room41_20130516
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にランタナさんが現れました。 (05/16-19:55:06)
ランタナ > (息抜きのためにふらりとやってきた裏庭にて。ちょこんと何時ものように噴水の縁に腰掛ける姿は、何時もよりも何処か小さく蹲るようなもので) ……………。(じー、と見つめるのは、昨日立ち寄った不思議な家で卵探しをしていた最中、うっかり切ってしまった手の甲の傷。痛みは既に失せてはいるけど、少しだけ困ったように眉根を寄せて) (05/16-19:57:11)
ランタナ > ………何ででしょう…。(此処最近、気持ちの浮き沈みが激しすぎる気がする。沈んで沈んで、溺れてしまいそうなくらいに塞がりそうな気持ちは抑えられず。うっすらと付いたままの手の甲に、そっと牙を立ててみる) ―――っ。(ぷつ、と軽い抵抗感と共に破れる傷痕の皮膚、溢れる血。ゆるりとそれを舐め取っても、暫く吸血を絶ったことによる飢餓感は失せず) (05/16-20:00:31)
ランタナ > (初めは軽い郷愁の念のつもりだった。それがだんだんと重くべったりと色んな感情が纏わりついて、どんどん重荷に変わっていって) ……どうしよう…。(押し潰されそうな気持ちが止まらない。苦しくて、苦しくて、閉じ籠ってしまいそうで) (05/16-20:03:17)
ランタナ > (少しだけ深く皮膚へと牙を食い込ませれば、更に口の中へと溢れてくる血の味。唇や手を伝って、吸い切れなかった分がぽたり、ぽたりと地面に落ちて) ……また、怒られるかな…。(主に何度も怒られてしまったのは、まだ記憶に新しいのだけど。何故だか気持ちが少し落ち着く気がしてやめられない。今の天気のように、鬱屈とした感情は行き場を失くしてしまっていて) (05/16-20:07:31)
ランタナ > (そもそも看病の関係上、流石にこの手を隠すことは難しそうで。流れる血をゆっくりと舐めとりながら、ますます困ったような表情を浮かべ) ……どうしたらいいの、かな…。(周りに甘えてもいい、とは教えて貰った。頼っていいのだと言ってもらったけれど。どうすれば「甘えたこと」になって、何処まで「頼ってもいいのか」。手から牙を離し、流れた血を全て啜り舐めれば、少し強く膝を抱えて顔を埋める) (05/16-20:21:32)
ランタナ > (しばらくそうしていたけれど、やがて蹲ったままだった姿勢を解けば。またいつものように空を見上げるような格好になるようであるが。その表情は何処か虚ろで) ………………。(未だに生々しくついた牙の痕に軽く片手が爪を立てると、再び生まれる新鮮な痛み。何時もと同じことをしているのに、何時もと違うそんな光景) (05/16-20:46:07)
ランタナ > (かり、がり、と少しずつ食い込むように刺さる爪。再びぷつぷつと血が浮き出てくれば、爪を離し、それを舐めようとして) …………血…。(飲みたいな、とぽつりと呟く言葉。それなりに獲物の取れる瘴気の地に行くことを禁じられてしまった所為もあって、餓えは少しずつ強まっていって) (05/16-21:12:38)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にロネさんが現れました。 (05/16-21:14:50)
ロネ > (ゆらりと裏庭に脚を踏み入れる、黒い人影。噴水の傍の姿に気づき、)――こんばんは?(にっこり微笑んで、そちらに歩み寄ろうか) (05/16-21:16:19)
ランタナ > (きっと手に浮いた傷から流れる血を舐めてる最中に掛けられる声。流石にびし、と固まって、慌てて意味はないけど手を後ろに隠そうと) ――こ、今晩は、ロネ様…。先日のお怪我は、もう大丈夫ですか…?(そうして、まだハンカチも返しに行っていないことを思い出せば、余計に気が重くなる。ペコ、と頭を下げながら、とりあえずは挨拶するようだが) (05/16-21:18:20)
ロネ > 随分よくなったよ。(相手の仕草には何も言わない。ゆったりと相手の隣、噴水に腰掛けて)少しは動かないと、本当に動かなくなってしまうから。 (05/16-21:20:35)
ランタナ > ……それは良かった…。あの時は、色々とありがとうございました…。(先程までの事なんて何もなかったかのように、表情を作りながら、軽く頭を下げて) お怪我したこと、奥様がさぞ心配したでしょうねぇ…。(そう思えば、彼の奥方にもかなり申し訳ないような気持になってしまって。しゅん、と軽く項垂れる) (05/16-21:23:41)
ロネ > あはは、まあ、家内が心配するのはいつものことだから。(それはそれでどうなんだ、と思わなくも無いが、男は気楽に答えた。そしてちらりと相手の手の甲を見た。)今日もまた悩んでいらっしゃったのかい。 (05/16-21:27:07)
