room43_20130817
ご案内:「とある家屋」に家永美千代さんが現れました。 (08/17-17:21:45)
家永美千代 > (傾いた日が、縁側に差し込む。老婆はひとり縁側に座り、小さなちゃぶ台に載せられたカップを手に持った。上品に紅茶を啜る。)やはり、アールグレイとはおいしいものですね。(ゆったりと微笑む。)友未子、こちらへいらっしゃい。よい夕日ですよ。 (08/17-17:23:29)
ご案内:「とある家屋」に小野友未子さんが現れました。 (08/17-17:24:32)
小野友未子 > (てててててー と美千代の傍に行く)はいはーい? おばあちゃんったら相変わらずロマンチストだよねー。(ちょこーん。座る。) (08/17-17:25:32)
家永美千代 > (隣の孫へ顔を向ける。)ビスケットでもいかが?(つ、とちゃぶ台に載った小皿を差し出した。しっとりと焼き上がったビスケットが数枚。)いくつになっても、人間は夢を見るものです。 ああ、友未子、あなたに頼みたいことがあったのです。 (08/17-17:27:09)
小野友未子 > よっしゃぁ! クッキーきたぁっ! もらいっ! あんがとおばーちゃん!(単純な孫だった。)ン? なぁに?(もぐもぐ。) (08/17-17:27:57)
家永美千代 > クッキーではなくビスケットです。(妙なこだわり。)実は……クイナが、私の人形をあの世界へと持ち出してしまったのです。(眉尻下げて。) (08/17-17:29:12)
小野友未子 > どっちでもいいじゃーん。 へっ、クイナちゃんが? あーそー。あのこもあの世界いったことあるんだっけ。ちっちゃいこが危なくない? ってか人形? おばーちゃん、人形なんて持ってたっけ?(うぐぐぐ。この娘は人形が苦手。) (08/17-17:30:13)
家永美千代 > ええ。雛人形や五月人形を覗けば、ひとつだけ、持っていますよ。(にっこり。)あと、クッキーとビスケットにはきちんと差があります。また教えましょう。 ――それで、その人形が、どうやら誰かの手に渡ってしまったようなのです。 (08/17-17:31:47)
小野友未子 > あー……おばーちゃんちの雛人形、すんげーゴーカだもんね。(思い出して引きつり笑い。)えっ、誰かの? マジで? ちょっとそれヤバくない、どーせおばーちゃんのことだからさ、安い人形じゃないでしょ? (08/17-17:32:57)
家永美千代 > 安くありませんね。時代の価値というものがあります。(さらりと言った。)ですが、私は身体がもう強くありませんから、あの世界に赴くことはできません。友未子、あなたに探していただきたいのです。 (08/17-17:34:04)
小野友未子 > ジダイノカチ……(うわあ。さすが、といった表情で美千代を見る。)って、えぇ!? わたし!? ムリムリムリムリ! あの世界どんだけ広いと思ってんの?! (08/17-17:35:05)
家永美千代 > ですが、あなたはあの世界にさまざまな知人、お友だちがいるでしょう? きっと大丈夫ですよ。――これがその、人形の写真です。(ス とちゃぶ台の下から写真を取り出した。白黒写真の一部を引き伸ばしたもの。誰かに抱かれた、ゆったりとした髪に、ぱっちりとした目の、つんと鼻のやや高い人形。)とび色の瞳に、蜜色の髪の人形です。 (08/17-17:36:59)
小野友未子 > ううーん……(じーっ。写真を見る。)こーゆーのこそ、写楽ちゃんに頼めばいいのに…… (08/17-17:37:25)
家永美千代 > あの子は私の言うことを聞くような娘ではありませんよ。良い子なのですが。 (08/17-17:37:51)
小野友未子 > だ、ダヨネー。(あはは。)分かった分かった、おっけー。ちょっと探してみる。 あ、だけどあまり期待しないでよね? (08/17-17:38:21)
家永美千代 > はい。(微笑んだ。)よろしくお願いします。 (08/17-17:38:47)
小野友未子 > (遠くの方で、娘を呼ぶ母の声。)あ、おかーさん。 じゃ、今夜から探してみるからーっ!(てってってってー。) (08/17-17:42:32)
ご案内:「とある家屋」から小野友未子さんが去りました。 (08/17-17:42:39)
家永美千代 > (老婆は見送るのみ。)……まったく、寂しがりすぎるというのも考え物ですね。(呟いた。) (08/17-17:43:21)
ご案内:「とある家屋」から家永美千代さんが去りました。 (08/17-17:43:28)
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