room10_20130510
ご案内:「闇の集う場所」にランタナさんが現れました。 (05/10-20:04:36)
ランタナ > (昨夜からの貧血はまだ微妙に治らない上、手の痣もまだ残ったまま。流石に血で汚れた服だけは着替えたけれど、他は何も変わらない。昨夜いた荒野よりもずっと瘴気の漂う地の岩場にて、岩の影に身を隠すように蹲る娘は月のない夜空を見上げる) (05/10-20:07:47)
ランタナ > ……どうしよう…。(流石に本気で叱られてしまった以上、これ以上自分の身は責められない。でも、この気持ちの行方はどうすればいいか。昨日よりも遥かに増した不安と焦燥を抱えたまま、部屋を出てきたのだけれど、これを解決する術など持っていなくて) (05/10-20:09:52)
ランタナ > (それなりに高い場所にある岩の影は、鳥であれば来るのもたやすいが、飛ぶ手段のない種族からしたら、来るのは容易ではない。一人で落ち着けそうと思って、こんな場所を選んだのだけど、しかし気持ちは落ち着くどころかどんどん落ち込んでいって) ………嫌われるかな…。(あんなに迷惑ばかりかけてしまって。約束も破ってしまって。其れがとても怖くて) (05/10-20:15:01)
ご案内:「闇の集う場所」にロネさんが現れました。 (05/10-20:15:40)
ロネ > (ゆらり。ゆ ら り。足取りはどこかぼんやりしている。黒づくめの男は杖をつき、この瘴気の色濃い場所へ歩み行く。新月の闇の中、男の姿はよりいっそう闇に溶け込んでいた)…………?(ふと、岩場の人影に気づき、見上げた。目を袖で擦る) (05/10-20:17:35)
ランタナ > (きっと場所が場所なので、軽く身上げるような位置にいるかもしれない現状。凄くどよんとしたオーラを発しながら、俯いて蹲っているようで) ……契約破棄されたら、捨てられたら……。 (05/10-20:19:23)
ロネ > (その声を耳さとく聞きつける。とりあえず帽子を軽く払って、被りなおした。普段の紳士的な微笑をうかべ)こんばんは、お嬢さん。(少々大きな声で言った) (05/10-20:20:49)
ランタナ > ?!(誰も来ないと思っていたけれど、ふと足元の辺りから声がすることに気付けば、びくっと怯えたように一度身を竦め。なるべく首筋の噛み痕や手の甲の痣が見えぬように服で隠してから、深呼吸をし。そのまま翼を広げて、そちらのいる場所まで降り立とうと) ――こ、こんばんは、ロネ様…。お散歩、ですか?(其方に挨拶する頃には、既に何時も通りを取り繕おうとするけれど。微妙に声が震えている) (05/10-20:25:00)
ロネ > 散歩だよ。(道端で出会ったかのように首肯した。相手の一挙一動は見ていた)お嬢さんもお散歩かい?(小首をかしげて) (05/10-20:28:05)
ランタナ > そうですか…。今日は新月だから、人間の方には見え辛そうですのに…。(しかし、何度か此処で会ったことはあるので、其処までは気にしていない。世間話をするような声音で話しつつ、微かに笑みを浮かべて) ――は、はい。部屋にいてもよかったのですが、何と言うか少々落ち着かなくて…。(それで、と肯定するように頷いて。実際間違ってはいないのだけど) (05/10-20:32:07)
ロネ > 夜目はそれなりに利くので。(さり気なく、岩場の一角に腰を下ろした)落ち着かない。ほう、なら私と同じだ。(ひとの良さそうな笑みを浮かべ)ああ、そういえば、そのお手はどうなさったんだい。(さらりとたずねた) (05/10-20:35:39)
ランタナ > ふふ、とりあえずお足元には気を付けてくださいませ。お怪我をすれば、恋人様もご心配なさるでしょうし…。(前にちらりと聞いた話を思い出して、そんな事を言いつつ。結婚した事実はまだ知らない) …………手?何の事でしょうか?(袖に隠したままの手は指先までしか見えない。不自然に隠す手を後ろに隠そうとしつつ、此方もそちらの向かい辺りに腰掛けようと) (05/10-20:38:08)
ロネ > もう恋人じゃないよ。結婚したから、もう妻さ。(くすくす。軽く笑い)お嬢さんがお手を隠しなさるものだから、怪我でもされたかと思って。(眉尻を下げた) (05/10-20:40:47)
