room41_20130220
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にルカさんが現れました。 (02/20-22:10:24)
ルカ > (ぶらりと裏庭にやってくる。今日は冷え込みが強い。 放っておけば舞い上がる頭を冷やすには丁度いいだろう。) (02/20-22:11:26)
ルカ > (闇に傾いてしまった少年はすっかり光を取り戻していた。時折訪れる血の渇きを除いては。 光に満ちている。希望がある。立ち向かった過去に繋がられずに、未来を歩む希望がある。) (02/20-22:13:38)
ルカ > (そんな思いが少年を舞い上がらせていた。もっとももっと俗物的な理由も十分にあったが。) (02/20-22:14:17)
ルカ > (噴水に向かい、伸びる石畳を歩く。噴水の水は凍ることなく幻想的な流れを湛えていた。昼間よりもよく見える目で、ぼんやりとそれを見つめて。) (02/20-22:15:38)
ルカ > (水は清らかできっと触れれば拒むように酷く痛むのだろう。 ……まあ、そんなことばかり考えても仕方がない。少年は眼を閉じる。そうすれば頭はまた舞い上がっていくわけだが。 一人の少女の顔が浮かぶ。楽しげに話したことが、触れあった事が浮んで、ほんのりと頬が染まる。) (02/20-22:22:35)
ルカ > ……何かお返しをしなくちゃな……(ぼそりと染まる頬をかき消すように呟く。どんなものが喜ばれるだろうか。再び少女の事を考える。……だめだ、にやついてしまいそうだ。ふるふる、首を振り。) (02/20-22:26:39)
ルカ > (ぽふ、とマフラーに口元を隠して、これで頬も口も大分隠れた。大丈夫、大丈夫。等と考えながら、噴水のヘリに腰掛ける。) (02/20-22:34:26)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にクルスさんが現れました。 (02/20-22:43:33)
ルカ > (星を見上げながら、なんと平和なことだろうと思う。思わず泣いてしまいそうなほど幸福な自分の身の上を、後ろ暗く思わなくはない。過去を思えばもうそんな資格など無いのだろうから。マフラーの口元を押さえ。) (02/20-22:46:33)
クルス > (コツ、と石畳に響く高いヒールの音。少年の知るそれと気配が、不意に裏庭に現れる) ――これは、久しいな。(これまたよく知る無駄に偉そうな声が、噴水の縁に腰掛けるそちらへと掛けられて) (02/20-22:48:30)
ルカ > (冷えた耳がヒールの音を拾う。あ。とふと落とし穴にでも掛かった感覚に陥るが、取り乱すほどではなかった。むしろ余裕はある。顔を上げ。)……討ち合って以来、ですかね。お久し振りです、クルス。(その後、堪えましたよ。とぼそりと付け加え。) (02/20-22:50:42)
クルス > あぁ。少し見ない間に、雰囲気が変わったな。(シャープな黒いコートの上から腕を組み、そちらをまじまじと見やる。ぽつりと漏れた言葉には、くっ。といつもの皮肉げな笑みを浮かべて) 諦めずに戦い続けるのを選んだのはお前だろう? (02/20-22:56:07)
ルカ > ぇ? そう、でしょうか?(目をぱちり、いや、そんなに真に受けることもない…か?等と考えながら。)だって負けたくないじゃないですか。ヒトのことが言えるんですか?痛いの嫌いなくせに。(眉を動かし、問い返す。) (02/20-22:58:33)
クルス > 自分では分からないものか。前はもっと鬱々としてたが。(サラッと酷いことを言いつつ、口元を覆うマフラーにチラと視線をやって) 新米吸血鬼に1度や2度刃を交えただけでそう思われるとは、俺も見縊られたものだな。(フン、と鼻を鳴らし、カツコツとこちらも噴水の方へ。裏庭の幻想的な雰囲気や冬にも咲く柔らかな色合いの花々とこれは、全くちぐはぐだろうけれど) 多少の意地はあるつもりだからな。……そうそう、そう言えばまだ、勝った対価をもらってなかったか。(ふと、話していて思い出したのか、不意に ニィ と意地の悪い笑みを浮かべて) (02/20-23:08:29)
