room01_20130607
ご案内:「花畑」にシルヴィアさんが現れました。 (06/07-20:22:12)
ご案内:「花畑」からシルヴィアさんが去りました。 (06/07-20:22:25)
ご案内:「花畑」にシルヴィアさんが現れました。 (06/07-20:22:51)
シルヴィア > (森の中の花畑。その真ん中で一人佇み)……もう少しの辛抱…。(ふぁさっと、その場に座り込む。ちなみに服は、館の方からいつも着ている服と同じ物を借りてきた)……はぁ…。(その場に座り込み、地面に両手を着いて、少しつらそうに息を吐いて) (06/07-20:25:58)
ご案内:「花畑」に雨口新さんが現れました。 (06/07-20:30:42)
シルヴィア > (――身を蝕む渇き。だが、ここでこの渇きから来る衝動に身をゆだねるわけにはいかない。その先にあるのは、破滅なのだから)……いつものことながら、つらいものがあるわね…。(失った血を回復する術は、まだ確保できていない。例のパックの精製ももう少しかかる。せめて、それまでは――なんとか耐えなくては) (06/07-20:31:26)
雨口新 > <<べべべべべべべべべべべべべべ――――>>(ライトは点灯していないにも関わらず、どこにもぶつかることなく、花畑を無残に踏みつぶしながらトラックが一台走ってくる)……あら?(運転席の女は目をぱちくり。)まぁた変なとこ来たねぇ……。(べべべべべ。たまたまそちらに向かっていくよう。) (06/07-20:32:29)
シルヴィア > ―――この音…。(近づいてくる音に気がつけば、そっと顔を上げて)……っ…。(とりあえず進路上から、横へと動く。そして、地面に座ったまま近づいてくるトラックを、じっと見つめて) (06/07-20:35:47)
雨口新 > <<べべべべべべ――ばふっ。>>(シルヴィアから数メートル離れた地点で軽トラックは止まった。エンジンが切られる。バタンと扉が開く。女がいよっと地面に降り立つ)あーら、やっぱりセインサートさんじゃない。久しぶりね。(ハァイ、と手を振って歩み寄る) (06/07-20:37:50)
シルヴィア > (降りてきた人物は見覚えのある顔だった。確か、以前時狭間で会ったことのある人物で)…こんばんは、お久しぶり。(小さく深呼吸し、なんとか平静さを装って)…思わぬところであったわね。(まさか、こんな妙な場所で遭遇するとは思いもよらず) (06/07-20:40:16)
雨口新 > あの集落の方々は元気かしら。(さり気なく尋ねつつ、相手の様子をちらと見やり)この世界自体が“思わぬところ”だもの。だから無理して平静になることはないわ。(女は目敏い。) (06/07-20:42:40)
シルヴィア > ……えぇ、あれから襲われる事もなくなって、皆、平穏に暮らしてるそうよ。(ふっと笑みを浮かべて見せて。だが、続く言葉には幾らか驚きの色が浮かんで)……あっさり無理してるのがばれてしまったわね。(苦笑い一つ浮かべれば、再びその場に座り込んで) (06/07-20:46:20)
雨口新 > それはよかった。(ふっと微笑んで。相手が座ればこちらものんびり腰を下ろす)まーねえ。無駄に二十数年生きちゃいないから。(からりと笑う。) (06/07-20:48:05)
シルヴィア > あの時は本当に助かったわ。(力を貸してくれて。自分一人では事態の収拾をつけることはできなかっただろう)…なるほど。…それだけでもなさそうだけど。(二十数年生きてるだけで、自分の演技が簡単に見抜かれるとは考えにくいのもあって、そんなことをポツリと告げて) (06/07-20:52:03)
雨口新 > といっても、アホやらかしてばかりだったけどねえ。いやーフランスの兄さんが頑張ってくれなかったらどーなってたことやら。(僅かな苦笑。)あら? まあ、人を見る目にはちょっとばかし自信あるけど。 (06/07-20:55:12)
シルヴィア > 私はその場には居なかったけど。でも、集落の皆が感謝してたわよ?(小さく首を傾げつつ微笑んで)…そうみたいね。そうでなければ、私の演技、ああもあっさり見抜けないと思うし。…ところで、貴女は何でまたこんなところに? もしかして、迷い込んだ?(そういえば、ふと気になった) (06/07-20:59:56)
