room42_20130607
ご案内:「修練場」にAmbielさんが現れました。 (06/08-01:39:31)
Ambiel > (修練場の中心に、ふわりと空から舞い降りる男。 普段はこう言った場所を好まない男だが……) まあ、たまにゃあ悪くねえわな。 (06/08-01:41:19)
Ambiel > () (06/08-01:45:45)
Ambiel > (そのまま小屋まで歩を進め一本の木刀を手に取れば、また修練場の中心に戻り。 上着と双剣を投げ捨てた後、目を瞑り真直ぐ木刀を突き出す) (06/08-01:47:01)
Ambiel > (目を瞑ったまま脳内で敵を再生する。 人生の目標と定め、必ず追い付き、必ず殺すと決めた男を。) (06/08-01:50:15)
Ambiel > (額を汗が伝う。 思い返すだけで背筋が凍りつく恐怖。 あの男と出会って以来、Ambielの中から恐怖が消えた。 あらゆる危機をたやすく凌駕する恐怖を味わったせいで、Ambielは恐怖を感じる事が出来なくなったのだ) (06/08-01:53:34)
Ambiel > (目にも止まらぬ速さと言う言葉すら生温い。 目にも見えないと言う表現ですらまだ遠い。 気配の感知すら間に合わず、視界に映る事など一瞬も無い。 気付けば己は倒れ伏し、見下ろす男の目が冷たく語るのだ。 お前は弱い、お前は遠い、お前では俺に追い付けない。) (06/08-01:56:03)
Ambiel > (再生する、あの男の動きを。 動きを作る、あの男の攻めを。 反芻し、幾重にも動きのパターンを構成し、その全てに対処しきれるように動きを構築していく。 だが、間に合わない、間に合わないのだ、男のどの動きに対しても、一手、いや、二手は遅い。 ) (06/08-01:58:11)
Ambiel > (木刀をゆっくりと振り上げ、0から100への急加速。 踏み込むと同時に振り下ろされる木刀は神速を持って風を切り、刃が無くとも十分な殺傷力を持った一撃となる、が、振り下ろすと同時にAmbielの頬には鋭い傷が走った。 想像が創造に至り、イメージトレーニングは実際の傷へと至る。 強烈なイメージによって脳内に再生された男は、神速の一閃をいとも容易く避けてのける。 更にその男が突き出した一つの拳は、Ambielを一撃の元に殺してのける威力を持ちながら彼の命を奪う事はしない。 手加減、手心、今の自分の実力を持って尚、あの男には追い付かない。) (06/08-02:06:33)
Ambiel > (その一瞬の交差をもって、Ambielの前身から一斉に汗が噴き出した。 言わば死の先に居る今の自分が、この一手で死を覚悟したのだ。 イメージの中の相手にも関わらず、確実な死をイメージさせられたのだ。 その苦痛に表情を歪め、目を見開き奥歯を強く噛み締める。 数秒の後、かみしめた奥歯がその力にひび割れる音が口の中に聞こえる) (06/08-02:16:13)
Ambiel > まだ、足りねえわな。 (懐から取り出した煙草を咥え、火を付ければ、そのまま投げ捨てるように木刀を小屋に戻し、また空へと戻って行く) (06/08-02:22:54)
ご案内:「修練場」からAmbielさんが去りました。 (06/08-02:22:59)
ご案内:「鬼ヶ岳」に娯暮雨さんが現れました。 (06/08-02:48:53)
娯暮雨 > (昼下がり。太陽はまだまだ高い位置にあり、雀の子がチュンチュンと賑やかな合唱を奏でていた。)………。(里を流れる1本の川。「巨大な桃を流す事を禁ず」と書かれた立札の脇の足場に腰を降ろして、履物を脱いだ両脚を冷たい川の水に浸して涼んでいる妖がひとり。) (06/08-02:55:40)
娯暮雨 > (その妖は俯いて、そして微かに震えていた。)……っ…。(零れた声は、涙声。) (06/08-02:59:33)
娯暮雨 > (両手には、一巻の巻物が最後まで広げ切られた状態で握られている)―…うぅ…。(墨で書かれた文字と、その横に描かれた狐の挿絵の上に涙がぽたた、と落ちて滲んでしまう。) (06/08-03:06:41)
娯暮雨 > (すん、と鼻を鳴らしつつ、ごし。と片方の手の甲で涙を拭い…、そしてある事に気付いた)Σぁ…っ。しまったでござる…っ!!(はわわ。「ごんぎつね」と表に書かれた巻物を膝の上に置けば、懐ごそごそ!出てきたのは、小さな硝子瓶。でござる) (06/08-03:10:02)
娯暮雨 > (目薬をさす時の様に上を見上げて、目尻に硝子瓶を添える。ツウ、と滑る涙は瞬きをする度に綺麗に瓶の中へと溜まって行く) (06/08-03:14:03)
娯暮雨 > ……このくらい、かな…?(ぱちぱち。前を向き直れば、硝子瓶を翳して潤んだ瞳で見やる。涙は、小さな硝子瓶の半分より少し多いくらいまで溜まった様子。耳がピココと動いて、良しとすれば、瓶には栓をして懐へと仕舞うのでござる) (06/08-03:17:22)
娯暮雨 > はー…っ。危なかったぁ……。(それにしても、久々に読むごんぎつねの威力たるや、恐るべし。でござる。切なさに打ちひしがれて、危うくアステルちゃんに頼まれた「鬼の涙」を採取し忘れる所でござった。安堵の息をつきつつ、膝の上に広がった巻物を再び見やり) (06/08-03:20:51)
娯暮雨 > (お話の終わりとなる巻物の端には、ぐったりと動かぬ狐を抱きしめて涙を流す若者が描かれている。)……んぅ…。(それを見ただけでも色々と涙腺が危ないの術。耳ぺしゃり。ぺたぺた、と手の平で涙を拭っては、くるると巻物を巻き直して) (06/08-03:25:49)
娯暮雨 > なんだか、久々に泣いた気が致すね……。(ふぅ、と一息。そんな事ないかもしれないけれど、最近は特に表情筋が緩みまくってる自覚はあるのでござる。すぃ、と両脚を伸ばして川から出す。爪先からぽたぽたと落ちる滴を眺めながら、尻尾をゆーらり、ゆらゆら) (06/08-03:30:52)
ご案内:「鬼ヶ岳」に娯暮雨さんが現れました。 (06/08-03:44:05)
娯暮雨 > (脚が乾ききればひっこめて。靴下と草履をはきはき、すっくと立ち上がる。)―んっ!(巻物を腰元にさせば、くん、と大きく伸びをして。丁度その時、山の中腹から聞こえたホラ貝の音に、耳が敏感にぴんと立つ)あれ…? (06/08-03:46:34)
娯暮雨 > (召集が掛かった者にだけ、特別に聞こえるホラ貝の音に、瞬いて)何かあったのでござろうか…っ?(若干の胸騒ぎと共に跳躍すれば、あっという間にその場を立ち去り) (06/08-03:49:55)
ご案内:「鬼ヶ岳」から娯暮雨さんが去りました。 (06/08-03:49:58)
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