room44_20130817
ご案内:「常闇の城周辺の森」にハイトさんが現れました。 (08/17-23:15:25)
ハイト > (いざ死地へ。普段はあまり踏み入らぬ森の深淵に、悪魔は足を伸ばした。 ここは、常闇が支配する幻想の森。そして悪鬼魍魎が蔓延る不浄の地――) (08/17-23:17:45)
ハイト > (この森の果て、世界の終わりの境界の際には、時計の文字盤のように次元の揺らぎが点在している。森の主はその揺らぎの大きさを調整して魔物を此処へ通しているわけだが 一箇所だけ、現在は大きく開きっぱなしになっている場所がある) (08/17-23:20:59)
ハイト > (その場所こそが、今悪魔が踏み入っている場所であり、森の深淵であり、死地である。淀んだ空気が次元の揺らぎから漏れ、溜まり、それに惹かれて魔物が次々迷い込んでくるという 確変大当たり状態となっているのだ) (08/17-23:23:14)
ハイト > (先日、狼青年が魔力の結晶を送ってきた) (08/17-23:24:35)
ハイト > (白い鳥が突然持ってきたという状況だったが、恐らく、彼で間違いはないだろう。 ――現状、一番対処に困っている彼。 右手に握った愛剣の柄の感触を確かめつつ、悪魔は眼前に渦巻く次元の揺らぎと、そこから沸いて出る魔物の大群を睨んだ) (08/17-23:28:26)
ハイト > (大小様々な魔物が己の持つあらゆる力をぶつけてきたのと、悪魔が宙を舞い、地を駆け始めるのは、ほぼ同時だったと思う) (08/17-23:29:53)
ハイト > (仮に自分がこれに呑まれるとして、その瞬間に運悪く彼が居合わせたりしたら。仮に彼があれを殺せたとして、その後一体どんな救済処置を残しておけるか。 思考を巡らせながら、鮮血だの腐臭だの肉塊だの毒霧だの、炎だの氷だの雷だのの中をすり抜け、剣閃を走らせる。喰っては捨て置き、斬り捨てては喰いを ひた繰り返し) (08/17-23:34:51)
ハイト > (自身が呑まれる前から閉じてしまっては意味がない。――何だかんだで やはり覚悟が足りないのだと、つくづく悪魔は思った。けれど、それだけ「今」はとても愉しくて、捨てがたいんだ) (08/17-23:37:02)
ハイト > (地を転がる四肢体躯が増えれば増える程、木々に染み入る血が増えれば増える程、異界から魔物達は誘われ、獲物を狩らんと襲い来た。何体来ても構わない。多ければ多い程良い。好都合だと悪魔の口角が微かに上がるのと、振るわれる白刃の速度が上がったのは同じ頃) (08/17-23:41:00)
ハイト > (数が数だ、無傷で帰ろうなどとは思っていない。しかし身体に幾つ傷が走ろうと、怠る訳にはいかないのだ。 今は、特に) (08/17-23:42:27)
ハイト > (それからどれだけの数をこなしたか―― 燃え尽きたり切り刻まれたりした死体が、堆く積もったり積もらなかったり。ともあれ 最も忌まれるべき森の深淵に位置する次元の揺らぎは、一時的に収縮しているようだった。 血の匂いと瘴気が溢れてはいるが、周囲に魔物の気配は、ない) (08/17-23:49:25)
ハイト > (…否 ここは、収縮させたと言うべきであろうか) (08/17-23:49:47)
ハイト > (不覚にも受けた傷は、大小関わらず完治させなければならない。平常を、保って見せなければならない。 つまりはそれに回すべき魔力と、件のものを抑えるべき魔力は確保出来たので、これでまた数日の内は持つ――と、思いたい) (08/17-23:53:39)
ハイト > はぁ… はぁ… (息が上がるなんて久々。尤も、ここ最近はその機会が増える一方だったのも事実だが。 深呼吸を一つして、心音を落ち着かs――― ) (08/17-23:56:19)
ハイト > ……!! ガ …!!! (08/17-23:57:04)
ハイト > (剣を杖代わりに地へ突き立て、その場に崩れぬよう何とか踏ん張ろうとしたのだろう。墓標が如く立った剣の柄を両手で強く握ったまま、地面に片膝を付いて顔を伏せ) ぐ……く……! (食い縛った歯の奥から押し殺した声は漏れるが、表情は伺い知れない。 ゆったりゆらり、悪魔を取り巻く炎は 反時計回りに地面を這う) (08/18-00:03:12)
ハイト > (ふと瞼を伏せ、意識を、集中 ――まだだ まだ 成していない事がある) (08/18-00:07:25)