雨口新 > 人を殺して感謝されるのは――まあ、悪い気分じゃ、ないね。(曖昧な調子で言う。)まさにソレよ。たまーにトラックごと迷い込んじゃうんのよぉ。(あっはっは、と気楽に返した)あなたこそどうしたの。恋の病にでもかかった?(なんて、冗談半分に) (06/07-21:03:08)
雨口新 > 人を殺して感謝されるのは――まあ、悪い気分じゃ、ないね。(曖昧な調子で言う。)まさにソレよ。たまーにトラックごと迷い込んじゃうのよぉ。(あっはっは、と気楽に返した)あなたこそどうしたの。恋の病にでもかかった?(なんて、冗談半分に) (06/07-21:03:44)
シルヴィア > …ごめんなさいね。(受けたのは相手とは言え、どこか曖昧な返答。それに対して、そっとそれをさせたことをあやまって)…たまに迷い込む話は聞くけど、乗り物ごとと言うのは、あまり聞かないわね。(珍しい、とトラックをちら見して)ちょっと息抜きを兼ねて…ね。部屋の中にいると息が詰まりそうだったから。…あいにく、恋の病は昔かかって、免疫出来てるわ。 (06/07-21:07:29)
雨口新 > ――あらやだ、ごめんなさい。(手を口に当て)わたしが自分で引き受けたもの、こんなこと言っちゃダメよねえ。(クスクス。能天気。)ま、免疫アリ? それは失礼。ふふ、人生息抜きは必要よー、って、息抜きしかしない人生も考え物だけど。 (06/07-21:10:24)
シルヴィア > ダメとは思わないわ。むしろ、そういう感覚が残っているのは良いことかもしれない。(自分は残念ながら鈍ってしまったようだが)…伊達に、長生きはしてないもの。(ふふっと、静かに笑ってみせて)そこは、まぁ…適度に…ね。(何ごともバランスが大切だと) (06/07-21:13:45)
雨口新 > (相手の曖昧な返事に目を細め)……吸血鬼の悩みゴトはわからないけど、ひとりの生きるモノとしてなら、相談に乗れなくもないわよ。(なんていってみる。)行きずりの人間に心のうちを話してみない? (06/07-21:16:00)
シルヴィア > ん……。(相談に。そう言われれば、少しだけ考えて)悩み…ね。強いて言えば、渇いて仕方ないと言ったところかしらね。でも、こればかりは、私は、誰かからもらうわけにはいかないし…(いまだ血が足りない。そこから来る衝動を少しでも抑えようと今も気を使っていたりして) (06/07-21:21:30)
雨口新 > ……あー、吸血鬼だものねえ。(うんうんと頷いた)この世界なら、誰か血ぐらい分けてくれそうなものだけれど。(頬に人差し指あてて。うん、一人や二人いてもおかしくない) (06/07-21:22:38)
シルヴィア > ……言えば、きっと分けてくれる人は何人もいるでしょうね…。でも、それが出来ないから我慢するしかないの。…一度手を出すと、その人を吸い殺しかねないから。(だから、人の血はすえないのだと)まぁ、代替策はあるから、それが出来るまでの辛抱なのだけどね。(そういって苦笑を浮かべる。ただ欲しいという衝動を抑えるのは、生半可な者ではなくて) (06/07-21:25:54)
雨口新 > あはは、それは困るね。(正直に返事した。)でも、欲求を抑えるのは大変なんじゃない? お腹空くのはどんな生き物でも死活問題よ。 (06/07-21:27:31)
シルヴィア > …でしょう?(正直に答える相手に、そっと微笑んで)…正直、かなり大変だわ。(苦笑い)死活問題であろうと、巻き込みたくはないのよ。…だから、人があまり来そうにないここに居たってわけ。…まぁ、まだ少しは我慢できるレベルだし…ね。(だから、こうして理性の元、話していられる) (06/07-21:33:06)
雨口新 > まあ、わたしはちょっとぐらい噛み付かれても――困るわ。(自分で言って自分で解決した。)うーん、残念だけど助けられそうにないわね。(頭掻いて)でもね、本当、我慢しすぎちゃ駄目よ。(ふと目を細め、数秒の間の後、)――空腹は理性に勝つもの。(ああ、そうか。自分で言って自分で勝手に何かを納得したような表情。) (06/07-21:35:47)
シルヴィア > 大丈夫、本当に我慢できないくらいになったら。こんな場所にもいないから。(困ると言われれば、笑みを返して)……それは、わかってる。(空腹は理性に勝つ。ただいまは、まだ精神力で理性を繋ぎとめられている状態。例の物が間に合えば良いのだが)……そうね、もし助けてくれるというなら、一つお願いしてもいい? (06/07-21:40:56)
