room03_20130628
ご案内:「荒野」にランタナさんが現れました。 (06/28-19:57:29)
ランタナ > (荒野の所々にある岩の一つ。其処に腰掛けて、ぼんやりと空を見上げる娘の姿。銃を片手に持ちながら、影を足元で蠢かせていて) ―――――。 (06/28-19:59:30)
ランタナ > (取り敢えず昨日も使ったから、また魔力のストックを貯めている模様。誰もいない、瘴気の地に比べたらあまり魔物も来ない此処は、集中するのにもってこい) …………もう少し、もう少し…。(己の魔力をゆっくりと、確実に動かしていく。手元へ、その手の中の銃に向けて。影を使わなくても、精密に、大量に魔力を送れるように) (06/28-20:03:09)
ランタナ > (内向きの魔力を外へと向ける。己の影に注ぐように。じわじわと少しずつ、少しずつ、正確に、正確に) …………。(ようやく銃に魔力が溜まれば、ふう、と一息。もう少し早く出来るといいのだけど、焦りすぎても良い事など無い) ―――とりあえず、教えては貰えそうですし…。(昨日の約束を思い出せば、ちょっと嬉しそうに微笑んで) (06/28-20:09:30)
ランタナ > (昨日も、一昨日も、その前も。やっぱり守られてばかりだった自分。実力がないのは分かり切っているし、あの場で誰もいなかったらすぐに殺されていたかもしれないという予想も出来る。でも…) ――やっぱり、守られるだけは嫌ですねぇ…。何時までも、巣で守られてばかりの雛鳥ではあるまいし…。(そんな大口を叩いても、どうせ現実には守られないと生きていけない。分かっているけど、やっぱり思ってしまうのは何故だろう) ……駄目ですねぇ…。(ぽてん。岩の上に横になりながら、ぼんやりと空を見上げる) (06/28-20:16:37)
ランタナ > (遮るものが何もない、どこまでも広がる空。何時ものように手を伸ばしても、やっぱり何にも触れることは出来ず) ……今しているこれよりは、もう少し、手が届きそうなことを願っているはずなんだけど…。(願いに追い付いているのか。それとも、同じ所で足踏みしているだけなのか。または追い付いたのに、再び遠くへ離れたのか。どれが真実かは、分からない) (06/28-20:27:38)
ランタナ > (飽きもせずに見上げる空の星は相変わらずキラキラと輝いている。どれか一つでも手元に落ちてきてくれたらいいのに、と思うけれど、現実にはそんな事もなく) ―――はぁ……。(此処最近で何度溜息を吐いているかわからない。何でこんなに悩んでいるのかも) (06/28-20:44:03)
ランタナ > (幾つも幾つも重なって、積み上がっていく悩みや願い、欲望。故郷にいた時よりも満たされているのに、どんどんと欲しいものが沢山、沢山積み重なっていっては減ってくれない) あんまり贅沢ばかり言っていると、そのうち全部失くしてしまうかもしれないわよ…?(そんな事を自分に言ってみるけれど、それで願いや欲が抑えられる訳でも無し。もやもやとした思いばかりが胸に溜まって、重くてしょうがない) (06/28-20:49:13)
ご案内:「荒野」にロネさんが現れました。 (06/28-21:00:27)
ロネ > (ランタナの後ろから歩いてくる。おや? 見覚えのある影。目をこらす。)こんばんは、お嬢さん?(ゆっくりと歩み寄っていく。小首をかしげ。) (06/28-21:01:21)
ランタナ > (岩の上でぼんやりと寝転がって、手を伸ばしている状態の娘。若干変な光景に見えるかもしれないが、娘にとっては割と通常運転の行動) ――――あ。(しかし、人の声が聞こえれば、パッと起き上がり。そちらの方を向いて、丁寧に頭を下げ) こんばんは……。お身体、治ったのですね?(先日会った時には子供の姿だった。どうやら戻ったらしい様子に、ちょっとほっとした表情を浮かべて) (06/28-21:03:07)
ロネ > (治った、と問われれば、数秒考え――ああ、と恥ずかしげに頷いて)おかげさまでね。どうも、迷惑をかけたようで、申し訳ない。(軽く頭を下げ。) (06/28-21:04:54)
