room43_20130611
ご案内:「とある家」に小野友未子さんが現れました。 (06/11-20:35:53)
小野友未子 > (とある家のとある部屋。ピンクの学習机、白い本棚、そしてパソコン。灰色のオフィス椅子に座り、ケータイをかこかこいじっているパジャマ姿の女子がひとり。)えっとー……こ、これでいいよね?(パソコンの画面と交互に見やって。うんよしよし。お風呂から出てそんなに時間が経っていないので、降ろした髪から水滴がしたたりおちる。) (06/11-20:37:58)
小野友未子 > (ノートパソコンとケータイ画面を確認。よしよし。通話ボタンぽちっ。)<<ぷっ ぷっ ぷっ ぷっ ぷるるるるるるるる ぷるるるるるるるるる――――>>(どきどきどきどきどきどき。) (06/11-20:39:16)
ご案内:「とある家」に電話先さんが現れました。 (06/11-20:41:28)
電話先 > (コール音が鳴って少し遅れた当たりで ガチャ。 と音を立てる。電話を取る音だ。)<はい、こちら木之下ボクシングジムです。>(電話先から事務的な口調で男性がそういった。その名前は小野がパソコンでみたジム名と同じだというのが確認できるでしょう) (06/11-20:43:09)
小野友未子 > (びっきぃぃぃぃん!! 硬直。しかーし!! 伊達に十七年間生きていないのだ!)お忙しい中もうしわけございません。そちらでお世話になっております、和武翔君のいとこの小野友未子と申します。(詐欺その一。遠縁の親戚を装う。)実はその、身内に不幸がありまして……(詐欺その二。否応無しに呼びつける。)直接お話したいことがありますので、和武君に代わっていただけないでしょうか? (06/11-20:47:08)
電話先 > <和武君…? あ、ああ…>(一瞬誰だっけ。とでもいうような疑問文が浮かんだ。)<少々お待ちください。今、いるか聞いてきますので。>(そういい、小野が了承すれば保留音へとかわりしばらくまたされることになるようです── ピピーピロピーイポー) (06/11-20:51:16)
小野友未子 > (とりあえず第一関門突破。ほっ。叔父叔母甥姪いとこはいくらでも量産できて便利だ。にしても、受付にしては選手を思い出すような口ぶり。どうしたんだろ? とちょっと小首かしげつつも待つ) (06/11-20:52:27)
電話先 > (保留音になってから大分待たされるようで、 どうしたんだろ? という小野の疑問を膨らませてしまいそうな。 そろそろ保留音の音楽が洗脳されそうになる(かどうかはしらんが)ころに、やっとこ電話は再び取られる。)<もしもし、和武のトレーナーをやってます宮崎と申します。 ええと… 小野さん。だったかな?>(電話にでた男は先ほどの男ではなく、40代くらいの田舎訛りなおじさんだった。背後の音もしずかになっていて場所を移動したのもわかるかと) (06/11-20:58:04)
小野友未子 > (やっと出た。どうしたんだろ。首かしげ。超どきどき。待て。待てよ。もしも相手が本当に徹底的に調べつくしていたらどうしよう。誤魔化そうそうだごまかそう。)はい。(あくまで白を切りとおすつもり)あ、あの、和武君は……?(自分のことについては言いづらそうな雰囲気を醸し出す作戦。曖昧に尋ねてみる) (06/11-20:59:55)
電話先 > <君は… 翔のお友達かな?今日は、着ていないんだが… 身内に不幸というのは、少々話を聞かせてもらえないかな。場所は移動した、なんとなく予想はついているのだよ。>(どこか呆れるような口ぶりで最後はそういって、小野の返答を待つ) (06/11-21:02:13)
