room10_20130508
ご案内:「闇の集う場所」にルリサさんが現れました。 (05/08-21:33:10)
ルリサ > …………。(空を遮るものがないにも関わらず、陽光の届かない暗黒の地に幼き翼猫は立っていた。)……やっぱり──(変な場所。彼女はそう独り言つ。自然に出来た場所だとはとても思えない。何らかの呪いで形成された地なのだろうか。) (05/08-21:35:01)
ご案内:「闇の集う場所」にエリゴスさんが現れました。 (05/08-21:36:55)
ルリサ > うーん。それとも、本当に元からこういう場所だったのかな? (あまりそうは思えなかったが、ここに来るのは初めてではない。この環境は昼は身体が本調子ではなく、夜は魔力が不足しがちな彼女にとって、鍛錬には最適の場所だ。) ま、いっか。よーし、早速覚えたことの練習練習!! (此処の不自然さにはべた付くような不快感を感じるが、今は気にしても仕方がない。そう判断し、身の丈よりも大きな杖を振りかざす。) (05/08-21:38:41)
エリゴス > ((……人間用のエネルギー切れだな))<<ヴァサ――……>>(頭から胴含め20m、尾を入れ全長30mほどの漆黒の甲竜が、遠くの方から羽ばたいてくる)((首飾り置いてくるんじゃなかったな、戻るの面倒だ……適当なやつ……もうこの際人型でもいい))(視力が悪いので地上なんて見えない。ちょうどルリサのほうへとんできていて) (05/08-21:41:03)
ルリサ > 少しずつ、魔力を解放し、て……(意気揚々と魔力のコントロールを練習しようとしていたが、自身に近づく気配に気付き、そちらに顔を向ける。) ……ドラゴンさん? (その気配は、自分にとって親しい種の気配と似通ったものであった。そのことについ笑顔を浮かべて、その全容を眺めようと全身をそちらに向けた。) (05/08-21:48:44)
エリゴス > (ドラゴン――に、似ている気配かもしれないが、実質は「ドラゴンの形をした金属に似た何か」である。ドラゴンではない。闇の魔力を色濃く纏っている。相手の笑顔は見えない。これの視力は0.1以下だ)((何かあるな。あれでいいか。))(ヴァサ、とその場で羽ばたいて一時停止。グルッ、と小さく唸ったかと思うと――)<<ぼわっ!!!>>(宙に星のように浮かぶ、千個ほどの拳大の紫炎の弾。甲竜が首を軽く振ると、)<<ひゅひゅひゅひゅひゅひゅひゅん!!!!>>(流星のごとく、一斉にルリサ目がけて降り注ぐ! 狙いは視力の悪さゆえだいたいなので、精密ではないが、その弾はどれも高熱であり、数は約千個。) (05/08-21:54:25)
ルリサ > ……あはっ。 (違う。竜に似ているが、違う。感覚でわかる。そしてそれが、明確にこちらに悪意を、敵意を、殺意を向けているということも。だから少女は笑顔に──鋭く尖った牙と歯をむき出しにした表情に──なった。) ──うあああああっ!! (一筋の光が竜のような何かに向けて照射される。それ自体に攻撃力は一切ない。ただの照準だ。) いんふぃにっとらいと!! (Infinite Light.:彼女の操る太陽のスキルの一つだ。照準を合わせ、1秒ほど詠唱した後に極太の光線を射出、指定方向の直線上に存在する全ての敵を薙ぎ払う。詠唱の長さ故、回避、防御される可能性は高いが、少なくとも流星群の如き紫炎の弾幕のうち、少女に降り注ごうとする分は消滅することであろう。) (05/08-22:02:28)
エリゴス > (強い光に目を眩ませられる。聞こえてくる詠唱に咄嗟に危機を感じ、身を翻すが、その片翼に光線が直撃する! 太陽の力は翼を一部貫通し、)<<べしゃっ!!>>(翼の一部が崩れ、地に落ちる。)<<ぐぎ、ぇっ、>>(僅かな悲鳴をあげる。翼はみるみるうちに密度を下げて再生していくが、失ったバランスは容易に戻せない。身体が傾くままに少女に向かって身体を急降下させ、太い尾で少女ごと地面をなぎ払おうと!!) (05/08-22:07:49)
ルリサ > ……当たった。 (命中を確認したが、あくまで自分が取った防御策は自身に直撃しそうな弾を払いのけただけ。周囲に弾幕が降り注いでいる以上、追撃のために動くことは出来なかった。) ……このままこっちに来る、かな? よーし! (ならば、と脚を曲げて姿勢を低くし、跳躍した。光線の射出した側へと飛べば弾幕に晒される危険もない。尻尾による攻撃を回避すると同時に身体に張り付き、至近距離から一撃を浴びせる算段だ。) (05/08-22:15:44)