ランタナ > ……いえ。私自身は何も…。奥様が酷く心配していたのを、横で拝見してただけ、ですから…。(何もしていないのは事実だし、さして迷惑を掛けられた覚えもない。静かに首を振って) ……ロネ様はお散歩ですか? (06/28-21:07:18)
ロネ > ああ、あれは……心配性だから。(くすっと笑い。岩場にこちらも、失礼、といって腰掛けようか。)そうだよ。散歩。歩かないとすぐに歩けなくなるからねえ。(なんて言って。)お嬢さんも散歩かい? (06/28-21:09:41)
ランタナ > …旦那様がああなったら、どんな奥様でも心配すると思いますわ…?(微かに苦笑を浮かべながら、そんな事を言い。勿論自分も人の事なんて言えないわけだけど) ああ、そうですよね…。(そう言って、ちらりとそちらの杖と足に視線を向けてから。納得したように頷いて) はい、散歩です…。こんな風に綺麗な星空を眺めつつ、一人で色々考えられる良い時間ですから。 (06/28-21:12:25)
ロネ > まあそれはそうか。(軽く笑い飛ばした。)おや、考えごとか。それは邪魔をしたかな。(言葉につられて星空を見上げ。)……ここの星空は綺麗だものねえ。 (06/28-21:14:12)
ランタナ > いえ、どうせ答えの出ない問いですもの。邪魔をされてもされなくても、あまり意味はありませんわ…。(あはは、と苦い笑みを浮かべながら、くるりと手の中の銃を弄び) 隔てるものが何もないですからね…。でも、こんなに広がっているのに、手は絶対に届かない…。(こんな風に、とひょい、と片手を先程のように空へと伸ばして、空を掴み、引込めて。やっぱり手の中は空っぽ) (06/28-21:17:49)
ロネ > (銃を弄ぶランタナの手元を見やる。)お嬢さんは、銃を使うのだね。(目を細め。)答えのない問いか――そんな問いが、世の中多すぎるよ。 (06/28-21:19:08)
ランタナ > 義兄から頂きました。……ほとんど我流なので、あまり上手くはありませんが…。それに、こういう事を覚えても、『守られる立場』からの脱却は遠そうです…。(守られることが嫌な訳ではないのだけど。ただ、ずっとか弱い存在として見られるのが嫌なだけ。実戦で役に立たないことは自分がよく分かっているのだけど) はい、本当に…。不思議ですよねぇ、私、今が一番幸せな筈なのに…。悩みも苦しみも、願い事も、今が一番多いんですよ。(何ででしょうね、と肩を竦め) (06/28-21:24:44)
ロネ > (その言葉に、ふと眉尻をさげ、困ったようににっこり笑って。)幸せだから、色々考えられるんじゃないのかな。――幸せじゃなかったら、そんなこと考える暇も無いでしょう? (06/28-21:25:51)
ランタナ > (幸せだから。不幸だったら、こんな下らぬことで延々と悩んだりは出来ない。その言葉に、苦笑と共に頷いて) そうですよねぇ…。幸せだから、今が恵まれてるから…。 ――恵まれてるはずなのに、足りないと、もっともっと欲しいと思ってしまうのは、何ででしょうかねぇ…。現状で満足できないのは…。 (06/28-21:32:00)
ロネ > ほら、いつも守られてるのは私も同じだよ。(手をひらひら。)私には誰かを守る力はない。(敢えて言い切った。問いかけにはふふ、と笑い)全く欲が無いのは、死者ぐらいだと思うよ。 (06/28-21:35:07)
ランタナ > 守る力…。少なくとも、私よりはあると思います。何時かは、実際に、割と何度か守って頂きましたし…。(そんな事はない、と静かに首を振りながら、何度か守って貰った時の事を思い出して。少なくとも、自分よりは誰かを守っている。自分にはそう思えて) 欲望は死ななければ止まらない、という事ですか。……今がこんなに幸福なのに、これ以上を望むのは贅沢な筈なのですがねぇ…。 (06/28-21:38:42)
