room03_20130814
ご案内:「ヴェルナード王都近郊の森」にZemsさんが現れました。 (08/15-00:25:13)
ご案内:「ヴェルナード王都近郊の森」にGautrさんが現れました。 (08/15-00:26:03)
Gautr > (勇者とは世界に対する贄である。 故に少年は呼び出された、世界に対する喜劇の一端として、故に少年は招きに応じた、自分は喜劇の一端だと知っているから) (08/15-00:27:15)
Zems > (嗚呼、体が熱い。 始まりは娘が渡して来た一枚のクッキーだった。 食べてみろと言う言葉のままに一枚食べた所から、体が熱くて仕方ない。 頭に違和感を感じる、胸をかきむしりたい。 食べたい、食べたい、何でもいいから腸を貪り喰いたい。) (08/15-00:28:35)
Zems > (瞳孔が細く縦に形を変える。 歯は最早牙と言うべき変化を遂げる。 嗚呼、喰らいたい。 喰らってしまいたい。 何か、何でも良い、誰でも良い、ただ暖かくて、生きていて、そして殺させてくれるなら、誰でも良い。) (08/15-00:32:59)
Gautr > (嗚呼、アレが理由か。 予期せぬ事態に苦しむ年上の弟を眺めて少年は理解した、アレが理由なら確かに自分も候補に入る。 殺し殺されする間柄になった事は無いが、殺し殺されする運命なら背負っているのだから。) (08/15-00:34:54)
Zems > (見つけた瞬間理解した、目が合った瞬間確かに判る。 魂が告げるのだ、魂が叫ぶのだ。 アレを殺せと、アレは殺して良い物だと、アレの腸を喰らい、次を殺し次を殺し、辿り着いた世界の果てにこそ自分の生まれた理由があると。 だからこそ、その一手目を持って終わりを告げる。 30年近くもの間磨き続けた技術はなりを潜め、代わりに現れるのは野性のしなやかさ。 猫型の肉食獣が狩りに赴く瞬間を髣髴とさせる低姿勢からの飛び掛り、開いた口には人間ならばありえない無数の牙、狙うは腹部。 牙で踏み込み、強く引き裂いて、開いて貪り、次へと向かう為の最初で最後の一歩) (08/15-00:38:46)
Gautr > Zems。 だったかい? 自分を殺す殺人飢。 炎の門を開く才覚があるにも関わらず、騎士剣術なんかに精を出す愚か者、だったかな。 剣も、その姿も、君には才能が足りない、やめた方が良いよ。 (飛び掛るZemsを見据えたまま少年が動く事は無い。 周囲に水の球を浮かべるが、ソレを操る気配も無く、迎撃の行動を成す事は無い。) (08/15-00:42:34)
Zems > (腸を貪るはずだった、牙を突き立てるはずだった。 狙いは正確、僅かな狂いも無く飛び掛ったはずだった、タイミング、速さ、距離、何を取っても申し分無く、相手は立っているだけだった。 なのに、当たらない。 まるで世界その物に【拒絶】されたかの如くZemsの一撃は当たらない。 いや、当たらないどころの話しでは無い、驚愕に目を見開くのも当然だ。 何故なら、相手に牙を突きたてようとするその瞬間、まるで少年だけを避けるように吹いた台風を思わせる風が、Zemsを体ごと吹き飛ばしたのだ) (08/15-00:45:30)
Gautr > (少年は何の力も使っていない。 ただ水の球を浮かべただけだ、だが目の前の男は数メートルの距離を吹き飛んだ。 そう、ソレこそが少年を守護する世界の【呪い】 勇者と言う適正を与えられ生まれた者は、物語の演者として立ち振る舞い、その幕が下りるまで敗北を許されない、死を許されない。 いかような危機が訪れようとも【世界】がソレを【回避】する。 故に少年の腹部にZemsの牙が突き立つ事は無く、Zemsの攻撃が届く前に彼の体は攻撃圏外まで弾き出された) (08/15-00:49:06)
Gautr > (迎撃の意思すら持っていなかったからこそ、世界はZemsの攻撃を拒絶した。 少年がソレを迎撃しなければ、その牙は確実に衣服を破り去り皮を貫き、肉を貪ったのだろう。 だからこそ、世界はその攻撃を止めた、ソレこそが勇者が勇者たる所以。) (08/15-00:55:15)
ご案内:「ヴェルナード王都近郊の森」にlessさんが現れました。 (08/15-00:56:30)