雨口新 > 難儀な種族ねえ。(どうにも難しい。人間である自分には理解しがたい。最後の相手の言葉には、目をゆっくりと閉じて、開いて、瞬きして、)何かしら。(小首をかしげた) (06/07-21:42:28)
シルヴィア > 自分でも、面倒だと思うわ。…悪い事ばかりじゃないとはいえ。(自分の種族、否定。でも事実、難儀してるわけだし)……時狭間の裏の宿泊施設。そこまで送ってもらっても、いいかしら。…ここまできたのはいいけど、少し無理がたたって帰れなくなってたの。(小さく肩をすくめて、苦笑い) (06/07-21:45:33)
雨口新 > ン、いいわよ。――つっても実はねえ、時狭間までの方角がわからないのよ。あなた分かる? 道案内してくれるかしら。(ぱふりと立ち上がって、お尻をはたきながら) (06/07-21:47:15)
シルヴィア > ここまでは来たから、方角と道はわかるわ。(そう言いながら、フラフラと立ち上がって)ここで会えてよかった。会えてなかったら、野宿してるところだったし。 (06/07-21:48:58)
雨口新 > なら大丈夫、助手席に乗ってちょうだい。(ぱちこーん☆ と無駄にウインクすれば、いそいそと軽トラックに歩んでいって、バタンと扉を開ける。助手席の荷物を荷台に放り込めば、ホラ、と手招きして) (06/07-21:51:41)
シルヴィア > ん、それじゃあ、お邪魔するわ。(助手席の扉を開ければ、ゆっくりとした動きでだが乗り込んで)えっと、時狭間へは、こっちの方角に行けば辿り着けるわ。(と、ある方向を指を差して) (06/07-21:53:34)
雨口新 > (相手が乗り込めば助手席の扉を閉める。反対側から運転席に乗り込んで、キーを差してエンジンをかければ、)<<ばふんっ べべ べべべ べべべべべべべべ――>>(大丈夫かしらと心配になるエンジン音。ライトが点灯する)あいよっ。まあ気楽に乗ってなさいな☆(アクセルを踏んだ。ばふんとトラックは発進する。お花畑を遠慮なくつっきって、時狭間へお送りしましょう――) (06/07-21:56:09)
シルヴィア > (不安定なエンジン音に一抹の不安を覚えつつも。言われれば、幾らか肩の力を抜いて。あとは施設まで道案内をしつつ送ってもらうことだろう) (06/07-21:57:45)
ご案内:「花畑」から雨口新さんが去りました。 (06/07-21:58:12)
ご案内:「花畑」からシルヴィアさんが去りました。 (06/07-21:58:21)
ご案内:「川原」に岳三郎さんが現れました。 (06/07-22:08:44)
岳三郎 > (静かな森に囲まれた渓谷を流れる川の…少し広く砂利が集まっている場所。 そこへ季節外れの赤いマフラーを巻いた男が歩いてくる) (06/07-22:09:45)
岳三郎 > (現在の体温は…人に近く、38.6度。周囲への影響は全くない。) (06/07-22:13:37)
岳三郎 > (ポケットに手を突っ込んで歩いていたけれど、少し足元がごつごつと不安定になり始めたので手を出して、川へと歩いていく) (06/07-22:14:31)
岳三郎 > …。 (さらさらと流れる川の畔まできて立ち止まる。 ずぽっ ずぽっ とブーツを脱いだ) (06/07-22:24:12)
岳三郎 > ≪じゃぶ じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ≫ (たけさんは かわへせんたくに いきましたとさ) (06/07-22:31:22)
岳三郎 > ≪じゃぶ≫ …うーん… どう かな… (ぶじゃぶじゃに濡れているブーツを持ち上げて眺めてみる) (06/07-22:37:09)
岳三郎 > … (くん。) …あー… ≪じゃぶじゃぶじゃぶ≫ (06/07-22:43:17)
岳三郎 > ≪じゃぶじゃぶじゃぶ…≫ (06/07-22:43:43)
ご案内:「川原」から岳三郎さんが去りました。 (06/07-22:43:48)
ご案内:「泉のほとり」にレンさんが現れました。 (06/07-23:33:37)
レン > (静かな場所を求めた足が、いつしかこの地にたどり着く。 此処は遠いのか近いのか、いくつ扉を抜けたのか、それすらも判らないけど―――) (06/07-23:36:37)