ロネ > 恋人じゃないよ。結婚したから、もう妻さ。(くすくす。軽く笑い)お嬢さんがお手を隠しなさるものだから、怪我でもされたかと思って。(眉尻を下げた) (05/10-20:41:07)
ランタナ > ……あら?まあ、それはおめでとうございます。(聞こえた言葉にほんの少し驚いたような表情を浮かべた後。パッと微笑みながら、祝いの言葉を) あ、と…。大したものではありませんし、昨日一昨日についたものです、から…。(大した事ないです、と同じことを二回繰り返しながら、首を振り。首筋にも噛み痕はあるけど、それは襟にしっかりと隠しているようで) (05/10-20:43:59)
ロネ > ありがとう。(祝言には素直に嬉しそうな顔になった。ちょっと照れくさそうに頬を指先で掻いて)怪我なんだね。(別段、こちらは「怪我をしている」なんて言っていないから。自ら怪我を肯定した相手に優しくいった)怪我をすると、君の主人がひどく心配するだろうなあ。(微苦笑して。どちらかというと、ランタナというより、主人の方に呆れた調子) (05/10-20:47:28)
ランタナ > (彼のそういう表情はちょっと珍しいらしく、何時もよりまじまじ見てしまっているようで。ちょっと微笑ましい) ………そ、その…。思い切り心配されたうえに、昨夜叱られてしまいまして…。(主が話題に出てくれば、びし、と一度固まって。恐る恐る後ろに引込めた手を前へと持って来て、膝の上に置きながら、じょじょに顔を俯かせていって) (05/10-20:51:14)
ロネ > (そこまで見られているだなんて気づいておらず、ふふ、と幸せそうにはにかんだ)おや、叱られてしまったのか。(心配そうに、こちらは座ったまま杖を両手で持っていて) (05/10-20:54:50)
ランタナ > その、私が悪いのですけど…。つい、自分でやってしまったもので…、その…。(恐る恐る袖から手の甲を出していけば、幾つもの痣が浮かび上がる肌が露わになって。じょじょに震える声は、何処か怯えるように) (05/10-20:56:08)
ロネ > (その言葉に軽く目を見開いて、でもすぐに穏やかな元の表情に戻り。痣の浮かび上がった手の甲に視線を落とし、)……自分でしてしまったんだね。(ぽつり。すこしだけ悲しそうだけれど、あくまで優しく) (05/10-20:58:39)
ランタナ > ………私、去年の今頃にこの辺りに来まして…。それが理由なのかわからないのですが、その…、実家や家族の事ばかり思い出してしまって…。(それでつい、とそっと手の甲を撫でて。その後は服の袖で見えはしないだろうが、腕まで伸びて) ――前に一度主に怒られたのですが、忘れられなくて、やめられなくて…。 (05/10-21:00:58)
ロネ > …………。(相手の言葉に耳を傾ける。腕まで撫でる相手の手を、目を細めて見やって)――お嬢さんは、何人家族だったのかな。(気楽な口調で尋ねた。) (05/10-21:03:48)
ランタナ > え、あ、私の家族ですか? ……両親と、兄が三人に姉が一人で、私が末っ子です…。兄や姉とは歳も離れていた上に、私が里で一番若くて、周りに歳の近い人はいなくて…。(こんなことまで言っていいのだろうか、と思いながら、ぽそぽそと質問に答えていって。軽く手がスカートの裾をぎゅ、と握りしめる) (05/10-21:06:37)
ロネ > ((何人家族か訊いただけなんだけどなぁ……))兄が三人! 私と同じだね。私には姉じゃなくて妹がひとりいたけれど。 歳が離れているということは……お里にはあまり子供がいなかったのかな。(気楽な調子は崩さずに) (05/10-21:10:52)
ランタナ > あら、そうなの、ですか?それは、さぞかし賑やかだったのでしょうね…。(似たような家族構成なことに、僅かに瞬く瞳。すぐさまに気を取り直すように笑んでみせるが) はい。私より年上の若い人達は皆奉公か都の方に出てしまっていて…。私の両親や稼業を引退したりした年長の方しか周りにいなくて…。 (05/10-21:14:11)
ロネ > 賑やかだったおぼえはないなあ。堅苦しい家だったよ。私も、遊び相手は妹ぐらいしかいなかった。……や、ひとり遊びばかりに興じていたな。(微かに苦笑した)お嬢さんは、里には帰ったりするのかい。 (05/10-21:19:44)