ロネ > ……何を以って守るとするか、がね。今ここで、もしも、(と、上空を指差した。)あの辺りから魔物の一匹か二匹飛んできたら、私になす術はない。(淡々と。)私は動けないし――武器の銃だって、場合によっては豆鉄砲だ――特別な力も無い。(淡々と。)……いいんじゃないのかな、贅沢でも。私はそう悩むことのできるお嬢さんが好きだよ。 (06/28-21:42:43)
ランタナ > ……物理的にも、精神的にも…私は色んな方に支えて貰ってます、此処最近は特に…。(何度精神攻撃で襲われたり、魔物に襲われたりしたか。その度に周りに守って貰って、それだけなのが悔しくて、苦しくて。 ――しかし、そちらの言葉を聞き始めれば、少しだけ静かに、その話を聞こうと) ……私は、人間ではありませんから、ほんの少しだけはきっと対抗できるとは思います。ただ、私の身近な人も、人ではないので、その人達と比べてしまえば…。周りの壁が高すぎるとはわかっているのですが…。(こつん、と膝に額をぶつけながら、自嘲するように。ただ、少しだけ気が楽になってくる気はして) (06/28-21:49:37)
ロネ > 誰だって同じでしょう。誰にも支えられずに生きられるのは、神しかいないと私は信じている。(目を伏せ気味に。縮こまるランタナを見やれば、はは、と笑って)上を見ればキリがないよ。私の妻だって、その気になれば森ひとつぐらい簡単に壊してしまいそうなんだもの。 (06/28-21:53:26)
ランタナ > …あはは。もしくはとてつもなく強大な力を持った悪魔か…、取り敢えず神話に出てくるような面子ばかりでしょうかね…?(そういう人は、と微かに苦笑いを浮かべて、顔を上げ。相変わらず星空は変化もなく、綺麗なままで) ―――奥様、そんなに凄い方なのですか…。(あんなにか弱そうだったのに、と言う感想は胸の内に。ちょっと意外そうな表情で) (06/28-21:56:15)
ロネ > でも、彼らは孤独だろうね。私は孤独には耐えられないよ。(孤独が好きなくせに。)凄い、というか……種族が違うから。持っている力もケタ違いだし、寿命も違う。生まれも育ちも考え方も全部違う。でも愛しているよ。 (06/28-21:58:07)
ランタナ > ……そう言ったものは孤独、と言う考えすら持たないのかもしれませんがね…。私も、一人は嫌いです。(一人の時間は好きだけど、誰も彼も自分から離れていくのは怖い。守られるばかりは嫌だけど、誰かの傍にはいたい。我ながら我儘だと思うけど) ――私も、それは少し、同じですね。自分と違う、自分よりも強いのが羨ましいし、妬ましい……でも、それ以上に愛しい。 (06/28-22:01:31)
ロネ > ふふ、お嬢さんと似ているところがあるのは嬉しいよ。(共感してくれるというのは、嬉しいものだ。)それが当たり前でしょう、愛しいものというものは。自分より優れている部分の全く無いひとを、どうやって愛することができるんだろうね? ――私なら、愛せないよ。 (06/28-22:04:28)
ランタナ > ……似てる部分が割と多くて、ちょっとびっくりしている節はありますがね…。その、前にお聞きした生い立ちの辺りとか…。(妙に彼とは共通するところが多い気がして、ちょっと不思議な気分。嫌では全くないけれど) ―――ああ……。(その言葉がすとん、と簡単に胸に沈むように落ちる。確かに、そういう面がなければ、ひょっとしたら結果は違っていたかもしれないから) (06/28-22:07:53)
ロネ > 私の妻はね。(柔らかくほほ笑んだ。)とても美しく笑うんだ――花が咲くみたいに。優しくて、気立てもよくて、心も広いし。全部私には無い。だから愛しい。(単純な論理。まるで欠けたピースを欲するがごとく。) (06/28-22:11:50)
ランタナ > ………素敵な奥様、ですね。(一度しか会った事のない彼の奥方。あの時は酷く不安そうな表情しか見ていなかったけれど、笑ったらどんな表情なのだろうと何となく想像してみる) ……奥様の事、大好きなのですね。 (06/28-22:15:08)