ランタナ > ……あんまり心配かけすぎますと、怒られるかもしれませんよ?(ふふ、と微かに笑みを浮かべつつ、そんな事を冗談交じりに。そして、隠れたままの己の手の甲へと話題が及べば、少しだけ視線が別の方向へと彷徨って) ………え、ええと、その…。 (05/16-21:29:05)
ロネ > ずいぶん怒られてきたよ。(くすくす。あくまで冗談っぽく言った)……言いたくないならかまわないけど、溜めるのもよくないよ? いつか壊れてしまう。(小首をかしげて) (05/16-21:30:30)
ランタナ > ……色んな意味で、奥様とは話が合いそうかもしれませんね…。一度お会いしたい…。(その言葉に、何か奥方に対しての微妙な親近感を覚えたらしい。微かに苦笑を浮かべながら、呟いて) ――自分でも何で、こんなに気持ちが晴れないのかわからなくて…。 里にいる時よりも恵まれているし、幸せだと思うのに、最近ずっと気持ちが沈んでばかりで…。(黙っていようと思ったけれど、やはり抑えきれず。ぽつぽつと呟くように、整理しきれない今の心境を、ゆっくりと説明していこうと) (05/16-21:35:50)
ロネ > そうだね、きっと気が合うよ。(容易に二人がお喋りする姿が想像できた。おもわず苦笑い。相手が話し始めれば、時折相槌を打つ以外は、黙って耳を傾けて) (05/16-21:37:57)
ランタナ > (多分話題は主に互いのパートナーの事になりそうな。隠していた手をそろそろと膝の上に置けば、くっきりとした牙の痕と何か鋭利なもので切ったようなうっすらとした痕が見えるはずで) ――今の状況では、主には頼り辛いですし…。お身体もまだ治りませんし、何よりご自身の事で忙しいでしょうから…。 主は「頼っていい」とは言ってくれましたし、先日ロネ様にも「甘えた方が良い」とは言われましたが…。何処まで頼っていいのか、甘えていいのかもわからなくて…。 (05/16-21:41:48)
ロネ > ――お嬢さんは優しいからね。(穏やかにいった。膝の上に置かれる、傷ついた少女の手。)……痛いのは安心できる?(別段非難するわけでもなく、ただ問いかける) (05/16-21:46:05)
ランタナ > 全然、そんなことないですよ。我儘ばかりですし、今のこれだって…。(主が見れば、きっと凄く心配するし、もしかしたらまた叱られるかもしれない。肩手が傷だらけの手を隠すように覆いつつ、ただ苦い表情を浮かべて) ……ほんの少しだけ、気が紛れます。何にこの気持ちを向ければいいのか、わからなくて…。 (05/16-21:48:51)
ロネ > ……お嬢さんの悩みを、少しでも和らげたいけど……話を聞くことしかできない。(眉尻下げて)ごめんね。(ぽつり。) (05/16-21:52:49)
ランタナ > ……いえ。こうして、お話を聞いて頂けるだけでも凄く、安心すると言いますか…。とにかく救われてる気分にはなりますので。 ……寧ろ、私の方こそ、会う度に変な話しか、それも自分の事しか話せず、申し訳ございません…!(何で、其方が謝るのだろうかと思いながら、慌てて首を振り。実際少しでも胸の内を聞いて貰えて嬉しいのは事実なので) (05/16-21:55:22)
ロネ > ううん。お嬢さんが自分のことを話してくれることで、私も救われているから。(手の内で杖を弄ぶ。) (05/16-21:57:30)
ランタナ > ………え?(何で、と返ってきた返事の意味が分からず、不思議そうに首を傾げ) …それは、どういう意味、ですか? (05/16-21:59:02)
ロネ > 私は自分勝手だから……お嬢さんがこうして話しているとき――ああ、まだ私を「必要としている」ひとがいるんだなって。(くす、と自嘲)自惚れているでしょう? (05/16-22:00:59)
ランタナ > ………ロネ様を頼りにしている、必要としていらっしゃる方は、私以外にも沢山いると思いますよ?奥様でも、…ご友人の方でも…。自惚れているなんて、思いませんが…。(彼の交友範囲など知らないけれど、必要としている人は沢山いると思う。少なくとも何もできない自分よりは) ………今は、とても幸せな筈なのに。色々なものが周りにあるのに、昔よりも自由に、何でも出来るのに、何だか満たされない…。 まあ、私のこんな考えの方が自惚れていますし、自分勝手で、贅沢だとは思いますがねぇ…。 (05/16-22:07:36)
ロネ > 私は忘れっぽいから。だけど、お嬢さんと話すたびに、また思い出せる。(ね? と笑った。相手の言葉ひとつひとつに頷く。そしておもむろに口を開く)……こう、山があるでしょう。(ゆるりと。)高い山に登れば登るほど、いろいろなものが見える。 (05/16-22:10:58)
ランタナ > …………?(微妙に意味が掴み切れていないようで、微かに傾ぐ首。これだけ話しているのに、相手の事は何も知らないままなことに気付いても、何も聞けず) ……山?(新たな話に、少し背筋を伸ばして聞く姿勢。じっと静かに耳を傾けようと) (05/16-22:15:26)
