room40_20130502
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にランタナさんが現れました。 (05/02-20:18:03)
ランタナ > (裏庭の噴水の縁。夜だというのに、何故かいる真っ黒な鳥…、つまり鴉。こつこつと水面を嘴で叩いて、じー、と紅い瞳で水面を見つめては、また突いてを繰り返して) …………カァ。 (05/02-20:19:22)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にエリゴスさんが現れました。 (05/02-20:19:53)
ランタナ > (普通の鴉と違う、血のように紅い三つ目が水面に映る星空を見つめては、時折また突いて。星の一つ、半分近くに欠けた月を突くたび、水面が波紋を立てて揺れる) (05/02-20:21:09)
エリゴス > (ふらふらと裏庭を歩く男一名。なにやら思索に耽っていたようだが、その鳴き声をたまたま耳で拾った。立ち止まった。すたすたと其方に歩み寄る)ランタナか。(三つ目のカラスを他に知らない。)こんばんは。(ぺこりとお辞儀) (05/02-20:21:59)
ランタナ > (濡れた嘴を水面から引き抜きながら、ふと響いた声にくるりと振り向いて。鴉の姿のまま一度頭を下げてから、その姿は一気に何時もの翼の生えた娘の姿へと変化して) ――こんばんは、エリー様。お散歩ですか?(何時ものように深々と頭を下げて、ご挨拶) (05/02-20:24:33)
エリゴス > ……まあ、そんなところだ。魔術のことを考えていた。(正直に答えた。相手の突いていた水面に視線をやり、そしてまた相手を見て、)お前は何をしていた?(小首をかしげてたずねる。長い髪が揺れる) (05/02-20:26:17)
ランタナ > ……魔術、とは先日話していたものですか?それとも、また別の…?(元の世界に帰るための魔術の事だろうか、と先日会話した内容を思い出しながら、首を傾げ) 私、ですか?水面に映る夜空を眺めていまして…。(好きなんです、と少し恥ずかしそうに笑みながら) (05/02-20:28:54)
エリゴス > それだ。私は魔術を自分で作ったことがないから、なかなかうまくできない。(むう、と難しそうな顔になった。相手の返答に、しばらく考えてから、おもむろに口を開く)水面の夜空が好きなのならば、どうしてくちばしで突いていた? 夜空が崩れてしまうだろう。(とても不思議そうに言った)私なら、好きなものを崩したくはない。 (05/02-20:31:41)
ランタナ > 空間移動の魔法はあるみたいですから、それを応用してみる、とか…?私も、魔術は詳しくないので、適当な事しか言えませんけれど…。(一から作るのでなく、有り物を応用してみるのは、と少し考えながら、口にして。まあ、既にやってるかもしれないけれど) ……え、と…。空に手を伸ばしても星や月に手が届かないなら、水面なら届くかな、って。まあ、結果は見ての通りなのですが…。(水面に映る夜空は好きだけど、本当の目的は星や月に手を伸ばすという子供じみた事。説明する顔は先程よりも赤く染まっていて) (05/02-20:35:51)
エリゴス > 空間だけなら容易いが、世界となるとまた毛色が違ってきてな。(がしがしと頭をかいた)なるほど。(こっくり頷いた)遠くの物を早く手に入れようとしても、それは虚像を追っているに過ぎない、か。(あくまで無表情のまま、なんとなく水面の月や星を覗き込んだ) (05/02-20:39:33)
ランタナ > ……それは、難しそうですねぇ…。いっそ、魔術に詳しい誰かと一緒に調べて作ってみる、という方法は…。(共同開発とか、と。世界の行き来の魔術は、他人にも需要がある気がして) そう言ってしまえば、そうですねぇ…。もう子供の時からずっと同じことを繰り返しているのですが、未だに届かなくて…。でも、何故かまだ諦めがつかなくてやめられないのですよ。(我ながら子供っぽいとは思うのだけど、やっぱりやめられない。鴉の習性なのか、それとも個人的なものなのか、今となっては分からず。噴水の縁に腰掛けながら、釣られるように水面へと視線を移し) (05/02-20:43:22)
