room03_20130623
ご案内:「森の奥の泉」にロネさんが現れました。 (06/23-20:31:13)
ロネ > (安息日にやっと安息する男一名。泉の傍に腰を下ろし、幸せな怠惰をぼうっと噛み締めている。)……静かだなー……。(平和平和。) (06/23-20:31:58)
ロネ > (空にはぽっかりと満月が浮かんでいる。手を伸ばせば届きそうなほど。)…………。(ぼーっ。何も考えないのは好き。) (06/23-20:33:05)
ロネ > ……幸せ……。(誰もいないって素敵。ごろりん。遠慮なく寝転がっちゃうよ。ひんやりとした草が頬に触れて快い。さらさらさら。泉のにおい。) (06/23-20:36:07)
ロネ > (ひとりきりは好きだ。仰向けに寝転がれば、まん丸の月と真正面から向かい合う。) (06/23-20:37:11)
ロネ > ――The Man in the moon, Looked out of the moon,(口ずさむはへたくそな歌。“――お月さまに人がいて、月から外を見てました。” ゆるゆる。むかーしむかし、謡っていた。ひとりきりで、庭のすみで。) (06/23-20:41:39)
ロネ > ――And this is what he said,(“月の人が言うことには、”)'Tis time that, now I'm getting up,'(『私が空にのぼるとき、』)'All babies went to bed.'(『赤ちゃんみんな、眠るとき。』)…………。(他愛もない子守唄。) (06/23-20:44:43)
ロネ > ……月に人がいるのかねぇ。(ごろん。寝返りを打つ。髪に草がくっついているが払うのも面倒くさい。) (06/23-20:45:44)
ロネ > ((……月に人がいたら、))(他愛も無い妄想。)((地球は何色に見えるんだろう。))(あの星は。)((海が多いから海の色か――や、ロンドンだけは灰色に見えそうだ。)) (06/23-20:48:47)
ロネ > ((むしろ黄色か? あの霧の色は。))(汚い黄色の霧。) (06/23-20:49:27)
ロネ > ((ああ、でも、緑色かもしれない――地球は丸いから、宇宙のなかにボールのように浮かんでいるように見えるのかな。))(宇宙から見た地球。想像もつかない。) (06/23-20:52:43)
ロネ > ((あの月のように。))(月を仰ぐ。小さい。あんなに小さく見えてしまうのなら、イギリスもロンドンも自分も何がなんだかわからなくなってしまいそうだ。) (06/23-20:53:32)
ロネ > ……ぁー。(ごろごろごろ。転がる。)……アザミー。(来るわけがない。) (06/23-21:03:01)
ロネ > (だいたいアザミに会いたければとっとと帰ればいいのに悶々。)……ごめん、本当ごめん、絶対幸せにさせてないよねあーごめん本当ゴメンナサイ……。(一人で自己嫌悪に忙しくなるのがまことに上手な男であった。) (06/23-21:04:28)
ロネ > (おかげでフロックコートが草まみれである。ぁうー、と唸ってのっそり上半身を起こす。ぱんぱんと払う。) (06/23-21:05:05)
ご案内:「森の奥の泉」にイグニスさんが現れました。 (06/23-21:06:18)
ロネ > だいたいさー仕事しろよって話ですよねそんなに稼ぎいいわけじゃないし……しかも銃弾とかで無駄遣いしてるし……あーどうしよアザミ別れるなら今のうちだってああでも別れないでゴメン本当ゴメン……(勝手にどよーん。ぶつぶつ呟いている怪しい人。) (06/23-21:08:10)
イグニス > (急に虫の音が止む。動物の気配が消える。ちょっと暖かくなった気がして暫し、るんるんるらん♪ と鼻歌を歌いながら森の中を歩いている少女が1人。) (06/23-21:08:14)
ロネ > っ、?(さすがに急に無音になれば、ぶつぶつ怪しげな独り言を呟いていた男でも異変に気づく。)……?(警戒心上昇。) (06/23-21:10:22)
イグニス > (少女の姿は服も体も、全てが燐光を放っている。暗い夜の森の中にあって、少女だけが陽の光の中に居るかの様な出で立ちで、森の中を歩く。ロングスカートなのに、鬱蒼と茂る下生えの草にも引っかからず、横に突き出た枝も引っかからず。実に不自然。) (06/23-21:13:10)