ロネ > うん。……この世界に来てね、正直ろくなことなんて無かったんだ。価値観もプライドもずたずただし、気づきもしたくなかったことに気づくし、見たくもないこと見るし。(あはは、と冗談っぽく。)でも、妻に出会えたから――私はこの世界に来ることができて、よかった。(小首をかしげ)お嬢さんは、この世界に来れて、よかった? (06/28-22:18:00)
ランタナ > 私は……。(そちらの問いかけに少しだけ考えるように間を開けてから) 元の世界の事なんて実際ほとんど知らないし、好きか嫌いかもわからないんです。故郷とその周辺、其れだけが私にとっての「世界」でしたから。(我ながら狭すぎる世界だと思う。でも、結局何も知らないまま、異世界なんて来てしまった訳で) ……もしかしたら、元の世界にも此処より素敵な場所はあったかもしれません。でも…、此処に来たから今の私がいるのですから…。今は、此処に来て良かったと思っています。未来に意見は変わるかもしれませんが。(少なくとも、今は。この瞬間だけは、此処にいれてよかったと思う。そう答えて) (06/28-22:24:12)
ロネ > それなら、よかった。(はっと笑った。)お嬢さんがこの世界に来なかったら、お嬢さんと出会うこともなかったわけだし。私はお嬢さんに出会えてよかったと思うよ。(ふと空を見上げれば、懐中時計をポケットから取り出し、見て、そしてしまって)つい話し込んでしまったね。そろそろ帰らないと、妻が心配する。(軽く言って、杖をつき、ゆっくりと岩場から降りて) (06/28-22:26:13)
ランタナ > ふふ、それは確かに…。この世界に来なければ、会えなかった人は沢山いますから…。(その言葉に微かに笑みながら、こっくりと頷いて) お話、聞いて頂きありがとうございました…。何時も聞いて貰ってばかりですが。(本当に嬉しそうに、先程よりも晴れやかな笑みで、礼を述べてから) 御帰りの際は気を付けて下さいませね?お疲れ様でした。(そう言って、深々と頭を下げて、お見送りしよう) (06/28-22:29:11)
ロネ > お嬢さんのお話を聞くのは好きだよ。また聞かせておくれ、恋人さんとの進展具合とか――おっと失礼。(冗談交じりに。)じゃあ、お休みなさい。よい夜を。(帽子を軽くあげて会釈し、杖をついてゆっくりと歩み去る――) (06/28-22:30:48)
ご案内:「荒野」からロネさんが去りました。 (06/28-22:30:51)
ランタナ > ――それを話し始めたら、数時間は止まらないと思いますわ?(きっとそちらがうんざりするくらい、糖度高めの話しかしないような気もする。そんな冗談を最後に、彼を見送って) (06/28-22:32:09)
ランタナ > (そうして、再び訪れた一人きりの時間。月の位置が違うだけであまり変わらない夜空を見上げる娘の心境は、少しだけは先程と違っていて) ………ふふっ。(微かに笑みを零しながら、またゆっくりと空を見つめる) (06/28-22:34:52)
ランタナ > (彼と話した後は、何だかいつも心が少しだけでも軽くなるような気がする。取り留めのない悩み事でも、何でも) ―――不思議ですよねぇ…?(クス、と微笑みながら、軽く首を傾げて。何となくまた空の星へと手を伸ばしてみる) (06/28-22:46:44)
ランタナ > (やっぱり手は空を切るばかりだけど、何も掴めないけれど。それでも、先程より少しは手が届いたような気がした) ――少しずつ、で良いのかもしれない、ですよね。(相したら、何時かあの星にも手が届くような気がして) (06/28-23:01:52)
ランタナ > (さて、ぼんやりとしている間に大分月も動いた。そろそろ帰ろうかと銃を持ち直して、翼を広げ。そのまま、地を蹴り、館へと帰るようだ) (06/28-23:08:48)
ご案内:「荒野」からランタナさんが去りました。 (06/28-23:08:49)
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