ランタナ > まあ…。私の家も、少々、何と言いますか…。堅苦しい家でして…。でも、少しでも話せる方がいたのは羨ましいですね…。此処に来るまでは100年ほど、歳の近い人とお話してなかったので…。(兄達も奉公に行ってしまって、と苦い笑みを浮かべて) …………いいえ。家出してしまったので、一年間帰ってません。 (05/10-21:22:35)
ロネ > 100年……私なら寿命が尽きてしまうな。(冗談混じりにいった)家出。(その言葉に、目をぱちくり。そして手を口に当て、顔を伏せれば、笑いを堪え、堪えきれなくなって、)――ふっ、ふふっ。(肩を震わせ失笑してしまう) (05/10-21:26:32)
ランタナ > まあ、人の年齢に換算すれば、おおよそ10年くらいなのですけど…。まあ、100年ずっと一人のような状態は、ちょっと寂しかったですね。(流石に、と苦い表情で冗談に頷きつつ。軽く手を撫でるが) ――――え?(何故か笑われてしまって、きょとんとした表情を浮かべて) (05/10-21:29:26)
ロネ > ああ、10年か。(なるほど、と納得したように頷いた)そのぐらいの歳になると、家が嫌になるのかねえ。私もね、十三のころに家を飛び出したものだから。一年どころの話じゃないさ、まともに両親と口利けないまま二人とも死んでしまったよ。(世間話でもするような調子) (05/10-21:33:04)
ランタナ > ……あら、まぁ…。随分と似ています、ね?(偶然なのかもしれないけれど、その経歴を聞けば、僅かに親近感を覚えて。微かな笑みと共にその話を聞いて) ……兄や姉がいなくなってから、使い魔の仕事を覚えるために全部の家事をやる事になって…。人にしてみれば、5歳くらいの頃からでしょうか?必死で掃除もお洗濯も、お料理も頑張ったんです…。(ぽつぽつと呟くのは、まだ頭の中に覚えている記憶の欠片。ほとんど独り言のように、口から飛び出してきて) (05/10-21:39:10)
ロネ > ……お嬢さんしかいなかったから、必死だったんだね。(柔らかな物腰。)頑張ったんだね。(視線を僅かに下げて、相槌を打った) (05/10-21:40:42)
ランタナ > 料理を作っても、少しでも出来が悪いとすぐに床に捨てられたり、手を鞭で打たれたりして…。掃除も洗濯も、全部こんな感じで、兄や姉に比べられて…。(兄や姉も同じことをされていたのは、記憶に残っているけれど。彼の言う通り、自分は一人だけ、励ましも何もしてくれる人がいなくて) ……最近、また思い出したら、怖くて…。でも、よく分からないけど、あの痛みも何もかもが懐かしくて…。(主の前でないけど、勝手に涙が溢れてくる。ぼろぼろと全然枯れてくれない涙を零しながら、膝に顔を埋めて) (05/10-21:44:36)
ロネ > (どこの世界も似たようなものなのかしら、と思った。召使いは「種類」が違うのだ。なき始めれば、静かに見守っていて)……怖かったんだね。でも、懐かしく思えて、頭がごちゃごちゃになっちゃうんだね……。(ゆるゆると穏やかに言葉をつむぐ) (05/10-21:48:01)
ランタナ > ………思い出したら、つい、こんな風にしてしまったのですが、それを主に見られて、心配されて…、昨夜はついに怒られてしまって…。(ぐす、と鼻を啜りながら、途切れ途切れに口にするのは先日と、昨夜の事。一度口をとじれば、ぎゅ、と膝を強く抱えて) ……嫌われたらどうしよう…、契約破棄されてしまったり、「いらない」って言われたらどうしよう…。 (05/10-21:51:39)
ロネ > (どう返事することもできた。でも、素直に、男は、)……嫌われるのは、怖いね。(心の底から呟いた)いらない、っていわれるのも、とても怖い。(ほう、と吐息) (05/10-21:53:11)
ランタナ > ………言いつけ、破ったから…。怒った後も、何時も通り優しくしてくれたけど、……捨てないって言ってくれたけど…。(それでも怖くて、しょうがなくて。結果、目が覚めてすぐに、こんな所まで逃げてきてしまって) (05/10-21:57:15)
ロネ > ……怖いね。(ぽつり。)それは、怖いね。私も、もし妻にそんな風にされたら、逃げ出したくなっちゃうな。(ふわりと笑って) (05/10-22:01:06)
