room02_20130202
ご案内:「森の奥の泉」にロネさんが現れました。 (02/02-22:08:41)
ロネ > (温泉までたどり着く元気は無かった。マントはズタボロ、帽子は紛失、身体中に腐肉と血とその他諸々をくっつけて歩いてくる)……無理。(泉の淵へ辛うじてたどり着けば、その場で膝から崩れ落ちた。あ゛ー、と呻いて上半身だけ起こす) (02/02-22:10:37)
ロネ > (腹部を思い切り殴られたせいで内臓が傷んでいるようだ。けふり、と血を吐きながら咳き込む)……早く、帰ら、ないと。(マントとコートを脱いだ。その場でばさばさと振って、腐肉を払い落とす。) (02/02-22:14:06)
ロネ > ((……またアザミ、怒るかなあ。))(薄ぼんやりと思う。腐臭と血の染み込んだコートを羽織りなおす。全身のあちこちが痛い)((今度こそ愛想尽かされるかもな。子供生まれても無いのに三行半突きつけられるとか。))(そこまで想像して、本当にありそうで、情けなくなりため息一つ。) (02/02-22:17:07)
ロネ > (血でどすぐろくなった手袋を脱いでポケットに突っ込む)((駄目だよな、こんなの。))(冷たい泉の水を掬う。ぱしゃ、と水で顔をそっと洗う。泉が血の色に染まっては澄んでいく。火傷から治りかけの皮膚。毎日温泉で洗っているのと、アザミの手当てのおかげで、痕は残らないそうだ。――信じられないことだが。) (02/02-22:21:19)
ロネ > ((……力が欲しい。))(ふと、そんなことを思う。最近、考えることが少なくなったとき、つと思い浮かぶのがその言葉。)((……血肉が欲しくなっても、アザミの手を借りなくても大丈夫なぐらい。))(その言葉はいつしか、)……力が、欲しい。(ぽつりと唇から漏れた) (02/02-22:25:38)
ロネ > (けれど自分は欲張りなので、さしあたって右脚をあの岩場の温泉で治そうとは思わないのだった。そして血肉に飢えていることも、認めたくなかった)……あ。(またぐるぐる思考が巡っていることに気づく。駄目、駄目。ふるふると首を軽く振って思考を追い出した) (02/02-22:27:46)
ロネ > (思考が止まってもろくなことはないが、考えすぎて良くなった試しも無い。今日も自分から色濃く立ち上る腐臭と血臭に“舌鼓”を打ちたくなるけれども。)……帰ろ。(丁寧に丁寧に、その欲望に蓋をして、鍵をかけて、鎖で縛って、奥へ、奥へ。よた、と杖を支えに立ち上がった) (02/02-22:31:25)
ロネ > (今の“我が家”も息苦しいし、欲望を鎖で縛るのも喉を真綿で締め付けられるようだった。あの世界は綺麗すぎる。そのうち自分はあの世界の綺麗さによって縊り殺されるんじゃないか、とたまに心配になるけれど。)…………。(未来の妻からのお説教を覚悟して、男はよたり、よたり、と杖をついて、泉から静かに去っていく) (02/02-22:34:20)
ご案内:「森の奥の泉」からロネさんが去りました。 (02/02-22:34:32)
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