room01_20130506
ご案内:「荒野」に岳三郎さんが現れました。 (05/06-21:53:50)
岳三郎 > ≪ パキン ≫ (何かが爆ぜる音が、だだっ広い荒野の中で小さく響く) (05/06-21:54:48)
岳三郎 > (めらめらと燃える、荒野に生えているにしては、やや大きめの木。 その木の下で立ち尽くす青年。) (05/06-21:55:59)
岳三郎 > ≪ ぎぃ ぎぃよ ぎぃっ ≫ (その木の上で、一羽の鳥がけたたましく鳴きながら飛びまわっている。木が燃える熱気に時折バランスを崩しながらも、なぜかその燃える木へとなんとか降り立とうと近づいては離れるを繰り返している) (05/06-21:58:22)
岳三郎 > (木の葉が燃え、火の粉となって枝から落ちて落ちていく。) …。 (それを見上げる青年の眼鏡には赤い焔が映っている。) (05/06-21:59:35)
岳三郎 >       ≪ び  びびぃ びぃよびぃよ びぃぃ ≫       (05/06-22:00:49)
岳三郎 > (その燃える木の梢近く。)  ≪ びぃぃ びぃよ びぃよ びぃよ ≫   (05/06-22:01:44)
岳三郎 > (枝の又部分に、小枝を幾重にも重ねた、巣。) ≪ びぃ びぃ びぃよ ≫ (小鳥の巣。) (05/06-22:03:10)
岳三郎 > (小鳥の巣の、もう、すぐそこまで炎が迫っている。) …。 ≪ ぎぃぃ ぎぃよ ぎぃよ≫ …。 ≪ びぃ びぃよ びぃぃ ≫  (05/06-22:04:44)
岳三郎 > (青年は動かない。ただ、小鳥たちが鳴いているのを見上げるだけ。) (05/06-22:06:43)
岳三郎 > ( うっかり手をついてしまった木。近くに生えていた葉が燃え、延焼を防ごうと枝へと手をかける。 その枝も、燃えてしまった。) (05/06-22:08:32)
岳三郎 > (この手で助けることはできない。 助けた側から小鳥を燃やしてしまうだろう。一つ、二つ、十、二十。 考えつく策を練り、適さない、と破棄して。)  (05/06-22:10:55)
岳三郎 > (ただ、親鳥が、巣で鳴き叫ぶ小鳥の元へと、何度も何度も接近を試みているのを、眺めているしかなくて。) (05/06-22:12:19)
岳三郎 >       ≪ ぼたっ ≫       (05/06-22:13:04)
岳三郎 > ≪ばさ ばさ ばさささ≫ (地面へと親鳥が墜ちた。翼を必死に動かして、再び飛び上がろうともがく。) (05/06-22:14:21)
岳三郎 >         (地面に墜ちた親鳥へと一歩近づく。) ≪ ばさささささ ばささささ ≫ (親鳥がこちらを警戒して、さらに身体を動かして飛び立とうとしている) (05/06-22:16:59)
岳三郎 >  ≪ びぃ        びぃよ     びぃ ≫ (巣の中の鳴き声が減る) (05/06-22:18:13)
岳三郎 > ≪ ぎ     ぎぃぃ             ≫  (親鳥の鳴き声が止む。翼はまだ、空へ、子の元へ、と動かしている) (05/06-22:20:25)
岳三郎 > ≪ パキ ≫ (細い小枝の集まりが鳴る。  燃える。  ) (05/06-22:22:15)
岳三郎 >   ( 燃える 燃える 燃える 燃える 燃える 燃える )   (05/06-22:24:38)
岳三郎 >   (05/06-22:29:01)
岳三郎 >    ああ          ごめんなさい     (05/06-22:30:13)
岳三郎 >   (  この手で          この手で。  )  (05/06-22:36:49)
ご案内:「荒野」に少女さんが現れました。 (05/06-22:38:37)
岳三郎 > (黙ってこの場を離れられる思考回路が欲しい。梢の先の巣へと手を伸ばして助ける方法が欲しい。あの親鳥を癒すことができる力が欲しい。いっそ一瞬で消し去ってしまえるだけの火力が欲しい。) (05/06-22:39:10)
少女 > (じゃり と不意に小さな足音が交じる。だだっ広い荒野に、簡素な白い着物姿の女子が一人。 赤々と燃える炎とそれが舐め上がる木を見上げて。白い袖が口元を覆い、傍に佇む青年を見上げる。不思議そうに) (05/06-22:42:56)
岳三郎 > (木と青年を中心として、周囲には熱気が漂っている。 木からも、青年からも、もうもうと熱した石のような熱さが発せられている)   !   (小さな足音が響けば、思い切り足音の主から飛び退いた。)  (05/06-22:45:19)