less > (ナックル貰ってほくほく。そういやゼムスはクッキー食べただろうか。楽しみだ。とか考えながら、ボール片手に歩いてくる。) (08/15-00:57:48)
Zems > (いつもならば今の一連の流れを考察し、しかるべき対処を考え、次の一手に繋いだのだろう。 いつもならば一端呼吸を置き、どうするべきかを考えたのだろう、だが今日は違う。 今すぐ衣服を脱ぎ捨ててしまいたい程熱い。 体が熱い、思考が遠く、何処までも遠くなる。 開きかけた門はゼムスの体を急速に熱し、本来制御し得ない能力を無理矢理彼に与えていく。 与えられた熱量はZemsの身体能力を更に加速させ、認識能力が上がっていく。 世界を置き去りにする急加速、時間の感覚がずれて行く、少しずつ風が遅くなり、少しずつなびく草が止まっていく) (08/15-01:00:16)
less >  ……ぜむす…?(だよ、ね?あれ。様子がおかしい。……え?え?って。まさか猫化クッキー食ったせいだとは思いません。姿を捉え、ぽかーん。)>ゼムス (08/15-01:03:41)
Gautr > (開きかけた門に、少年は既知感を覚える。 与えられた力を扱う事も出来ず、扱う為の修練すら積まず、逃げた先を自分の道と定め、ソレで己を御したつもりになっている。 そんな年上の弟と見て少年は一つ溜息を付いた) 良いよ、おいでZems。 僕が、僕の力で叩き伏せてあげるよ。 (腰の剣を抜き放つ。 夜の雲を切り裂くような光を放つ剣の名はガグンラーズ。 ドワーフが秘宝である金属を使って鍛え、エルフがソレに魔法の祝福を与え、人間が神の聖別を与えた少年が住む世界で唯一にして絶対の、勝利を呼び込む一本の剣) (08/15-01:06:38)
less > (誰かがゼムスの名を呼んだ。そちらを見る。完全に、己が叶う次元のものではない。……ぼんやりと、今日は晩ご飯が食べられないなぁと思う。ましまろはごはん食べたかなぁ?) (08/15-01:09:39)
Zems > (遠い、世界が遠い、何もかもが遅い。 世界が付いて来てくれない。 何か耳に聞こえた気がした。 無視する。 世界は己についてきてはくれないのだ、ならば世界なんて要らない。 何もかも喰らい尽くして、頂点まで上り詰めて、1人になったその先にあのおとk……思考がリンクする。 記憶が錯綜する、若い時分に誰かを叩き伏せた男の名が頭をよぎる【   】 頭が割れそうに痛い、息が苦しい、幾千幾万の怨嗟の声が聞こえる、足を引く躯の集団が見える。 嗚呼、世界とはなんて恐ろしい物だったんだ、こんな恐ろしい世界は要らない、こんな世界) 消えてしまえ。 (再びGautrへと襲い掛かる、先ほどの一手を児戯かと思わせる程の速さと正確さを持って、更に腸への執着を捨てZemsは目標を首に定めた、殺してしまえば良い、この男だけはここで殺さなくてはならない。) (08/15-01:12:47)
Gautr > (Zemsの飛び込みはガウトの目から見ても素晴らしいの一言だった、素晴らしく早く、素晴らしく正確で、素晴らしい殺意を持って、そして) 醜いよ、Zems。 (剣を持ち上げ、そしてZemsを見据える。 まだ剣の間合いには程遠い、が、Gautrはソレを振り下ろした。 その瞬間周囲に閃光が弾ける。 聖剣の一閃は光り輝く衝撃波となって360度周囲の木々をなぎ倒しながらZemsを襲う) (08/15-01:18:52)
less > ぜむ…!!(倒れてきた木から避けて。眩しい光に目をそむける。)ぜむす?ぜむすー!!!(少女閃光の先にむかって叫んだ。) (08/15-01:22:53)
less > ぜむ…!!(倒れてきた木から避けて。眩しい光に目をそむける。)ぜむす?ぜむすー!!!(少女は閃光の先にむかって叫んだ。) (08/15-01:24:41)
Zems > (ソレは唐突に現れた衝撃。 ソレはZemsを十分に塵に帰す程の威力を持った物で、まさに目の前に迫る死その物だった、更に此方は飛び込みの最中で、最早姿勢を変える事すら出来ない。 が、その波がZemsを飲み込む事は無かった、開いた門が生み出すZemsにだけ与えられた終焉。 黒衣の男曰くその名を【消失の炎】 開いた門が生み出す炎が燃やすのは触れた対象の根源その物、触れれば空気であろうと空間であろうと、そして世界であろうとその存在を燃やされ全てを失う。 炎が持つ二面性、その死を司る炎の前ではいかに聖剣の一撃であろうと成す術も無く消え去る) (08/15-01:25:54)