ハイト > (額にじっとり汗が浮かんでいるのは、先程の一騒動のせいか、暑さのせいか。ともあれ出来るだけ深く息を吸って、吐いて、まだまだ、集中) (08/18-00:09:03)
ご案内:「常闇の城周辺の森」にクルスさんが現れました。 (08/18-00:09:07)
クルス > (フッ と時空の何処かが歪んだ気配 がするかもしれない。シュルリと夜の闇から空から、解け出るように赤と黒の夢魔が降りたとう) (08/18-00:11:07)
ハイト > (そうして反時計回りに渦巻く炎が失せた頃、森の中に感じる一つの気配に瞼を開いた。嗚呼、早く傷を癒さなければ わかっているのに、身体が動かない) (08/18-00:14:36)
クルス > (スタッ 膝を曲げ地に降り、ぐぐっ!と拳を作って振り上げて) せいっ こう!! ははっ!(周囲の状況を理解する前に、無駄にテンション高くやってきました。Yes!な感で真紅の髪を振るって) ん?(そして数秒の後、やっと気付く。正確には、目視できるほど近くで渦巻いていた炎うが消えた頃。 知った気配と姿がそこにある、と) (08/18-00:16:03)
ハイト > (地に突き立てた愛剣の柄を両手で握り締めながら、片膝着いて俯く悪魔の姿がそこにあろう。 颯爽と現れた夢魔に対し、こちらは重たげにぐぐっと顔を上げ、腕の向こうに見えた相手の姿を確認するのがやっとでありました。自分の腕が、天突く山脈か何かのように感じたそうな) (08/18-00:21:23)
クルス > (前に麗しの主従の従者さま側から聞いたこの地へ、此の度接触を試みましたの図。この喜びようからすると、自世界からでも直接繋げることが出来たのでしょう。 そんな歓喜の叫びが森に響く:解説) ハイト!?(しかしそのテンションも、剣を手に膝を着く彼女の姿を見れば サッ と表情を変えて。トン、トン 一足飛びにそちらへ、崩れかけたその身を抱き起こそうと。 魔物達は今は、周囲にはいないのかしら) (08/18-00:22:07)
ハイト > (魔物の姿は周辺になく、気配も遠い。ここら一帯に蔓延っていたものは、あらかたここに死体として集まっているようです。色々酷い臭いとかするかも知れない。 さて抱き起こされたであろう悪魔は、いつも以上に虚ろな瞳で夢魔の青年を見たならば、ぎゅっと眉間に皺を寄せ) ……何故、ここに (いる、か、来た、か どちらにせよ、人を歓迎するような表情ではない事は確かだ) (08/18-00:27:15)
クルス > (ぐちゃ、と黒いヒールで辺りの肉塊を踏み潰す。足元なんて気にしない見えていない。咽返るような血だって嗅ぎなれたものだもの。 辺りに他の魔の姿も気配もないことだけは確認し、抵抗されなければ抱き上げてしまおう。多少されても、剣ごとでも抱き上げようとする) お前がいる場所だと聞いたから。(だ、といともあっさり簡潔に。しかしそれも、タイミングいいやら悪いやらだな、と溜息一つ) おい、平気か? いや平気でもなさそうだが。 (08/18-00:33:58)
ハイト > (多少抵抗はしたものの、あっさり剣ごと抱き上げられた。剣は 重厚な見た目の割りに軽い。 平気かと訊ねられれば、一度ぎゅっと瞼を閉じ、また虚ろに開いて) ……平気 です … (腹の底から、搾り出した) (08/18-00:38:33)
クルス > 平気じゃないんだな。(お前何故聞いた、と言われそうな言葉を返し、よっ ともう一度抱え直す) で? 魔物退治かの目的は達成したのか?(以前、時狭間のある世界でも魔物を相手にしていたのを思い出す。それから後に、彼女の従者から聞いたことも。 バサッ とその背に蝙蝠の翼を生やし) (08/18-00:42:30)
ハイト > ……ええ… (普段ならだらだら何かを言うところだが、今回は極短く、それだけお答えする模様。もしかしたら、抱き上げてる間にじわじわと熱を感じるかも知れない。それは段々と引いていくようだけれど、最初は結構暑いヨ) (08/18-00:46:00)
クルス > (両方の問い掛けへの返事、と取った。両腕が、熱い。単に剣と魔力を振るっていたからとは思えない感に。 先程見た、炎の名残だろうか。それとも) なら、ちょっと離れるぞ。回復は自分でしろ。 悪いが俺はしてやれない。(自分が出来るのは、真逆の精気を吸い上げることだけなのだ。トン と地を蹴り羽を広げ、少し移動する。風上の、血の匂いも魔の気配もしない場所へ。都合よく視界良好な岩場とかがあれば、そこに。移動の間に、チラ とハイトを見下ろして。じゎ…と触れた指先から、さりげなーく記憶を読もうとするが 可能だろうか) (08/18-00:53:59)
