room10_20130502
ご案内:「闇の集う場所」にΣさんが現れました。 (05/02-20:27:40)
Σ > (何時からいたのか。その姿はいつも通りの白い服で、何もない荒野でただ佇んでいた) ………。(ふと横切るのは、以前戦いを挑んで、その傷を治したときに異常を起こしたレンの姿。帽子をいつも以上に目深にかぶっているのは、罪悪感に溺れてるからか) (05/02-20:30:37)
Σ > ((俺らしくない…)) (ぽつりと心の内でつぶやく。でも、自分がやってしまったことだから。あの時、勝負でさっさと血を吸ってしまえばよかったと今、すごく後悔している。あれから血をろくにとれていない。喉が乾ききっている。しっかり血を取らなければ自分だって倒れてしまうことぐらい分かっているのに、こんなところで何をしてるのだろう) (05/02-20:31:57)
Σ > (今は、動物の血ではなくて人の血を吸いたい、と思っていた。だからといって、此間助けた姫の血を貰う訳にもいかない。結局、今日もレンの部屋の前でウロウロしただけで一度部屋に戻り、姫と猫の為に晩飯を作ってからここまで出かけてきたのだ) ……死んだら、マナにまた会えるんだろうか。(でも、死ねない。今以上に死ねないことを悔やんだことはない) (05/02-20:36:29)
Σ > (かといって、神器を手放すこともしたくない。彼女とは付き合いが長い。マナの女神に恵まれてるなら、それをしっかり受け入れるのが選ばれし者だ) …………。(赤に、染まりたい。こう、この白い色を赤一色に染めるぐらいには赤色を見たかった。帽子の下の鋭い目がギラリ、と獲物を探して動く) (05/02-20:40:26)
Σ > (やがて一匹の人型の魔物を見つける。トロールか。2mの巨体を持つその獲物をターゲットすれば、身を屈めて、瞬発的な動きでトロールに迫っていく) (05/02-20:49:28)
Σ > ≪ズシャ!!!≫ (肉が抉れ、血が迸る音。手袋をつけたままだが、その勢いに任せて、トロールの胸を突き破り、命の元である心臓を掴みとった。ずぽり、と腕を引き抜けば、ぽっかり空いたトロールの胸から血が飛び散った。勿論、自分に掛かってその返り血で白い服は赤く染まっていく) ……。(そして手に持っている心臓を上へと掲げれば、グシャリ、と握りつぶす。その間、およそ1分。あっという間に血色に服と自分が染まっていくが、目の前で倒れた亡骸を見ても、なお瞳の奥の獣は消え失せない) (05/02-20:52:50)
Σ > (己の中の罪悪感を、全てこの赤色で洗い流したかった。八つ当たりにしかなっていないのは分かっていても、ダメだ、自分は溜め込みすぎた) ………ぅ…。(感情のコントロールも狂ってくる。その場に座り込んで、誰もいないのを良い事に、一人勝手に泣き出した) (05/02-20:57:26)
Σ > (全身が疼くような感覚がする。昔、裏切り者たちから受けた酷い扱いの時の感覚がよみがえるような気までしてきた。血色に半分ほど染まりながら、ただ、静かに泣き続ける) (05/02-21:00:13)
Σ > (マナの欠片は今の状況の空気を読んでか、全く動かずΣの帽子の中だ。大人げない、とは思ってるのに、涙は止まらない。やがて嗚咽も混じり出して、一人、座ったまま蹲った) (05/02-21:05:23)
Σ > ((…俺が、もっと強かったら、護れたのに…。)) (思い出すのは自分を何時も護って世話を焼いてくれた族長。最後も、その性格から自分の命を捨ててまで護ったのだから。あんな強さがあの時の自分にあったら…と考えてしまって、気分は勝手に沈んでいく) (05/02-21:12:13)
Σ > (ずっと俯いて泣いている。まるでこの場の時間が今だけ止まってるような感覚。いっそのこと自分を傷つけてしまおうと思ったが、死ぬ前の族長に言われた言葉が頭をよぎってできない) ……くぅ…。(大きく声を出して泣いてしまえば良いのだろうが、それもできないぐらい、自分は感情に関しては不器用なのかもしれない) (05/02-21:27:13)
Σ > (暫くして、一度立ち上がれば、スッと霧となって消える。どこかで落ち着かなくては、と考えた結果だろう。霧となって空気と同化すれば、行き先はこちらのみぞ知るか) (05/02-21:42:58)
ご案内:「闇の集う場所」からΣさんが去りました。 (05/02-21:43:00)
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