ランタナ > (ぐすぐすと小さな子供のように泣きながら、そちらの言葉にこくこくと頷いて。ほとんど人前で見せることがない素に戻りかけている状態のまま、めそめそと) ……どうすれば、いいんだろう…。絶対に帰りたくないけど、懐かしいの…。痛みも、酷い言葉も、全部全部…。 (05/10-22:05:01)
ロネ > ――そういう場所は、とおくからみていたいな、私は。とおくから――たまに思い出すだけで……(ほとんど独り言に近い。)――きっと、還ってしまうと、もっともっと痛いから……からだの傷は消えるけれど、こころの傷は癒えにくいから……。 (05/10-22:08:31)
ランタナ > ………とおく?(相手の呟きを、尖った耳に捉えれば、泣き顔をゆっくりと上げて。じっと、静かにそちらの言葉を聞きながら、小さく首を傾げる) (05/10-22:10:55)
ロネ > 私の中だと、そういう思い出は、つらいくせに妙な懐かしさがあって、ちかくにいるとあっという間に溺れてしまうから、とおくから想うだけで十分なんだ。(その「とおく」が何かは、言わなかった。ただ柔らかく微笑んで) ……私もね、(ツ、とおもむろに右手の人差し指を、左手首に当て、)ここと、ここと、ここと――(順々に、手首から肘、肩、着込まれた襟に隠れた首筋、鎖骨、胸、腹、もも、脛――ほぼ全身のあらゆる点を指さしていく) (05/10-22:15:29)
ランタナ > ……………私と、同じ?思い出は、勿論、…少し、違うの、でしょうけれど…。(それは、と幼げな嗚咽交じりの声が小さく問いかける。彼の思い出は知らないけれど、自分のこの記憶に抱いているのと同じ気持ちなのだろうかと) …………?(辿る指先は何を示しているのかわからないけれど。じっと、それを追うように潤んだ三つ目が視線を辿らせる) (05/10-22:19:28)
ロネ > (最後に自分の左手の人差し指で、右手首を数箇所指し終えれば、)――覚えている限りの、自分でつけてきた傷の場所。(ゆるやかに、悲しげに笑んだ)つらいものはつらいから――こころが傷つくぐらいなら、からだを傷つけた方が、楽だものね。(相手の、痣だらけの手の甲に視線を落とした) (05/10-22:22:26)
ランタナ > ……………!(両親に仕置きされた場所なのだろうか、と思っていたのだが、それが自傷してきた場所と聞けば、僅かに口元を抑え、驚いたような顔をして) ……でも、もう自傷は、…。主が心配するし、駄目、って言われてしまったから…。別の、その気分転換と言えばいいのでしょうか、それを探しておかないと…。(これ以上叱られるのも、嫌われそうな要因を作るのも怖くて。確かに気持ちは楽になるけれど、こればかりは駄目な気がして) (05/10-22:26:27)
ロネ > うん。叱られるのも、悲しまれるのも、心配されるのも……怖い。(どちらかというと、やはり独り言だった)私は、お嬢さんともっとお話したいな。(ふふり、と笑う)お嬢さんのお話を、もっと聞いてみたいから。如何せんあの主人がどうも気に入らないから――どうしてあの主人に仕える気になったのか、とか。(クク、と冗談っぽく) (05/10-22:30:15)
ランタナ > ………はい。(その気持ちは痛いくらいによく分かる。独り言ともこちらに向けているとも分からない言葉に、小さく頷きながら、そっと目元を袖で拭い) ……私などの話でよろしければ、幾らでも…。でも、何か礼はしたいところです…。(色々と聞いて頂いたし、何となくこの会話で少しだけは気が晴れた気がする。だから、何か礼がしたくて) ――主はそれなりに貴方様を気に入っているのですがね、実は。 ………最初は本当に好奇心だったのですよ?(仕えた理由の第一など、その程度の気持ちで) (05/10-22:34:37)
ロネ > 私の下世話な野次馬根性ゆえんだから、別段礼なんて。(あははっ、と軽く笑って流した)あの男に気に入られても、ちっとも嬉しくないのが不思議だね。好奇心、か。(手の内で杖の柄を弄び) (05/10-22:36:52)
ランタナ > いえ、大分、何と言いますか、心が軽くなったので…。(此処最近の胸の中の靄が僅かに晴れてきたような気分。ようやく、小さくはにかむような笑みを浮かべて) 主と初めて会ったのも、契約を持ち掛けたのも、ちょうど此処でして。 …最初に会った時、少々自虐的なお方だなと思いまして、ちょっと気になりまして…。で、次にお会いした時に、たまたま見せた私の能力を褒めてくださったので、それで勢いで契約を持ち掛けまして…。(何だか半分惚気話をしているような、そんな内容。ある意味間違ってないが) (05/10-22:42:09)