少女 > 火事? うぅん、ここだけ。(とても熱い、と息をすれば熱気を吸い込んでしまいそうな周囲の温度。 たれ気味の瞳で、その場から飛び退いた青年を見つめ。こくり、首を傾げ こくり、燃える木を見上げる。パチパチと爆ぜる音の中、小さなか細い声が 聞こえた。小鳥だ)  助けるの?(今、ずっと見てたよね。と そうこしてる間にも、火の手は大きくなっていくのだろう) (05/06-22:51:18)
岳三郎 > (この場に突如現れた、着物の少女。 相手が、自分へと問う言葉を最後まで言い切る前に、離れた場所から青年が問い返す)   助けられますかッッ   (05/06-22:53:32)
少女 > (ぱち 重ねる言葉につつじ色の瞳が丸く大きく。その言葉から、食べるつもりじゃない、ということは分かった。そのつもりで火をつけたのでも、なさそうだということも)  助けます。(袖を降ろし、一言。懐から小刀を両手に取り出した) (05/06-23:00:41)
少女 > (地を蹴り、火に包まれた木に向かう。その幹に右の刀を刺す。軽々とした身のこなしで、その上に飛び乗る。 もう一本、幹に刀を刺す。トン、トン と飛び乗り足場にして飛ぶ。 腕を伸ばし、火の手に包まれ掛けた巣を両の手に掬う。両脚は空、そのまま重力に任せて落ちる。 くるりと宙で回転して、火の粉が降る場所を避けて地面に降り立った。ジャッ と草履が擦れる耳障りな音が響く) (05/06-23:02:24)
岳三郎 > (巣は… 底面が少し焦げた程度。中のヒナは3匹。…熱さにやられかけているようだが、なんとか無事な様子。  親鳥は羽を広げたまま地面でぐったりとしているが、意識はあるようで、眼を開いたまま巣の方を見上げている。) (05/06-23:05:48)
少女 > ……生きてます。(ぱっ、ぱっ と焦げた巣の底を素手で払う。ボロボロと崩れ落ち、一回り小さくなるかもしれないが、その分熱は失われるだろう。 じゃり、じゃり 親鳥の方へ向かい、しゃがんで巣の中を見せる) みんな無事です。あなたもこっち。(火の粉、飛んできます。と親鳥を そろりと抱え、少し木から離れようと。より更地の方へ) (05/06-23:09:51)
岳三郎 > (親鳥は巣の中を覗き込む。抵抗する力が残っていないのか、そのまま抱えられて少女の手の中へ。) (05/06-23:11:40)
少女 > (熱にやられているだけならば、時間を置けば親鳥も子も、また羽ばたけるだろう。風上に立ち、火の手がこちらに向かないのを確かめてから くるり と青年へ向き直り)  助けました。(ご報告) (05/06-23:14:44)
岳三郎 >     ああ        よかった     (青年は少女の方へとは近寄らず、少女が歩いていく方の反対側へと数メートル後ずさる。青年を風下にした風が吹けば、気温が急激に下がるのを感じるだろう)    …あり がとう ございます (離れた位置から頭を下げて) (05/06-23:15:53)
少女 > ぁ、小刀……(ふと 思い出し未だ燃え続ける木の幹を見やる。炎に包まれ、銀の刀身は赤く熱を帯びている。 さすがに取りにはいけなさそうだ) どう致しまして。(ぺこり。こちらもお辞儀を返し)  ……変わったお着物の人。どうして、そんなに遠くに?(はて。さっきよりもっと距離を広げられた。 涼しい風を肌に受ければ、ふぅ と深呼吸して) (05/06-23:18:44)
岳三郎 > (木の幹を見る少女の視線を辿ると、そこには…小刀。 その場から、躊躇うことなく燃え盛る木へと歩いていく。その身に、火の粉がかかろうとも気にする様子もなく、小刀の柄へと手をかけ…引き抜く。それから… 少女とも、燃えている木とも距離を置いた位置へと小刀をそっと置いて。自身は燃えている木の側へと戻る) …まだ、触ると火傷をする温度です。もう少し時間をおいてからのほうが…いいでしょう。 (そう告げて。それから、距離の事を聞かれると)   … ふ    触れて この木が 、燃えてしまうほど  体温が。 高い、から…です。 (表情は硬く、あまり変化が見られない。強張った、緊張している顔で) (05/06-23:25:19)
