room20_20130505
ご案内:「春風草原(日中)」にアリーさんが現れました。 (05/05-22:20:55)
アリー > (木の洞から脱出して、ひらひらりんと飛んできた亜人の小人。 ゆっくりと舞い降りて、さっそくご飯を食べる事にしたり。) (05/05-22:22:28)
アリー > (沢山花が咲いている。蝶々な羽を生やしてるだけあって、アリーの主食は木の蜜、花の蜜。蜂や蜂雀の様に長い舌なんてもってないから、代わりに花の茎にとりついて、歯を突き立てる。) (05/05-22:25:05)
アリー > (花の裏側からちぅちぅと密を吸うけれど、やっぱり効率が悪い。正直微妙。) (05/05-22:26:15)
アリー > (だけど良い。ここには怖い人間も居ない。ぱったぱったと休むアリーから、無意識の内に精神波が空間を伝播する。) (05/05-22:27:18)
アリー > (アリーの仲間が居れば、そこはちょっとした脅威の園だ。園に踏み込んだ人間は、自分が想像する色々なものを見る事になるだろう。) (05/05-22:28:26)
アリー > (それは精霊だったり妖精だったり幻獣だったりするのだ。精霊は銀の武器でなければ触れられないとか、幻覚を見せる妖精が居るだとか、妖精に関する人間社会の噂の一端は、アリーたちが原因だったりした。) (05/05-22:30:37)
アリー > (勿論、人によっては神を幻視することだってある。) (05/05-22:31:23)
アリー > (たまに『本物』が混じっているから、余計に性質の悪いことになっているのだが。。。) (05/05-22:31:55)
アリー > (『本物』と、アリー達の精神波が見せる『偽物』の区別の仕方は、中々に難しい。) (05/05-22:34:00)
アリー > (偽物であっても、偽物を見るものに対して影響力を持つのなら、それは立派な脅威だ。) (05/05-22:34:53)
アリー > (他に誰も影響を及ぼさない状況で『偽物』と対峙したなら、幸いにも偽物と判断できる可能性が生まれる。 その偽物は、どんなにリアリティを伴っていても、偽物を幻視する人間の想像を超える反応を示さない。) (05/05-22:37:15)
アリー > (しかし複数人で行動していて偽物と遭遇した場合、偽物と看破する難易度は跳ね上がる。 その偽物に対して様々な観点と想像が、幻影を見る人間の数だけ補強されるからだ。) (05/05-22:39:25)
アリー > (複数の夢胡蝶が居たら、もう人の手におえない。 人間が見るその妖精や悪魔や神が、たとえ夢の産物であろうとなかろうと、真実相手がそこに居るものとして対応せねばならないだろう。) (05/05-22:43:32)
アリー > (そんな強大な夢の産物を見ている間、たとえ近くに夢胡蝶が眠っていたとして、夢胡蝶に興味を示す人間など居るだろうか?) (05/05-22:44:57)
アリー > (居た。 それは千の機会のうちのたまたまあった一回なのかもしれないが、その老いた魔法使いは、夢胡蝶の精神波に気づき、これを捉えたのだ。) (05/05-22:46:53)
アリー > (一度とっかかりを与えてしまえば、後の展開は火を見るよりも明らかで。 夢胡蝶は飛ぶように売れた。主に宗教関係者に。) (05/05-22:48:06)
アリー > (ここで眠るのは、そんな怖い怖い信者の手から辛くも逃れた一匹だ。) (05/05-22:49:29)
アリー > (本来、夢胡蝶は集団で思考する。精神波を媒介に夢を共有してネットワークを構築し、全体意思の下に思考する。) (05/05-22:50:35)
アリー > (が、ここに居るのは只の一匹。どこにも繋がらないスタンドアロンなアリーは、皆とつながっていた時には存在した知恵や知識の90%以上を失って、一心不乱に密を吸っていた。) (05/05-22:52:17)
アリー > ちょっと物足りないけど。この花の蜜も美味しいわ。 (05/05-22:52:55)
アリー > (次の花に取り掛かり、大きな花の花弁の下から噛みついて密を吸う。) (05/05-22:53:38)
アリー > (上機嫌に、ひらりひらりと羽が揺れていた。) (05/05-22:53:55)
ご案内:「春風草原(日中)」からアリーさんが去りました。 (05/05-22:56:40)
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