room42_20130724
ご案内:「アルヴァダール ~城~」にmistさんが現れました。 (07/24-16:53:31)
mist > (ひとしきり城の騎士を甚振っ 訓練に付き合い、先行城へと戻ってくる。城の少し手前で竜の姿のまま降りてくれば、慣れた様子で町の人々が道を空けた。 門の手前で人の姿を象って。お帰り、の町の人の声に、ただいま、と返しつつ) (07/24-16:56:53)
ご案内:「アルヴァダール ~城~」にロネさんが現れました。 (07/24-16:57:58)
mist > タダイマ。 ああ、詰め所の方に冷たい水でも用意してやって。後数時間で皆戻ってくるだろうから。(侍女に声をかければ、城内へと向かい始め) (07/24-16:58:46)
ロネ > (そんなミストの反対側から、ちょうど城から出て行こうとした男が歩いてくる。過剰な緊張をもっている男は、黒尽くめの格好からして明らかに浮いていて。やや伏し目がちに歩くが、ミストの声にはたと顔を上げた。とても気まずそうに。) (07/24-17:00:29)
mist > ─。(ぴた。こっちも足を止めた。目を細め、ゆるりと首を傾けて) なんだ。来てたの?ロネ。 (07/24-17:01:26)
ロネ > ……来てた、というか……最近、たまにアザミに会いに。(無難な言葉を探す。)彼女、ここの空気の方が落ち着くみたいだから。 (07/24-17:02:58)
mist > ん。出産までは此処で預かるつもり。 ──1つ。確認させてくれない?(こっち、と道案内をするように歩き出して) (07/24-17:05:22)
ロネ > (こちらも遅い歩調ながら歩き出す。)何だい。(かつこつと杖の音がやたら響く。) (07/24-17:06:26)
mist > (ゆっくり歩いて、やがて花園へと足を踏み入れる。 白いベンチの1つに腰掛けて。どうぞ?と隣を指し示し) ──アザミと。この先もやっていけるの? (07/24-17:08:26)
ロネ > (どうも。と隣に座り。)…………。(小さくため息をつく。)……価値観とか、(指を折る。)思想とか、人生とか、全然違いすぎて……普通なら、やっていけない、って言いたいけど。(ぽつり。)でも、やっていくよ。(そう答えた。) (07/24-17:10:51)
mist > 別段君がどういう人生を歩もうが、どんな価値観を持っていようが、構わないけれどね。 だけど、この先あの子の心が壊れるようなら─。 あの子が壊れる前に、君から奪うよ。 その時は、返さない。 (07/24-17:12:31)
ロネ > (目を細めた。)君は守護竜だものね。(そう答えた。)……君と戦うのはパスするよ。そういう気分じゃないんだ、もう。ちっとも君が欲しくなくて。 (07/24-17:14:03)
mist > (ふっと笑って)うん、僕もそれは同意。 僕も君にこの命を掛けようとは思えないから、ね。 それに、僕はリュウヤのもの。リュウヤ以外が僕を手にするのを望むなら、それ相応の条件を満たしていないと、ね。 誰も僕をリュウヤからは、奪えない。(目を細めて) (07/24-17:19:58)
ロネ > (ミストの言葉に俯いた。何か羨望の眼差しのようなものを向け、)……アザミを連れて行くときは、絶対に私の手の届かないところにやっておくれよ。(弱気な声で言った。)あれは夢だったんだって信じ込むから。(ぽつり。) (07/24-17:22:53)
mist > ─否。 それは君自身が招くものでしょう? 君の好きな底なし沼に落ちれるよ。 僕はあの子を縛らない。 奪うのはあの子の心。 幸いこの地には、あの子に好意を持つ者も少なくない。 アザミの心が君から離れ、この地の誰かと幸せになることを見出せれば、あの子は望んでいた幸せを手に入れられる筈さ。 君だって、自分の好きなように生きてあの子を傷つけてきたでしょう? あの子を縛る権利は、君にも僕にも無いよ。 (07/24-17:25:43)
ロネ > (ふる、と首を横に振った。)好きじゃないよ。(本心から言った。)……アザミが、手紙を出してくれたんだ。縁りを戻そうって。でも……そうだよ。この世界ならもっと彼女が幸せになれる相手がいるに決まってるさ。(酷く劣等感にまみれた言葉。)私は……我侭だから、会いに行って、永遠に愛してくださいって……オリヴィアを絶対に愛してしまうけど、愛してくださいって……言って……彼女は、優しいから……(言っていることが支離滅裂になってきた。) (07/24-17:29:49)
mist > ─君はアザミが自分のもとに戻ってくれると何処かで信じているんでしょう?あの子が本気で自分から離れるはずは無いと。 …でも、あの子の心はもう限界に近づいている。 僕もそれを打破する術は見出せない。 今のまま、自分の悲劇に浸っていれば、薬に逃げて自虐に逃げ続ければ、何れその時がやってくる。 (足を組んで) ──君はどうしても欲しいものの為には貪欲で頑固。 それをアザミに向ける事が出来れば、アザミは幸せになれるだろうね。 (07/24-17:33:11)
ロネ > (ふるふるとまた首を横に振った。)だって、アザミには幸せになってほしいから……アザミを欲しがっちゃだめでしょう?(端的な問いかけ。)もう十分欲しがったから。 (07/24-17:35:35)
mist > アザミが欲しいのは、君の絶対の愛情だよ。 彼女は自分が愛されている自信が無い。 だから、不安で傷つくんだ。 (ツィ。顔を寄せる。目をスゥ、と細めて)…想像してご覧。 『君だけ』を、愛し、『君だけ』を求め続けたアザミが、『他の誰かのものになる』。 失えば、二度と君の元に戻ってこない。 ──貪欲な君が、本当にそれに耐えられる? (07/24-17:38:13)