エリゴス > (地に落ちた翼の欠片は、べしゃべしゃとドス黒い粘液へと化し、地面に染み込んでいく)<<ズガガガガガガッ!!>>(なぎ払われた尾は、地面に綺麗な半円の痕を描く。背中に張り付かれたのを感じ取れば、羽ばたいて再び急上昇! その間に体温も周囲の瘴気を吸い上げつつ急激に上昇させる。体表に触れた一枚の枯葉が、ぼっ、と燃え上がった) (05/08-22:20:29)
ルリサ > 着地っと! このままトドメ……あっづっ!? (急上昇、そして体温の急激な上昇。彼女は炎熱を操ることを得意とするため、炎の類にはある程度の耐性がある。だが、固体の熱伝導率は気体のそれの比ではない……金属であれば尚更だ。その熱は、少女を怯ませるには十分なダメージを与えた。) しまっ──!! (そして急上昇中に怯んでしまったがために、背中から転がり落ち、無防備な状態で空中に投げ出される。) (05/08-22:26:56)
エリゴス > (やったね落ちた! 甲竜は空中に羽ばたいたまま留まり、)((えっとー……肉は焼いた方が良いって本に書いてあったな))(真剣に考え、ぐるるっ、と唸ると)<<轟ッ!!>>(ルリサのちょうど落下地点あたりの地面から、紫炎がどっと噴き出した。本気でロースト・ルリサにするつもりらしい!) (05/08-22:30:31)
ルリサ > ……あ。(口腔が開かれた。何をしようとしているかは考えるまでも無くわかる。) ふぉとすふぃあーっ!! (Photosphere.:彼女の操る太陽のスキルの一つだ。対象の周囲にダメージを軽減する光のシールドを展開する。この場合の対象は、もちろん自身だ。) く、あ、くうぅっ!! (とんでもない熱量だ。炎の持続次第ではシールドが保たない!) (05/08-22:35:29)
エリゴス > (今日の甲竜は持久力がある。何故ならここは瘴気の地であり、吸収する魔力には事欠かない。紫炎はもりもり噴き上がり続ける。上空で羽ばたいている甲竜は地上の様子がぼんやりとしか見えないため、相手がどのくらいお料理できたか分からない。よってでたらめに炎を噴出させ続ける!) (05/08-22:37:54)
ルリサ > このままじゃ──(非常にまずい。シールドがこれ以上は保たない。ならば。)────っ!! (少女はシールドをそのままに本能的に横方向に飛び出した。ある程度のダメージは覚悟の上だ。問題は、敵がこちらを正確に認識しているかどうか。彼女の直感では、答えは「していない」。ならばこの行動を察せられる可能性は低いはず。痛みに耐え、声を抑えながら、炎の射程外に逃れようと跳躍する。) (05/08-22:41:41)
エリゴス > (炎の射程外に飛び出されるものの、そのことにはいまだ気づかない。声を抑えられている今、燃やすものがなくなっても、紫炎は燃え続け、甲竜は宙に留まっている) (05/08-22:46:01)
ルリサ > ……! (よし、気付いてない! 胸中でそう呟き、再び杖を掲げる。衣服はボロボロになり、ところどころに火傷を負ったが、まだ動ける。だが、身体に問題はなくとも、陽光の補充を受けられない今、もう魔力の残量はそう多くない。と言っても、相手は炎を吹き出し、身体に高熱を纏う者。火球程度が決定打になるとは思えない。)……あああああああっ!!(ならば、あと一発が限界だがこれしかない。初手の一撃で、確実にダメージを与えられていたこの術だ。射程の光が竜のような何かの胴体に浴びせられ。) いんふぃにっとらいとぉ!! (それに沿って、極太の光線が射出された!) (05/08-22:53:18)
エリゴス > (その光。胴体へ浴びせられた光に、はたと気づくが時既に遅し。一瞬後には胴体に大きな穴が開き、どろ、とその空洞から粘液が垂れたかと思うと、)<<べしゃしゃしゃっ!!!!>>(甲竜の身体そのものが、全て高熱の粘液と化して地面に雨のように降り注いだ。粘液は石油のように地面に広がり、ずずず、と地面に染み込んでいく。ずるずると一塊だけが意志を持ったように地上をずり動いていて) (05/08-22:57:10)