ルカ > 暗かったってことですか。(確かにそうかもしれない…と思う。浮足立っているのも確かだ。)だって痛いの嫌いなのでしょう?僕みたいに麻痺してきたり、名無しさんみたいにむしろ痛いの好きなヒトなら解りますけど……ただ、そうですね。戦闘のそういうのって、理屈じゃないのはなんとなく分かってきました。(わあ、こんなに素敵な場所で良い夜に嫌な予感しかしないぞー。と目を細め。それから諦めたように目を閉じ。) ……負けは負けです。望みは、なんですか?(首を傾げ。) (02/20-23:12:42)
クルス > そうとも言うな。(くく、と喉で笑って金の瞳を細め。身長差がある分、自然と見下ろす形になりながら) 痛みを好む奴の気持ちなど理解出来ん。いくら夢の痛みより軽いとはいえな。(首を振り、その拍子に耳に下げたピアスがシャラ と涼やかな音を立てる。澄んだ蒼色は、見上げればそちらの面を映すだろう。 嫌な予感はきっとバッチリ当たります。素直な態度にクス、とまた一つ笑みを零して) あの時最後に言わなかったか?お前の想い人のことを話してもらおう、と。(クスクスクス) (02/20-23:21:37)
ルカ > (こうして見降ろされるのも久しぶりだ、と思う。 やっぱり暗かったか…と思う。自分でも思う。)……僕もわかりません。(遠い目をした。名無しさんがどれだけ痛いことが好きか見せつけられてひぃ、となかった記憶が少し黄泉がえり、瞳が曇った。)……言っていた、ような…(正直切れた集中力で意識は茫洋としていた。そして、それかよ。とマフラーに鼻までうずめて。) ……クルスもよく知ってる女の子ですよ。(ため息交じりに告げた。) (02/20-23:26:24)
ルカ > (こうして見降ろされるのも久しぶりだ、と思う。 やっぱり暗かったか…と思う。自分でも思う。)……僕もわかりません。(遠い目をした。名無しさんがどれだけ痛いことが好きか見せつけられてひぃ、となかった記憶が少し黄泉がえり、瞳が曇った。)……言っていた、ような…(正直切れた集中力で意識は朦朧としていた。そして、それかよ。とマフラーに鼻までうずめて。) ……クルスもよく知ってる女の子ですよ。(ため息交じりに告げた。) (02/20-23:33:44)
クルス > (同じ相手を見るにしても、彼を慕う金髪娘ならきっと、全く違うことを言うのだろうけれど) それが普通だろ。最も心の傷なら――わざわざ自ら何度も抉って、その痛みに酔いしれてる奴は時折見掛けるが。(それもまた、これには理解できない人種なのでしょう。 そして返ってきた答えには、) は?(一瞬、その意味が理解できず、思わず間の抜けた声を漏らして) (02/20-23:33:59)
ルカ > (少々印象やそういった機微を相手が気にするのが意外だったりするのだが、まあいまそれはいいと、頭の隅に置いて。)あまりにも当然だろう?みたいな顔をされて何が正しいのか分からなくなったことならありますけどね……心の傷か。僕なら頼まれなければ抉りたくはないですね、特に今は。(言うおうか、と思い、言い淀んで、増すらーの下で幾度か口をぱくぱくとする。) ……ルイですよ。(意を決して短く告げた。) (02/20-23:38:04)
ルカ > (少々印象やそういった機微を相手が気にするのが意外だったりするのだが、まあいまそれはいいと、頭の隅に置いて。)あまりにも当然だろう?みたいな顔をされて何が正しいのか分からなくなったことならありますけどね……心の傷か。僕なら頼まれなければ抉りたくはないですね、特に今は。(言うおうか、と思い、言い淀んで、マフラーの下で幾度か口をぱくぱくとする。) ……ルイですよ。(意を決して短く告げた。) (02/20-23:40:48)
