room01_20130420
ご案内:「ベンチの丘」に卍さんが現れました。 (04/20-21:12:31)
卍 > (見晴らしの良い丘にたった一つ放置されたベンチ。それに深く腰掛け、首からぶら下げた魔法瓶の蓋をおもむろに外す。とく、とく、とく。) (04/20-21:13:37)
卍 > (暖かい物をこうして外で飲む季節ももうじきに終わりそうだ。ずずず。ほうっと一つ着いた息に体内の疲れを溶かして。) (04/20-21:18:03)
卍 > (カップを持たない方の片手、手の平を開、閉、開、閉。ぼうっとソレを見つめ。) (04/20-21:29:54)
ご案内:「ベンチの丘」に獅子丸さんが現れました。 (04/20-21:46:39)
獅子丸 > (三味線背負った猫妖怪が一匹、よいよい丘を登ってくる。馴染みのない地とは言え、股旅の最中なればどんな場所に出ても驚きゃしないさ。 少し離れたベンチに腰掛ける鬼の青年の後ろを通りがかった時には、微かに、鼻をくんと鳴らすけれど) (04/20-21:50:11)
卍 > ――。(足音が聞こえ始めてから見るとも無しに見てはいた新たな気配。)((見覚えが…))(無い。と思う。ケド知ってる気がする。なんともムズ痒い表情をしつつ、背後を通り過ぎる気配をやり過ごす。) (04/20-21:52:26)
獅子丸 > (さく、さく、さく。肉球で草を掴み丘を登る。春の香りと血の匂いに紛れ、近付く毎に確実になっていくもうひとつの匂い。かの屋台を引いた者だからこそ判る、特別な匂い) ……おめェ、猫提灯の常連か? (さく。ベンチの後ろで立ち止まり、低く掠れた声を放つ) (04/20-21:56:34)
卍 > ((やっぱりそォ来たか。))(猫又の姿などこのちでそうそうは見ない。あの店主と知り合いである方が寧ろ自然だ。とは言え、不躾な第一声には、だらりと首だけを相手へ向け。)だったら何だ、文句あるか。 (04/20-21:59:23)
卍 > ((やっぱりそォ来たか。))(猫又なる妖怪の姿などこの地でそうそうは見ない。あの店主と知り合いである方が寧ろ自然だ。とは言え、不躾な第一声には、だらりと首だけを相手へ向け。)だったら何だ、文句あるか。 (04/20-21:59:51)
獅子丸 > (不躾も不躾、無礼も無礼だ。両手を着物の袖に仕舞ったまま、向けられた顔を見下ろし) 文句なんざぁねェ 弟子がサボってりゃしねェか、訊きてェだけだ (もふもふと言うより、ふさふさの二股尻尾をゆったり揺らして、仏頂面(?)で問うた) (04/20-22:03:59)
卍 > ((ほォ、弟子と来たか。)) ―知るか。(嫌らしく笑みを浮かべれば再び前向きの姿勢に戻り。) テメーの物差しで『連れ帰る』なんてほざくなよ、俺が殺さなくてもお前この世界の連中に殺されるぞ。(『この国では多くの者に慕われているよ』とストレートに教えてやれば良い物を。) (04/20-22:07:33)
獅子丸 > 連れ帰るだァ……? かっはっはっは!(カラカラ笑い飛ばすと、青年の後ろ頭から視線を外し) おめェの物差しで モノ言うんじゃぁねェぞ小僧。青っ洟垂らしてるたァ言えあいつぁ表に出た身だ 帰りてェなんざ抜かしやがったら、いの一番に俺がブチのめしてやらぁ (金の瞳をじろりと向ける。青年の言葉の意味はしっかり捉えたが故か、それとも別の理由からか、口端は吊り上っておるよ) (04/20-22:16:12)
獅子丸 > 連れ帰るだァ……? かっはっはっは!(カラカラ笑い飛ばすと、青年の後ろ頭から視線を外し) おめェの物差しで モノ言うんじゃぁねェぞ小僧。 青っ洟垂らしてるたァ言え、あいつぁ表に出た身だ。帰りてェなんざ抜かしやがったら、いの一番に俺がブチのめしてやらぁ (金の瞳をじろりと向ける。青年の言葉の意味はしっかり捉えたが故か、それとも別の理由からか、口端は吊り上っておるよ) (04/20-22:16:53)