ロネ > (どちらから少女はやってきているだろうか。まあどの方向からでも、その燐光は月夜の中でもなお目立つ。そちらに思わず顔を向け。目をごしごし。) (06/23-21:14:13)
イグニス > (少女の周囲を光の環が巡っている。3重環。金剛石の様に透き通り、しかし自ら煌めく結晶体が三重環の軌跡をなぞって周期運動をしている。少女の目的はどうやら泉の様だ。歩く方向はまっすぐ泉の方へ。ロネと視線は合っていない。) (06/23-21:17:14)
ロネ > …………。(えっと。えっと。何この少女。よくわからない神々しさと、よくわからない畏怖によって声をかけるのが憚られる。) (06/23-21:18:12)
イグニス > (ちなみにあえてやってくる方向を定める必要があるなら、来た方向は『西』である。Go Westの故事にある様に、死者の国、黄泉の国がある方向だ。その途中に黄昏の国(妖精郷)があるとかないとか。は、さておき。特にこれといってアクションをしないなら、少女がロネの前に現れる。泉の前で立ち止まり、はた。と、ロネを観察。) (06/23-21:20:33)
ロネ > (はた、と。少女と向かい合ってしまった。観察されている。)……えっと……(決まり悪そうな顔。腰を下ろしたまま。おや、そういえばこの少女、どこかで見覚えがあるような――)――こ、こんばんは、お嬢さん?(――だがあの時大半を気絶と混乱に費やした男は、はっきりとは思い出せなかった) (06/23-21:22:36)
イグニス > こんばんは。(にへっと微笑むその笑みはとっても温かみの溢れるものだけど、その笑顔を保ったままご飯の為に相手をつっつくことくらいやる少女である。何かを思い出す様に、じぃっ。とロネを見る。首を傾げた。) (06/23-21:24:57)
ロネ > ……ぁ、(思い出した。)お嬢さん、きみはあのときの。(思わず苦笑を浮かべる。) (06/23-21:26:01)
イグニス > あのときの? (まだ思い出せない。 アムビエルの印象が強すぎて、ちょっと記憶が薄らいでいる。) (06/23-21:27:04)
ロネ > ほら、あの、きみ、私を暖炉に何故か連れ込んだでしょう。(何だかあれぐらいじゃ平和な事件の気もするから不思議なもので。) (06/23-21:28:51)
イグニス > ……ああ。(ぱんっと柏手を一つ。思い出した様だ。) ん。その様子なら元気にしてるみたいだね。(にへっと笑い。少女はロネから視線を外す。水の上を歩いて泉の中央まで移動すれば、腰に提げた鳳麟扇を手にとり、シャンシャンと打ち鳴らす。) (06/23-21:32:22)
ロネ > 元気だよ。おかげさまで。(ゆるりと頷いた。その扇にちらりと目が行く。不思議な音色の扇。鈴でもついているのかしら、と思う。) (06/23-21:33:56)
イグニス > そう。良かったね。(声だけそちらに向けて、少女は何やら作業中。鈴は付いてない。複数枚の緋色に煌めく透明な羽根で出来た扇子かと思いきや、扇子の先端から魚の鱗の様な結晶が何百枚,何千枚と剥離して、水面へ落ちていく。先の音は結晶が触れ合う音の様だ。その全ては光る糸で扇子と繋がっていて、水面に落ちた欠片はゆらゆら揺れながら水中を舞い降りて行っている。) (06/23-21:39:42)
ロネ > ((……何しているんだ……?))(魔法かなにか、また自分の理解できない領域のものだろう。その光り輝く結晶の美しさ、音色の心地よさに、ぼうっとその光景を見やっていて) (06/23-21:41:31)
イグニス > (扇子から離れて舞い散る欠片と光の糸がほつれていく様は、丁度丁寧に編み込まれたセーターがほつれる様に似ていた。その密度と細かさこそ違ったが、基本は同じだ。全て解け落ちてしまうと、少女の手には一枚の硬質な光を放つ白銀色の板だけが残る。大きさは丁度30cmの定規程。) (06/23-21:46:33)
ロネ > ……何をしているんだい。さっきから。(つい尋ねてみる。あくまで穏やかに) (06/23-21:48:10)