エリゴス > 誰か……。(むー、と微妙な顔して肩をすくめた)もう少し、ひとの感情が分かるようになったらな。(これまた正直に言った)……月は岩石の塊だし、目に見える星もガスの塊だ。(この世界でどうかは知らないが、自分の読んだ本にはそうあった)お前は何を追っているんだ?(不自然な流れでそう問うた。ツ、と指で水面の月を手慰みに突いた。ゆら、と水面に波紋が生まれては消えていく) (05/02-20:48:34)
ランタナ > ……あはは…。まあ、色んな方と交流して見るのもよろしいかと…。ひょっとしたら、ふとしたことからヒントが見つかるかもしれませんし。(微妙そうな表情に思わず浮かぶ苦笑。まあ、こればかりは慣れるのを待つしかなさそうで) ――え?(ぱち、とその言葉にショックを受けたように目を瞬かす。そんな事実は今初めて知ったらしく、信じられないと言いたげな表情で) ……何、と言われたら、手の届きそうで届かない素敵なもの、としか言えませんねぇ…。今も昔も、それは変わらない事実です。(現に今も届きそうでまだ届かないものを追いかけている。気を取り直すかのように、そっとこちらも水面を指先でなぞり) (05/02-20:53:36)
エリゴス > ……ひとと話していても、私はなにか、当たり前のことを理解していないらしい。なにをいくつ理解していないのかも分からない。(ふう、とため息をついた)ああ。太陽の熱でも燃え尽きない物質は、太陽の中を通過できるらしい。太陽もガスの塊だから。(記憶が曖昧だが、そんな記述があった気がする)素敵なもの? ……手が届きそうで届かないと、素敵に見えるのだな。(変な納得の仕方をした) (05/02-20:57:56)
ランタナ > 人付き合いは慣れだと思いますし…、何が分からないのかも何時かはっきりと見える様になってくると思いますよ? ……私は、エリー様の話、難しいですが面白いと思いますし。(嫌いではないです、と微笑み) …………この事実は知らなくても良かったかもしれません…。いえ、今此処に見える月や星は綺麗ですけど…。(何か宝石だと思ったらイミテーション掴まされた気分。ちょっとがっくりしてる) それは人によりけり、ですねぇ。でも、届かないものに憧れる人は多い、とは思いますよ。届かないから、目標に出来るのですし、それを目指したいと思えますから。 (05/02-21:02:34)
エリゴス > 慣れか。そうか。そうだといい。私は人間でいたい。(顔にかかった髪をかき上げた。長い耳が手に触れて、眉を少々しかめた)届かない……そうだな。私も届いていないものを追っている。(まさにそうだと頷いた)お前も届いていないものを追っているのか? (05/02-21:05:43)
ランタナ > (相手が人間だとは、前に幼児化した時に聞いた説明からもちょっと思えないのだけど。流石に今それを突っ込むほど、子供ではないつもりなので突っ込まない) ……そう、ですね。届かないものを追いかけて、いつか絶対に追い付きたいとは思っています。まあ、焦り過ぎは禁物と言われたので、のんびり頑張るつもりですが。(少しだけ頬を赤く染めながら、こっくりと恥ずかしそうに頷けば。水面に浸した指をゆっくり、水面に映る月へと滑らせて。波紋がどんどん広がり、映る夜空を歪ませる) (05/02-21:09:49)
エリゴス > ……のんびり頑張る。(相手の言葉を復唱した)いい言葉だ。(どの琴線に触れたのか、感嘆したように呟いた)だが、のんびりしていたら、死んでしまうかもしれないから、少々焦るな、やはり。(自分なりに相手の言葉に対しての感想を述べる) (05/02-21:13:21)
ランタナ > どうも私は、焦り過ぎの気があるみたいですので。(無理にでもそう言っておかないと、また焦ってしまう気がしてならない。痕がすっかり薄れた手の甲をそっと撫でながら、苦笑を浮かべて) ……私は、殺されない限りはほとんど無限の命、らしいので…。 まあ、目標としては見た目が若いうち、というくらいののんびりで。(私は、と微笑み。実際種族が変わったから、これ以上歳をとるかわからないのだけど) (05/02-21:17:38)
エリゴス > 無限の命……(呟いた)……私は自分の寿命が分からないから、余計に焦ってしまう。無限と分かっているのなら、気が楽だな。(厭味ではないが、厭味っぽい言い方になってしまった) (05/02-21:18:49)
