room44_20130204
ご案内:「※少女の精神内」にアザミさんが現れました。 (02/04-22:32:52)
アザミ > (静かな、ただ静かな空間にいた。真っ暗な場所。そこで、彼女の記憶は何を語る―――) (02/04-22:36:05)
ご案内:「※少女の精神内」にロネさんが現れました。 (02/04-22:36:24)
ご案内:「※少女の精神内」にアザミさんが現れました。 (02/04-22:36:53)
ロネ > (奇妙な、だが覚えのある感覚。そっと、許されるのなら、彼女のいる空間のほんの片隅に、静かに立とうと。杖が無くて歩ける、というのは酷く久々で、なんだか手持ち無沙汰) (02/04-22:37:49)
アザミ > (その暗い空間の中、一つ、ぽつりと存在している古臭い家。石垣島での伝統的な家であるそれは暗い空間の中で奇妙なほどに色とりどりである) (02/04-22:38:09)
ロネ > (何も起こらないのであれば、ふわふわとその家の玄関先まで歩いていこう。正々堂々と、その家の扉を、こん、と。ノックしてみる) (02/04-22:40:23)
アザミ > ―――― 通りゃんせ 通りゃんせ  ここはどこの 細通じゃ  天神様の 細道じゃ  ちっと通して 下しゃんせ ――(その家の中から、とても幼い声が歌を紡ぐ。入口にはカギがかかっておらず、すぐにでも開けられるようだ。でも、ノックの音がすれば、歌を歌う子供の声が止まり) …だーれ? おとーさんとおかーさんは今、お仕事しにいってるよー?(声から推測するなら、6歳ぐらいの子供の声だろう。姿までは石垣の囲いに挟まれて見えないだろうが) (02/04-22:42:21)
ロネ > こんにちは。(緩やかに微笑んだ。門戸は開けずに)道に迷ってしまいましてね。ここがどこかもよく判らないのですよ。ここはどこでしょう、今日は何日でしたっけ。(あくまで紳士的な調子で言った) (02/04-22:45:17)
アザミ > …おにーちゃんは迷った人なの?じゃあ、石垣島は初めてなんだね! ここは石垣島のいちばーん南の僕のお家だよ。えっと、今日は何日だっけ…えへ、忘れちゃったっ。 パパが何時も僕に教えてくれるから、今日はまだ戻ってないし、大人しくまってるんだー♪(なんて楽しげな声がする) (02/04-22:49:10)
ロネ > (耳にしたことのない言葉だった)――そうですか、忘れてしまいましたか。(少し寂しげに言った。すぐに声音を戻して)お嬢さん、ここはひとけが無くて寂しいのです、其方に行ってもよろしいですか。 (02/04-22:51:23)
ロネ > (耳にしたことのない島の名前だった)――そうですか、忘れてしまいましたか。(少し寂しげに言った。すぐに声音を戻して)お嬢さん、ここはひとけが無くて寂しいのです、其方に行ってもよろしいですか。 (02/04-22:53:20)
アザミ > えへ、ごめんね。僕、忘れっぽいんだ。おとーさんは大丈夫だって言うけど、本当かなぁ?   え?うん、いいけど…おとーさんたちが帰ってくるまでね?(えへへーと笑って、許可を出す。きっと来客がうれしかったのかもしれない) (02/04-22:54:34)
ロネ > 失礼しますよ。(きちんと言った。玄関から部屋の中へ、精神世界ながらも土足のまま、きょろきょろしながら足を踏み入れることだろう) (02/04-22:56:35)
アザミ > (玄関から家の中は木製で丈夫にできている。かつ、とても涼しげな構図で作られているようで、部屋の殆どが筒抜けの吹き抜け状態。その部屋の1つ、そこの縁側へ、声の主は座っていた) えへへ、はじめまして、おにーちゃん♪(その声を発している子供は、服を覗いて、肌、目、全てが真っ黒に染まっていた。ただ、髪は、まるで少年のようにざっくばらんに切られている髪型だ。長くない) (02/04-23:00:48)
アザミ > (ちなみに着ている服は着物である。子供用のかわいらしいもの) (02/04-23:03:35)
