room23_20130609
ご案内:「紫陽花小道」に紫さんが現れました。 (06/09-20:00:14)
紫 > (ぱしゃり) (水音) (ぱしゃり) (足音) (水の張った道の上、水を跳ねさせるは、革の靴底) (紫の、影) (06/09-20:01:47)
ご案内:「紫陽花小道」にロネさんが現れました。 (06/09-20:03:37)
紫 > (淡い紫の花は、己の紫をより濃く見せているようだ。 己の紫の、黒い影は、薄色の中で、酷く重たい影に思える) ………。 (その黒い影が、立ち止まる) (06/09-20:04:14)
ロネ > (雨。しっとりとした雨の中、男がひとり、女の行く手あたりにあるだろうか、東屋に座っている。起きているのか眠っているのか、ゆったりと目を閉じ、雨音にききいるように。ひとり。) (06/09-20:05:42)
紫 > ………。 (ニイイ) (暗がりの中、紫の唇が、その端を歪に吊り上る) (す) (紫の法衣、その裾を揺らしながら、影はまた歩いた) (ぱしゃり) あなたの方から足を踏み出してきたのは、初めて、 (ぱしゃり) 、だったかしら………? (彼に投げかける程の声量でもなかったけれど。 東屋から、それなりに距離を置いた場所に、魔女は踏み込んだ) (06/09-20:09:01)
ロネ > ――――ッ、(その水音、かすかな音にも過敏に反応し、ぱち、と目を開けた。ゆらりと其方に顔が向く。) (06/09-20:10:04)
紫 > ………。 久方ぶりになりますね、………(に) (相変わらず、目だけは笑わない女。 笑うように見せた目も、ただただ細めただけのようにも、見える) ………、良い場所だわ。 良い時節に、戻ってこられた。 (06/09-20:12:37)
ロネ > ……会いたくなかったよ。(琥珀色の眼差しを向けた。)よい場所だった。あなたが来るまでは。(皮肉なのか、ふっと自嘲気味にいった)もう、六月か……。(ぽつり。ひとり感慨深げに。) (06/09-20:14:34)
紫 > ………。 (と、言われれば) …ふ、(ふきだした)、ッハハハ………! (笑った) (と、暫し、煙草で擦れた笑い声を響かせた後に) 相変わらずの反応で少しばかり安心しました。 ………、(すい) (紫の視線を虚空へ流せば)、………。 (す) (唇を一度だけ、開いた、けれど) (声は出さずに、唇は閉ざしてしまった) (相変わらず、口端は吊り上っていた、けれど) (06/09-20:20:02)
ロネ > (笑い声に目を伏せた。)あなたこそ、相変わらずで安心したよ。(人を喰ったようなこの調子。慣れない。)……ああ、(思い出したように。)アザミと――あの黒い影の魔物と、結婚した。(伝えた。)つい一、二ヶ月ほど前に。 (06/09-20:22:35)
紫 > ………。(震えるように、小さな瞬間だけ目が見開いたかと思えば) (ちらりと彼を見てから、また視線は夜の空へ) それは、それは。 「素晴らしい、とても幸せな話だ! わたしの思惑とは違う結果となってしまった、悔しい!」 と、あなた方にお祝いの品でも渡すべき、かしら? (06/09-20:26:19)
ロネ > ……何も。ただ、無性にあなたに伝えたかっただけだ。(そう、何故か。この女に。真っ先に。)子供までいる。彼女の腹の中に。(くく、と低く、嘲るように。)ああ、あと――あの――あなたの弾丸を、撃ち込みたい女が、別にできてしまった。(はは、と。勝ち誇ったように。) (06/09-20:28:55)
紫 > そう、そう。 (また、彼に振り返れば) (実に嬉しそうに、笑うのだ) ふふ、成人した子供の報告でも聞いている気分ねぇ。 楽しい。 (ぱちん) (指を鳴らした) (すとん) (それから、そこに腰砕けになったかと思えば) (ぼふり) (柔らかな背もたれに包み込まれた) (紫色の、豪奢な椅子。 そこで、足を組んだ) あらあら。 本当に楽しそうねぇ。 その場にいれなかったのが残念だわ………? (ぴ) (手の平の上、紙煙草を転がしていたのを、教鞭のように立て) (06/09-20:34:22)
ロネ > どうとでも言えばいいさ。(相手の座れば、さすがに驚いて数度瞬きする。だがこの女の為す事を、いちいち気にしていては身がもたない)愉しいよ。(そう、愉しい。)愉しいけれど――愉しいというのは、存外、孤独なものだね。(目を細め、宙を眺む。その言葉自体に寂寥はなく、ただ淡々と事実を述べるように) (06/09-20:38:12)
紫 > (片目を細めながら、暫く彼の言葉の意味を、真意を探るように沈黙を溜めた後に) 変わったわ? あなた。 (笑った) わたしが知っているあなたは、(煙草を、咥え)、その孤独には背中を向けたがっていた、(ふ、う) (点いた、灯火、唇から流れ、雨空の中へ溶けていく紫煙)、と、思うけれど。 (06/09-20:43:09)
ロネ > 変わったかい。(そうか。そうかもしれない。)……“いきもの”として、どこかに欠陥がある気がして。(低い声音。煙草の香が心地よい。)未来のいっそう寂しい自分を我慢する代わりに、今の寂しさを我慢した方が、良い。(つらつらと語った。) (06/09-20:47:12)
紫 > 手間のかかりそうな、そんな危うさが、どことなく薄れたような、(すい) (煙草を手に、それを宙へ滑らせて) (そこにぽつりと浮かんだ、陶器の皿に灰を落とす) (それから、また唇へ)、嬉しい反面、寂しい反面。 (くくく) (喉を、鳴らした) ………。 (静かに、静かに、緩やかに。 彼が紡ぐ言葉の続きを探るように、相槌を打つ) (06/09-20:51:42)