ランタナ > ……いえ、そうでもないですよ。だって、今追いかけているのは、黙っていたらいつの間にか見えなくなってしまいそうなモノですもの。(だから寿命なんて関係ない、と肩を竦めて) まあ、生きている間に完成できたら、と考えればよろしいのでは? いっそ、開発を他の方にお任せする、というのも手ですし。(依頼とかで、と軽く笑みながら) (05/02-21:25:12)
エリゴス > それは難儀だな。(なんて曖昧なものなのだろう。相手の言葉には、沈黙の後にゆるりと首を横に振って)……死んだら会えない。(そういった) (05/02-21:26:53)
ランタナ > ………そう言えば、元の世界にご家族の方がいると言っていましたものね。(それは生きている間に会いたいだろう。そう思えば、ちょっと苦い笑みが浮かんで) ご家族の方は、どんな方なのですか?奥様ですか、お子様ですか?(何て、ちょっと雑談ついでに聞いてみようかと) (05/02-21:30:35)
エリゴス > ……娘だ。(そう言った。その話題を出すと、なんとなく感じる胸のむかつきの正体がわからない。誤魔化すようにツイ、と水面を指先で弄ぶ) (05/02-21:31:41)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にランタナさんが現れました。 (05/02-21:33:39)
ランタナ > 娘さん、ですか?(この人の娘とは、一体どんな人なのだろうか。取り敢えず親子なら見た目は似ているのかもしれないけれど。何となく、ジー、とそちらの姿を眺めて、脳内で娘さんの顔を作ってみようと) (05/02-21:35:10)
エリゴス > ああ。娘のはずだ。言い争いばかりしていた記憶しかない。(そういう役回りだったのだろうと。見つめられればこちらも見つめ返してしまう。じぃーっ。) (05/02-21:37:17)
ランタナ > ……反抗期、でしょうかね…。(あ、何かちょっと此処に来る前までの自分を思い出してしまった。そんな内心の気まずさ故か、微妙に視線が逸れた) (05/02-21:39:41)
エリゴス > そういう役だったんだ。(淡々と言った)本当は彼女がどう思っていたかは、分からない。(相手の逸れた視線にきょとりとして) (05/02-21:41:50)
ランタナ > ああ……。(そう言えば、彼の世界は同じ役割を繰り返す世界だと言っていた。一体何度言い争いをしたのだろうと思えば、ちょっと俯いて) ……もし娘さんがこの世界に来たら、娘さんの本心も分かるのでしょうか…?(その世界の枠組みから外れれば、彼女の気持ちにも変化が出るのだろうかと。少し首を傾げて) ……エリー様は、もし娘さんに再開できたら、何をしたいですか? (05/02-21:46:24)
エリゴス > ……分からない。同じことを繰り返すはずなのに、私は違うことを思っていたから、私が間違っていたのかもしれない。本当は、きちんと、同じことを思うのが正しかったのかもしれない――時計の針を巻き戻すように。(ゆるゆると呟く)……普通に暮らしたい。(相手の問いかけには、そう答えた)普通の親子のように。 (05/02-21:48:40)
ランタナ > ――因みに言い争いの内容は、どんな事だったの、ですか?あ、言いたくなければ、別に応えなくともよろしいのですが…。(じ、とそちらを見つめて、そんな事を問いかけた後。慌てて、嫌なら拒否していい、と付け足して) いっそ娘さんが、この世界に来てくれれば一番なのかもしれない、ですけどね…。 普通の親子、ちょっと憧れます…。(自分は、自分の両親は果たしてどうなのだろう。会話の合間にそんな事を考えれば、少しだけ俯いて) (05/02-21:52:40)
エリゴス > ――――。(そんなこと考えたことも無かった。なんだったのだろう。思い出そうと眉間を指で押さえた)……分からない。(正直に答えた)あまり、面白くない内容だった気がする。(そう、とても面白くない――靄がかかったような記憶。)ああ、そうだな。連れてこなければ……。 (05/02-21:54:22)