小野友未子 > へ?(あら。小首かしげ。冷や汗だらだらだらだら。えっとー。えっとー。敗北。)……す、スミマセン、嘘です……(へふーん。大人は強かった。)と、友達です……。(友達ってほどじゃないけど! と、ちょっと眉をひそめる。ここで「適当な理由つけて電話かけてきたファンだな」ってことなら、場所を移動する必要なんて無いはずだ。)最近、和武君の姿をあまり見ていなくて。(ハッパをかけてみた。これなら「え? 元気だよ?」と言われても逃げれる。) (06/11-21:06:41)
電話先 > <はは、翔が好みそうな子だ。>(大人相手に、詐欺まがいなことをするあたり自分の教え子が友人にしそうな子だと思ったトレーナー。可笑しそうに笑っている。) <・・・?> (しかし続くことばには ん? といった小さな声が漏れた。) <…そっちに行っているわけではなかったのか。 実は、ここ一週間ほどジムにも会社にも顏をだしてないようでね。もしかしたら、"変な世界"へ行って帰ってこれなくなったのかとおもったのだが… 君はここらへんに住む子じゃないな?> (06/11-21:12:35)
小野友未子 > (よかった。いい人っぽいぞ。しかし続く言葉には)――――。(一瞬言葉を切る。)……えっと……異世界のことを、ご存知なのですか。(相手の口ぶり。もはや何も隠す必要はあるまい。)ジムにも会社にも……?(ヘンだ。理由もなしにそんなこと。) (06/11-21:15:51)
電話先 > <場所を変えたと言っただろう。翔が"他の世界"以外で女友達など作るとは思わんさ…>(肩を竦めるような口調でそう言って、暫くの沈黙。) <携帯もトレーニング服も家に置きっぱなしで、グローブだけ無くなって姿を消してしまったんだよ。 …一応家族には遠征とつたえているが───> (06/11-21:19:57)
小野友未子 > あ、あはは、ま、そ、そうかもしれませんねー。(要するにそーゆー男らしい。和武翔というのは。)……家にも帰っていないんですか。(んー、と眉間に指当てて。)……あの、宮崎さん。翔君って、親戚の年下の男の子っていますか? ちょうど小学校の五、六年生くらいで、翔君に顔そっくりな。 (06/11-21:22:23)
電話先 > <・・・ふむ。>(小さく声が漏れる。)<質問攻めが好きなようだが、こちらの質問にも答えてもらってもいいかな?>(先ほどから質問がスルーされてばかりだ。応えられるものも応えられないわけで、控えめに問う。) (06/11-21:25:24)
小野友未子 > ……ァ、スミマセン。(てろーん。眉尻下がる。わしゃわしゃっと首にひっかけていたタオルで髪を拭く。ノートパソコンの画面はもう黒い。) (06/11-21:26:41)
電話先 > (すみません、という言葉には小さく笑う声が聞こえるかと。)<君の口調からして、異世界で翔と知り合った。ということで間違いなさそうだが… なぜ、そのような質問するのかね?私は、その世界とやらには行ったことがないからなんともいえんのだが、アイツも社会人だ。毎晩ソコに行っていたわけではあるまい。 …なにか、あったんかい?> (06/11-21:37:41)
小野友未子 > 宮崎さんの仰るとおり、翔と会ったのは異世界で、です。(そこは肯定。)……その異世界で、翔にそっくりな男の子と知り合ったんです。小五ぐらいで――右腕が無くて――自分の名前も思い出せないほど、記憶をなくしているみたいで。(神妙な口調。)だから、翔本人に聞けば、なにかその子について分かるんじゃないかって思って、電話しました。(説明する。) (06/11-21:41:47)
電話先 > <・・・・。>(黙って小野の説明を聞いている。)<・・・そうか。>(トーンの落ちた声でそう呟いた。)<実は、翔は弟と二人暮らしをしていてね。親戚とは縁を切っている状態なのだよ。 従姉妹…といえば、弟と同い年くらいの娘さんがいたはずだが。小5くらい… 覚えがないな。> (その口調からは、嘘を言っている感じは全くない。甥っ子がいたとしても小5── というのは無理があった。) <本人もなにも、本人が失踪してしまったからな… 右腕は、もしかしてだが。 二の腕より下がなかったり…しないか?> (06/11-21:46:03)