ハイト > (視界良好かは謎だが、森上空を飛んでいるのなら、開けた場所に湖を発見できる。その近くに古城も見えるが、双方結界が張ってあるので、安全である事は簡単に判断できそう。 悪魔は瞼を伏せたままじっとしているが―― 意識ある内は、記憶の波に押し返されてしまうかも知れない) (08/18-00:59:38)
クルス > あれ、お前の住処か?(泉と城。城の方を示し、尋ねる。答えるのが億劫なら、Yes Noを示すだけで良い、と付け加えて。 少し考え、水が澄んでいるなら泉の傍へ降り立ちましょう。記憶を読み取ることは、今はどうも叶わなさそうであれば、精気の欠片ならどうだろう。喰らったことはないはずだが、それは相手の身体と精神の状態を掴めるはずで) (08/18-01:03:32)
ハイト > (こく、と小さく頷くのみのお返事。湖の水は清冽としていて、空気も澄んでいる。 身体の具合は傷が幾つかあるのみで、目立った異常はない様子。精神状態も落ち着いている。 ―― 表層は) (08/18-01:08:36)
クルス > そうか。(短く頷き、そっ と一度泉の傍に彼女を下ろす。指先から得た相手の情報は、表面的にはそう大したことないように思えた。しかし本当にそうならば、彼女はあの場で膝を着いてなどおるまい。ましてや自分に、抵抗もなく抱き上げられるなど) お前、回復術は?他人の魔力は奪えるのか?(重ねて尋ね、バサッ と上着を脱いだ。ヒランヒランとした辺りの布を、ビビッ と破り泉に着ける。軽く濯いで、絞って、また浸して 即席ひんやりタオルの出来あがり! だってハンカチなんて気の利いたもの、持ってないのだもの。程よく湿らせたそれで、傷口を拭って洗い流そうと) (08/18-01:17:06)
ハイト > (傷口に簡易濡れハンカチーフが当てられたなら、まあ沁みるのでしょう、眉がピクッと動き、んッ、と短い声が漏れたり) ……放っておけば…すぐに、治りますから… (その分も足りるよう調達したのだから。件の魔力クラスターと併用すれば、問題はない。 薄く開いた視界の端で、ああお召し物が、などと思ったり思わなかったり) (08/18-01:22:51)
クルス > (なるべく そっ と、したつもりだけどその表情に眉を寄せる。傍から見れば唯の不機嫌顔だが、そうでないのは分かるだろうか) 怪我してるお前を放っておけというのか、俺に。俺からでも魔力が取れるなら、取ればいいだろ。 相模に――相模の記憶を、探った。あいつ、お前のことを知ってるようではあるが、意地でも口を割らなかったからな。(ぎゅ、と絞って傷を拭えばまた浸し、濯いで拭っての繰り返し。 事実そのものではないけれど、嘘ではない言葉を告げて。要は多少の事情は理解している、と) (08/18-01:30:16)
ハイト > ――……… (眉間にまた皺が寄り、視線がお召し物から真っ暗な空へ。介抱を受けつつ、少しの間、沈黙して) ……魔力は足りています… …そちらの心配は…お構いなく (そちらとはどちらか、明確には言わなかったけれど、ともあれ、傷口を拭って頂く事からまで逃げるなんてのはしないようだ。 それ以外の事は、口にしない) (08/18-01:35:58)
ご案内:「常闇の城周辺の森」にクルスさんが現れました。 (08/18-01:43:51)
クルス > 今は、だろ。(付け足し、粗方血が流せれば最後のじゃぶじゃぶ。キレイになったそれで、きゅ と腕や脚に目立つ傷があれば結ぼう。後ろ編み上げのタンクトップシャツ1枚で、ざぶ、と手を洗い簡易ではあるが手当は終了) あれだけ屠って、どれだけ持つ?(彼女の剣の効力については知らない。が、意味もなくあれだけの数を相手にするとは思えなかった。 恐らく何らかの手段で、戦いによって魔力を得ているのだろうと) (08/18-01:47:28)
ハイト > (腕や脚にある目立つ傷は片手で足りる程度。上質であろう包帯を巻かれながらも 不満そうな表情を浮かべたが、どれだけ持つかなんて訊ねられれば ふとその表情も失せて) ……さて… (吐くつもりがないのか、ただ単に億劫なだけか。ともあれ悪魔は適当に返事をして、再び瞼を伏せた) (08/18-01:55:43)
