room10_20130710
ご案内:「闇の集う場所」に矮躯の女さんが現れました。 (07/10-20:55:19)
矮躯の女 > (ふらふらと歩いてくる。ナイフを片手に弄び。少しだけ考え事をしながら。) (07/10-20:56:23)
矮躯の女 > (殺さねば気が済まない者の事。灸を据えなければ気が済まない者の事……愛おしい者の事。 後を止め、岩の上に座り。) (07/10-20:58:47)
ご案内:「闇の集う場所」にサローメさんが現れました。 (07/10-20:59:21)
矮躯の女 > (手元でくるくるナイフを弄う。考えれば考えるほどに女の心は病み、同時に快感が湧きあがる。胸が痛む。) (07/10-21:00:46)
サローメ > Cling-clang...Cling-clang...(ジャラリ、ジャラリ。鎖の鳴る音を歌いながらコウモリ姿の少女が歩く。彼女が先客を『視る』のに、そう時間はかからなかった。) …………。 (歌を止め、近づく。思索に耽っているようなので、わざと気付くように足音を立てて。) (07/10-21:01:30)
矮躯の女 > (顔を上げる。少女の歌、少女の声。金属の擦れ合う音。鎖の音。強調された足音。)……やぁ、お客かな?お嬢さん(立ち上がり仰々しく一礼して。) (07/10-21:04:32)
サローメ > ええ、客人。ここはアナタの場所だった? えーっと……お名前は? ああ、失礼、先に名乗っておかないと。アタシは、サローメ。(同じく、恭しく礼をして。前髪で目が隠れた顔は、実に表情が読み取りづらい。目など最初から存在しないのだが。) (07/10-21:07:06)
矮躯の女 > 別に私の場所ではないけれどね、お嬢さんが私に用ならお客さんだよ。 ……嗚呼、すまない。私は名乗る名前を持ち合わせていないんだ。だから好きに呼ぶといいよ、お嬢さん。(大げさに両腕を広げ。) (07/10-21:09:36)
サローメ > 名前がない? そう──(心拍、呼吸、共に全く乱れなし。彼女が嘘をついている可能性は、限りなく低い。)──それじゃあ、ジェーン・ドウ(名無しさん)とでも呼ばせてもらおうかな。アナタ個人に用があるわけではなかったけれども、アナタ、とっても素敵な匂いがしたから。 (そう言って、くすりと笑って。) 血の匂いが、べったりと。 (07/10-21:12:47)
サローメ > 名前がない? そう──(心拍、呼吸、共に全く乱れなし。彼女が嘘をついている可能性は、限りなく低い。)──それじゃあ、「ジェーン・ドウ(名無しさん)」とでも呼ばせてもらおうかな。アナタ……ジェーン個人に用があるわけではなかったけれども、アナタ、とっても素敵な匂いがしたから。 (そう言って、くすりと笑って。) 血の匂いが、べったりと。 (07/10-21:14:36)
矮躯の女 > それは素敵だ。そう呼ぶといい。(くつくつ喉を鳴らし。)…おや、まめにシャワーは浴びているんだけどねえ?こんな季節だ。 それにしてもそれを嗅ぎ取るとは素敵だよ、本当に素敵だよ、お嬢さん。 (07/10-21:16:09)
サローメ > 血は洗った程度では中々落ちないもの、ジェーン。ある国で、一度血を浴びた衣服は化学的な薬品を用いれば輝くからすぐにわかる、というものを見たことがあるよ。といっても──(盲目であるが故に、彼女の嗅覚は異状な精度であった。それなくして気付くことはなかっただろう。)──アタシは盲目。代わりにその他の感覚が鋭敏。だから気付いた、というのはあるかな。 (07/10-21:23:05)