ロネ > (その“子供”に、少々瞠目し動揺するも、すぐに元に戻った)初めまして。素敵なお屋敷だね。(幼いシルエットに口調を崩してみた)お嬢さん、お名前はなんていうの?(そう問いかけた) (02/04-23:03:44)
アザミ > え、お屋敷に見えるの? えへへ、この辺では一般的なお家なんだって、おかーさんが言ってた♪ (おそらく笑ってるのだろうが、シルエットだけの姿からは表情がない) あれ、僕のことよく女の子だってわかったね? えへへ、僕はアザミだよ。柚木 薊。おにーちゃんはなんていうの?(首をかしげた) (02/04-23:07:41)
ロネ > (幼子にしては時折混じる大人が使うような言葉。やはりアザミなのだと思う)アザミ、ね。素敵な名前だな。(そっと呼びかけた。まだアザミには近づかず、部屋の隅、縁側の反対側に佇んでいて)私かい。私はね――ロネ=リドリー。(穏やかに)人形師だよ。(ゆっくりと、噛み含めるように、言った) (02/04-23:10:42)
アザミ > ロネ=リドリー? …ロネ?(あれ、というような口調で首をかしげて) おかしいな、外人さんのお友達っていないはずなのに。なんでだろう、聞いたことあるような気がする…。(あれー?と首をかしげて頬に手を置いて) (02/04-23:12:38)
ロネ > そう。不思議なこともあるものだね。(小首をかしげて)ねえお嬢さん、お部屋の隅は薄暗いんです、お隣でご一緒してもよろしいかな。 (02/04-23:14:45)
アザミ > うーん、とても不思議。まるで、ずっと聞いてたみたいによく覚えてるの。(なんでー?と傾げた首は戻らず) え?うん、いいよ。僕、もっとおにーさんにお外のお話聞きたいから。僕ね、足が悪くて動かないの。この縁側から向こうの布団まで、行ったり来たりするのが精いっぱい。(と、後ろの部屋を指さす。そこにはきっとロネしか見えていないだろう。真っ赤に染まった布団と、部屋) (02/04-23:19:57)
ロネ > それは不思議。どこで私の名前を聞いたのかな。(アザミの指さした部屋を見やり、少女に背を向けたまま、眉をしかめた。振り返ったときには表情は元に戻っていた。アザミの隣に歩み寄れば、ゆったりと腰掛けて)お外に出れないのはつまらないだろうね。んー、私のいたところだと――そうそう、不思議な世界があったんだ。色んな世界がごちゃまぜに繋がっていて、色んな世界の人がそこに来る。ね、不思議でしょう?(微笑んで其方に顔を向けた) (02/04-23:24:34)
アザミ > うーん…わかんない!(えへ、と笑って) うん、つまらないのー。 あれ?おにーさんのお話聞いてると、僕が夢で見た世界とよくにてるー。  あのねあのね、僕はその夢の中で格好いい男の人としあわせに暮らしてるんだよ。喧嘩もしたり、笑いあったり、一緒にご飯食べたり。あとはね、その人が怪我したらちゃんと僕が治してあげてるの。まったくもーっていいながらね。(両手をパタパタと動かして燥ぎながらの会話。ふと、子供の姿が揺らいだような。一瞬だけ、色がともったかもしれない) (02/04-23:29:58)
ロネ > それは、(にこやかに言った)……素敵だね。(ゆるゆると)お嬢さんは、その夢がお好き? そんな、夢の中みたいに暮らしたいのかな。 (02/04-23:31:26)
アザミ > えへへ、素敵だよね。 うん、僕はこの夢が大好きなの!だって、夢の中だと自由に走り回れるし、好きな人と一緒にいられるもん。あのね、なんだかその人はおにーさんみたいにとても素敵で格好いい人なんだー。(ゆらり、ゆらり、子供の影が揺らぐ。色がともり始める。でも、すぐに戻ってしまう。何かが、邪魔をしているような) (02/04-23:35:28)
ロネ > ……きっとねえ、(ゆったりと言った)“その人”は、私よりずっとずっとできた人なんだよ。だってお嬢さんの夢の中でしょう、お嬢さんの自由に好きな人を夢見られるもの。私はね、もう少し――ううん、もっともっと我侭だよ。――でもね、(ふと、穏やかな表情が消えた。男の素の表情。疲弊しきり、どこか悲しげで、少しの怒りが垣間見える、そんな、生々しい表情)寂しいんだ。ねえ、お嬢さん。寂しいんだ。(ぽつり、ぽつり。)お嬢さんがいなくなってしまったら、もっともっと寂しいかなあ。 (02/04-23:40:11)