ロネ > ……もしもね、また重くなったら、いっしょに話そうか。私も少し心が軽くなった気がするから。(相手と同様に、ちいさな笑みを。)褒められると嬉しいものね。(穏やかに相槌をうって) (05/10-22:45:33)
ランタナ > ………ありがとうございます。(その申し出は少し嬉しくて、そんな言葉が口を突いて出てきて) ……初対面から、お怪我なさっていたから心配したら、「いらない」みたいなことを言われてしまいまして…。放っておけない感じの方だったもので、本当につい…。(今ではすっかり立場が逆転しているような、変わってないようなそんな感じなのだが。しかし、主の事を思い出せば、また小さく溜息を吐いて) (05/10-22:49:17)
ロネ > こちらこそ。私も素敵な友人を持てて幸せだよ。 はい。お顔が濡れてらっしゃる。(クス、と笑むと、さり気なくポケットから白いハンカチを差し出した)まるでお嬢さんがお母さんみたいだ。(その話を聞けば、思わずそう笑った) (05/10-22:53:29)
ランタナ > ……あ、と。何から何まですいません…。(袖で拭っただけの涙は、まだ微妙に乾ききっていない。差し出されたハンカチを恐る恐る受け取れば、深々と頭を下げて) ――今だと、逆に私が妹か手のかかる子供みたい、と思われてそうです…。 そう言えば、ロネ様の奥様は、どんなお方なんですか?(今度はそちらに話を振ってみようと) (05/10-22:57:35)
ロネ > 今までずっとお母さんだったから、今は子供でもいいんじゃないのかな。 ――私の、妻かい? んー……(少々考えてから、)……優しくて、生真面目で、繊細で……思い込み激しくて、泣き虫で。(ふふ、と笑った)私の大好きな女性だよ。 (05/10-23:03:20)
ランタナ > 此処最近、ずっと迷惑ばかりかけているから…。これ以上甘えていいのかな、と…。(思って、と受け取ったハンカチで目元を拭きながら。遠慮しないでほしい、と言われたけれど、申し訳なさが先に立って素直に甘えられない) ………素敵な方、ですね。お会いしたことはありませんけれど。(一度会ってみたい、と奥様の評に微笑んで) (05/10-23:06:25)
ロネ > 甘えられることで救われることもあるもの、もっと甘えたっていいんじゃないのかな。――君はシャルルの恋人なんでしょう?(目を細めた)素敵だよ。(ちょっぴり自慢げ)愛しているからね。 (05/10-23:09:07)
ランタナ > ……そもそも、今でも十分に甘えている方、だと思ってましたので…。それでも足りないと言われてしまえば、これ以上何をすればいいのか…。(はっきり恋人と言われてしまえば、途端に真っ赤に染まっていく顔。少しだけ誤魔化すように俯きながら、ぼそぼそと言い訳めいた言葉を) ふふふ。奥様はきっと幸せな方ですね、こんなに愛して頂いているのですもの。(珍しい惚気にくすくすと思わず笑みが浮かぶ。きっと彼の妻である女性は幸せに違いない、と信じきっているかのように) (05/10-23:12:37)
ロネ > だってお嬢さんはお里に帰っていないんでしょう。これ以上甘える場所が減ったら、終いには誰にも甘えられなくなってしまうよ。 どうせ恋人同士なんだから……甘えのない恋なんて、そうそう無いよ。(肩をすくめ。)……私は幸せだよ。彼女も、幸せだと願いたい。(ほんの僅かだが、後ろめたさを残す返事。ポケットからおもむろに懐中時計取り出せば、)すっかり遅くなってしまったな。(ひとりごち、杖をついてゆっくりと立ち上がる) (05/10-23:16:42)
ランタナ > …………。 やっぱり、足りてないのでしょうか…。(図星を突かれて、少し言葉に詰まったあと。息とともに吐き出すように、そんな呟きを零して) きっと、幸せですよ。ロネ様は、優しい方ですから。(少なくとも自分にはとても親切な人に見える。声の裏の後ろめたさには気づかずに、断言するかのようにそんな言葉を) あ、ハンカチ、後日綺麗にしてお返しいたします。……今宵はありがとうございました。(一度ハンカチを見てから、まずはそう伝えてから。深々と座ったままであるが、そちらに頭を下げて、改めて礼を述べようと) (05/10-23:22:30)