クルス > そう言い切るあの女の姿が目に浮かぶようだ。(自らの主張を意志を持って口にする、そんな所は好ましいものだが。と顎に手を当てクスクスと) 昔はそうでもなかった、か?(初めて会った時、垣間見た彼の過去を思い出したのか、フ と瞳を細めて――しかしその色は、続く相手の言葉を拾えば、暗く鋭い光を帯びて) ……本気か?(こんなことを、冗談で言う相手ではないと理解しながらも、尋ね返し) (02/20-23:47:09)
ルカ > ……多分想像した通りですよ…。(溜息を吐き。) 以前は、忘れることが罪深い事のように思っていました。酔い痴れるかどうかは…解りませんが……(相手の様子に一瞬どんな反応を返すべきか、悩むも、最終的に失礼な奴だな。知ってるけど。という所に落ちついて。)………悪いですか? ……あなたの良く知るルイも、いつまでも子供ではないんですよ。(少しむっとした口調で。) (02/20-23:51:05)
クルス > 忘れないことと、過去に囚われることは違う。忘れるべきではないこともあるだろうしな。(そこまで言って、むっとした相手の様子に沈黙する。 ス…と視線を館の上階、彼女の部屋がある辺りにやって。しばらくそうした後、鋭い瞳はそのままに、けれど真摯な表情でまっすぐ相手を見つめ) いや。だが、それなら一言忠告しておく。 その想いは早く、断ち切るんだな。――叶わない恋だ。(きっぱりと言って静かに踵を返す。ここへ来た目的を、今宵は果たさぬまま帰るつもりらしく) (02/21-00:03:57)
ルカ > ……ええ。忘れて良いはずがありません。……貴方には一部始終話したのでしたね。(相手の眼差しに胸が痛む。何故、そんなことを言うのか、それは自分に原因があってのことでは、恐らく、ない。自分にある原因の方は自分でよく分かっている。 ルイに初めて触れた時、拒む名の感覚がしたのを思い出す。思っているより、自分は冷静ではない。) ……叶わないなら、叶えるまでです。(ただそれだけ返した。) (02/21-00:08:31)
クルス > 聞いたし、「見た」からな。(そう、最初に断りもなく見たのはこいつです。 短い返答に、チラと肩越しにそちらを振り返って) 忠告はしたぞ。 じゃあな。刃を交わすのはまた今度にしよう。(最後にそう、普段の口調で告げた。カツコツと石畳を蹴って歩を進め、その姿はやがて見えなくなる) (02/21-00:14:59)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からクルスさんが去りました。 (02/21-00:15:08)
ルカ > (何を見られたのか分からないが、本当に知られてしまっている。クルスと言い名無しさんといい、真相を知っているニンゲンはロクな人物ではない・・・と思う。人間ですらないが。) ………ええ、またいずれ。(立ち上がり、クルスの姿が消えていくのをぼんやりと見つめる。) (02/21-00:22:38)
ルカ > (クルスは何故、親しいのかそうでないのかよく分からない態度を取るのだろう。他人がが悲恋に落ちようと笑っているような奴なのかとも思っていたが、どうにもそうでもないらしい。……いや、それはルイのためか。 少年は考える。そもそも秘めておくつもりだったのだ。先のことなんて考えても居なかった。……考えなければならない。どんな因果関係があろうと自分はあの男とも戦わないと決めたのだ。過去の事は忘れないが、縛られ続けはしない。死の先を行く身でも身に余る程の幸福を得てやろうと誓ったのだ。 マフラーにそっと触れ、決意を改める。そしてゆっくり部屋に帰ってゆく。……次に会ったら、クルスを問うただそう。戦いになったら、勝とう。勝って聞き出そう。少年は幻想的な庭をゆっくりと後にする。) (02/21-00:33:49)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からルカさんが去りました。 (02/21-00:34:02)
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