卍 > ソレを聞いて安心したぜ。アイツは俺の『トモダチ』だ、屋台があろーがなかろーが居なくなられりゃ困る。(そういえば最近見ていないな、と何と無く見上げる夜空。) (04/20-22:19:16)
獅子丸 > (トモダチと聞けば、金の瞳は少しまあるくなる。そして 後頭部をぼりぼり掻きつつ、尻尾がゆるり) 『トモダチ』か…… へっ おめェが人間だったら、やめとけって言ったとこだがな (違うっぽいし、余計な一言だった。 さく、さく、草の上を進む音) (04/20-22:26:24)
卍 > ここじゃ人も妖怪も関係無ェゾ。(この世界についてよく知らぬのならばと男なりの親切心。) 人間だってアイツを慕ってるヤツはきっと居る。アンタなら、人に酒は出さねェか。(歩き出す姿へ一瞥を。) (04/20-22:29:39)
獅子丸 > ……あの馬鹿とトモダチだってんなら、おめェに教えといてやらァ (一度歩みを止め、背を向けたまま言葉を紡ぐ) 俺達猫妖怪は 長生きするなり死ぬなりして、「化ける」わけだが… 死んで化けたヤツってなァ、大概人間に恨みを持ってんだ (04/20-22:36:16)
卍 > ―アイツもか。(視線は再び相手から夜空へ。何か考えている風でもあり、いない風でもあり。) (04/20-22:37:33)
獅子丸 > ……。 (答えない。背負った三味線を、月光が撫でる。 そして 話は続く) 恨みを持って化けたヤツぁ、祓われるなり別の猫妖怪にしょっぴかれるなりして猫地獄に落ちる決まりになってる。 そこで猫閻魔に裁かれ、恨み辛みを喰われるって寸法だ (二股尻尾が ゆるり) 更にそのとき、こう吹き込まれる (04/20-22:44:29)
獅子丸 > 「人間を恨むな 慈しむことで復讐とせよ」 (04/20-22:45:02)
卍 > 食われた恨みは、忘れるのか。(僅かに、きゅっと結んだ唇。) (04/20-22:46:44)
獅子丸 > さてな そいつァ恨みを喰われたヤツにしかわからねェこったろうさ (喰われるのは、恨みで我をなくしたヤツだけだ。そう一言添えて ) まぁ 俺達猫妖怪の「仕組み」の話だ (さく、さく、再び鳴る草の音) (04/20-22:51:52)
卍 > ―覚えとく。けどな。 人間だって人間を恨む。俺だって幾ら恨みを勝ったか知れねェ。アイツが未だ腹の内で人間を呪ってるとしても、アイツは俺のトモダチだ。ソレは変わらねェよ。(去る背中を見もせず。) (04/20-22:56:47)
獅子丸 > …けっ 殊勝なこった (それだけ残して遠ざかる足音。ふわりと揺れる尻尾と三味線を連れて 親方は闇に溶けるのでした) (04/20-23:02:08)
ご案内:「ベンチの丘」から獅子丸さんが去りました。 (04/20-23:02:28)
卍 > …アンタもな。(足音が随分遠ざかってから呟いた台詞。弟子の様子が心配で見に来た、のだろうか。本人の口から聞いていないから終には解らなかったけれど。) (04/20-23:03:30)
卍 > ((あの屋台で、飲みてェな。))(そんな話をしたから、ふっと思った。酒と美味い肴、ソレに吊られたのか何なのか、あの場所にいる時には必ずと言って良い程、安息が付いて来た。) (04/20-23:04:56)
卍 > ((養生か。))(急がば回れ。少しの間、体を休めに何処かへ出掛けようか。せめてこの体の中の毒が消えるまで。) (04/20-23:11:19)
卍 > (そんな考え事もそこそこに、ふらり、立ち上がると丘を下り始める。まァ実際そう遠くへ出掛けることなど出来ないのだし、バカンスは想像だけに留めつつ。) (04/20-23:25:46)
ご案内:「ベンチの丘」から卍さんが去りました。 (04/20-23:25:54)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::