矮躯の女 > へぇ?化学の進歩は凄まじいね。(肩を竦め。)おや?そんな事言ってしまって良いのかい?君のアドヴァンテージが無くなってしまうよ?(手をひらりと。)以前此処で盲目の吸血鬼と戦ったんだ。私の記憶が確かなら。…そいつはまるで駄目だった。君は期待が出来そうだ。(くるりとナイフを回し。) (07/10-21:28:11)
サローメ > そう、アナタは自分ができることをそう簡単に明かすつもりはないんだ。それもいいかも。 (後悔しているような素振りは見せず。) アタシは吸血鬼じゃないよ。良く吸血鬼扱いされるけれども。血の温かさは、アタシも好きだから。でもやっぱり──(唇の端を吊り上げて。)──一番好きなのは、悲鳴。 (07/10-21:38:18)
矮躯の女 > 何事も驚きが有った方が刺激的だろう?(首を傾げ。)ほう、君は悲鳴が好きなのか?私に悲鳴を上げさせるのは至難の業だが、どうだい?一つやってみるかい? (07/10-21:40:42)
サローメ > (豪語する相手は、一触即発の空気の中に身を置きながら、わずかな動揺も見せはしない。) ……確かに、難しそう。でも、アタシに悲鳴を上げさせてくれることは期待しても良さそう。 (クスリと笑う。こちらも冗談などではない。本気だ。) 痛みに慣れすぎて、久しく自分の悲鳴なんて聞いてないの。悲鳴という音楽を奏でる楽器は、別にアタシでも構わないのに。 (07/10-21:48:18)
矮躯の女 > 痛みに慣れるなんてもったいない。あんなに幸福を運んでくれるものを素通りするなんて!!(なんということだ。大げさな口調で。)では始めよう。(女は自分の首にナイフを添える。)お嬢さん?(思い切り裂き、血が噴き出した。) (07/10-21:51:17)
サローメ > そう、とてももったいないこと。人生は苦痛に溢れているのに。苦痛が幸福であるならば、人生は幸福しかなくなるのに。 (笑顔を浮かべ、両腕を広げる。) 始めましょう、ジェーン。アタシたちはヤマアラシ。抱き締め合うと、お互いを傷つけてしまう。だから──(腕を突き破り、赤黒い鎖鎌が飛び出る! それは蛇の如くのたうち、少女の手中に納まった。)──思い切り、抱き締め合いましょう? (07/10-21:55:05)
矮躯の女 > (吹きだした血は大鎌に変わり、飛沫は無数の針となってサロメーへ飛んでゆく)良いな、すごく良いな。君とは仲良くできそうだ。(血反吐を吐きながら。)好きなだけ叫べばいい、抱きとめてあげるよ。 (07/10-21:58:00)
矮躯の女 > (吹きだした血は大鎌に変わり、飛沫は無数の針となってサローメへ飛んでゆく)良いな、すごく良いな。君とは仲良くできそうだ。(血反吐を吐きながら。)好きなだけ叫べばいい、抱きとめてあげるよ。 (07/10-21:58:24)
サローメ > アナタも血を使うの? 何て奇遇。本当に仲良くできそう。 (彼女の鎖鎌も、材料は己の血だ。) さあ、二重唱(デュエット)を奏でましょう。 (鎖鎌を放り投げる。幾つかの針は弾かれるが、それでも幾つかだ。残りは直撃するだろうが、避ける素振りは全く見せない。) (07/10-22:05:55)
矮躯の女 > 嗚呼、奇遇だねぇ?お揃いなんてさ。(鎖鎌が放られると同時に駆け出し接近を試みる。大鎌を振りかぶり。) (07/10-22:08:37)
サローメ > (足元にもう片方の鎖鎌を突き刺しておく。移動用の楔のようなものだ。それを終えると、同じく一気に駆け寄る。もし鎖鎌が命中したならば、接近をやめて手元に引きずり込もうか。) (07/10-22:13:58)
矮躯の女 > (鎖鎌が胸の中央に突き刺さる。かは、と血を吐きながら。引き寄せられる。大鎌は振り込ぶったまま。) (07/10-22:15:52)
