room01_20130824
ご案内:「岩場の温泉」にlavenderさんが現れました。 (08/24-11:08:03)
lavender > (眠ったように目を閉じたまま、尻尾の先を湯の中に付けていた花ドラゴン。 猫の兄妹がやってきても、こっちに襲い掛からなければ、動かないまま。 湯気ですっかり濡れた体は、置物の様に見えたかもしれない。 岩陰に隠れて見えなかったかもしれない。 ただ、目を閉じていても起きてはいて、その会話は耳に届いていた。)((『どのようにしたら、伸ばした手を取ってもらえるだろうか。』))(女の子の声だ。 目を閉じたまま、声に耳を傾ける。 口は噤んだまま。)((そうね。 れすは、とてもとても優しい子なの。 だから、皆がとてもれすを愛していて、心配して、戻ってきてって思っているその思いが届いたら、れすはきっと手を握り返してくれるって、私はそう信じるわ。)) (08/24-11:15:10)
lavender > (直ぐに手を伸ばすのは、難しいかもしれない。 だって、誰も変わりにはなれないの。 心にあいた穴は、同じ想いでしか、本当に塞ぐのは難しい。 ─だけど。) ((代わりには、なれないけれど、少しずつ、少しずつ。他の愛で心を一杯に出来たなら、その傷もきっといつか消えるのよ。 ねぇ、れす。貴女を思う人は、こんなにも沢山居るわ。 彼の変わりにはなれないけれど、それでも、みぃんな貴女を愛しているのよ。)) (そ。小さく目を開けて。 同じ様にれすの目覚めを待つ、猫の兄妹の方へそぉっと近づけば、また同じ様に並んで、大好きな彼女が目覚めるのを、そのまま温泉の縁で待ちましょう。) (08/24-11:21:57)
ご案内:「岩場の温泉」からlavenderさんが去りました。 (08/24-11:22:16)
ご案内:「岩場の温泉」にlessさんが現れました。 (08/25-01:50:45)
less > (今日も少女は目を覚まさない。深い眠りの中。仄かに明るい水の中。) (08/25-01:52:13)
less > (傷が癒されると同時に壊れた心もまた修復にむかっていた。望んでいたものとは違っていても少女は確かに愛されている。あの頃とは、もしくはあの未来とは違うのだ。) (08/25-01:56:24)
less > (少女は狂気に蝕まれている。その狂気に共に落ちて行くのは世界でだった一人だけ。それは件の少年ではない。) (08/25-01:57:21)
less > (如何にこの温泉が精神までも癒しても少女に巣くう狂気までは癒せない。孕んだ狂気は少女をどう変えていくのか。それはまだ誰にも分からない。) (08/25-01:59:12)
ご案内:「岩場の温泉」からlessさんが去りました。 (08/25-01:59:17)
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