ロネ > ……拠り所ができたから。妻は私を裏切らない。(ぽつり。顔をゆがめる。)私は妻を裏切るかもしれないが、妻は私を裏切らない。(そう、言った。) (06/09-20:53:02)
紫 > ………、でも、その我侭なところは相変わらずね。 (眉尻を下げて笑うと) (ふい) (紫煙を吹いた) まるで、「あなただけが過ちを犯しても許される」。 そう言っているように聞こえるけれど? (06/09-20:56:57)
ロネ > ……いや。(緩やかに笑む。)事実だ。(断言した。)彼女は裏切らない――彼女に裏切られたら、私はあの弾丸を己に撃つよ。(くく。何がおかしいのか、唐突に笑う。)言われたよ――私は――私は、“人間と言う名の魔物”だそうだ。私はあの時、魔物を撃つべきだったのかもしれん。一番近くにいる魔物を。(ふふ、はは、と笑う。危うさに満ちた哄笑。) (06/09-21:00:56)
紫 > ………。(口端を、吊り上げた) (ぎ) (椅子の肘置き、そこに両手を当てて、椅子を軋ませながら立ち上がれば) わたしが思っていた以上に、あなたは沢山の事を経験して、考えているようねぇ。 (すい) (煙草を、灰皿へ) (じゅ) (押しつぶし、揉み消し) (ぱしゃり) (紫煙を纏いながら、彼の元へ、進み出した) そうね、あなたに渡した弾丸は、"魔物を討つ為"に渡したようなもの、だから。 扱い方を間違えている訳では、ないかしらね。 (06/09-21:07:28)
ロネ > ああ。……疲れたよ。(雪崩のように経験して。思考の渦に飲み込まれ。半ばぼんやりとした表情。) (06/09-21:09:13)
紫 > ………。(彼の前、そこまで歩くと) (そっと、彼の頬へ手を伸ばそうか) (06/09-21:14:08)
ロネ > (特に抵抗しない。警戒はややするが。)――――。(かさりと男の肌は乾燥している。) (06/09-21:15:13)
紫 > ………。 (一度だけ、触れようとした時に、熱いものでも触れるかのように、指先が震えた、けれど) (頬に、触れて、撫でて) (頬を、一度、引っ張ってから) (彼の首裏と、背中に、両手を伸ばそうか) (06/09-21:18:13)
ロネ > (引っぱられれば、その痛みに軽く眉をしかめた。両手を伸ばされれば、)……あまり妻には見られなくない光景だな。(抵抗はせねど、悪態をついた) (06/09-21:19:27)
紫 > (それから、己の胸の中へ、彼の頭を抱きかかえてしまおう) くくく。 (喉を、鳴らした) 嗚呼、でも。 あの子にも、こんな事をした、かしら、ねぇ。 (06/09-21:20:55)
ロネ > ……したさ。(そっけなく返した。相手の胸が間近にあるというのは、どうにも落ち着かない。) (06/09-21:21:39)
紫 > ………。 (目を、細めた) …そんな、勝ち逃げのような最期は。 わたしは許さないわ。 そんな事になった時は、黄泉路に入れたと安心しきったあなたの顔を三倍くらいに膨らませて差し上げるわ? (06/09-21:26:08)
ロネ > おや。(眉を上げた。)これは手厳しい。(卍といいこの女といい、どいつもこいつも、安寧とした最期を許してはくれないらしい。) (06/09-21:27:40)
紫 > くくく。 (喉を、鳴らした) ……、このまま誰かが通りがかって、何かしら面白い展開になるのも、愉快かもしれないわねぇ………。 (思わず、呟いた) (いけない、いけない。 悪い癖だ) あなたが苦しみもがいて出した答えなら、何も言う事はないわ? ただ、そう……、わたしは、「面白くなるのなら、なんでもやる」だけよ。 (06/09-21:31:22)
ロネ > それは遠慮したいな。(ふ、と。杖をつき、立ち上がりざまに身体を離してしまいたい)とりあえず、しばらくは静かに暮らしたいから放っておいてくれ。(ため息混じりに。) (06/09-21:34:01)
紫 > ふふふ。 (笑いながら、そっと体を離せば) ………。 (手の平へ目を落として、柔らかく目を細めた) えぇ、暫く様子を見させて戴きましょう? 子供の顔が楽しみだわ? (にやにや) (口端を歪ませながら、僅かばかり首を傾げ) (06/09-21:37:03)
ロネ > どうやら、娘、らしいよ。(背中を向けたまま。)じゃあ。(軽く帽子を上げて会釈すれば、ゆらゆらと雨の中へ歩き始め――) (06/09-21:38:34)
ご案内:「紫陽花小道」からロネさんが去りました。 (06/09-21:38:37)
紫 > ………。 (目を、細めて) えぇ。 それは、とても、楽しみだわ? (06/09-21:39:56)
紫 > ふふふ。 (鼻歌でも口ずさみそうな上機嫌) (くるり) (法衣を揺らして、身を翻せば) ………。 (06/09-21:41:22)
紫 > さて。 (ぱしゃり) (ぱしゃり) (ぱしゃり) ………、いや。 (06/09-21:42:51)
紫 > お酒でも、飲みましょうか。 とりあえず。 (06/09-21:43:06)
紫 > (雨、雨、雨) (影と、紫) (やがて、消え) (06/09-21:43:40)
ご案内:「紫陽花小道」から紫さんが去りました。 (06/09-21:43:43)
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