アザミ > えー?あのね、その人はびっこの人だし、病気持ちだし、僕より出来ることが少ないんだよ。夢の中ではそれでも、本当の世界だったら、僕、おにーさんの方を選びたいなー。(ふわ、と色が灯ってくる。白っぽい肌色が、イチゴのように可愛らしい唇が、艶のある黒い髪が。ロネのぽつりとつぶやく言葉で、その姿は、全てを表す。幼い、アザミの姿。クリクリとした黒い、愛らしい目でロネを見つめているだろう) …僕が、消える?    ―――なんで? いやだよ、死にたくない…!(目にうるる、と涙が溜まってくる) (02/04-23:47:53)
ロネ > んー、だからね。多分私は、お嬢さんが思うより、ずっと、ずっと、酷い人だよ。(そっと手を伸ばしてみる。緩やかに、その髪を撫でられるのなら、撫でたい)そうだね。死ぬのはいやだね。(琥珀色の瞳で其方を見やり)――ねえ、“アザミ”、(穏やかに)あのね、私は君が思うより、ずっと、ずっと、酷い人だよ。我侭だし、傲慢だし、殺し合いも好きだし。(だが瞳は、男の素のままだった) (02/04-23:51:49)
アザミ > …それでも、それでも、“ロネ自身”を愛したいの!(もう子供の神経じゃなくなっている。今ここにいるのは、子供の姿をしただけの『アザミ』だ。撫でられれば、ふわりと短い髪が揺れて) …ぐす、やだよ…ロネを置いていくのはやだよ。 我儘でも傲慢でも殺し合いが好きでも、そんなの僕が嫌いになる理由じゃないもん…! それでも、ロネに死に急いでもらったりするのは嫌だし、僕を見てほしいって我儘だし…それでも、ロネを放ることはしたくない…!(両手を伸ばして、ロネを小さい手で抱き寄せようとするだろう) (02/04-23:58:00)
ロネ > (抱き寄せそうになられれば、その場ですくっと立ち上がった)……ねえ、アザミ。(何度目かの、“ねえ”。)君の言う“ロネ自身”じゃなくて、私を、全部、認めてくれないかな。ここに在るって。(口調は穏やかだった)私の中で嫌いな部分があってもいいよ、でも、認めて。嫌いでも、変えようとしないで。認めて。嫌いなら嫌いで、それはそれでいいかって、認めて。――私は、私にしかなれないんだよ。(でも、瞳は、必死だった) (02/05-00:02:44)
アザミ > (抱き寄せることはできなかった。でも、聞こえてくる言葉に、瞬く瞳は、赤色に) ………。   うん…ロネの、全部を認めるよ。ごめんね、ロネ。馬鹿なことしちゃって…本当は、死ぬ気じゃなかったのに。(俯いて。この世界も、もう僅かしか存在できないのだろう。建物が、脆く古くなるようにだんだん崩れてくる) (02/05-00:06:07)
ロネ > …………。(その言葉が、咄嗟の反射で出た言葉なのか、それとも本心からなのか、何なのか、男は図りかねた)……謝るなら、おなかの子供に謝っておけ。(ぶっきらぼうに言った。そして、不意に泣きそうな目になった)……それで、私が傍に行ったら、(ぼそりと)できれば、逃げないで。 (02/05-00:09:32)
アザミ > (精神の世界が崩れていくと共に、ロネも引き寄せられる感覚がするだろう。ロネの言葉に。涙を浮かべたままの赤い目で) …うん。  逃げないよ、逃げたくない…ロネと、一緒にいたい―――(再び、今度は服ごと黒色に足元から染まっていく。少女が世界の色と一対になった時、ロネの意識も引っ張り出される事だろう) (02/05-00:12:32)
ご案内:「※少女の精神内」からアザミさんが去りました。 (02/05-00:12:44)
ロネ > ……そう。(そのまま、男の意識は一瞬途絶え――) (02/05-00:13:16)
ご案内:「※少女の精神内」からロネさんが去りました。 (02/05-00:13:21)
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