑え込んで苦悶する道をアイツ自身が選んだんだ。頭で何をどう迷おうが自由だが、迷ってる内にも足だけは前に進んでる。止まれないし戻れない。 (01/29-23:04:48)
mist > うん。(そこは肯定。頷いて) ─ほんと、危ういよね。 …多分、僕は無意識に彼の中に自分と同じ匂いを感じ取ったのかも。 血に飢えたケダモノの血を。 だから、彼が気になったんだと思うんだ。 今更何かする気は無いけど、伝えておきたくなってね。 (01/29-23:07:49)
卍 > 何もしないなら伝えるな。世話焼いた相手のケツは拭くのがお前だろうが。(ま、相手が相手だ、手を貸しにくい気持ちも解るが。) ―お前や俺が何をしようがあの男は最後の選択は自分でするよ、そういう『哀しい』性根を持ったヤツも居るんだ。(相手の方を軽く一度叩き。) アレばっかりは、お前の節介も暖簾に腕押しってモンだぜ。 (01/29-23:11:25)
mist > 手を貸せる部分には、ね。(ふっと目を細めて笑みを浮かべ)─ただ、彼自身が選んで進んでいる道が、『本能を押さえ込んで苦悩しながらも本能に流されて、また苦悩をする道』だと思うんだ。 単純にすれば、彼自身、『血を求めるのは止められない』。だから止めない。 彼自身が選んだ道が『本能を押さえる道』だから、それも認めるって所かな。 そう思っている者が居るって事だけを、彼に伝えておきたくてね。 (01/29-23:16:13)
卍 > 止まるよ、あんな事を繰り返してりゃいずれは誰かが止める。アイツの苦悩もそこで終わる。(最悪のシナリオだとは思わないし、かと言って喜ばしいとも思わない。自然淘汰に近い事だと思う。) 伝えた所で何か変わるかねェ?(そんな期待はしていないのだろうけど。悪戯っぽく笑って見せ。) (01/29-23:18:52)
mist > さぁ?(ふふっと笑って)泉に落ちる小石の様なものかな。何も変わらないかもしれないし、何か変わるかもしれない。 止まると、良いね。 …あのままだと、壊れてしまいそう。 (01/29-23:21:15)
卍 > そうなったらソレがアイツの運命だ。 他人を助ける事に慣れちまってンなら覚えとけ、一つの命が本当の意味で救える命の数なんて、せいぜい一つか二つだ。指折って数えてみろ、ロネって男の前にその2本の指は誰かで埋まるだろうが。ソレを罪とは言わねェンだよ。 (01/29-23:24:23)
mist > うん。(目を細めて笑みを浮かべ。ひょぃ、っと立ち上がり) ─お前以外で、初めてかな。 自分と同じ血を感じたんだ。ロネに。 (01/29-23:28:24)
卍 > ―深入りするなよ。アイツとお前が同じなら、お前も同じ思考の螺旋にハマる可能性があるって事だ。 ―くだらねェ事でお前まで壊れられたらハリが無ェからよ。 (01/29-23:30:41)
mist > 大丈夫だよ。僕の答えは、もう出ているから。(微笑を浮かべて。ツィ、と片手を伸ばせば撫で撫でっとしようと) (01/29-23:32:28)
卍 > (子ども扱い的な相手の行動には「!!」と怒りマーク浮かべるも、返答聞いては安心したのか一つ息を着き。)―別に心配してねェよ。 (01/29-23:35:04)
mist > 彼のそういう面が判らなかった時は、随分迷いはしたんだけどね。 彼の真意が判ったから。 僕の答えも見つかった。 ああ、近い内にちょっとそっちお邪魔させてもらうよ。良い酒が手に入ったんでね。(ふふっと笑って) (01/29-23:37:38)
卍 > ふーん、まァ好きにすりゃ良いさ。(お人好しだな、相変わらず。きょとんとしたその表情にはハッキリそう書いてある。) あァ、ソレも好きにしろ。 (01/29-23:39:37)
mist > (きょとんとした顔にくすくすと笑って。どうのこうので話を聞いて、色々と考えを話してくれる。きっと自分のお人よしさには気付いて居ないんだろうな、なんて。)さってと。そろそろ行くよ。 お前はどうする?(ん、っと伸びをして) (01/29-23:41:38)
卍 > 帰るよ、コレ以上こっちに居ても今日は収穫が無さそうだ。(此処へ来たのもほんの寄り道だったワケだし。) (01/29-23:42:50)
mist > ん。僕も今日は国へ戻らないと。 じゃ、近々ね。 ゴボウにも伝えておいて。あの子の顔も見ておきたいから。(軽く片手をヒラリとさせて) (01/29-23:44:51)
卍 > 会えば伝えといてやるよ。(ふわり、浮き上がると、何の気も無く。反射的に手を振り返して飛び去っていった。) (01/29-23:45:52)
ご案内:「とある丘」から卍さんが去りました。 (01/29-23:45:57)
mist > (ふふっと笑みを浮かべて見送り。)…お前は知らないだろうね。 僕がお前に出会えて、どれだけ嬉しかったか。(別に、誰に理解されなくても構わないと思っていた。自分と同じ血を感じて、妙な親近感を覚えた。 それからはもう、ずっと特別な存在で。 ふと今一度ロネの去っていった方角を眺める。 きっと彼は拒むだろう、同じ匂いのする血。 一度目を伏せれば、軽く地面を蹴って。 ヒュルっと霧になれば、上空で竜の姿を象って。森の向こうへと飛び去っていく) (01/29-23:52:29)
ご案内:「とある丘」からmistさんが去りました。 (01/29-23:52:47)
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