サローメ > く、ふふ、ふ……(かかった。歓喜の声が漏れる。獲物を捕えた喜びと、針が突き刺さる痛み、両方からくるものだ。地面に刺した鎖鎌を基点として、体勢を崩さんばかりの勢いで手元に引き込もう! その状態でも鎌を振り下ろせるかどうかは、彼女次第だ。) (07/10-22:19:34)
矮躯の女 > キッヒヒヒ…(重心を低く安定させ左手でぐい、と鎖を引きよせ右手で相手の太ももを引き裂こうと振り下ろす。) (07/10-22:22:53)
サローメ > ふーん──(体勢を崩さず冷静に攻撃を行うことを、興味深げに眺める。自身の太ももが深々と切り裂かれているというのに、冷静に。) 素敵な痛み。わけてあげる。 (地面に刺さっていた鎖鎌を鎖を手繰って引き抜き、手に持って相手の太ももに振り下ろそう。) (07/10-22:30:46)
矮躯の女 > ヒヒ…(太ももに鎖鎌が刺さると同時に大鎌は形を変える泥細工のような歪な形から、腕を引き、突き出せば剣に変わり。サローメが警戒しなければ腹部に突き刺すように伸びる。) (07/10-22:34:29)
サローメ > ……っ! (鎌が別の武具へと変形することは無警戒だった。腹部へと深々と突き刺さり、返り血が大量に吹き出る。そう、返り血が。彼女の鎌の材料も、血。) か、はっ…… (飛び散った血から大量の鎖鎌が飛び出、相手を拘束しようと襲いかかる! もしも返り血を浴びていたならば、彼女の身体から鎖鎌が直接伸び、回避はより困難となるだろう。) (07/10-22:39:28)
矮躯の女 > (返り血を大量に浴びる)キヒヒヒ…(だが剣を握る手を決して離しはしない。)甘いよ、拘束するならもっと…(鎖に巻かれながらつくつく笑う。この女は他人の血も操ることが出来る。この身に触れてさえいれば。自信を拘束する鎖を鋼鉄鋭さをもった茨に変え、自分の身を刺し貫く。) (07/10-22:43:42)
サローメ > わっ……(驚きの声を上げた。自分の血を操られる、というのは初めての経験だ。) 凄いよ、ジェーン。こんな声を漏らしたのは久しぶり。もっと──(願わくば、次は悲鳴を。)──もっと! (茨ごと刈り取ってくれようと、両方の鎖を持ち、片方は横に、片方は縦に薙ぎ払う。) (07/10-22:49:18)
矮躯の女 > くふ、ぅっく… ぅふふふふぅあっははははは!!!(うめき声は笑い声にざしゅと血が跳ねる。跳ねた血は二つの杭になり、サローメの両肩に向かい飛んでいく。) (07/10-22:54:06)
サローメ > く……あ……ふふ、あっは……はは、あっはぁ!! (両肩に深く杭が突き刺さる。 だが、鎖鎌の動きは止めない。無意識に、傷つけられた場所と同じ、相手の肩を狙って器用に鎖鎌を振り回す。両腕に力を込める。激痛が走る、笑みが零れる。) (07/10-22:59:53)
矮躯の女 > (無論、腹部に剣は突き刺したままだ。拘束する茨の) (07/10-23:01:40)
矮躯の女 > (無論、腹部に剣は突き刺したままだ。拘束する茨の鎖は魔女の血に濡れている。 そこで魔女の血は相手の血を、武器を侵し始める。錆させ、鈍らせ腐食させる。肩に鎌が突き刺さったまま、拘束が解ければ腹部に突き刺した剣を抉るように捻り、押しこむ。) (07/10-23:04:16)
矮躯の女 > (無論、腹部に剣は突き刺したままだ。拘束する茨の鎖は魔女の血に濡れている。 そこで魔女の血は相手の血を、鎖を侵し始める。錆させ、鈍らせ腐食させる。肩に鎌が突き刺さったまま、拘束が解ければ腹部に突き刺した剣を抉るように捻り、押しこむ。) (07/10-23:07:53)