クルス > 痕、残らないだろうな。(ぽつり。心底からの呟きではあるが、これは独り言だ。返事のない様子には) 強情。こんな姿、相模が見たら血相変えるぞ。(言いたいことは言って、フンと鼻を鳴らした) (08/18-02:02:08)
ハイト > ……。 (ゆるり、瞼が開く。それから緩慢な瞬きを幾つかして) ………そう…でしょう…ね…… (言いながら上体を起こし、出しっぱなしだった剣は炎に変えて手元から消して) …それでも …私は、…… (続く言葉は、飲み込んだ) (08/18-02:09:33)
クルス > (手元から消える剣に、あぁそういえば。と思い出す。部分的に千切られ、最早服としては機能しない黒衣を広げれば、バサッ と掛け布団でもするかのように相手に被せる。そのまままた、膝に頭を乗せる形にして抱き上げれるだろうか。 元服を被せたのは、「起き上がらずに寝てろ」の意だろう) 話す気がなかろうと、どうせ辿り着かれる。犬はしつこいからな。(失礼にも彼を犬呼ばわりし、少し間を空けて) 俺もな。(と付け足した) (08/18-02:18:00)
ハイト > (ブランケットよろしく掛けられた 無残な姿のお洋服をこっそり摘んで、あーあって顔をした。のは置いといて、ふうと溜息を吐いてお膝元…の脇に頭が来るよう位置調整をして、再び横になると) ……とんだ物好きだ事で… (そのまま傷の治癒に取り掛かるべく、眠りに就こうとするよう) (08/18-02:27:37)
クルス > 変わりものには変わりものが付くんだろ。(ハ、と少しだけ、今日初めて笑った感。それからチラ と暗い空を、その先にある先程見た城を見上げて) 勝手に届けるぞ。(お前のこと、と眠る間近の相手に声を掛ける。それか家に連れて帰る、と) (08/18-02:31:42)
ハイト > (笑った様子の相手の声調に、困ったような諦めたような息がまた漏れた) ここで十分です… (と言ってはいるものの、一度眠ってしまえば何処へなりとも持ち運び可能になるのも事実だ) (08/18-02:37:13)
クルス > こんなとこに置いていく訳ないだろ。(ぺち、と怪我人に鞭打つ。正しくは額を軽く叩く。女性の顔に何てことを! そのまま額に冷たい手を当て、寝入るのを見つめよう。 じゎ…と少し、ほんの少しずつ、そうしながらも悟られぬ程度のスピードで相手の精神を浸食しようとしながら) (08/18-02:42:14)
ハイト > (こちらの額もそろそろひんやりしてきている頃だろう。額に喰らった衝撃にじとっと相手を睨んだものの、ふいっと可能な限り顔を逸らして眠りに入っていくよう。うつらうつら、意識が遠ざかれば遠ざかる程、そして巧妙に侵食すればする程、これの精神に入り込む隙間が生まれる) (08/18-02:47:15)
クルス > (猫の姿の寝顔は見たことがあれど、これは中々貴重な光景の予感。睨まれたってどこ吹く風だろう。チラと見える寝顔と、うつらうつらな様子に ドキ と柄にもなく胸が高鳴った。 一瞬途切れ掛けた集中力を、慌てて戻しじゎじゎと浸食を続ける。何処か、何処か、意識が落ちるのと同時にシュルリと入り込む隙を探して) (08/18-02:51:50)
ハイト > (吹き荒れるノイズの嵐が、ストン、と止む。治癒に集中しているためか、普段より意識が途切れるのが早かったようだ。 今なら精神世界に入り込めそうだが、さて) (08/18-02:57:20)
クルス > (今まで幾人となく入り込み探って来たヒトの精神だが、途切れないノイズというのは珍しかろう。フッ と止んだそれに、沈黙しながらもジリ…と触れた指先に力を込めて。 それは肉体的な力ではなく、夢魔としての力。水の中に沈むように、スゥ と一息で彼女の内側へと入り込もうと試みる。 さぁ とぷん、と沈むことは可能だろうか) (08/18-03:01:48)
ハイト > (可能。クルスは、ハイトの精神世界に入り込んだことになる) (08/18-03:03:11)
ハイト > (悪魔の精神世界が如何な場所であるか、それはまた、次のお話――) (08/18-03:04:30)
ご案内:「常闇の城周辺の森」からハイトさんが去りました。 (08/18-03:05:21)
ご案内:「常闇の城周辺の森」からクルスさんが去りました。 (08/18-03:05:39)
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