小野友未子 > (覚えが無い。うーん。ますます奇妙だ。相手は信用できる(と思う)し――と、最後の言葉にはっとして)はい。(肯定した。)二の腕から先が無くて――こう、包帯がぐるぐる巻いてありました。(淡々と説明していく。) (06/11-21:48:13)
電話先 > (小野の言葉には言葉を詰まらせた。)<… 悪魔に呑まれたか… 翔… >(小野に聞こえるか聞こえないかのボリュームでそう呟いて、しばらく沈黙が走る。)<翔の右腕は、高校のころに一度失っているんだ。君が会ったときはきっと右腕があったとおもうんだが、あれは悪魔が寄生していただけのものでね・・・・。 右腕が無い、そして翔にそっくり。と聞いて記憶を失った翔かと思ったが。年齢が明らかに一致しないな。 どういうことだべ…> (06/11-21:52:18)
小野友未子 > (視力は微妙だが耳は悪くない。その言葉をしかと聞き取った。)悪魔。(ほわん。現実味の無い響き。そして続けられた言葉も、どこか現実味が無くて。しかし自分は非日常に遭遇したことがある。幾分頭は冷静で。)――……では、仮に彼が記憶を失った翔本人だとして……その、“悪魔に呑まれた”状態からどうやったら元に戻せますか。(真摯な口ぶり。感情と理性が別行動。) (06/11-21:55:20)
電話先 > < (06/11-21:56:13)
電話先 > <未だに、私も信じがたい話だがな… この目で悪魔をみてしまったのだから、否定できん。>(どうやらこの男は翔の悪魔の腕を見たことがあるようだ。異世界という言葉を簡単に口にするのも、その現実味のない物を目にしてしまったからなのだろう。) <正直、私にはお手上げさ。君よりも頭の固いしがないおじさんだからね。>(小野の問いには、情けないと言わんばかりの口調で返した。)<ただ、予想できるのは、悪魔に呑まれた… もしくは別の何かが起きたとしたなら、それを解除してやれば記憶はもどるかもしれんな。 ・・・ああ、そうだ。悪魔は悪魔に共鳴するといっていた。その翔に似た子が翔だったとして、悪魔に呑まれたのであれば共鳴するんでないかい? ── 共鳴もせず、解除方法もわからなければ… 白紙だがね> (06/11-22:01:08)
小野友未子 > …………。(ああ、これはアレだ、猛烈に緊張した日に、猛烈に得意な教科のテストを受けた時に似ている。)……悪魔は悪魔に共鳴する。(なるほど。同じような種族であれば方法もなにかつかめるかもしれない。ゆっくり頷いて。)分かりました。お忙しいなか、ありがとうございます。(あのクソ猫が多分もっと知っている気がする。――と、はたと。猫の姿とともに、質問がもう一つ。)あっ、あの――翔が悪魔に呑まれた“理由”って、分かりますか。 (06/11-22:05:11)
電話先 > <いや、こちらも翔かどうかはわからんが、情報を聞けてよかった。また、何かわかったら連絡をしてくれないか? 弟にどう説明するか、かんがえねばならんべ。> (お礼の言葉にはそう返して。) <理由? …さあ、悪魔が暴走したか、もしくは翔が消耗したかでないかい。 どちらにせよ、翔がもしも悪魔に呑まれたというのなら、悪魔に敗北した。ということだ。>(その意味は、小野の考え方で軽い物にも重い物にもなる答え。トレーナーのいう敗北というのはどこにあるのかは、彼しかわからないが──) (06/11-22:10:06)
小野友未子 > あ、ハイ。もちろんです。一応わたしのケータイの番号もお教えしましょうか、そちらでも何か分かったらお伝えしてもらいたいです。(そう尋ねた。)……敗北、ですか。(――敗北。) (06/11-22:12:33)