less > (少女の目はあまり遠くは見えない。だがどうやら無事らしいことは見て取れて。何故無事なのか、理解が出来ないが。) (08/15-01:31:04)
Gautr > そんな物まで持ち出して、自分の後ろに立つ者を忘れて、そうまでして君は殺したいかZems。 いや、Ambiel。 お前はソレほどまでに殺したいか、この世界を、お前はソレほどまでに殺されたいか、僕等に。 良いだろう、なら僕が殺してやるよAmbiel。 勝てると思うなよ、僕の父の名を汚す罪は重い。 貴様が父の可能性の一つだなんて、僕は絶対に認めない。 (消失の炎が世界を食い破り、そして世界が開いた穴を修復する。 その流れはZemsとGautrの距離を縮める。 そして次の瞬間Gautrの姿は宙を舞う) 今は眠れ、Zems。 僕の弟。 君がその炎を纏うにはまだ早い。 もう少し広い視野を持って、もう少し自分を見てくれる人を大切にする事だ。 過保護に生きるだけじゃ良い父とは言えないよ。 子供が居ない僕からのアドバイスじゃ頼りないかも知れないけれど、君の幸せを祈る気持ちは本当だから。 (Zemsの上を通り過ぎながら、左手で小さく印を切る。 開くは水術の門、生まれるは加護の水。 消失の炎によって消された傍からZemsを包み込むように水が生まれ、その動きを止めさせる。) 最後に一つだけ。 きっと元の姿に戻る頃にはこんな事覚えては居ないのだろうけれど、君が戦う相手は僕じゃ無い、Anotherを名乗るもう一つの炎を消してごらん。 そうすればもう一歩僕等に近づけるはずさ。 (宙で一回転。 剣を握りながらのソレは、先ほどのように手緩い一撃ではない、が、切り裂く為の物では無くはじく為の衝撃を生み出し、更にその衝撃を自らが生み出した水に吸収させ、程よくZemsを襲う) (08/15-01:41:38)
less > (目は悪いが耳はいい。よく分からないがガウトの言葉は聞こえた。内容を整理する。何故、ゼムスをAmbiel) (08/15-01:45:06)
Zems > が……あぁっ! (衝撃を堪えるように足に力を込める、が、少しずつ体が浮き上がり、やがて耐え切れなくなったその体は、先ほどの一撃で残った木々を貫きながら放った球のように弾き飛ばされていく) (08/15-01:45:22)
less > (目は悪いが耳はいい。よく分からないがガウトの言葉は聞こえた。内容を整理する。何故、ゼムスをAmbielと呼んだのか。……Ambielを父と呼び、ゼムスを弟と呼んだ。それはつまり。弾き飛ばされたゼムスに駆け寄りたかった。でも足は反対の方を向いた。本能的な回避。家に帰ろう。そしてましまろを迎えにいこう。ゼムスが戻るまではリトルとイリスの所へ行こう。少女は走り去った。) (08/15-01:48:36)
ご案内:「ヴェルナード王都近郊の森」からlessさんが去りました。 (08/15-01:48:51)
ご案内:「ヴェルナード王都近郊の森」からZemsさんが去りました。 (08/15-01:49:07)
ご案内:「ヴェルナード王都近郊の森」からGautrさんが去りました。 (08/15-01:52:26)
Gautr > 賢い子だ、less。 そう、君はまだ知らなくていい。 今の君は耐えられない。 せめて、そう。 Zemsがマルアハを持てるようになった後にでも、もう一度考えてみると良い。 IrisにAugust、ソレにグリムウィッチだって居る。 中々に豊富な人材じゃ無いか、その世界なら、君達はきっと幸せになれる。 かみ締めると良い、幸せを。 朽ちた世界に思いを馳せる姿は、君達には似合わない。 (走り去るlessの後ろ姿に声をかければ、少年の姿はまるで最初から無かったかのように消え去った) (08/15-01:52:32)
ご案内:「とある場所 -3-」からGautrさんが去りました。 (08/15-01:52:44)
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