ロネ > (その言葉に息を呑む。 ありえない。 そう顔にありありと出ている。じぶんの あいじょうが ほしい? 本当に欲しいのか。あんなに醜く独占欲にまみれた愛情を。)……彼女の見えないところで、死ぬよ。彼女が……他の誰かのものになって、本当に幸せになれるなら……自己満足でもいいから、死ぬよ。そんなこと、耐えられない。 (07/24-17:41:15)
mist > いいや。 君は死ねない。貪欲だからね。 いざ死を前にすれば、その死からも逃げるだろう。 ─良いの? あの子のあの笑顔が、他の男に向けられる。 あの子のあの白い指が、他の男に触れる。 あの子の深い愛情が、他の男に注がれる。 あの子のあの瞳が、他の男だけを映す。 ──耐えられなければ、しがみ付けば良い。 あの子が他の誰かに奪われないように。 君のみっともなさなんて、アザミはとっくに知っている。ならば、みっともないままにあの子に焦がれ、あの子にしがみ付けば良い。 あの子が求めているのは、ただそれだけなんだから。 (07/24-17:45:26)
ロネ > (この竜は自分を知りすぎている。目が泳いだ。琥珀色の瞳が右を向き上を向き左を向いて右を向き、地面へ眼差しを向けそしてまたミストを見据えた。口がゆっくりと動いた。それは何度も何度も繰り返した、) ……嫌だ。 (不快を表す言葉だった。) (07/24-17:48:31)
mist > 嫌、とは何に対して? アザミを奪われること? それともあの子に縋りつくこと? (07/24-17:50:38)
ロネ > ……アザミの瞳の綺麗さは、私だけが知っていればいい。(返事をした。)……そうだね。もう良いよね。アザミは私のものだ。(およそ本人を前には言わないことを言う。)……ねえ、アザミは本当にこんな愛情が欲しいのかい。 (07/24-17:53:20)
mist > (ふ。目を細めて笑みを浮かべれば、寄せていた顔を離す) ─それが、あの子が何よりも臨んで居るものだよ。 (07/24-17:55:13)
ロネ > (男の愛情というやつは決して明るいものではない。)本当に? ……そう。そうなんだ。(ふっと口角を吊り上げた。)愛していいんだね……誰かがもしもアザミを連れて行くと言い張っても、殺すよ。アザミを閉じ込めてでもアザミは渡さないから――アザミの心がどこに行っても、アザミは渡さないよ。(数分前とは真逆のことを言う。) (07/24-17:58:06)
mist > (本来貪欲すぎる程に、貪欲な男だ。 今まで彼女に対してだけ、その貪欲さよりも臆病さが勝っていた。 くつり、と小さく笑って) 良かったね?ロネ。 君が今、その言葉を口にしなかったら、縋りつくことを拒んでいたら、僕はあの子に思いを寄せている男をけしかけるつもりだった。 あの子の心を君から引き剥がす為にね。 君があの子にその執着を見せれるのなら、あの子は幸せになれる。 (07/24-18:01:31)
ロネ > そう。それは良かった。ここに狂った男がひとり出来るところだった。(緊張感が欠片も残っていなかった。)分からないよ。こんな愛情向けられて幸せになれるなんて。(本当に分からない、といいたげな顔。)……じゃあ、もう、彼女の時間も良いんだね。私は彼女の殺し方を知っているから、もう、私といっしょに彼女も終わらせられる……アザミ……。(愛しげに唇を震わせる。) (07/24-18:04:32)
mist > 狂ってんのは元からでしょ。(バッサリ!) ただ、覚えておいてね。 君がまた、アザミへの執着を忘れ、あの子が壊れる事があったら─ その時は、君がどんなに駄々を捏ねようが、あの子は奪うよ。 (07/24-18:08:10)
ロネ > 嫌だな、ただの人形師相手にそんなこと。(手袋の下で、泥の詰まった爪先が動いた。)……嫌だ。奪われる前にお前を殺すよ、ミスト。 (07/24-18:09:26)
mist > そのくらいで丁度良い。(くすっと笑って) 子が生まれるまでは、あの子は此処で預かるからね。 生まれる時には君に連絡をしよう。 此処へは自由に出入りして構わない。 ただし妙な真似をすると締め出すからね。(ス、っと立ち上がって) (07/24-18:11:08)
ロネ > この世界は居心地が悪いから、妙な真似できるほど居座らないさ。(正直に言った。こちらもゆるりと立ち上がり。)……預かってくれてありがとう。(帽子を軽く上げて会釈する。) (07/24-18:12:39)
mist > ん。 子が生まれて少しの間はこちらの方が環境が良い。アザミの為にもね。 生まれて暫らくは君達に貸し出したあの家を使わせる。その間は通い夫でもして。 (07/24-18:15:04)
ロネ > そいつはどうもありがとう。(やや生返事。あの家にはろくな思い出が無い。)それじゃ、帰るよ。……ぁ、アザミの半径一フィート以内に男を近づけさせるなよ。(そう付け足すと、ゆるりと踵を返した。) (07/24-18:16:33)
mist > (くくくっと小さく笑って)精々努力させてもらうさ。気をつけてお帰り。(軽く片手をひらりとさせて。暫し見送れば、こちらも城へと戻っていこう) (07/24-18:17:43)
ご案内:「アルヴァダール ~城~」からmistさんが去りました。 (07/24-18:17:58)
ご案内:「アルヴァダール ~城~」からロネさんが去りました。 (07/24-18:18:12)
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