ロネ > いろいろな新しいものが見えれば、新しく欲しいものも見える――いわば、新たな世界を知ってしまったんだ。あちらの世界はもっと理想的かもしれない。でも、しょせん山の上にしかいないから、手を伸ばしても届かない……。 幸せになればなるほど、満たされなくなるのは、とても自然なことだと思うよ。 (05/16-22:19:07)
ランタナ > ………あぁ。(その説明に、ふと見上げるのは空。月も星も見えない分厚い雲に覆われた空は、いつも手を伸ばしては諦め、繰り返す憧れのもので) ……その気持ちは、よくわかります。でも、この満たされない気持ちは、何で埋まるのかもよく分からないんですよね…。物欲とかではなくて、多分精神的なもの、なのかもしれないのですが…。 (05/16-22:23:19)
ロネ > お嬢さんはやわらかいお心を持っていると思う。……素敵なことだ。(ゆるりと杖をついて立ち上がった)そんなやわらかいお心を埋めるのは、優しいものでないとね。(目を細め)危ないもので埋めて、お嬢さんが傷つくのは、やっぱりかなしいもの。 (05/16-22:25:44)
ランタナ > そんな事は、無いと思いますが…。私ほど我儘で甘ったれな者もいないと思いますもの。(ぱち、とその言葉に三つ目が軽く瞬く。ますます不思議そうな表情を浮かべながら、緩く首を振り) ……やっぱり、もう少し主でも、誰でも、甘えるなり頼るなりした方が、よろしいのでしょうかね…。 (05/16-22:28:07)
ロネ > 「よろしいのでしょうか」なんて気張らなくてもいいの。ただね、無理はしてほしくない。無理をした挙句に自ら深く傷つくのは――(そこで一旦息を切った。はう、と軽い吐息。)――愚の骨頂だよ。(独りごちた。)そろそろ帰るけど、お嬢さんのお話を、またもっと聞きたいな。 (05/16-22:31:12)
ランタナ > ……こういう時にどう人に甘えればいいのか、何処まで甘えて頼ってもいいのか…。全然、わからなくて。(ぽつりと言い訳なのか、ただ本心を吐露しただけなのか。どちらか分かり辛い独白を零した後。掛けられた言葉に小さく息を詰まらせる) ……次は、ロネ様のお話も聞きとう御座います。お仕事の事でも、奥様の事でも…。今宵も、ありがとうございました。(礼の言葉と共に、丁寧に頭を下げようと) (05/16-22:35:11)
ロネ > 女ひとり、全てを甘えさせないような男は男じゃないよ。(かかっと笑った。)遠慮なく甘えて、それでもしも拒絶されたら、股間ぐらい蹴ってやりなさい。(悪戯っぽくいった)それじゃあ、おやすみなさい。よい夜を。(帽子を軽くあげて会釈し、杖をついて歩き出す) (05/16-22:36:51)
ランタナ > ……流石に限度はあると思ってしまいまして…。それに、私は使い魔ですから。(たまに軽視することはあれど、根本的に主従関係は変わらないと思っているようで。少しだけ苦い笑みを浮かべながら、そんなことを言っていたが。そちらの最後の言葉には小さく吹き出して) はい、それではお休みなさいませ。御帰りはお気をつけて…。(頭はしっかり下げたまま、お見送りするようだ) (05/16-22:41:11)
ロネ > (ゆるりと踵をかえせば、そのまま歩み去っていく――) (05/16-22:42:02)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からロネさんが去りました。 (05/16-22:42:05)
ランタナ > (相手の気配を感じられなくなった頃に、ゆるりと頭を上げれば、じっと見つめる手の甲。既に血は止まり、流れることはないようで) ……やっぱり繰り返しているなぁ…。(そう呟いて、ゆるりと手を伸ばし。虚空を掴もうとするけれど、やはりその手には何も取れなくて) (05/16-22:46:09)
ランタナ > (星を掴もうと、月を掴もうと、虚空に、水面に。何度も、繰り返し繰り返し伸ばした手。当然ながら、その手に何かが掴める訳もなくて) ――何で、現状で満足、出来ないのでしょう…。(あの抑圧の日々に比べれば、鳥籠の中のような息苦しい生活に比べれば、今は遥かにマシなのに。これ以上を求めてしまうのは、贅沢すぎる気がして) (05/16-22:51:44)
ランタナ > (腕に疲れを覚える頃にゆっくりと引込める手。数度握っては開くを繰り返し、少しだけ悲しそうに微笑んで) ……今のままでも、私は、幸せ…。満足している。(ゆっくりと言い聞かせるように言葉を口の中で繰り返せば、立ち上がり。後で手に包帯でも巻こうかなどと考えながら、ゆっくりと裏庭を後にするようだ) (05/16-22:57:17)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からランタナさんが去りました。 (05/16-22:57:19)
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