room10_20130521
ご案内:「闇の集う場所」に患者さんが現れました。 (05/21-20:51:05)
患者 > (ふ、と何の前触れもなく人影が現れる。人影の人物も不意に意識が覚醒する。)………。(不思議そうに辺りを見回す。自分の姿も確認しようとする。) (05/21-20:52:50)
患者 > (ざり、と瓦礫交じりの地面をビニール合皮のスリッパで踏んでいる。左手をに繋がれ、自分の隣に立つ点滴装置を不思議そうに見つめる。) (05/21-20:54:33)
患者 > ここ、は… (疑問を声に出す。自分の声を初めて聞いた。男性とも女性ともつかない声。どう似ても現代の病院の入院患者に見えるこの人物は自分が誰だかわからない様子だ。) (05/21-20:57:48)
患者 > (点滴の繋がった左手を持ち上げる。)…痛っ…(針が当たった。ほんの少しチューブの中に血が逆流する。 そんなミクロな疑問よりも…ここは一体どこなんだろう。周囲を見回して、心細げに点滴の台を掴む。) (05/21-21:02:38)
患者 > (不安定な地面で、台を殆ど持ち上げるようにして、少し歩く。瓦礫の出っ張った地面に足を取られて転びそうになる。) …わっ(何とか踏ん張って、とぷんと点滴のパックの中の液体が揺れる。チューブの血が進んだ。)はぁ…(溜息をついて大きめの瓦礫に腰掛ける。温かくなってきた季節とはいえ、夜はまだ冷える。) (05/21-21:09:28)
患者 > (ぽた、ぽた、点滴の滴が落ちるのを見る。 空を見上げる。 地面を見る。 目は、だいたい見えている。夜だというのに。それを疑問にも感じず、人影は怯えるように辺りを見回している。) (05/21-21:19:01)
ご案内:「闇の集う場所」に患者さんが現れました。 (05/21-21:23:22)
患者 > (病人着のような寝間着の前を掻き合わせる。 冷える。ここはどこで、自分は誰なのだろうと、そればかりを頭の中で繰り返し。) (05/21-21:25:13)
患者 > (ぽたりと最後の滴が落ちる。 その瞬間現れた時のように人影は跡片もなく消えていた。) (05/21-21:39:24)
ご案内:「闇の集う場所」から患者さんが去りました。 (05/21-21:39:28)
ご案内:「闇の集う場所」に娯暮雨さんが現れました。 (05/21-23:45:21)
娯暮雨 > (時狭間の裏の宿泊施設に立ち寄った帰り道。何を見ている風でもなく、少し先の地面に視線を落したままやってきて)((もう、大丈夫でござるよね…))(様子を窺いに行った相手は、静かに眠っていた。その寝顔を思い出しつつ、ふと。あたりの闇がそれまでより色濃くなっている事に気付いた)…ぁ…。 (05/21-23:52:05)
娯暮雨 > (はたり、と足を止めて視線を上げる。じわり、と体に纏わりつき、染み込んでくるかのような闇の空気に、ぱた、と一度耳先が揺れて)なんだか、ここに来るのも久しぶりでござるね…。(たしか、小さくなってしまった時だったか。思い出すように、眉を下げてへにゃり笑み) (05/21-23:55:52)
娯暮雨 > (そういえば、あの白衣のカラスさん似の人は、あれから困っていないかな。なんて事を考えながら、再び歩を進め始める。なるべく音を立てずに、ひっそりゆっくり。) (05/21-23:59:41)
娯暮雨 > (時折、遠くの方から獣の声が聞こえる。それと、何かが羽ばたくような音。けれどそれも虫の声か何かに思えてしまう程、心は平らで、落ち着いている。体にかかる闇の重圧感が、少し心地良いとさえ感じる) (05/22-00:09:01)
娯暮雨 > (―…そう言えば、どうしてあの時、私は泣いたんだっけ。あの、影のような子供の手に触れられた時。気がつけば涙が溢れていて。どこか懐かしい気さえした。) (05/22-00:18:55)
娯暮雨 > ((おかあさん……   )) ≪カッ―…ッ!≫ (俯き加減にぼんやりと歩を進めていたら躓いたのは、拳大ほどの小さな瓦礫。)…ゎ。(ちょっとびっくり。顔を上げれば、跳ねるように前方へと転がっていく瓦礫を見送って。) (05/22-00:26:09)
娯暮雨 > (そう間もなく、転がった瓦礫の勢いは死んで、ピタリと止まる。再び遠くから聞こえる遠吠えに耳がパタパタ反応しつつ、ついさっきまで何を考えていたのか思い出す。)……もぉ。(困ったようにへにゃり、苦笑して) (05/22-00:34:19)
娯暮雨 > あれは、…違うでござるよ。(あの時の寂しい気持ちは、影の手の子達のもの。それが一時的に流れ込んできただけで、自分のものではないのでござる。) (05/22-00:37:53)
娯暮雨 > (きっとそう。だって私はこんなにも恵まれているし、例え何かが欠けていたとしても、私が私として此処に居られさえすれば、それだけで十分に幸せなのだから。寂しいなんて事、これっぽっちもある訳がないのでござる。) (05/22-00:48:21)
娯暮雨 > …あんまり、長居し過ぎるものじゃないでござるね。(考え事ばかりで、少しゆるりと歩きすぎた気が致す。瘴気にあてられたかな…と周囲に視線を巡らせて、ふぅ。と一息。尻尾をゆらり) (05/22-00:53:59)
娯暮雨 > ((…拙者は、鬼ヶ岳妖鬼隊、鬼狐の娯暮雨でござる))(帰ったら、おばあちゃんにおじいちゃんに、お兄ちゃんも居て。仲の良い友達も、信頼できる仲間も、大切な人も大勢居る。幸せな娘。これ以上望んだりしたら、お天道様に叱られたって致し方なし。でござるよ) (05/22-01:05:52)
娯暮雨 > (一度目を閉じ、深呼吸)…ん!(ぷるる!っと、なんだかべったり纏わりついてる気がする瘴気を払うかの如く顔を左右に振って、気持ちを入れ替えれば再び歩を進め始める) (05/22-01:11:08)
娯暮雨 > (今度は幾分、しっかりとした足取りで。のしのし、ずんずん。歩いて行く。遠吠えをしていた獣も今は既に大人しく、空を羽ばたいていた何かもどこかで羽を落ち着かせたらしい。そうして、闇に染まる地は再び、静かになる。) (05/22-01:19:47)
ご案内:「闇の集う場所」から娯暮雨さんが去りました。 (05/22-01:19:57)
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