room02_20130225
ご案内:「時狭間の裏あたり」にゲンクロウさんが現れました。 (02/25-22:25:19)
ゲンクロウ > (ちゃぷ。 雨でもなく、池でもなく。 時狭間の裏手で水の気配。) ……んが… (正解は、人魚が水の入ったポリタライに収まって寝ている でした。) (02/25-22:27:09)
ゲンクロウ >  …。 (もそ、と被っていたパーカーのフードを脱ぎ、時狭間の軒下から空を見る)  (02/25-22:27:55)
ゲンクロウ >  …。 だる… (は、と息を吐きだす赤い顔。 時々マスターがこぼれた水を補充しに来てくれてはいたが…) …。 (根本的解決にはならない。ごそ、とパーカーのポケットから四角い小さい板…電源の入っていないスマートフォンを取り出して眺める) (02/25-22:33:05)
ゲンクロウ > (それでも、あの街中の、手の施しようがないような、様々な色を混ぜたような、この世の嫌な物を融け込ませたような、あの、酷く眩暈のする川より、ずっとずっと良かった。) …。  (02/25-22:44:27)
ゲンクロウ > (ここは、息をするのにまったく苦労しない、綺麗な水の中に居るような感じがする。) …。 (見渡せば…人工物は前と後ろの建物ぐらいというような風景。車も、工場も、何もない。) (02/25-22:46:13)
ゲンクロウ >  …。 (だから、タライの水だけでも長期間生きていられるのだろう。元の世界だったら…きっともう、生きていない。) (02/25-22:52:28)
ゲンクロウ >  う…。 (水も、あの整えられた水道水より、ずっとずっと良い。きっと、何も手の加えられていない、でもそれだけで清い水なのだろう。  でも。) (02/25-23:04:07)
ゲンクロウ >  …ぅっ うっ… (久しぶりに泣いた。あの、時々ビニール袋だのペットボトルだの、発泡スチロールだのが浮かんでいて、水面に出れば絶えず轟音と共に行き交う飛行機と、のど飴をくれる漁師がいる、あの海が恋しい。 いつか出て行ってやるとさえ思っていた、あの海が遠くて。泣いた。) (02/25-23:11:15)
ゲンクロウ >  …。 (しばらくすると、寝息が聞こえてくる。 波音にも似た…森が風に揺れる音を子守唄にしながら、人魚はまた、眠る。) (02/25-23:29:05)
ご案内:「時狭間の裏あたり」からゲンクロウさんが去りました。 (02/25-23:29:08)
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