イグニス > 道具の手入れ。(少女はあっさりと口を割った。) 水の様に浮力の働く透明な液体の中でなら、私が操作してない素の状態の鳳麟の構成が判るから、その編み方を再確認しているの。(水面より下に視線を落とすなら、鳳麟と光の糸は稠密な幾何学模様を描いていることが判る。千変万化して、一時も同じ姿を保つ事が無いけれど、少女の視線は全体を見る様に水面へと注がれている。) (06/23-21:51:39)
ロネ > ???(小首をかしげる。言っている意味の半分も理解していない!)そ、そうか。(うーん。難しい。しかしその水面の美しさは格別だ。どんなアラベスク模様もこのようにはいかないだろう――思わず見とれる) (06/23-21:53:45)
イグニス > (先ずは環境作り。少女は情報を隠匿することの重要性を分かっていた。あえて人間の前でやるのは、保険の一つだがそれは置いておいて、先に描いた幾何学模様は、魔導回路。意図して図を読み解こうとすればSAN値を直撃して正気(心の平静)を乱し、それを突破して狂気の理性で読み解こうとすれば焦燥の炎で精神が焼かれる。それさえ突破した場合、最後に断絶の壁が待っている。ロネが見たのは一番表層に現れた部分だけだろう。魔導回路ではなく、綺麗な図画模様として意識を誘導する様な軽いチャームが掛かっている。) ん。 (それはさておき。そうして外界からの干渉を遮断し、内部環境を整えてからが、作業の始まりだ。幾度も編み方を試し、これだ。と思った時に、一度手元の銀閃へと引き戻す。シャララララッ!と、高速で編み上がり、鳳麟の欠片が無数に折り重なって元の扇子の形に戻るのを見れば、再び解いて水中へ舞わせる作業を繰り返している。) (06/23-22:02:54)
ロネ > (そもそも魔導回路が何たるかを分かっていない男は、のんきに図画模様を眺めている。)綺麗な模様だね、お嬢さん。そんなに何度も編みなおすのかい?(再び解く様子に) (06/23-22:05:18)
イグニス > (作業を繰り返しながら、少女が頷く。) ん。(ちらっとロネに視線を合わせて、再び水面に視線を落とす。)……あなたはマネキンを知ってる? (06/23-22:07:54)
ロネ > マネキン?(小首をかしげた。微妙に年数が足りなかった。)何だい、それ。 (06/23-22:09:24)
イグニス > 人間を意味する木製の像のこと。 例えば戦争で欠けた身体の代わりになるものを、人間はいつも追い求めてるよね。魔導で生み出した義手、技術で生み出した義足、いろいろあるけど、人間の部品を全て人間以外の代替品で作ったのがマネキン。(少女の理解は微妙にずれていた。) (06/23-22:12:54)
ロネ > …………。(ほほう。今の言葉通りに受け取ると、)えっと、それって、ただの人形じゃないのかい?(なんていってみる。) (06/23-22:13:55)
イグニス > 基本的には一緒。(こくりと頷いて、水中に解いていた鳳麟を銀閃へと引き戻す。) 人形を知ってるなら人形でも良いよ。その人形の関節は、昔も今もずっと同じ形をしてる? (06/23-22:16:51)
ロネ > は?(眉を上げた。)か、関節……? もしも人間そっくりに作るのなら、変化は無いんじゃ……そのときの、人間の知識の量にもよるけれど。(少女の話の方向性がわからない。困惑気味。) (06/23-22:18:17)
イグニス > 人間そっくりに作るなら、骨と筋肉を正確に再現しないといけない。でも技術的に出来ない場合、その機構を簡略化することで目的を達成できることがある。人形が人形の意思で腕を動かす必要がないなら、球体を関節部に仕込んでしまえば良い。自ら動かす必要がなくて、外から人間が人形の腕を動かすなら、それで十分。(再び鳳麟を水中へ解き放ち、編み方を変えている。) (06/23-22:23:23)
ロネ > ……???(少女の話は難解で、哲学だとか、科学だとか、そういう勉強は昔から苦手だったなと思いつつ、)……うーん。私は、そういう話は苦手かな。(正直に言って、杖をつき、緩やかに立ち上がった。) (06/23-22:24:50)
イグニス > そう。……ん。簡単に言えば、機械時計の様に、マネキンに仕込む内部機構の様に、私のコレは編み方を変える意味があるよ。っていうこと。 行くの? (06/23-22:28:07)
