room43_20130603
ご案内:「鬼ヶ岳(娯暮雨宅)」に妙河さんが現れました。 (06/04-02:46:30)
妙河 > (表に娯暮雨宅とは書いたが、ここは拙者の家でもあるのでござる。合掌造りの日本家屋、板敷きの天井裏がこの男の部屋である。部屋と言っても殺風景で、ぱっと目につくのは枕屏風に畳まれた布団、そしていくつかの積み重ねられた葛籠くらいか。) (06/04-02:50:45)
妙河 > (窓枠に腰掛けて、体を半分部屋から出した状態で男は欠けた月を見上げていた。)…そよそよ。(涼やかな風が吹く) (06/04-02:54:30)
妙河 > (面に描かれた目は、風を受けて一本線の状態まで細められる。)……。(そのまま、男は面の奥で深い溜息をついた。男の手には、小包が握られている) (06/04-02:58:39)
妙河 > (あの少年が突如として現れ、そして忽然と姿を消してから、もう5日が経った。)無事、帰れていれば良いのでござるが…。むむむ……。(あれから、見回りの度に里中を回り、少年の姿を探したが得られるものは何もなかった。心配は募る一方で、眉間?に皺の寄った糸目の面は下を向く) (06/04-03:08:14)
妙河 > (あの背中にあった蜘蛛の形をした痣も、首の傷も、気になる事は山積みでござった。うっすらと開いた目には、手の平に乗せた小包が映る。)…ぱかり。(と小包の蓋を開けると、カサカサとルーズリーフの端が風に揺れる。その下に、隠れるようにしてちらりと見える赤いグローブ) (06/04-03:14:32)
妙河 > ――約束は、守るものぞ。翔殿。(そして、これを預けた男は、約束は守る男だと信じている。それでも、開いた瞳の線はどこか心許なくか細かった。) (06/04-03:22:30)
妙河 > ……かぽり。(再び、中身を出すことなく小包の蓋を閉める。ばさりと重いマントを翻せば室内へ。部屋の隅に積み上げられた葛籠の内のひとつを開ければ、その奥へと小包を仕舞いこみ…) (06/04-03:29:42)
妙河 > (そして静かに、蓋を閉めた。) (06/04-03:33:38)
ご案内:「鬼ヶ岳(娯暮雨宅)」から妙河さんが去りました。 (06/04-03:33:41)
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