レン > (首を押さえていたハンカチはすでに真っ赤に染まりきってしまい、その役目を果たし終えている。それでも無意識のまま押さえている手や鎖骨辺りはまた一筋、二筋と細い赤が描かれているのだろう。)‥‥‥‥痛‥‥(だが今はそれよりも頭、そして耳がガンガンとするような痛みに苛まれていた。) (06/07-23:44:53)
レン > (ふらつく足は水際でようやく止まるとその場でカクンと座り込む。 清水の沸く音、若木のさざめき、野鳥や虫の控えめな鳴き声に耳を傾けるとようやく気分も落ち着いてきそうだとか)‥‥‥‥。 (06/07-23:48:57)
レン > ‥‥デオラフ‥‥あれは、きっと‥‥‥(残響の消えつつある頭の中では先刻の姿が再び浮かぶ。)((目的は、彼――アシュリーの死。 死を与える事、与え‥‥続ける、事? やはり神器狙いではないのか。 ‥‥だよな‥‥アシュリーが海に落とされて神器に会う前から、デオラフは‥‥)) (06/07-23:58:15)
レン > (軽く目を伏せたまま銃声で中断された思考を再びぐるぐる。 いつからか首に添えられていた手もハンカチと共に落ちていて)((だとしたら‥‥その動機は? やはり、族長マナ‥‥‥でも、確か その人は‥‥デオラフ自身が手にかけたと―――?)) (何やら行き詰る。 いつものクセで首をかしげると傷がググ、と引きつって)‥‥‥ッ(暫し硬直) (06/08-00:07:40)
レン > (痛みが治まるのを待つと揺れる水面に視線を落とし)‥‥‥‥護れなかった‥‥護り‥‥たかった。 護られていた、から? そう、おそらく――最期まで。(記憶に残った一言から確信に使い仮想を呟く。 あの三人の間柄を、もう少し、しかも客観的に知りたいと感じた‥‥かもしれない。) (06/08-00:17:34)
レン > 考えてみたら、アシュリーの話しか聞いたことないんだよな‥‥。 別に、嘘をついてるとは思わないしどちらが悪いかといえば、当然向こうだろうし‥‥‥‥((でも。)) 少し、だけ‥‥知りたい。((あの得体の知れぬ男の思いも。)) (06/08-00:23:20)
レン > 問題は、関係者も皆殺しとか言ってる奴に話が通じるか、って‥‥(会ったところでまた今日みたいになるだけかもしれない―――いや、さすがに次は警戒くらいするだろうけど)どう、しようか‥‥‥アシュリーにも、言うべきか、 それなら‥‥描か な‥‥‥と‥‥(ぐら。 視界が傾き、草が視界に被った。 何故だろう、と考える余力も次第に薄れ) (06/08-00:38:38)
レン > (やがて意識そのものが遠くなる。 駆狼がいない今夜は―――そのままパタリと行き倒れているかもしれない) (06/08-00:46:38)
ご案内:「泉のほとり」からレンさんが去りました。 (06/08-00:46:41)
ご案内:「高天原」にアステル☆さんが現れました。 (06/08-02:06:01)
アステル☆ > (そこは一見したところ大草原の様に見えた。渡る風を阻む物はなく、背の高い樹々も見渡す限り見当たらない。) (06/08-02:07:27)
アステル☆ > (そこは一見したところ星海の様に見えた。僅かにも光を遮る遮蔽物はなく、大気さえ存在しないかの様に澄み渡れば、色彩は空の碧さではなく、全てを包みこむ星海の黒を思わせる。) (06/08-02:11:05)
アステル☆ > (矛盾する二つの環境が溶けあい、一つの景色を作っている。当然、自然にできる環境ではありえない。) (06/08-02:12:05)
アステル☆ > (ザァッと渡る風が鮮やかな緑の色彩を撫でて光を反射し、緑の海が風に波打つ。) (06/08-02:13:09)
アステル☆ > (緑の海に点在する大岩は、まるで星の様な淡い燐光を放ち、その上に立つ妖精を下から淡く照らしだしていた。) (06/08-02:14:24)
アステル☆ > (空に瞬く星々と対応付けられた大岩、小岩、小石の数々が、地上の草原を空へ押し上げ、星海を地上へ降ろすアンカーの役割を果たしているのを確認して、妖精が大きく手を振り上げる。) (06/08-02:20:02)
アステル☆ > (同時に、妖精の足元に積み上げられていた不死鳥の灰が全て宙に舞いあがった。灰煙の様に空間を満たし、作り上げた舞台、高天原を汚す。) (06/08-02:21:55)
