room44_20130613
ご案内:「暗幕の向こう側」に白衣の男さんが現れました。 (06/13-22:07:03)
ご案内:「暗幕の向こう側」にロネさんが現れました。 (06/13-22:07:45)
白衣の男 > (どさり、と柔らかな絨毯の上に落ちたのは、紅く染まった白衣を纏う男と、道連れの男が一人。随分な惨状を残して逃げ帰ってしまった訳だけれど、お嬢さんは大丈夫だったかな、なんて今更。) っとー…、大丈夫、じゃぁ無さそうかね。(此処まで、波長が合うとは思わなんだ。 連れ込んでしまったロネには、ひそひそ、ひそひそ、相変わらず小さな子供の手が絡んでいるよ。) (06/13-22:09:28)
ロネ > (既に意識が半分途切れている男は、薄っすらと虚ろな眼を開けて、絡んだ子供の手にうずもれている。いっしょにいて。いっしょにいて。妻との感情を食われた男は、貪欲に己の傍にいてくれるひとを求めていた。ただその波長が合ってしまっただけで。) (06/13-22:11:23)
白衣の男 > (かくして、この空間には闇と少しの生活用品が在るのみ。だけれど、腹が空きはしなければ、喉も渇きはしない。残された生理的な欲求と云えば、眠りだけ、という状況になりましょう。いてて、とどうにか己の身体を引き起こしつつ、ひょいと男の顔を覗き込む。) …ま、いいか。(結局、それだ。つい、と男の頭に手を翳すと、その身体は幼く、稚く、5歳児程度まで縮んでしまうのでありましょう。何せ不可思議な空間、身に着けた物も一緒にサイズダウン。) (06/13-22:13:44)
ロネ > (握り締めたままの杖とかもいっしょにサイズダウン。無駄にぷにぷにしたほっぺの五歳児に縮んでいってしまって。ぽやーと絡んでくる子供の手に小さな手を伸ばす。) (06/13-22:15:14)
白衣の男 > 僕ー、聞こえるかー?(ひらひら、その眼前で手を揺らして見せる。勿論、聞こえていなくとも構わない。) 外に出たくなれば、そこ(ぽつねん、と置かれたソファの近くに扉が浮かんでいる。)から出りゃーいい。出る時は、それも一緒に連れて行きな。オーケー?(にぃ、と笑んで首を傾ける。小さな手は、小さな手に絡んで、きゃ、きゃ、と嬉しげに踊った。いっしょ、いっしょ。そう囁く。) (06/13-22:16:10)
ロネ > …………?(分かったのか分かってないのか。こてりと首かしげ。いっしょ。いっしょいっしょ。うん、いっしょ。冷たいの。こころがつめたいの。どうしてこんなに冷たいのでしょう。いっしょ、いっしょ。へにゃりと力なく笑った) (06/13-22:17:42)
白衣の男 > よし、いー子だな。帰りたくなりゃあ、それが連れ帰ってくれる。(わしわし、幼い頭を撫でる手は、ほんの少しだけ穏やかだ。) 呑まれずに、還れりゃいーなァ。(軽薄な笑みを浮かべて、そんな言葉を落とした。ほんの少しは、本心だ。 けれど、子供の手は嬉しげに、さわさわと子供に群がって、男の影にそうするように、子供の影に寄り添うのです。あったかいの、きらきらの、ほしいね、ほしいね、そう影がざわめいた。) (06/13-22:21:17)
ロネ > (わしわしと撫でられれば、純粋に子供帰りした、幼い笑顔を浮かべた)……ほしいの。(そう、欲しいの。欲しがりだった。貪欲だった。子供の影に手を伸ばし、戯れる。この手は短くて全部手に入らない。きらきらの、あったかいの、手に入らない――) (06/13-22:23:27)
白衣の男 > (おや、かわいらしい。子供の手と戯れる子供の笑顔に、男は笑みを深めて、そうっとその目許を片手で覆う。) せめて夢だけは幸せに、おやすみ。(掌からは、じんわりと温もりが伝わるでしょう。それは誰かから奪った、温かで、きらきらとした光の欠片。それが魅せるのは、少年の望む穏やかな夢だ。 少年が闇から這い出すには、何が必要なのでしょう。 かくして、今宵は終幕。) (06/13-22:27:06)
ご案内:「暗幕の向こう側」から白衣の男さんが去りました。 (06/13-22:27:30)
ロネ > (穏やかな――昔の恋人に母を魅る。その胸に抱かれる。子供の闇の手に包まれて、ふぁ、とあくびをすれば、ぽすりとその場で寝入ってしまって――幸せな夢。) (06/13-22:28:29)
ご案内:「暗幕の向こう側」からロネさんが去りました。 (06/13-22:28:33)
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