ロネ > ああ、ハンカチは時狭間に預けてくれると助かるな。……今日のことは、誰にも話さないから、大丈夫。(おもむろに人差し指を口元に当てて、いたずらっぽくいった。 優しい方。 そう断言されれば、はたと驚いたように眉をあげ、そしてさげた。) 自ら危ない地に赴く夫は、きっと優しくないよ。 (そういった。) でも、ありがとう。――おやすみなさい。(軽く会釈し、踵を返して、ゆらゆらと杖をついて歩き出す) (05/10-23:27:13)
ランタナ > ……はい、わかりました。お礼の品と共に、お預けしておきます。 ……主には話してもいいですよ、会わないかもしれませんが。(此方も此方で多少冗談めかして、そんな言葉を返して) ……それは此方も、私の主も同じですよ。ストレス解消にはもってこいでしょうし、此処。(死ななければ、怪我しなければ良いのでは、とくすくすと笑いつつ。そのまま深々と頭を下げたまま、お見送りするようだ) (05/10-23:30:00)
ロネ > (踵を返しざまに、相手の返事には微苦笑を浮かべ、そして会釈し、男は夜闇のなかへ歩み去る――) (05/10-23:31:24)
ご案内:「闇の集う場所」からロネさんが去りました。 (05/10-23:31:28)
ランタナ > (さて、話し相手も帰ってしまい、再び一人きりになる瘴気の地。しかし、此処に来た当初よりも幾分心はすっきりしていて) ……遠くから、見つめて、思い出す……。(帰ろうとは思わない、けど懐かしい痛みと郷愁の念はやはり忘れ難い。じ、と痣だらけの手をまだ微かに涙の名残の残る目が見つめて) (05/10-23:34:22)
ランタナ > あとは、……やっぱりもう少し、甘えた方が良いのかしら…。(具体的にどんな風に甘えればいいのか。最後に貰ったアドバイスに、浮かぶのは苦い表情。これ以上どうやって甘えればいいのだろうか、どんなことをすれば甘えられていると感じてくれるのだろうか。そっと首筋に残る噛み痕を撫でながら、思案に耽る) (05/10-23:36:31)
ランタナ > (しかし、今帰るのも泣いた後の顔を咎められそうで怖い。ぐしぐしと袖で目元を拭いたりして、何とか痕跡を消そうとするけれど、二日連続で泣いた所為もあってかなかなか消えてくれなくて) ……心配、してるかな。(いきなりいなくなったから、心配してるだろうか。叱られるだろうか。そう思い始めれば、また怖くなってきて) (05/10-23:51:36)
ランタナ > (心配かけているかもしれないなら、帰らないとと思うけど。でも、何だかまだ帰りたくなくて。結局悩みに悩んだまま、岩場の影で小さくなっているようで) ――流石に人生二度目の家出は、する気はないけど…。(でも、帰るのは気まずい。どうしよう) (05/10-23:58:02)
ランタナ > (ふと目の前を通り過ぎるのは、中型犬サイズのネズミ、のような魔物。じっと、それを見つめたかと思うと影を伸ばして、そのまま影の棘で貫いてしまおうと。呆気なく絶命した魔物は、そのままぴくぴくと痙攣しつつ、紅い血を零し) …………。(そのまま影で捕えたばかりの獲物を引き寄せれば、遠慮なく首筋へと噛みつき。そのまま勢いよく地を飲み干そうとして) (05/11-00:22:24)
ランタナ > (昨日吸われた所為もあってか、まるで獲物ごと食らいつくかのように血を吸いあげて。獣独特の血の味は、あまり好みではないのだけど仕方がない) ……………はぁ。(しばし夢中になって血を吸い、やがて一滴の血も感じなくなった頃にようやく口を離して、息を吐く) (05/11-00:25:04)
ランタナ > (そうして、獲物の亡骸は其処に置いてから一度手を合わせ。借りたハンカチはポケットに仕舞って、そのまま立ちあがれば、翼を広げて飛び立とうと。結局館に帰っても、部屋には帰れないまま、書庫やサロンなどで時間を潰して、転寝でもするのだろう…) (05/11-00:27:21)
ご案内:「闇の集う場所」からランタナさんが去りました。 (05/11-00:27:25)
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