ルリサ > ……はぁ……はぁ……はぁ……(直撃した。魔力はもう、光線を撃てるほどの残量はない。だが、敵はドロドロに溶解して竜の原型を留めていない。) ──やったよね? (安堵したルリサの口から飛び出てしまった。相手を蘇らせる魔法の言葉が。) (05/08-23:01:30)
エリゴス > (地上をずり動く粘液のかたまり。しかし幸いなるかな、この粘液の塊は本当にただの粘液の塊であり、現時点では器官も何も無く、聴覚なんてあるはずがなかった。 しかし。 ぎょろっ、と粘液から真っ赤な一つ目玉が剥いた。その一つ目玉は、明らかにルリサの方を見ていた。じぃっと見ていた) (05/08-23:06:22)
ルリサ > ……っ!?(びくっと身体を震わせ、数mほど後方に飛び退いて四つん這いの姿勢となる。)──rrrrrrrrrrr──(猫が喉を鳴らすような声を漏らしながら全力で警戒している。魔力が底を尽きかけている今、頼れるのは自身の肉体のみだ。何が起こっても反応できるように身構えている。) (05/08-23:09:13)
エリゴス > <<…………。>>(じいっと見ている。じいっと。じいっと。じぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃっ。)<<……小サィな。>>(ぱっくりと口が開き、金属音のような声が発せられる。小さい? 何が? サイズが! 労力を費やしてまで食す大きさの獲物ではないと判断したようだ。そのまま目玉は瞼を閉じるように粘液に溶け込み、ずる、ずるる、とその場から這って去っていくよう――) (05/08-23:11:43)
ご案内:「闇の集う場所」からエリゴスさんが去りました。 (05/08-23:11:47)
ルリサ > …………(敵意と、悪意と、殺意が消えた。その良く分からない何かは、立ち去っていった。)…………はふぅ。(ぺたん、とその場に座り込む。手ごわい相手だったが、一体アレはなんだったのか。) (05/08-23:15:46)
ルリサ > うーん……(考えても答えは出そうにない。ならば。)……かーえろっと。 (火傷が疼く。とにかく、傷を治さないと。あと魔力の補給も必要だ。今、あれと同等の力を持った輩に出くわしたら、さすがにまずい。) いつつつ……(火傷を庇いながら、しかし手負いとは思えない素早さで、翼猫は姿を消した。) (05/08-23:23:40)
ご案内:「闇の集う場所」からルリサさんが去りました。 (05/08-23:23:50)
ご案内:「闇の集う場所」にさんが現れました。 (05/09-00:04:23)
> (のそり。のそり。どこぞから、音もなく、まるで影から這い出てきたかのように現れた一匹の虎) (05/09-00:05:20)
> (ゆるりと周囲を見回すかのように、視線を流した後、何かの残り香を探すように、鼻をひくつかせながら歩き始める) (05/09-00:06:25)
> (暫くうろうろと・・・ それこそ、幾分か前に居たらしい何者かの存在を手繰るように動いていたが、ある一点で足を止める。小さく積まれた瓦礫の小山。そこを手で石をのかしたり、顔をつっこんで無理やり空洞を作ったりしながら、作業を続ける事、数刻。目当てのものでも見つかったのか、突っ込んでいた首を引っ込めて顔を出す。口には水晶の欠片らしきものが咥えられていた) (05/09-00:10:47)
> (ぶるぶると首を振るって顔に付いた土埃などを払った後、あんぐりと口をあけて、水晶の欠片らしきものをかみ砕いて、飲み込んだ) (05/09-00:11:51)
> (星か付きの明りに照らされた体に、ぼんやりと、何らかの文字で編まれた文様が浮かんだような気がした) (05/09-00:13:37)
> (ふすん。満足げに鼻を鳴らして、尻尾をゆらり。どうやら美味しかった模様) (05/09-00:13:59)
> (この場での用事は終わったのだろう。さきほど最初に自分が踏み入れた影の方向へと戻っていく。時折、気になるのか、別の方向を向いて鼻を鳴らしていたりしたけれども) (05/09-00:16:43)
> (のそり。のそり。どこぞへ、音もなく、まるで影の中へ沈み込むように消えていく一匹の虎) (05/09-00:17:10)
ご案内:「闇の集う場所」からさんが去りました。 (05/09-00:17:13)
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