少女 > ぁ、熱い……(のに。と止める間もなく小刀は引き抜かれた。 たれ気味の瞳がまた大きく丸く)  熱いの、平気……じゃなくて、あなたも熱いのね。そんな人、初めて聞いたけど。(不可思議な着物を着た人は、本人まで不可思議なものか。しかしながら、先程刀を抜いてもらったのを目の当たりにしたため、信じはしたようだ)  もう少し。じゃあその間に。 森を抜けていたら、見知らぬここへ来てしまったのだけれど、ここはどこ?(空気も何だか、違う気がする。と一度巣を置いて、親鳥を腕に羽の具合を確かめる。 消耗してはいるが、一時的なものだろう。返された刀が覚める頃には、きっと問題なく飛べるはず そう判断した) (05/06-23:32:56)
岳三郎 > …大丈夫、です。 (掌を見せる。これといって、火傷をしている様子は無い。 少女が自分へと場所を問う様子を見て…『初めて』此処へと辿りついた存在、と判断して話しだす。)  …  …あなたは  「異世界」という存在を信じますか? (ばさ、と黒く焦げた枝が折れて背後に落ちる。青年は、気に留めずにそのまま少女へと話しかける。) あなたが先程まで居たであろう世界とは… 違う、世界です。  (05/06-23:39:19)
少女 > 熱くも、ないの。凄い。(少女らしい、素直な感想を述べた。青年の肩越しに、燃え朽ちていく木をぼんやりと眺めながら。 親鳥の鳴く声がして、再び巣を抱える。子の方は、もうだいぶ羽を動かして親鳥の方へ向かおうとするだろうか。巣の中から、だけれど)  いせかい。――異世界?異国ではなくて。(言葉の変換はできた様子。が、不思議そうにするだけでピンとは来てない感で) 異国でも、徒歩で辿り着くことはできないのに。歩いて、異世界? 戻れる――の?(最後の問いは間を置いて。少しだけ、焦りが滲む声に) (05/06-23:46:10)
岳三郎 >  …。(見せた掌、そのまま降ろして) 異世界、です。 あなたが出てきた森の中をもう一度… …帰りたい、と願いながら進むと戻ることができる…と言われています。  …そうでない場合も…あるようです、が。 その場合は…  …なんらかの原因があるようですよ。 (それは、この青年も誰かから聞いた様な口ぶりで。) (05/06-23:50:35)
少女 > 森。森…(振り返る。先程自分が歩いてきた森が、途中で見覚のない景色になった場所が瞳に映る) まるで、神隠しみたい。(呟き、こくこく。説明を 覚えた、と頷いて)  できれば案内、お願いしたいけど……(不意に、腕の中の親鳥とその子を見やって) 今は、近付かない方が、いいかな。(少し、笑った。今の今まで表情らしい表情を浮かべていなかったのに、ふっ と) 森の、同じような木があれば、そこへ返します。(問われはしていないが、少女はそう言って 青年が戻してくれた小刀を2本、拾った。もう手で触れても本題ない。懐の、元あった場所に戻して) (05/06-23:58:09)
岳三郎 > (少し笑顔を浮かべた相手に、申し訳なさそうに告げる) …ええ。 そう、ですね。森を  …はい。 なので。 (小鳥のこれからについて考えてくれている様子には頭を下げて) …お願いします。 せめて、落ち着けそうな場所へと…   (05/07-00:01:59)
少女 > きっとあります。大丈夫。(それは鳥たちに向けての言葉だろう) 戻れれば行幸。またもう一度、こちらへ来ることもできたなら……名前を。(聞く、と繋げたいのだろう。頭だけでお辞儀し、緋色の髪が肩に流れて)  では。(件の木は、もう焼け落ちる頃だろうか。周囲に飛び火しそうにないのなら、そのまま踵を返し草履の足で荒野を抜けていく。 白い着物の後ろ姿は、やがて森に消えた) (05/07-00:08:00)
ご案内:「荒野」から少女さんが去りました。 (05/07-00:09:32)
岳三郎 > (もう、燃えていた木はその全体を黒く変えている。木の葉は燃え去り、枝はもとあった量を留めていない。)  …お気をつけて。 (暗闇に融けていく白い姿。) (05/07-00:11:36)
岳三郎 > ≪     どさ ≫  (少女の姿がすっかり見えなくなった頃。ようやく青年が力を抜いた。その場に膝をついて倒れ込んだ。) (05/07-00:12:31)
岳三郎 >        よ、   かっ      (  もう 、限界。 )   (05/07-00:16:03)
岳三郎 > (幹の中心でまだ火が燻っているようだが、根まで燃えきるのも時間の問題だろう。そんな黒い木の横で青年は意識を失ってしまった。) (05/07-00:17:22)
ご案内:「荒野」から岳三郎さんが去りました。 (05/07-00:17:25)
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