ロネ > (変えるという行動自体に意味があるとでもいうのかしら。初めから望みどおりの形に変えればいいのに。そんなに何度も編み直さなくったって。)ああ。そろそろ帰らないと、妻が心配するから。じゃあね、お嬢さん。(軽く帽子を上げて会釈し、踵を返して歩き出す) (06/23-22:30:01)
イグニス > ん。気をつけてね。(にへっと笑って男を見送り、少女は再び水面に視線を落とした。……妻子持ちという事実には、頑張って突っ込まなかった。) (06/23-22:32:22)
ロネ > (そのままゆらゆらと、男は歩み去っていき――) (06/23-22:33:00)
ご案内:「森の奥の泉」からロネさんが去りました。 (06/23-22:33:03)
イグニス > (男が去った後も、少女は編み方を考えている。高速射出するのに向く型と、防壁を展開するのに向く型は、編み方が異なる。バラバラなラインを個別に操るには、解けやすく編みやすいものが良く、防壁の様に周囲の鳳麟との位置関係を一定に保つものは、解いても完全には解けきらないことが重要だ。) (06/23-22:36:48)
イグニス > (攻撃に重きを置くか、防備に重きを置くかで、大分編み方が異なる。バランス型にすれば、どちらも手薄になる。偏らせれば、どちらかには強くなるが、同時に弱みも抱え込む。) (06/23-22:38:27)
イグニス > (少女の悩みは、攻撃の剣か、防御の剣か、という様な悩みに近いかもしれない。) (06/23-22:45:14)
イグニス > (矢の点攻撃、剣の線攻撃、鎚の面攻撃。あらゆる武具の利点を、鳳麟とライトストリングの組み合わせは備えうる。とれる選択肢、戦術は無限大に広がる。) (06/23-22:48:39)
イグニス > ……初手をどうするか、なんだよねー。結局。(シャララララッ!と、水に沈めた鳳麟を全て引き戻して、鳳麟扇へと戻す。水の上を歩いて泉のほとりへ腰を下ろした。) (06/23-22:56:26)
イグニス > (これまでは攻撃力過多で、あえて射出速度を控えていたが、アムビエルの様な相手が居るなら話は別だ。 並大抵の相手なら必中となる一撃と囲みを、先の遊びだけで4度逃げられている。) (06/23-23:00:56)
イグニス > うーん。……。(少女の悩みは、どこまで攻撃を編み込んで良いかという所にもある。) (06/23-23:02:35)
イグニス > (アムビエルのあの強さを思えば、もはや滅する気は勿論、殺す気にも到底なれない。勿体ない。 問題は、少女の目的と殺意の無さを気取られて、相手にされなくなることだ。) (06/23-23:05:01)
イグニス > (相手には殺し合いを楽しむ性質があるように思える。温い攻撃では気取られるだろう。) (06/23-23:08:12)
イグニス > うーん。……。仕方ない。か。(吐息を一つ。) (06/23-23:08:54)
イグニス > (水面を歩いて泉の中央へ。鳳麟扇を鳳麟へ解き、編みなおす。どこまでも攻撃に傾倒したフォーメーションを取れるものへ。あらゆる攻撃の基点となる編み方へシフトする。攻撃へ全振りだ。) (06/23-23:11:20)
イグニス > (大体、自分が扱うのは焔熱。水じゃあるまいし、アリアドネ第三階層水精領域を守護するリヴァイアサンの様な防備は敷けない。) (06/23-23:12:46)
イグニス > (さぁ、試験してみよう。 一度編み上げたものを高速で展開し、引き戻す。) (06/23-23:15:38)
イグニス > (これまで二拍かかっていた準備手順が、一拍まで凝縮される。) (06/23-23:17:01)
イグニス > (手の速さはリカバリーの速さに直結する。とりあえずは、これで良いだろう。) (06/23-23:18:57)
イグニス > (目的を果たして、少女は森の奥へ歩み去って行った。) (06/23-23:19:11)
ご案内:「森の奥の泉」からイグニスさんが去りました。 (06/23-23:19:14)
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