アステル☆ > (が、それも一瞬のこと。岩の上で、妖精が振り上げた手に握りこぶしを作るのに合わせて、灰煙は疎密の偏りを作り、真ん中が空いた円環を成していく。) (06/08-02:26:47)
アステル☆ > (不死鳥の灰で作られた円環は一所に留まることなく円環の力場に沿って流れ、流れて、また最初の位置に戻ることを繰り返す。) (06/08-02:30:02)
アステル☆ > (幾度も円環の内を巡る動きは、輪廻転生を繰り返す不死鳥の灰と相性が良い。) (06/08-02:32:29)
アステル☆ > (灰が円環を一巡する毎に、少しずつ、際限なく回転速度を上げていく。どこまでも早く、妖精の思考の早さに到達する程の速さをもって巡らせれば、円環は瞬きの道と同じ光を帯びて眩い光を放ちだす。) (06/08-02:37:52)
アステル☆ > (しかし瞬きの道と違い、内部を光速度の60%でもって巡る灰には何の防護措置も取られていない。灰は光速に近づく程に間延びした時間の中で激甚とも言うべき圧力と負荷がかけられ、『不死鳥の灰』という特性を残したまま粉みじんになり、粒度の揃った均質な粒子になった。) (06/08-02:43:11)
アステル☆ > ・・・・・・ふむ。(激しい光を放つ直径10mの円環の中央で、妖精が頷く。 掲げた握りこぶしをふりふりと揺らせば、応じた円環が激しく揺れて、円環の中での偏りが均される。) (06/08-02:47:22)
アステル☆ > (円環を巡る灰の一部をサンプリングしてチェックして、円環に戻すことを何度繰り返したか。満足できる粒度になった段階で、妖精は握りこぶしを開き、さっと上空に円環を描くかの様に大きく腕を振った。) (06/08-02:49:52)
アステル☆ > (光の円環が、虹の光輪となって高天原を一気に拡がる!) (06/08-02:52:10)
アステル☆ > (一気に拡大し、直径10万キロにも届こうかという程の規模に至った大輪の虹は、しかし妖精の作った『高天原』を踏み越えない。敷居を維持する力場の余波は地上へ光のカーテンとなって現れた。) (06/08-02:59:52)
アステル☆ > (大輪となった円環の内部を光速で巡る灰は直径一清浄m(※10の-21乗)の太さしか持たず、人の目にはただ細い光の筋がある様に見えるだろう。) (06/08-03:07:17)
アステル☆ > (円環の端を自分の手元へと移し、先日アウレールに見せた様に、光の筋が片手で作った輪の中を通す。自らの本性にかけて、粒子と粒子とを緩く薄く繋ぎ合わせた。) (06/08-03:11:53)
アステル☆ > (妖精は物質に働きかけるのは苦手だが、手段を選べば問題ない。仮に秒単位で力場をかけるのに『ムラ』が出たとしても、光速渦動する灰の粒子は一秒で円環を巡り再び手元へ戻ってくる。単位時間にかける結合力を薄く薄く重ね掛けすれば、均質な生糸が出来上がる。) (06/08-03:18:56)
アステル☆ > (途中様々な元素を色の原色として混ぜ込みながら、灰の粒子全体に結合力が行きわたれば、生糸を幾つかに切断し、複数の円環を作って捻りを加えて縒りあわせる。) (06/08-03:23:08)
アステル☆ > (基本四色の生糸を組み合わせて色を作り、アウレールが持ってきた衣装に使われていた捻り方を糸に加えて紡糸した。) (06/08-03:30:32)
アステル☆ > (後はこれをレクティーンのドワーフ達の機械工房へ持ち込むだけだ。) (06/08-03:32:06)
アステル☆ > (均質な糸は機械の目詰まりを回避する。自動紡績機は妖精がデザインした通りに布部品を編み上げるだろう。) (06/08-03:34:20)
アステル☆ > 機械に糸をセットするのが真夜中として、紡績機に読み込ませるデザインは既にできているから、明け方には布が仕上がって……朝から裁縫するとして……昼ごろかな。 (06/08-03:37:37)
アステル☆ > (紡いだ糸を巻き上げながら妖精はこれからのスケジュールを確認した。間に合いそうだ。) (06/08-03:38:22)
ご案内:「高天原」からアステル☆さんが去りました。 (06/08-03:38:27)
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