電話先 > <ああ、教えてもらえるならありがたい。こちらでも何かあれば連絡するよ。>(大体はこいつが丸く収めてしまうのだが、それでも翔が必要になれば連絡せざるをえない。ならば聞いておくのがいいと思う男。カサカサ。と電話の向こうで紙やらペンを準備する音が聞こえ。)<アイツがその世界でこちらではできない闘いをよくしていたことは知っているよ。アイツは隠してたようだが… 喉笛に傷痕なんてつけてきたら、だれでもわかるものさ。 悪魔に負けることがタダ事ではないということはわかってるし、覚悟もしてたが… いざ、こうやって目の当たりにすると頭が真っ白になってしまうものだな。 …っと、すまないね。おじさんの戯言だ。>(一人で喋りすぎたと、乾いた笑いを漏らす) (06/11-22:17:11)
小野友未子 > はい、番号は――(と、ケータイ番号をお伝えして。片手間にこちらも今までの情報をメモ帳にメモしていったが、相手の言葉には思わず手を止める。――喉に傷? 背中に怖気がよぎった。それは、一歩間違えれば、否、普通に生死を問わぬ戦い? それこそ架空の出来事のようで。)……翔は……(唾を飲む。)……まだ、「この世界」でさえテッペンとってないんでしょう。悪魔なんかに負けてるヒマありませんよ。(強気な言葉。と、そのとき、扉の向こうで母親の声が! 「ユミコー、あんたダレとずっと喋ってるのよー!」)!!??(思わずがばっと扉見て)あ、す、すみません、そろそろ電話代ヤバイんで切ります! ありがとうございました!(ぺこぺこ頭下げて) (06/11-22:23:36)
電話先 > <…。 そうだな。アイツに会ったら早く帰ってこいと伝えてくれ。タイに行って世界ランカーにも入り込むぞと。>(その言葉は教え子に届くかわからない。せめてもの希望だった。 男の声は前向きで目の前の壁をぶちやぶる勢いだ。) <あ、ああ。 長話をしてしまってすまないね。小野さん。 じゃ、切るよ。> (そういうと、こちらから電話を切るのでした──) (06/11-22:26:45)
電話先 > p:お相手サンクスです!お先におちまーす (06/11-22:26:58)
ご案内:「とある家」から電話先さんが去りました。 (06/11-22:27:02)
小野友未子 > <<ぶつっ ぷーっ ぷーっ ぷーっ ……>>(かち、と電話を切った。)…………。(親の気配は無い。)……っはあああぁっぁぁぁぁぁぁ。(大きなため息。椅子にどっかりと座りなおした。) (06/11-22:28:56)
小野友未子 > なぁぁぁっぁあああにが「悪魔」よ「悪魔」!!(ガリガリガリ。猛烈な勢いでメモ帳にシャーペンを走らせる。ついでに落ちていたノートパソコンをもう一度立ち上げる)ったく、あのクソ猫がもうちっと素直に話してくれればいいものを……! あーメンドい! 世界史と倫政の一問一答も買わないと! チクショー!(何か別のコトも混ざった。) (06/11-22:30:32)
小野友未子 > しかも何アイツ、表でボクシングしながら裏で殺し合いでもしてんの!? バッカじゃないの! バカなの!? 死ぬの!?(和武翔について改めて検索し始める。ぶちぶち文句言いつつ)あーもう、勉強なんてやってらんないわ、そーよそーよ、あの世界で悪魔っぽいヒト探さなきゃ……(悪魔っぽいヒト。いそうだ。いそうだけど、どんなのがいるんだろう。)……怖くない、悪魔っぽいヒトがいればいいけど。(ボソ。) (06/11-22:33:02)
小野友未子 > (そしてその夜は、0時を回るころまで、その部屋の電気が煌々とともっていたようで――) (06/11-22:33:38)
ご案内:「とある家」から小野友未子さんが去りました。 (06/11-22:33:41)
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