ランタナ > あら、まぁ……。まあ、それならそれでいいのですが…。(言い争いの内容次第では、少しは相談に乗れただろうかと思ったけれど。覚えてないなら仕方ないとしか言いようがなく、ただ苦笑を浮かべて) エリー様の娘さんが、どんな方か一度お会いしてみたいですね。きっと素敵なお嬢様なのでしょうねぇ…。(くすりと微笑みながら、どんな人なのだろうと想像してみて) (05/02-21:57:40)
エリゴス > ……姿だけは、少しお前に似ているかもしれない。(そう言った。髪色や瞳の色からそう判断した。雰囲気は――もう少し、違うだろうけれど。夜空を見上げて)そろそろ戻る。おやすみなさい。(ぺこり、と律儀にお辞儀をした) (05/02-21:59:59)
ランタナ > ……まあ、そうなのですか?(キョトンとした表情で、そちらを見やれば。まあ、色はそちらと被る部分が多数あるので、少しは似る部分もあるのだろうかと思い) ――はい、それでは。研究、早く出来るといいですね。(お休みなさい、とこちらも律儀にお辞儀を返して、お見送りを) (05/02-22:02:38)
エリゴス > (ん、と頷いて、踵を返す。そしてすたすたと足早に館へと戻っていく――) (05/02-22:04:20)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からエリゴスさんが去りました。 (05/02-22:04:24)
ランタナ > (そうして一人になった裏庭。再び空を見上げれば、時間経過で少し位置は動いているのだろうが、変わらずに空に浮かぶ月と星が目に入り) ……あんなに綺麗なのに、岩とかなんですか……。(何だかちょっと残念だ。まあ、相変わらず綺麗だとは思うのだけど、何かさっきまで寄りは憧れの度合いは下がった気がする) (05/02-22:07:09)
ランタナ > 親子喧嘩……。(先程までの会話と己の記憶を思い返してみる。両親に初めて不信感を持ったのは、兄の一人が奉公先から逃げ帰ってきた時の事。そして、成長と共に先に奉公に出た兄達から届く手紙を見ていくうちに、どんどん不安が重なっていったのは覚えている) ……喧嘩らしい喧嘩、あまりしたことがなかったなぁ…。(とにかくただ怯えていただけだったと、思い返せば、小さく溜息が漏れる。もし、もっと反抗していたら何かが変わっていたのだろうか?) (05/02-22:11:22)
ランタナ > ……もし、父様と母様がもっと優しい方だったら…。(自分達兄弟も何か変わっていたのだろうか。少なくとも里の人にまで同情されるような、酷い家への奉公はなかったかもしれない。 ――そんな事を考えながら、そっと空へと手を伸ばしてみて) …………。(やっぱり相変わらず何にも手は届かない) (05/02-22:14:53)
ランタナ > (目標にも、憧れにも、手は触れられない。理想だけは高いのだけど、まだ一つもその理想に指先すら掠らず) 私も普通の親子の生活、してみたかったな…。(今自分がいない実家はどうなっているのだろう。たまに気にはなるけれど、帰る気は未だに起こらず。今帰っても、きっとあの場所は何も変わらないままの気がするから) (05/02-22:19:02)
ランタナ > 兄様達や姉様も、生きてるといいのですが…。(実家にいた頃に届く兄姉からの手紙は、半分以上が借金の申し込み。ほとんどが死にそうな文章だったのが、嫌に記憶に残っていて。本当にこれだけが、故郷に対する自分の中の気がかりで) …………はぁ。(少し疲れたので、手を降ろせば。深々と溜息を吐いて) (05/02-22:28:02)
ランタナ > (自分のこの悩みは、何時解消されるのだろうか。とりあえず一番の気がかりが、良い方向に如何にかなってほしい所なのだけど) ………まあ、考えた所でしょうがない、ですし…。(そう言いながら、立ち上がれば軽く服の皺を直し。そのまま、色々と取り留めのない事を考えながら、大人しく部屋へと帰っていくようだ) (05/02-22:36:50)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からランタナさんが去りました。 (05/02-22:36:53)
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