サローメ > (相手を拘束する鎖が変質し始めているのはすぐに「視えた」が、止める時間はなかった。捻じ込まれる剣に、口から血が零れる。)……が、ふっ……くふ、ふ……(ならば肩の腱を引き裂き、得物をもてなくしてくれようと、鎖鎌を持つ手に力を込め、一気に手前に引いた!) (07/10-23:12:42)
矮躯の女 > <ガキィン>(肩から金属の音がして、鎖鎌を阻んだ。腹を横にも盾にも裂かず、ひたすら抉る。)引き裂かれたい?引き裂かれたいだろう?(焦らすように笑って。とてもとても楽しそうに。) (07/10-23:16:58)
サローメ > ええ……とっても。ああ、でもジェーン。そんなことをしたら死んでしまう。終わってしまう。もっと、もっと苦痛を……激しい苦痛を……(先ほどから、彼女は急所を殆ど狙っていない。それは、殺すことが目的ではないためだ。鎖鎌という武器も、相手を痛めつけることが最上の目的。だから彼女は、大きく息を吸い込んだ。) ……キイィィィィァァァアアアアアアアアッッ!!! (叫び、と形容するのが一番近い「苛み」であった。それは周囲の空気を激しく振動させ、衝撃波となって名もなき魔女を吹き飛ばそうと全方位に襲い掛かる!) (07/10-23:29:33)
矮躯の女 > そうか…君は脆いのか。脆いと大変だね、死の痛みを感じることが出来ない…(可哀想に、とでも言う様に。叫び声が上がれば)…ぐっ… (ずるぅ、と剣が抜け、魔女の矮躯が吹き飛ばされる。) (07/10-23:34:26)
サローメ > はぁー……こんなに、叫べたのは久しぶり。ありがとう、ジェーン。アナタはとっても素敵。 (血だらけの唇を吊り上げながら。) でも、アナタの言う通り、アタシはとても脆いの。人間の域を脱していない。だから、これ以上続けると多分、終わってしまう。そろそろ、アタシの器が悲鳴を上げているもの。 (心底残念そうにため息をついて。) ね、ジェーン。続きはまた今度にしましょう? アナタみたいな人がいるのなら、アタシはもっとダイハードに鍛えておくよ。 (実質的に、降参のようなものだ。相手が聞き入れてくれるかどうかは、わからない。) (07/10-23:39:09)
矮躯の女 > ……そうかい。(よろっと立ち上がり。)楽しかったよ、お嬢さん確かサローメと言ったね?その名を胸に刻むとしよう。ああ、また今度だ。本当に本当に楽しかった。(どろ、と武器を血に戻し。芝居がかったお辞儀をして。) (07/10-23:42:24)
サローメ > それじゃあ、そろそろお暇させて貰おうかな。アタシもジェーンのこと、絶対に忘れない。とてもとても、素敵な時間をありがとう。 (丁寧に礼を告げると、身体をふらつかせながら踵を返して。) ああ、もう。それでもアタシを納める器? もう少しで休ませてあげるから……どうしていつもアタシより先に悲鳴をあげるかな? (などと、自分の体にぶつぶつと文句を言いながら、蝙蝠の少女は立ち去って行った。) (07/10-23:44:59)
ご案内:「闇の集う場所」からサローメさんが去りました。 (07/10-23:45:09)
矮躯の女 > (手をひらひら、サローメを見送って。ん、と伸びをする。部分的に深い傷もあるが、女の身にはどうということはない。でもとてもとても愛おしい痛みで。) (07/10-23:50:34)
矮躯の女 > (きゅう、と自分の方を抱く。ああ、熱が冷めない。あんなに血を流したというのに! 今夜は眠れないかもしれない。貫かれた胸をいっぱいにしながら瘴気の地を後にする。) (07/10-23:53:06)
ご案内:「闇の集う場所」から矮躯の女さんが去りました。 (07/10-23:53:10)
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